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2018年海外ドラマ 勝手に個人賞

2019-01-06 08:00:00 | 海外ドラマ
2018年の海外ドラマのベストに続き、
映画同様、海外ドラマでも個人賞を勝手に決めてみる。


主演男優賞:リチャード・マッデン「ボディガード -守るべきもの-」

「glee」ファンとしては「アメリカンクライム~」のダレン・クリスを推したいところだったが、リチャード・マッデンの迫力は別格だった。恐れ、慄き、怒り、悲しみ、全身の毛穴から発せられる激情の生々しさたるや。「真に迫る」という表現が一番しっくりくる。

主演女優賞:レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」

彼女のパフォーマンスは痛快で最高だった。「ハウス・オブ・カード」での暗い役柄から一転(反動!?)、どこまでもポジティブな女子をエネルギッシュに演じ、観る者を魅了する。50年代ファッションの着こなしもバッチリ。

助演男優賞:エドガー・ラミレス「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」

伝説的デザイナー「ヴェルサーチ」。ラテン系でワイルドな役柄の多い彼が、繊細な同性愛者かつ、カリスマ性を帯びる天才を見事に体現。その存在感に犯人の憧れとなった必然性を強く感じさせた。

助演女優賞:パトリシア・クラークソン「KIZU-傷 -」

このドラマでの彼女は「魔女」だった。妖艶で残酷。異常的母性。絡みつくような負の魔力で、文字通りに物語を支配する。

新人俳優賞:ビクトリア・ペドレッティ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」

個性豊かな5人兄弟のなか、末っ子を演じた彼女。唯一「死」を知るキャラクターだったが、その表現力は際立っていた。映画界でも今後活躍しそう。

ベストエピソード:ジ・アメリカンズ シーズン6 エピソード10「START」

ドラマの終着点。すべてに「ケリ」をつけた最終回を、胸が張り裂ける思いで見届ける。「終わり」なのに「始まり(START)」。文句なしの神回。


2018年映画 勝手に個人賞

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