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ゲーム・オブ・スローンズ 第二章 【感想】

2013-12-30 10:21:17 | 海外ドラマ


ゲーム・オブ・スローンズの第二章を見終わる。
第一章と同じ全10話。あっという間に終わる。
感想も第一章と同じ「早く第三章を見たい」。

面白い。止まらない。
続きの展開が気になって仕方なくなるタイプのドラマだ。

戦いの火蓋を切った第一章。
第二章で大きな変動があると思いきや、まだ動かない。
原作は第7部まであるとのこと。壮大な物語のまだ序盤である。

第一章を見終わってから4ヶ月くらいしか経っていないが、
登場人物が多く、その相関も複雑であるため、
出だし、第一章からの前提がなかなか思い出せず追いついていけない。
ドラマの公式HPに相関図があって助かる。
この原作小説を読み込んでいる人は読解力があるなーと感心する。

このドラマの魅力は、スターク家のサンサのこのセリフに象徴される。
 「悪者は生き延びる」

正しき者が勝者ではなく、悪い者でも強ければ勝者になる。
それをまざまざと見せつけるドラマだ。
女、子どもへの暴力を御法度にしているアメリカには珍しく、
直接的な描写は避けているものの、そのあたりに踏み込むシーンも多い。

正義の王族であるスターク家の苦難は続く。
長男のロブは父の復讐のために挙兵し、快進撃を続けるが、狂王にまだ届かない。
長女のサンサは引き続き、父を殺した鬼畜狂王にいじられる。
次女のアリアは男子に変装して逃亡する。
次男のブラン(可愛い!)は裏切ったシオンにより城を追い出される。
ブランの「誰も傷つけないって言ったじゃないか!」に半泣き。

心優しきスターク家の幸せを節に願うが、
第一章から引き続き、スターク家を痛めつけるドMな展開だ。

だけど、そのスターク家の動向ばかり、気にしていられない。
「ナイツ・ウォッチ」となったスターク家の落し子ジョン・スノウの動向、
バラシオン家のスタニスの逆襲、ドラゴンの母デナーリスの険しい旅路。。。
などなど、見所が盛りだくさんで目が離せない。

そして第二章で印象的だったのは、物語を盛り上げる女性キャラたちだ。
皆、もれなく魅力的だ。豊満な裸体を惜しみなく魅せる。エロさよりも美しさ。
戦乱の時代を生き抜く強かさも兼ね備えて、一層盛り上がる。

フラストレーションを抱えながらも夢中になる感覚。

「インプ(子鬼)」こと、小人症のディリオンが前章以上にカッコいい。
真の愛に目覚めた、シェイとのロマンスにグッときた。
演じるピーター・ディンクレイジ、相変わらず巧い。

互いを牽制し合い、緊張感たっぷりの展開が多い本作にあって、
和気あいあいとしているメイキング風景が見たい。

第三章はアメリカでは、既に6月に終了している模様。
早く日本で放送してほしい。











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