最近、2週間に1、2回のペースで大阪に出張する。
出張先は大阪城の目の前で、出張先の建物の窓から大阪城が一望できる。
先日、出張先のクライアント担当者から大阪城が映画の完成披露で
真っ赤にライトアップされたという話を聞いた。
その映画が「プリンセス・トヨトミ」だ。
ユナイテッドシネマ浦和でのポイントが貯まり、
無料で一本見られるようになっていて、
大阪出張での話のネタになればよいと思い、
久々の邦画「プリンセス・トヨトミ」を観る。
内容は現代のおとぎ話。
豊臣秀吉が没した戦国時代末期から現代に至るまで、
大阪に「大阪国」という架空の国が存在したという話だ。
この手の突飛な話をベースにした邦画は、久しくありそうでなかったように思う。
基本原作の力によるものなのだろうが、面白いアプローチだなと思った。
しかし、話のクライマックスにつながるトリガーが「え、そんなんで??」と
ツッコミたくなるほどショボかったり、物語のキーとなるはずのプリンセスにあたる女子と、
親友の男子のキャラ設定が意味不明で微妙だったりと、大事なところで気が抜けたりするので、
この映画のミソである、寓話に隠れた本来のメッセージがイマイチ響かないのが残念。
映画としての完成度は想定内であったが、
「大阪」を感じる映画としては十分楽しめた。
「大阪国」という設定が、(たぶん)日本一土着愛のある大阪府民の気質や、
府民同士の連帯感の強さをよく表しているし(時に排他的にも映るが)、
グルメ天国大阪にあって、シズル感たっぷりの食のシーンが印象的だ。
「チャポン」と、揚げたての串かつをウスターソースにくぐらしたり、
油をシュまして焼き上げたお好み焼きを、チリトリ風鉄板を経由して目の前に出したり。。。
映画の中では、典型的な大阪グルメしか出ないものの、
大阪の食は優秀だなと思わず唾を飲む。
本作、大阪を感じる映画としては「どついたるねん」以来の佳作。
明後日、また大阪に行く。
打ち合わせが18時までに終われば
絶対お好み焼きを食べにいこう。。。
【55点】
出張先は大阪城の目の前で、出張先の建物の窓から大阪城が一望できる。
先日、出張先のクライアント担当者から大阪城が映画の完成披露で
真っ赤にライトアップされたという話を聞いた。
その映画が「プリンセス・トヨトミ」だ。
ユナイテッドシネマ浦和でのポイントが貯まり、
無料で一本見られるようになっていて、
大阪出張での話のネタになればよいと思い、
久々の邦画「プリンセス・トヨトミ」を観る。
内容は現代のおとぎ話。
豊臣秀吉が没した戦国時代末期から現代に至るまで、
大阪に「大阪国」という架空の国が存在したという話だ。
この手の突飛な話をベースにした邦画は、久しくありそうでなかったように思う。
基本原作の力によるものなのだろうが、面白いアプローチだなと思った。
しかし、話のクライマックスにつながるトリガーが「え、そんなんで??」と
ツッコミたくなるほどショボかったり、物語のキーとなるはずのプリンセスにあたる女子と、
親友の男子のキャラ設定が意味不明で微妙だったりと、大事なところで気が抜けたりするので、
この映画のミソである、寓話に隠れた本来のメッセージがイマイチ響かないのが残念。
映画としての完成度は想定内であったが、
「大阪」を感じる映画としては十分楽しめた。
「大阪国」という設定が、(たぶん)日本一土着愛のある大阪府民の気質や、
府民同士の連帯感の強さをよく表しているし(時に排他的にも映るが)、
グルメ天国大阪にあって、シズル感たっぷりの食のシーンが印象的だ。
「チャポン」と、揚げたての串かつをウスターソースにくぐらしたり、
油をシュまして焼き上げたお好み焼きを、チリトリ風鉄板を経由して目の前に出したり。。。
映画の中では、典型的な大阪グルメしか出ないものの、
大阪の食は優秀だなと思わず唾を飲む。
本作、大阪を感じる映画としては「どついたるねん」以来の佳作。
明後日、また大阪に行く。
打ち合わせが18時までに終われば
絶対お好み焼きを食べにいこう。。。
【55点】
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