洋画編に続き、2014年の日本映画のベストを決めてみる。
洋画と比べて観た本数が少ないため、TOP5まで。
【1位】 かしこい狗は、吠えずに笑う
【2位】 百円の恋
【3位】 るろうに剣心 伝説の最期編
【4位】 紙の月
【5位】 青天の霹靂
【次点】 「愛の渦」「WOOD JOB!」「蜩ノ記」
1位に挙げた「かしこい狗は、吠えずに笑う」は本来2013年公開の映画なのだけれど、限定公開であったため、DVDレンタルで広くリリースされた2014年作としてカウント。無名の監督、しかも自主製作という低予算で、こんなに面白い映画を撮れる逸材がいたんだ、と衝撃を受けた。若き新星、渡部亮平監督に日本映画界がこれから多くの機会を与えることを強く願う。DVDレンタルでは不人気のようだが、もっと認知が広まってほしいと思う。
2位~4位は結構順当。
5位の「青天の霹靂」は芸人監督として、批評家からは歓迎されてないみたいだが、実に良く出来た映画だったと思う。同じ芸人監督の松本人志や品川とは比較にならないほどだ。映像作家として確実にセンスを持っている。劇団ひとりならではユーモアセンスは、他監督が持ち得ない大きな武器であり、今後の彼の作家性になると思う。また映画を撮ってほしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます