今年も1年間の総括として、ベスト映画のトップ10を決めようと思った。見た映画をあれこれ振り返ったが、今年は洋画の豊作年であったため、10本に絞ることが難しかった。そこで、20位から決めてみることにした。11位から20位までを一旦まとめてみる。11位~15位までは、トップ10に入れても良かった映画。
11位 レディ・プレイヤー1
80年代とサブカルが握手。3DによるVR体験に激しく感動。不変のゲームの本質。
12位 シェイプ・オブ・ウォーター
異形のラブストーリーは、残酷でグロテスクで妖艶で美しい。デル・トロ映画の到達点。
13位 search/サーチ
オンライン社会のリスクと可能性。PC画面で”今”を切り取った珠玉のサスペンス。
14位 スリー・ビルボード
裏側に隠れた正義。怒りから赦しへ、重厚な人間ドラマに昇華。「オレンジジュース」。
15位 インクレディブル・ファミリー
あふれ出るアイデアを、アニメとフィクションの世界で遊ぶ。破天荒超絶アクション。
16位 クワイエット・プレイス
アイデア勝負に倒れない頑丈な脚本。血が通う家族の絆。静寂の劇場を取り込む世界。
17位 君の名前で僕を呼んで
北イタリアの楽園に訪れた運命の出会い。愛することの悦びと痛み。新星俳優の輝き。
18位 フロリダ・プロジェクト
もう1つの夢の国は残酷な現実と隣り合う。カラフルな魔法の世界で子どもたちが躍動。
19位 しあわせの絵の具
風変わりだが愛に満ちた2人の夫婦生活を綴る。モードの絵は2人の愛の結晶体。
20位 ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
「北欧の冷血とNYの悪童」対照的に見えた2人の根底にある繋がり。テニスの精神的魅力。
ベスト10(【洋画編】)に続く。
1−10の発表、楽しみです!
それも納得感がありますが、映画は本当に個人の感覚で変わりますからね~。