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マイティ・ソー/ダーク・ワールド 【感想】

2014-02-08 01:32:38 | 映画


マーベル映画はもれなく観ないと気が済まない。

楽しみにしていた「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」を観た。

客席を見渡すと30代40代女性が多いことに驚く。ロキ様人気だろうか。

前作の倍以上面白かった。
惜しみないサービス精神に満足。満腹だ。

前作「マイティ・ソー」の続編かつ、
「アイアンマン3」同様、「アベンジャーズ」の話の流れを汲んでいる。
マーベル映画に「アベンジャーズ」という映画がもたらしたインパクトを再実感する。

特に「アベンジャーズ」のきっかけを作った「ロキ」が、
本作の主要キャラであることも大きいだろう。

(Xメンを除いて)マーベル映画にはあまり深いドラマを期待していない。
独特の世界観と、ヒーローの超人ぶり、迫力のビジュアルだけで楽しめる。
どんだけ視覚的に楽しませてくれるか。その点で、本作は前作を大きく上回る。
3D映画として作られたことも大きく、多用される3D表現が、2Dで見ても面白い映像になってる。

超人パワーが封印されていた前作から一転、ソーは持てる超人パワーを
惜しみなく魅せる。強い。ひたすら強い。ハンマーが武器ってやっぱ素敵だ。
ハンマーをぶん回し、ハンマーに乗って空を飛び、雷を好きなだけ操る。
殴打系アクションが多いのも本作の魅力だ。

物語の主戦場がアスガルドであることも嬉しい。
その壮大で美しい景観が大スクリーンに映える。
乗り物などのガジェットのデザインも冴えている。
敵軍がアスガルドに侵略するシーンはさながらスターウォーズだ。
既視感よりも面白さが先に立つ。ヘイムダルの活躍も楽しい。

ロキ演じるトム・ヒドルストンが相変わらずキレている。ミステリアス&クール。
製作側もロキ人気を意識してか、ソーを食ってしまいそうなほどの露出度だ。
コメディエンヌとして役割を果たすカット・デニングスの甲高い声と豊満ボディも見所。

ド迫力のクライマックスシーンに、畳み掛けるアクションかと思いきや、
「このタイミング?」といった脱力系な笑いを仕掛けてくる。結構ツボに入った。

冒頭シーンの異種の軍勢バトルから、エンドクレジット後のおまけシーンまで抜かりない。
久々に楽しめたマーベル映画だった。

【70点】












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