本日の日経朝刊コラム「春秋」より。
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▼日本の「子供」は増えているか、減っているか。小さい子は減少の一途をたどる。しかし親と生きる人、と解釈するなら話は別だ。いま親が存命中の人は、大人から赤ん坊まで約8700万人。総人口の7割だという。試算をまとめた博報堂生活総合研究所は、少子高齢化とは見方を変えれば「総子化」だと位置づける。
▼「子供」の平均年齢は終戦直後こそ10代だったが現在33歳。20年後は40歳近い。存在感を増す大人の親子。一緒に旅を楽しんだり、起業したり。転職、子育てと、力を合わせて何かに挑戦したり、人生の困難を乗り切ったりという例が増えているそうだ。高齢化を嘆くより、家族の力を生かす。前向きな発想で生きたい。
総人口の7割が「子」である時代…
確かに自分自身、両親健在、さらに祖母も一人健在であり、ヨメさん方も同様。
年齢的には立派なおっさんであり、独立した生計を営んでいるとはいえ、どこかまだ精神的に「庇護下」にあるような気分が抜けないのは正直なところ。
親の世代のほうが総じて裕福だし、なんだかまだまだ意気軒昂だし…
コラムにあるように「力を合わせて」 と前向きに捉えるのもよいけど、本当は親の世代を凌駕するくらいの勢いを我々の世代がもっと持たなきゃならんのだろうなぁ…