徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本旅行-東京旅行3日目

2011-10-03 00:42:29 | 日本



ソクチくんと日本旅行を決めたとき、ソクチくんが

日本で花火を見たい

と言ったので、私たちが日本に滞在するときに開催される花火大会をネットで調べたら、今年は大震災の影響で自粛が多かったのと、旅行の時期が既に花火大会のピークを過ぎている、ということで、1件しかヒットしなかった。

その花火大会にあわせて東京方面に行くことにし、私の大学時代からの親友にも『そのあたりでもし時間があったら会いましょう』と連絡したら、

うちの屋上から花火、見られるよ!

と連絡があり、東京滞在3日目は彼女と彼女の家族と過ごした。

最初に行ったのは、江戸東京博物館。東京ゾーンは西洋からのものだから、ソクチくんはあまり興味がなかったようだったけど、江戸ゾーンは楽しんだようだった。

ここの博物館では、纏(まとい)や千両箱、肥桶を実際に持ち上げてみる(一定の高さ以上に持ち上げられないように鎖付き)ことができて、最初の纏は私も持ちあげてみたけれど、重かったのでそのあとの千両箱や肥桶は持ち上げなかった。ソクチくんは全部軽々と持ち上げたけれど、

鎖が短すぎ

だった。
纏は想像以上に重く、昔はこれを振って目印にしていたなんてすごいと思う。

博物館を出た後お昼ごはんを食べ、彼女の家族と一緒に清澄庭園(写真)へ。この庭園は回遊式庭園で、私たちもぐるっと回遊して庭園を楽しむことができる。どうやらこの庭園を作った人が石好きだったようで、全国から集めた石が配置されている。

また、庭園をぐるっと回遊するのに、ただ池の周りを歩くのではなく、石をとびとびにおいてそこを歩くようにしたり、と、楽しく歩けるようにされていた。ただ、大震災の影響で橋が渡れなくなっていたり、積まれていた石の塔が倒れたままだったりし、東京もかなり揺れたんだな、と改めて思った。

その後、ふらふらと歩きながら友達の家に向かった。途中、ソクチくんが

箱庭と小さい田んぼ

を見つけ大喜びした。持ち主の男性がもどってきたので、少し話をしたら、ソクチくんが大喜びしたことがうれしかったようで、いろいろと話をしてくれた。

友達の家に行ったら、先に戻っていた関西出身の旦那さまがタコ焼きとお好み焼きを焼いていてくれ、美味しく頂いた。たこ焼きはふわっと焼けていて、本当においしかった。

さて、夕食の後は花火大会。『屋上で見たい』と言う人が多かったので、私たちは後半部分を屋上からみた。やっぱりきれいだった。同じ種類の花火が数分間いくつも打ち上げられ、その後1分程度休み、また花火打ち上げ、というスタイルはドイツと違った(しかも、日本は音楽なし)ものの、ソクチくんは十分花火を堪能したようだった。私も7年ぶりの日本の花火をしっかりと味わった。

さて、屋上で花火を堪能した後、彼女の部屋に戻ると、

かき氷

が用意されていた。かき氷も、『ソクチくんに日本で味わってもらいたいもの』の1つだった。日本経験のあるドイツ人にはかき氷は賛否両論。ただ氷を割ったものに人工着色料をかけるなんて。という人もいれば、美味しい、という人もいる。ソクチくんは人工着色料にわりとと敏感だからどうだろう、と思ったけれど、

おいしい

という反応だった。その後の旅行で何度か、自発的にかき氷を食べていた(『すごい色だね』とか言いながら)。

3日目も楽しく過ごせた。


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