徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2018年初夏)-姫路編その2

2018-06-05 01:17:19 | 日本


姫路観光2日目は、ラストサムライのロケにも使用されたという、書写山の圓教寺に行った。ロープウェイで登り、そこから仁王門へ行く途中の姫路市がよく見える場所で『ここから姫路城が見えますよ』と説明している男性に会った。

その男性が『あそこに丘が見えるでしょ。そこから右に行って…』と詳しく説明してくれたけれど、残念ながら私には見つけられなかった。その男性によると、『お城を「白い」と思っていたら見えません』とのことだったので、見つけるのは難しいと思う。

その男性は、ラストサムライ撮影時の(主に)トム・クルーズの話を面白おかしく話してくれて面白かった。

写真は圓教寺の摩尼殿。京都の清水寺と同じ舞台造。

摩尼殿からもう少し歩くと、大講堂、食堂、常行堂がコの字に並ぶ三之堂に出る。私たちが行った日は文化財特別公開をしていて、大講堂や常行堂のご本尊などを見ることができた。常行堂のご本尊は阿弥陀如来坐像で、頭部の螺髪が青っぽくなっていてびっくりした。

食堂は本来は、修行僧の寝食のための建物らしい。総二階なのも珍しいけれど、内部が広大な1室なのも珍しい。現在は、1階が写経場、2階が宝物の展示場となっている。

さて、私たちが書写山に見学に行った日は、書写山スタンプラリーが開催されていた。

ロープウェイ内で案内があり、スタンプラリーの台紙はその山上駅で入手でき、摩尼殿、三之堂、開山堂、ロープウェイの山麓駅、そしてゴールの書写の里・美術工芸館でそれぞれスタンプを押し、

スタンプが5つそろえば参加賞プレゼント!

となっていた。美術工芸館はロープウェイの山麓駅から少し離れているけれど(徒歩圏内)、参加賞をもらえるなら、と、友人の子どもたちと一緒に私たちも1枚台紙をもらった。

美術工芸館の入り口ドアに「スタンプラリー開催中。

抽選で景品をプレゼント

」と書かれていたので、私たちは思わず『あれ?参加賞じゃなくて抽選?』と顔を見合わせた。

とりあえず最後のスタンプを押し、係の人のところに紙を持っていったら、『はい、ボールを1つひいてください』と言われたので、くじ運のない私よりも、無欲なソクチくんがひいたほうが当たるかも、とソクチくんにお願いしたら、『あおのスタンプラリーなんだから、あおがひくべき』と言われ、どちらがひくべきか話していたら、係の人が、『お二人とも書写山に行かれたんですよね?だったら

1人ずつひいてください

』と言ってくれたので、ボールを2つひいた。なんて太っ腹なんでしょう。

ソクチくんが当てたのは千姫のポーチ。私は「この3種類の中から1つ選んでください」という、本当の

参加賞

だった。私は『官兵衛を訪ねて』という、兵庫PRのDVDを選んだ。その他の景品はクリアファイルなどあり、想像よりも豪華な『参加賞』だった。




圓教寺見学後は、ドイツのノイシュバンシュタイン城を模した白鳥城がある太陽公園へ行った。帰りの電車の時間が近づいていたので、行くのを止めようかとも思ったけれど、友人の子どもたちが『ぜひ行きたい』と言うし、ソクチくんも

ノイシュバンシュタイン城に行ったことがない

ので、行ってきた。

遠くから見ると本当にノイシュバンシュタイン城だった。
近づくと、やっぱり新しいし、使っている素材も異なるので、同じ感じには見えなかったけれど、十分似ていると思う。

内部はトリックアート展になっていたので、子どもたちは結構楽しんでいた。
その他の展示物は、世界の衣装だったり、くるみ割り人形やその工房を再現したものや、

ノイシュバンシュタイン城の王座の間(王座に座って記念撮影可)

などがあった。

この太陽公園は、白鳥城のある城のエリアと、凱旋門やピラミッドなどの建造物・石造彫刻の石のエリアに分かれている。

城のエリアを見学し終わった段階で、『1時間後くらいには駅に行きたいよね』という時間になったが、友人の子どもたちが『せっかくだから石のエリアも行きたい』というので、友人の旦那さまと子どもたちは

走って

石のエリアを見学することにした。パンフレットによると、石のエリアの平均所要時間は120分となっている。さて、どのくらいで戻って来るかな、と思っていたら(私たちはお土産屋さんで待機)、

30分

で戻ってきた。

話を聞くと、建造物に走って行って写真を撮って、また次の建造物に走って行って、を繰り返したらしい。一緒に行かなくてよかった、と心底思った。

これで姫路観光終了。国宝からテーマパークまであって面白かった。
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