天気が良かったある週末、珍しく散歩に出た。目的地はミル(辞書によると粉砕機)がいくつか点在している場所で、私が住んでいるエリアでは割と有名な散歩コースになっているらしい。
駐車場に車を止め、1時間程度歩いてミルを3軒ほど見て同じ道を引き返し、駐車場そばのミルでランチをした。
ミルってなんだ?風車?水車?粉をひいているの?と思いながら歩いたけれど、見たミルはどれも写真のようにごく普通の建物に見えた(建物のデザインは素敵)。夏季休暇中だったけれどレストランになっていたり、完全私有地で「立ち入り禁止」のサインがあったりして中に入れなかったのでよくわからなかった。
散歩コースは砂利道。散歩コースはこっち、という矢印が時々出ていたのでそれに沿って歩いていたら
私有地につき、通り抜け禁止
のサインに出くわした。
が、そのまま歩いて行ったら、別の道との合流地点に「散歩コースこっち」と、私たちが歩いてきた道(通り抜け禁止のサインが出ていた道)を指すサインが出ていた。通り抜けていいのだろうか。
さて、ランチを食べるつもりでいたミルは、点在しているミルの中でももっとも人気がある、というので、期待していった。
ミルの見学ができたので入ってみた。水車だな(何を粉砕しているのかは不明)。
このミルの周囲には、パン屋さん、オーガニック製品を売るお店、料理を購入できる屋台があり、確かににぎわっていた。屋台で購入した料理は、屋台向かい側にある広い庭で食べることができ、とても快適だった。その庭では鶏が放し飼いになっていて、鶏は
子どものいる場所
に行き、子どもの食べこぼしをつついていた。
そのほかにも、フェンスに囲まれた場所だったけれど、すぐそばにはロバが放し飼いになっていたりして、とてものどかな場所だった。