徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

コロナ-現状

2021-11-17 16:35:55 | Weblog
ICUが満床に近くなってきたようで、3段階の制限のうち、一番高い制限(警報段階)となった。

とはいえ、ワクチンを接種していたり、コロナ感染から快復後半年以内の人にはあまり関係ない制限かな、と思う。ただ、10月中旬から原則有料になった迅速検査が再び週1回無料になったので、ワクチン接種済みあるいは快復済みでも「迅速検査で陰性証明があるとなおいいですね」というアドバイスが出た。

日本の報道でドイツのワクチン接種率が高くないことを知ったので、比べてみた(どちらも12歳以上の人口に対して2回接種が済んだ人の割合)。
私が住んでいる州:74.1%
私が育った日本の市:83.4%

確かにドイツのほうがびっくりするくらい低い。周りを見てドイツのほうが接種率が低い理由はなんとなくは気が付いてはいたけれど、先日、ニュース週刊誌Spiegelのオンラインに「南ドイツ、オーストリア、スイスでワクチン接種が進まない理由」として「人智学(アントロポゾフィー)が挙げられる」という記事が出ていた。私がなんとなく思っていた理由と一致した。

さて、日本で報道されているように、ドイツの感染者は大変なことになっている。去年の12月も「大変なことになっている」状態だったけれど、今はそれを突き抜けている。

去年の12月、ソクチくんの職場(州の機関の1つ)に保健所からヘルプの要請が来た。「システム整備、人員増強をしているけれど間に合わないので、勤務時間を保健所のヘルプにあてられる人は手伝ってほしい」と。

また、ソクチくんの友人で看護師をしている人がいる。彼はコロナとは関係のない科に勤務しているけれど、去年の12月から今年の1月上旬までコロナ病棟の応援に行っていた。防護服を着たりして彼自身も大変だったけれど、彼が勤務していた科では、人員の増強がなく、同僚がその穴埋めをしないといけなかったので、同僚に腰痛が出たり、と、コロナ病棟に行かなかった同僚も大変だったと言っていた。

それくらい大変だったけれど、今は当時の

2倍程度

の感染。

Robert Koch-Institutが感染状況を発表しているけれど、少し前から今まで見なかった

紫色

が出てきた。紫は、過去7日間の10万人あたりの新型コロナウイルス新規感染者が1,000人を超えたエリア。今日は9つの自治体が紫色。

日本の私が育った市は、ここ数週間は、新規感染者はゼロだったり1人2人だったりで、過去7日間の10万人あたりの新型コロナウイルス新規感染者は

1.5弱

くらい。私が今住んでいる市は、350。ワクチンやマスク、手洗いうがいの効果かな、と思う…

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