徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国(2017年初夏)-空港・飛行機編その2

2017-06-25 02:56:17 | 日本



日本からドイツに戻るときは若干の早着でフランクフルトについた。セキュリティも入国審査も空いていたのであっという間にドイツ国内線の出発ゲートに到着した。

搭乗開始までにはまだ30分以上あるな、と思っていたら、SMSが届いた。何だろう、とみてみたら、

ルフトハンザからフライトキャンセル

のお知らせだった。

ゲートのカウンターにスタッフがいたので、すぐに詳細を聞きに行った。私は3番目にカウンターに到着したけれど、その後もスマホを片手に持った人がわらわらとカウンター周辺にやってきた。

スタッフが1人目の対応を終了したところで電話を取り、詳細な情報を得たようで、私たち全員に向かって案内をしてくれた。まとめると、

雷雲が近づいているので、フライトはキャンセル。そのあとの便もおそらくキャンセルになるので、ホールAのバンド5で荷物をピックアップして

電車で

目的地に行ってね。ボーディングパスは電車のチケットに変更してね。
ということだった。

ボーディングパスから電車のチケットへの変更は機械でもできるようだったけれど、私は3番目に並んでいたこともあり、カウンターで変更してもらった。

さて次は、荷物のピックアップ。「ホールA」と言われたけれど、そのホールAの場所が分からない。カウンターのスタッフは1人で、他にも待っている人がいたので、彼女には聞けなかった。彼女が指さした方向に歩いていくと、別のスタッフが歩いていたので聞いてみたら丁寧に教えてくれた。

ホールAに無事たどり着き、一応案内表示板でどのバンドなのかを確認したけれど、

私の便名の案内はない

ので、とりあえずバンド5に行ってみた。

ベルトは止まっていた

けれど、スーツケースはたくさん残っていた。バンド5の案内表示にも私の便名はなかったけれど、バンド5を1周してみたら私のスーツケースがあったので引き取り、電車の駅までスーツケースを転がした(結構遠い)。電車は当然

満員

で、デッキに立ちっぱなしで地元の駅に着いた。地元の駅でソクチくんと合流し、スーツケースを渡し、やっと重い荷物から解放された。


さて、フライトのキャンセル原因の雷雲だけれど、キャンセルの連絡を受けた時点でソクチくんに連絡し、ソクチくんがレーダーなどを見て、『えー。その雷雲、

ずいぶん遠くにある

よ。全然問題ないのに』と言った。確かに、雷が鳴ったのは、私が自宅に戻って1時間後くらいだった。たぶん、私の乗るはずだった便を出してしまうとその飛行機がフランクフルトに戻れない可能性が高く、翌日のフライトに影響するから早々とキャンセルしたんだと思う。

私の両親が来た時もドイツの国内線がキャンセルになった。英語もドイツ語も分からなくて、携帯も持っていない両親、よく荷物を引き取って電車に乗って(しかも乗り換えあり)私たちが住む町に到着したな、と改めて思った。