バレンシアといえばパエリアとオレンジらしい。ということで、フレッシュオレンジジュースとパエリアを2回ずつ楽しんだ。写真のパエリアはレストランで食べたもの。私はシーフードパエリアを頼んだ。11ユーロくらい。高くないけれど、量が多く、しかも、(当然)単一の味なので、4分の1くらい残した。日本で食べるパエリアのほうが薄味で、具も多いような気がする。
オレンジジュースはまぁ、こんなもんかな、という感じ。ドイツで飲むのも変わらないような気がしたけれど、値段は安い。
一緒に旅行に行った友達のフラットメイトの1人がバレンシア出身、ということで、お薦めのお店を聞いてきてくれていたので、何軒か行ってみた。
最初はホットチョコレート。ココアではなく、本当に「チョコレート」。コーヒーカップと同じくらいの大きさで出てきて、「全部飲みきれるかしら」と思ったけれど、意外にもあっさりで、飲みきってしまった(それでも全部飲みほすときつかったけれど)。
次はタパスのお店でディナー。貝やアンチョビなど魚介類をメインに頼んだ。ウェイターさんが感じのいい人で、「私は○○です」などと日本語で自己紹介をしてくれた。いつ、どこで習ったのか知らないけれど、1文話しては奥に戻り、また別の文章を覚えて戻ってくる、と言う感じだった。そして、私たちもガイドブックを参考にスペイン語で自己紹介。結構楽しかった。
最後はホームメイドのアイスクリーム屋さん。メニューはスペイン語の上、見慣れないアイスクリームが並んでいたので、とても迷った。迷った末、よく分からないフレーバーにチャレンジをしようと思い、オーダーした。
好みが分かれるフレーバーなのか、お店の人が、1口分味見をさせてくれた。ちょっとこってりとチーズっぽい味がしたので、結局別の無難なフレーバーに変えてしまった。
ガイドブックによると、チュロスも名物(ホットチョコレートと一緒に味わうらしい)、というので、探してみた。が、見当たらなかった。最後、電車の駅や、空港でも探してみたけれど見つからなかった。残念。代わりに、別の名物、大きい源氏パイを空港で見つけたので買ってみた。ちょっと粉っぽかった・・・
今回のバレンシア旅行では、やっぱり魚介類がおいしかった。普段日本にいて魚介類を食べなれていればそうは思わなかったかもしれないけれど、普段、ドイツにいて、なかなか魚介類を食べない生活をしていると、とてもおいしく感じた。
食事に関しては、ドイツよりも安い、と思った。ホテル代に朝食が入っていなかったので、近くのカフェに行ったけれど、クロワッサン+コーヒーで1.65ユーロだった。
1つ、失敗したのが、ランチメニュー。どうやら、スペインではドリンク+料理+パン+コーヒーが料金に含まれているらしい。隣に座った男性はボトルワインを飲んでいた。当然、飲みきれないから、持ち帰り。私たちは2人とも水を頼んだ。1.5lのペットボトルがサーブされた。こちらも飲みきれなかったので、持ち帰り。コーヒーに関しては「どうしますか?」とウェイトレスさんに聞かれたけれど、別料金、と思っていたし、かなり満腹(パエリア+マグロ)だったので断ってしまった。次回、スペインに行くことがあれば、気をつけようと思う。