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徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

卒業式-セレモニー

2006-10-21 17:53:34 | Weblog
金曜日に卒業式があった。農学のディプロマの学生と、マスターの学生を対象に。私のほかにも、3分の2の学生がまだ修論を書き終えていないけれど、この卒業式には問題なく参加できる(まったく関係のない人でも)。

卒業式は夕方6時からスタート。最初は10人くらいの男女混声合唱。アカペラで、きれいだった。

次は学長のお話。やっぱり長いですね。これは日本も変わらないかも。しかも、ドイツ語だったので、ところどころしか分からなかった。

そして、学部長の話。彼は英語でスピーチをした。面白かったのは、「私は3つのことに感謝したい」と始め、

1. まずは、あなたたちの両親。両親がいなければあなたたちはここにはいなかった

2. この大学で学ぶ、という幸運

3. お金

と言ったこと。確かに、お金の問題をいつも抱えている人は多かった。彼のスピーチはそこそこ長かったけれど、理解できたし、面白かったのでよかった。

そして、学位記(?)授与。卒業式当日までに修論を書いた人がステージで学長から授与してもらえる。卒業式当日に提出した人もいた。口頭試問も終了し、成績ももらっていると、学校のスタンプが押された学位記になり、さらに、成績証明も一緒にもらえる。

最後はまた男女混声合唱、で終了。

たまたまクラスで一番賢い人の隣に座ったので、彼の学位記を見せてもらった。

ほとんどA。たまにB+、で、GPA(Grade Point Average)は3.7(全部Aだと4.0)

人間ではないような。修論ももちろんA。彼は、修論はある世界的な食品メーカーで書き、そこで1年間の労働契約も勝ち取った。そして、何年か後には、自国にあるその食品メーカーで働きたい、という。なんて立派な人生計画なのでしょう。

卒業式終了後は、軽く飲食。サンドウィッチやタコスなどがあった。いろいろな宗教の人がいるので、食べ物には必ず「チキン」「ビーフ」と書かれていた。「ポーク」はなかった。

そして、セレモニーが終わり、パーティへ移動・・・