退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

1日目

2009-05-01 00:26:55 | Weblog
晴れ。GW1日目。

柄谷行人編「近代日本の批評Ⅲ 明治・大正篇」を再読。

寝起きに読んで頭スッキリ。
「時代の制約」には敏感でありたいものだと思う。

テリー・ジョージ「ホテル・ルワンダ」(’06公開)をようやく観る。

宗主国のベルギーが少数派のツチ族を支配層にしたことから
多数派フツ族との対立が激化していくのが「歴史」の流れ。

内戦の後、和平合意直後に大統領を乗せた飛行機が撃墜され
フツ族によるツチ族の虐殺が始まった(一説には100万人)。

国連軍が介入しなかったのはソマリアの「失敗」のせいらしい。
当時のアメリカ大統領はクリントン。

主人公にドン・チードル、カメラマンにホアキン・フェニックス、
国連軍大佐にニック・ノルティ、ホテルのオーナーにジャン・レノら。

ラストに難民キャンプで姪ふたりが見つかるのがハリウッド的。
ただし、こういう「事実」があったことを知るのが大事だとしておく。

鈴木清順「殺しの烙印」(’67)を再々見。

脚本・具流八郎はもちろんペンネーム。
シークエンスはそれぞれ別人が書いて監督がまとめたらしい。

英語のタイトルは「style to kill」となっていた。
ちなみにデ・パルマの「殺しのドレス」(’80)は「dressed to kill」。
コメント
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