かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

試問というのか何というのか

2008年10月10日 17時55分42秒 | 臨床実習
今日で放射線科の実習も終わる。最初は久々の回診。病棟に行くのも久々だった。そんなに多くの患者がいるわけでもなかったので、さほど時間はかからなかったが、回診につくのも妙に新鮮だった。
回診の後はクルズス。2本立てで、先に乳癌と前立腺癌の話があった。乳腺外科と病理の乳腺をやっている人は全然ダメだとか、泌尿器科は教授が替わった途端に前立腺癌を廻してくるようになったとか、だいぶ過激な話もちらほら。次のクルズスは本来担当の先生とは別の人で、放射線治療の話を聞くはずが、内容も全く違う脳のCTやMRIでどうやって中心溝を見つけるか、というものだった。これはこれでだいぶ勉強になった。
その後の「全般的な質問」と称する雑談が突然試問の変わりになったらしく、「質問したら午後はないよ」といきなり言われた。試験があるという話もどこへやら。用意はしてあるがやりたくないらしい。適当に話をした後で、「じゃあやった体で」と言われて終了。今日は12時半に終わりになった。
久しぶりの臨床実習はだいぶ疲れる。去年と違って1週間で1セットなのだが、それでもダメらしい。2週間もよくできたものだ。