かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

大がかりな施設

2008年10月07日 18時33分10秒 | 臨床実習
今日は午前中は何もなく、午後から稲毛の放射線医学総合研究所にある重粒子医科学センター病院の見学に行ってきた。駐車場が十分にありそうなので、今日は車でを出すことにした。いつも検見川に行くルートを少しだけ変えた程度のものなので、さほど問題はなかった。正門で許可証をもらい、患者用駐車場ではなく少し離れた駐車場に止めた。駐車場代がないというのは素晴らしい。
見学の目的は重粒子線照射による治療を行っている施設を見ることである。この重粒子線はある深度でエネルギーを一気に放出するという治療にはとてもありがたい特徴があるのだが、扱いが難しい。発生させるための施設は建物1つ分で、かなり大がかりな仕組みである。物理学の最先端で用いるサイクロトロンに似たもので、この分野の医療の最先端とも言えるのだろう。
レクチャーが2つあって、1時半からはじまって終わったのが4時半。3時間ほどの見学だったが、なかなか面白かった。実際の設備を見てみたかったが、見られなくて残念だった。
帰りは穴川インターから京葉道路に入ったのだが、すぐ近くの千葉西料金所で200円よけいにかかってしまった。武石か幕張あたりまで下道で行けばよかった。