かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

熟睡の陥穽

2006年06月16日 22時22分02秒 | 一般
なんだかんだで気付いたら時計は4時半。外はうっすらと明るくなっているではないか。採点が全部終わり、張りつめていたものがぷつんと切れてしまった。すると今までふらふらになりながらも抑えてきた眠気が一気に顕在化し、冴えていた目もしばらくすると冴えを失った。
ところが、いまいましいことに2時間とたたないうちにたたき起こされた。「新聞を持ってこい」だって。やれやれ。
そのままいつも通りの流れで朝食までいったが、頭はもはや機能しておらずプロシージャをただ実行しているだけのマシンとさほど変わらなかった。
しばらくすると、やはりというかまた眠ってしまった。今度も電話でたたき起こされた。しかし、今度は即刻目覚めた。つまり寝坊してしまった。寝なければと臍をかむも、時すでに遅し。急いで外に出てみれば無情の雨。しかたなく電車を使っていそいで答案を出してきた。追加をもらえるという話があったが、今日もらって月曜日の朝に提出という条件にはさすがに諦めざるを得なかった。もっとも、世の超人はそれをものともしないのであろう。
短時間の睡眠にもかかわらず、頭ははっきりとしてきてなんとか動き始めた。しかし、その代償は締切に遅刻という形で現れてしまった。こういうことってよくあるのでしょうか。わかる人にはわかるのではないかと思う。
そのあと、雨がやむのを待って健康診断にいってきた。今日が最終日ということで人がずらりと並んでおり、時間がかかった。しかしそこはかつてとんでもない渋滞に鍛えられた身、切り抜けることにさほどの苦痛もない。身長は変わらず体重と体脂肪率は減少した。最近ズボンがゆるく感じるようになったことが実証されたということか。
健康診断の帰りに久々に瀬佐味亭に寄った。
そんな一日。
明日は早出だ。頑張らなくては。