かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

眼力勝負

2006年06月07日 21時39分15秒 | 一般
午前中は内分泌内科。テキストが異様に分厚い。8コマしかないはずなのに。そして、先生も50分でできるわけないといいつつ、しっかりと30分ほど延長した挙げ句に出席は名前を書くだけというどうでもよさそうな講義だった。勉強するだけなら別に出る必要はなさそうな気がした。出席の手配さえすれば別に問題はなさそうである。
午後は診断学実習。ネクタイをしめて白衣を着て、病院へ行ってきた。呼吸器の二回目は、実際に呼吸器の病棟にお邪魔してきた。とはいっても、カンファレンスルームでX線写真を見てああでもないこうでもないといろいろ話していただけである。しかし、何枚も何枚も見せられるといい加減疲れてくる。見慣れていないとなおさらそうである。目につきやすい変化に注意がいきがちだが、そういうときほど見落としの危険は増すので、きちんと手順通りにチェックしていかなければいけないらしい。とはいっても、心臓の裏に腺癌があると正面からではまず見つけられない気がする。問題はそこである。横からの写真を見てもわからないことはしばしばである。CTはその点やはりすごい。見方がわからないと困るのは同じだが。断面図のことなど忘れてしまっていることに気付いた。そのうち覚えなおせば大丈夫だろう。
やることがいろいろあって大変だ。