かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

うまくいったかと思えば・・・

2006年06月04日 22時04分11秒 | 野球
今日は1週間空いての試合となった。相手は東邦大で、先日雨のせいで順延になったカードである。結果は13対8で負けてしまった。
ここからはいいわけと反省のオンパレードである。これまでの試合で2回ほど初回から準備して最後まで準備し続け、という展開が続いたので今回はいつでもいけるようにという気構えが足りなかった。これがまずかった。こういうときに限って、思わぬところで出番になるのだから。もちろんある程度は投げていたものの、できあがるにはほど遠いような状態だった。
これはまずそうだと思ってからはかなり急ペースで作って、出番は4回1死にやってきた。ホームランを打たれた後だったので、ランナーは不在。とにかく、フォアボールだけは出さないようにと思って投げた。防衛グラウンドのマウンドは2回目とはいえ、思わぬ時期での登板だけに心拍はいやがおうにも高まった。しかし、それと同時に私は心地よかった。集中した中で生まれてくる楽しみだと思うが、とにかくそんなに居心地の悪い場所ではなかった。この日はフォアボールはなく、デッドボール1つのみに留まった。
問題は牽制だった。登板した回には初めて牽制で一塁ランナーを刺すことができたのだが、これがかえってよくなかったらしい。気をよくしたというと何だが、移行の牽制が不必要なくらい多く、しかも力が入りすぎてしまったのである。そのため、逆をついていたのに悪送球してしまった。落ち着いて投げれば絶対にアウトのタイミングで暴投とはあまりにももったいない。結局それが引き金になったということなのだろうが、4連打を浴び、デッドボールを挟んでさらにもう1本打たれ、あれよあれよという間に4点を失ってしまった。全ては自分で招いた種だけにどうしようもない。自分以外の誰のせいでもない。せっかくつかみかけた流れをまた渡してしまうことになってしまった。
コントロールという点でいえば、たしかにフォアボールは出さなかったが、全体的にボールがど真ん中に集まっていた感じがした。カーブも高めに浮いた打ちやすい球になってしまった。収穫がないわけではないが、まだまだ未完成品なのでここに書くにはおこがましいことである。ただ、思った通りにいってくれたことは確かである。
この日は2回打席が回ってきた。最初は先頭バッターで、とにかく思い切ってバットを出したらレフト前にぽとんと落ちてヒットになった。その後、押し出しのフォアボールのおかげでホームに帰ることができ、公式戦初得点となった。二回目の打席は無死一塁で回ってきた。バントだと思ったら案の定バントのサイン。初球は低めのボールだと思ったらストライクを取られ、次の球をやや高かったが一塁側めがけてバントした。うまく転がってくれ、公式戦初犠打がついた。そういうわけで、1打数1安打1得点。この点については足を引っ張らずに済んでホッとしている。もっとも、試合を立て直しかけて勝手に崩してしまった時点で大罪人であるが。
時間を巡ってややゴタゴタしてしまい、なんともせわしない終わり方になってしまったが、とにかく負けてしまった。
この日はさらに次の試合の審判をしなければならなかったので、まだ帰るわけにはいかなかった。しかし、この試合がひどい。5回終了時に9点差、7回終了時に6点差とことごとくコールドゲーム成立に1点足らず、ながながと8回まで続いたのである。しかも、締まった試合とは言い難く、およそ見ていて面白いとは言えない代物であった。
その後、ようやく帰宅することができたが、今度は代ゼミに行って答案をもらってきた。今日は採点する暇がないが、明日以降にやるつもりである。
そして再び帰った後、猛然と眠くなってきた。そこで、少し眠ることにした。次に目を覚ましたら日付は変わっていた。