かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

助詞

2005年12月22日 22時22分49秒 | 雑談
諸兄が聞きたいのは助詞じゃなくてむしろ女子の話と見るが、あいにく当方そちらの方面はとんと不案内なのでご容赦いただきたい。
で、助詞。文法を習ったときに聞いたことがあるはず。日本語の場合は名詞の後につくので助詞というが、英語などでは名詞の前につくので前置詞という呼び方に変わる。これは動詞を最後に持ってくる日本語と、動詞が前に出る英語の違いによるもの。
一応分類上は、付属語のうちの活用しないもの、ということらしい。活用するのは助動詞である。助詞はあまり目立たないが、実はかなり大事な役割を担う。ニュアンスを確定させるからである。ところが、この使い分けが実に難しい。日本人でもわからなくなるのだから、その難しさもわかろうというもの。多くの場合そこまで意識して使うことはないはずだが、文章を書くときに結構これが曲者で、少し変えるだけで内容が大きく変わってしまう。そこまで考えて作ることは少ないかもしれないが、気になるとやっぱり気になってしまうもの。気になるとすぐ悩んでしまうタチなので、そうなるとなかなか進まなくなってしまう。
話すときにもちょっとした違いで、言外の意味を捉えることがあるからやっぱり重要。
諸兄もご注意いただきたいものだ。本当に重要なものは表に出てこないものなのだろうか。