かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

白い神経黒い筋肉~薬理学実習4日目

2005年12月08日 20時47分25秒 | 実習
今日で薬理実習は終わりである。今日はグループが2つに分かれて別々の実験をした。私は神経筋接合部の実験だった。
例によって麻酔したラット(3週齢)を正中切開して胸を切り開き、横隔神経と横隔膜をつながったまま取り出し、リンゲル液につけておく。神経には白い糸を結びつけ、筋肉の両端に黒い糸を結びつける。黒い糸の一方はセンサーにつながっていて収縮したらその程度と共に記録してくれる。もう一方は固定されている。そして、リンゲル液の内容を変えて神経への刺激と筋肉への刺激をタイムラグを与えて行い、記録するわけである。
結構早く進行しているのかと思っていたら、次第に進行が遅くなり、結局はまた終わるのは遅くなってしまった。残念である。
明日は薬理実習の講評会の準備なのであるが、その準備でまたもグラフを作らなければならない。参ったな。