グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

持つことと手放すこと

2015-12-29 10:49:15 | その他

新聞に掲載されていた落合恵子の文章です。

暮らしていくということは…。何かを手に入れ、自分のものとなったその何かを手放すことの連続なのかもしれない。

あえて言うなら、一度自分のものになったものをうまく手放せた人生は成功であると、わたしは考える。人としての豊かさとは、手放せることと深くかかわるような気がするのだ。そうでなければ、人は一度持ってしまったものに囲まれ、埋もれて、やがては深い息もできなくなってしまう。

一度手にしたものは決して手放さないという生き方もあるだろう。「物」に限らず、権力や名誉、人脈なども「持ちもの」に入るかもしれない。重すぎないか?息苦しくないか?持ちすぎた光景に接すると思う。そして自分にも同じ問いを投げてみる。

何かを手に入れるよりも、手に入れたそれらを手放すことのほうがはるかに難しい。わたしたちは時に首をかしげる。わたしたちが「欲しい」と思うものは、本当に「ほしい」ものなのだろうか。そう思わされているだけではないだろうか、と。

云々…

 

奇しくも「あのこと・このこと」を、人がなぜ?と問うことを、都度手放してきた。元に戻るだけ、失うものは何もないと思うと簡単に手放せたが、時折、その決断は正しかったのかという思いが頭を擡げる。そんなときは、全部抱え込んでいたとしたら身動きが取れなくなって、ただストレスの塊になっていたことが想像でき、やはり正解だったんだという思いに帰る。それを後押ししてくれるような文章が嬉しかった。

 

本日の一枚はペンタス、星の姿が愛らしい。

弱っていたペンタスの鉢替えをした途端、みるみる新芽が出て花が咲いた。

植物は正直、手入れ状態がすぐに現れる(汗)、まずは丈夫で良かった。

花言葉:希望が叶う


楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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