散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



今期は平日のドラマいま一つで、テレビやーめた って言っていたのですが
王道ドラマのNHKで2本。
金曜日で終わった「ツレがうつになりまして」。
書名はずっと知っていたのですが原田大造さんがでると読んで、
これはいけるかも?と観てみました。
はまり役ですね。彼の代表作にもなるのでは?
ネプチューンは昔から好きで、「笑う犬」もファンですし。
神経質で、繊細で、ちょっと不器用な、
うつに取りつかれやすそうな(わたしみたーい!な)会社員を
とてもよく演じられていたと思います。

藤原紀香さんはそれほど好きじゃなかったのですが
漫画家のぶしょったさがよかったです。

知り合いでこの病だった方がいて、その方とご家族のことを考えたりして
ちょっとつらいドラマでもありましたが…。

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
細川 貂々
幻冬舎




先日懐かしい本屋さんで見つけて、原作を読んでいたのと、
主演の吹石一恵さんも好きなのと
ある公開講座でこの番組のプロデューサーさんのお話を聞く機会があったのと
いろいろ動機付けがあって観た「風に舞い上がるビニールシート」。
原作は短編なんですけど、まわりからエピソードがくっついて
それでも ジェットコースターのような展開(と新聞評)ですが
かなり緊張感を持ちながら観ています。

原作との脚色の違いなんかも 面白いな。
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋




そういえば「食堂かたつむり」が映画化されますね。
主演は柴咲コウさんとか。
映画化するのなら だれがいいか ずっと迷っていたのですが(誰も頼んでないけど)
ははあなるほどね、感じです。イメージありますね。
どんな映画になるのかしら?ちょっと楽しみ。

で、ちょっと前に小川糸さんの第2作目「喋々喃々」。
装丁がきれいです。
アンティークの着物を扱う女性が主人公なのでそのあたりも意識してるのでしょうね。
お話は例によって淡々と進みます。
えーっこれでいいの?っていう展開なんですけど(展開自体はあまり好感持てないんだけど)
それは置いといて 主人公の気持ちはせつなく伝わってくるので
必ずしも主人公の行動に共感できなくても 感情移入はできるんだな と
思った作品です。

相変わらず 美味しそうなお話でもあります。
そうそう、泣き所ポイントもありましたね。
(なんでこんなベタな設定で)と思いながらも、目の幅とまではいかないまでも
結局涙してしまいました(笑)
喋々喃々
小川 糸
ポプラ社




この「喋々喃々」を購入した日、お財布に1000円札一枚しか入ってないのに
レジまで行っちゃって…。
小銭があったので事なきを得ましたが、気をつけよ。
で 大枚はたいて買ってきたら 帰ってきたアニが
「村上春樹買ったか?」(1Q84の発売日でもあった)
「買ってないよぅ。この本買っちゃったもん」
「あーっ 買えばよかった。アンタ(わたくしのこと)が買うかもしれないから
躊躇して買わなかった」(以前ダブった本があるので)

そして今 あの売れ行きのため、まだ本屋さんには下巻のみ。
「あんとき買っとけばよかった」と繰り返しながら
仕方なくダン・ブラウンのシリーズを読んでつないでいるらしい。
(ちなみに 映画同様 外国文学ほとんど読まない私は
ちらりと見るだけです)


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