初めて「油そば」を食べる。あっさりソーメンではなく暑苦しい時にこってり油そばというのもどうかと思ったが、却ってこういうものを食べたくなったりするものだ。行ったところの油そばは、確か小金井にある有名店と同じ系列のものだったはず。が、如何せん他で食べたことがないので本来どういうものかは知らない。
で出て来た油そば、油や醤油他の調味料で味付けされ具(なるとの細切りネギなどでチャーシューは厚切りが一枚、これは混ぜない)を一緒に混ぜて食べるようなスタイル。味は美味いと思う。唯、ラーメンなんかより更にジャンク色が増す。中国当たりの屋台で出てきそうなイメージだ。取り敢えず短時間にカロリーある物をといった食べ物。大盛で頼んだらすっかりお腹は一杯。真夏の夜の油そば、たまにはいいかも知れない。
炎天下諏訪湖畔を自転車で走ってると、湖面すれすれに飛んでいる黒い蝶のようなトンボを発見。瞬間チョウトンボと分かった。そもそも走ってる時にいないか?という心構えだったのでピンポンと鳴ったと気分だった。飛び方、飛んでる場所、色で大体分かるのだが、諏訪湖で見るのはずいぶん久しぶりだ。しかも数が多い。前回多く発生したのは八年前の今頃。その時は羽化したヤゴもあったのでそこで発生したようだが、今回は一週間前は全くいなかった。移動性の強いトンボなので何処からか集団で移動してきたのだろうか。今回は湖畔二キロくらいの範囲にいて、多くいたところでは連結体もあり産卵してるのもいたので、来年は発生も期待できそうだ。遠めだと黒っぽいだけだが近くで見ると結構きれいだ。参考までに前回(八年前)の写真を。
ヒメシジミ
ロードバイクにつけてるカギはワイヤー製のキーで開けるやつと数字で合わせやつの二本。何故二本かと言うと、キーで開けるものはそのキーが無くなって使えなくなって無駄に自転車についてる状態なのだ。実質数字で合わせるものを一本をつかってるのだ。その数字のやつもちょっと太くて、しかも夜だと合わせるのも大変でかなり使い勝手が悪い。新しいワイヤー錠にしたいとずっと思っていた。
そしてついにそうすることに。その為にはまずキーのなくなったワイヤー錠をカットしなくてはいけない。これは確かフランス製で、ロードバイクを買ってすぐに買ったものだ。その時もの凄く頑丈なワイヤーであると書いてあったような。実際ペンチは刃が立たない。そこで金属専用の鋸で切ることにした。取り掛かると少しは切れてる感触があるのだがなかなか進まない。十分ほどやって三分の一くらい。確かに頑丈な金属だ。唯の鉄ではない。そこで更に十分。試しにペンチでやってみるが全く刃が立たない。ここで休憩。ゴリゴリやり続けるのも結構疲れる。そして気を取り直し三度目のゴリゴリ。やっと切り離しに成功。このワイヤーの頑丈さは十分身に沁みた。
この前障子の張替えをやってみた。経年劣化で張替え時をとうに過ぎてる障子は全部で20枚ほどある。前々からやらなくてはと思って幾星霜、やっと実践に踏み切ったわけだが、予想はしてたが理論と実践の違いをまざまざと思い知らされる結果となった。
例の如くネットでやり方を見て実践という手順だ。まず第一の関門。障子が予定通りに剥がれない。予想を超えた障子紙の劣化で、紙と言うより薄いせんべい状態のようなところもある。結局剥がすだけで結構な時間が取られる。次の関門はというよりこれが一番の重要なポイントと思われるが、貼った障子紙を淵に沿って切る作業。専用の道具がないのでアルミの定規を使ってカッターで切ったが、これも予想通り、糊で湿った紙が刃に引っかかりきれいに切れない。結果、端が汚い障子の完成だ。桟の一部に糊を塗り忘れたりなどはどうでもいい。兎に角きれいにできなかった障子をみても達成感がひとつもない。ひたすら徒労感が。結局二枚でいやになった。
ヒメシジミ
松本に用があり行くと、駅は登山客でごった返していた。今が一番の季節か。主は今や主流の中年登山愛好家グループ。見たところ70歳前後が多い。そこで背負ってるリュックを観察すると、中年グループ=モンベルと言う図式がちょっと崩れた。ミレー、カリマー、オスプレー、タトンカ、バーグハウスと実にバラエティーに富んでいた。モンベルは一つしか発見できなかった。ノースフェイスとパタゴニアは見えなかったが中年登山愛好家はお好きではないのかもしれない。本格的登山に今の二つはいまいちの印象か。
中年グループ以外で目についたのは高校生の登山部(多分)。15人くらいのグループで、リュックは一つがオスプレーで後は全部ゼロポイント(モンベル)のお揃いだった。一括購入の割引でもあったのだろう。学校指定ってやつか。