ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

障子の張替え

2019年08月03日 | Weblog


この前障子の張替えをやってみた。経年劣化で張替え時をとうに過ぎてる障子は全部で20枚ほどある。前々からやらなくてはと思って幾星霜、やっと実践に踏み切ったわけだが、予想はしてたが理論と実践の違いをまざまざと思い知らされる結果となった。

例の如くネットでやり方を見て実践という手順だ。まず第一の関門。障子が予定通りに剥がれない。予想を超えた障子紙の劣化で、紙と言うより薄いせんべい状態のようなところもある。結局剥がすだけで結構な時間が取られる。次の関門はというよりこれが一番の重要なポイントと思われるが、貼った障子紙を淵に沿って切る作業。専用の道具がないのでアルミの定規を使ってカッターで切ったが、これも予想通り、糊で湿った紙が刃に引っかかりきれいに切れない。結果、端が汚い障子の完成だ。桟の一部に糊を塗り忘れたりなどはどうでもいい。兎に角きれいにできなかった障子をみても達成感がひとつもない。ひたすら徒労感が。結局二枚でいやになった。
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