ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

庭園 P=7

2010年07月17日 | トマソン


「ダーティービル」に面した通りを歩いていると、もう一つ気になるものを発見した。打ちっぱなしのコンクリートの壁に残されたこれだ(写真)。ここまで来ると、最早コンテンポラリーアートの作品だ。意図的に作品化した壁。タイトル「庭園 P=7」(ポイントはわけの分からないタイトルにすること、そうすることによって見る人は無理やり理解しようとする、そのエネルギーがアートと錯覚させる)。期せずしてアートストリートとなっていたこの名もなき通りの存在は、少なくとも私の心には深く刻まれた。
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