
T君から借りた映画「永遠のマリアカラス」のDVDを見た。聞いたこともない映画で、しかもT君が何故こんなDVDを持ってるのかといろいろ不思議であったが、取り敢えずどんな映画かと興味があったので借りた。監督はフランコ.ゼフィレッリ。この時点で期待値はほぼゼロ。DVDのデザインは「プラダを着た...」を髣髴とさせる(見てないが)。映画は、晩年のマリアカラスを描いてるようだ(特別マリアカラスに興味があるわけではないのだが)。
実際見てみると、全盛期を過ぎたマリアカラスの苦悩を、予想通りの展開とショットで描いていく、何ともその意味では期待を裏切らない普通の映画で、あまりに普通で真ん中辺りで早送りして見たが、最後まできっちりそのままであった。マリアカラス好きであればそれなりの見所はあるのかもしれない。この映画で知ったのだが、最後の公演が日本でのもので、その出来がひどくて引退を決意したということになっていたが、これは広く知れ渡っている事実なのだろうか。個人的にはカラスに関しては、pppの「王女メディア」の彼女しか知らない。因みにpppというのはパゾリーニのことで、今初めてpppと名付けた。
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