ピカビア通信

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アジフライ

2024年09月30日 | 食べ物

 

この前定食屋でアジフライを食べたが、実は、店で初めてアジフライを食べたのは今から五年前のこと。そして今回が三回目。アジそのものは刺身や締めたものを鮨で何回も食べてるがフライに関してはずっと敬遠していた。干物や生の塩焼きも普通に食べるし美味いと思う。ただフライに関してはずっと駄目だった。

その原因は学校給食。小学校の時何回か出て来たことがありそれが悉く生臭かったのだ。食べた瞬間それを強く感じて、これがアジ特有の味なのかとその時は思った。その後大人になった時に弁当に入ったものを食べてやはり同じ臭さを感じた。だからその後一切アジフライには手を出さなかった。

そして五年前。信用できる店で試しに頼んでみた。個人的に不味いと思ってるアジフライ、世間では普通に美味いものとして流通している、それを改めて検証しようと思ったのだ。そして何十年か振りに食べたアジフライ、全然臭くなく普通に美味しかった。昔食べたアジフライ、単に鮮度が悪く生臭かっただけだったのだ。今でこそ田舎でも鮮度の良いものを入手する方法はあるが、当時は鮮度の悪いものがスタンダードだったのだ。不思議なのは他の連中が普通に食べていたということ。あれを臭く感じなかったのか。

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