今年は天候のタイミングが合わず成虫を見ることはできなかったヒメギフチョウの卵。食草のウスバサイシンをチェックすると、四か所産み付けられてるのを確認。
そしてこの時期ならではのビロードツリアブ。これを見ると「ああ春」ということになる。
「ああ春」の蝶はこれミヤマセセリ。上がメスで下がオス。ヒメギフチョウもそうだがスプリングエフェメラル(春の妖精)などと呼ばれている、マニアの間では。
しかしこのヒメシロチョウ(環境省絶滅危惧種)は、この時期に発生する蝶でしかも妖精的なたたずまいにも関わらずそう呼ばれることがない。多分それは、初夏に発生する夏型があるからだろう。