最近この田舎にスターバックスがオープンした。都会では新たに出店しようにも飽和状態で、自ずと候補地は地方となる図式に則っての出店だ。以前、同じ県の県庁所在市が、都会の象徴としてのスターバックスがほしくて誘致運動したなどという、如何にも田舎者的な発想のエピソードがあったが、今でもその構造は健在で、当地のスターバックスはオープン直後から大盛況の模様。わざわざ行く店か、と個人的には思うのだが、根本的に都会に対する憧れを持ってる田舎の人間には未だ有効のようである。尤も、所謂都会的イメージのあるチェーン店の開店直後はいつもこんな状態で、一通り終るとぷっつりというのがいつものパターンである。直ぐに飛びつくがリピートはしないというのが田舎人間の特性である。単に物見高いだけとも言えるのだが。