goo blog サービス終了のお知らせ 

ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

柿の葉

2011年11月10日 | Weblog

 

この時期恒例の柿もぎ(渋柿)。今年はいやに豊作で取るほうからすれば真にありがたくない状況。屋根に上がってまずは、手で取れる範囲を剪定バサミを使ってやる。その後は高枝切りバサミの出番。先端は、枝を切っても落ちない構造になってるのだが、重さに耐えかねて必ず何回かは落ちる。六個くらいの塊となると結構な重さとなるのだ。それに柄が長い分、手元にもそれなりの加重がかかる。一通り終わったら、今度は柿を袋に入れ下ろす作業。これで梯子を何度も往復する。そしてその後は、柿の葉の整理。屋根に積もった柿の葉を除くと、その下に隠れていた虫が一斉に出てくる。完全に冬に向けての態勢に入っていたのだ。いきなり青空に元にさらされた虫はあわてるものもいれば、虚を突かれて動きの鈍いものもいる。蜂は完全に後者。予定とすれば、来年の春までのつもりだったのかもしれない。しかし、こちらとしては屋根の落ち葉は片付けないといけない。蜂の方は日に当てて動けるようにした。暫くすると、次の住処を探しに飛んでいったのかその姿は見えなかった。

そんな柿の落ち葉だが、良く見ると紅葉していて、あまりに身近すぎて注目されないが、かなりいい感じに色付いている。わざわざ山などに紅葉見物に行かなくても、身近にこんな紅葉の世界はあったのだ、と、未だかつて紅葉見物に行ったことがない人間は思った。

コメント