ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ブルーゾーン

2009年10月26日 | Weblog


昔、吉祥寺の駅の近くに「ブルーゾーン」と
いう、見るからに怪しい喫茶店なのかスナッ
クなのか、要するにわけの分からない店があっ
た。ただ、店内が青一色であることだけは窺
い知ることは出来た。駅の近くなのだが、そ
の周辺だけは時代に取り残されたような一角
で(今から20年近く前の話)、とても吉祥寺
とは思えない場所だった。今から思うと、全
体に妖気が漂っていたような気もする。ふと、
本当にあったのかという疑問さえ浮かぶが、
確か知り合いが一回入って、その時の様子を
聞いた筈だ。自分では、今一つ勇気が出ず行
くことはなかった。店内には、何故かマネキ
ンが置いてあり怪しさ満開であったとその知
り合いは言った。ひょっとしたら、異界の入
り口だったのかと、今にすると思う。という
のはマンガの世界だが、怪しい店だったとい
うのは本当だ。それにしても一体誰がやって
たのか。

何故こんなことを思い出したかというと、先
日松本までの道を走っているっ途中に、一角
だけブルーに染まってるところがあったのだ。
怪しさはないが、青空に溶け込むようないい
味を出している建物。信号で止まった時発見
したので、早速車の中から撮ったのが本日の
写真である。
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