ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

サルデーニャ 2日目 困ったときは地元民に聞け!

2014-05-18 | イタリア滞在記
3/15(土) オーナーの経営するBarへ行き、直食をいただく。オレンジジュース、カフェラッテ、コルネット。


カリアリを出て、Puraへ行き、古い遺跡があるNoraを目指す予定。しかし、道すがら品揃えのいい土産物屋などで時間ロス!そして、駅となりのバスターミナルへ。

チケットを買って乗り場へ行くと、運転手のおじさんたちが固まっている。すかさず、どこへ行くのときかれ、Puraと答えると、3番だよ。10時半はもう行っちゃったから次は11時半だよと親切極まりない!

Puraまでは1時間ほど(のはず)。なぜなら、地図を持たずに行動しているから!!!そんなのスマホでマップを表示すればいいんだけどね、フリーのWi-Fiは公共の場所とかでしかつながらないので、、、ま、なんとかなるでしょ。て思ってしまった。1時間ほどたって、そろそろPuraの街らしき感じだったので、バスの運転手さんに、Noraへ行くと言ったら「おしえてあげる」と。そのとおり、この道を左に曲がるんだよと言ってもらえたけど、実はNoraまでは3kmあるので、本当はプルマンに乗るつもりだった。けれど、発着場所のようなものはどこにも見あたらないので、“まっすぐ3km”先を目指して歩くことにする。

とても天気が良くて、ぽかぽか気持ちよかったからね。歩き出してみると、道なりに黄色の花がず~っと咲いていて、頭の上では鳥のさえずりが絶え間なく続き、人は誰もいないし、もうここはアチラの世界かと!そんな気分だった。

ようやく、それらしき場所にたどり着いてからも、更に更に置くに進んでやっと見つけたBar。そこでチケットを買ってガイドさんつきで遺跡を周る。といっても見学者は私ひとり。記帳が置いてあって今日は5~6人。なのに、チケット売場にはスタッフが4人はいた。ガイドさんは別の場所から現れた。


その昔、ローマ時代よりも前のこと。Noraの街はとても大きく立派だった。海を眺めながらのお風呂、サウナ、運動場、人々が暮らした跡、市場、円形劇場など貴重な遺跡を見ることができた。毎日、海に沈む夕日を見ながらお風呂に入れる恐らく単純だけど豊かな古代の生活を想像しながらこの遺跡を後にした。音を奏でる人がいただろう。歌う人もいただろう。朝日が出たら動いて、夕日が沈むと一日が終わる生活。それで十分だ。
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帰り道はサクサク歩いてバスを降りた道まで着いた。が、ちょうど店が閉まっている時間だ。しまった!お腹も空いているが店らしきものは全て閉まっていて街が機能していない!カリアリ行きのバス停も見あたらず、その辺を歩いてみる。インフォメーションの看板に沿って歩いてみても、「こっちだよ」と手招きされるだけでちっとも着くことができない。しょうがないので、話をしている地元のおじーさんにバス停の場所をたずねる。すると、私はだいぶ歩きすぎてバス停から離れてしまったらしく、「もっと先だよ。え~い、面倒だ。連れいて行くから車に乗れ!」「えっ!」「ほんの1分だから」という流れで知らない人の車に乗ってしまいました。「タバコ吸ってて悪いね」っていい人じゃないかー!
本当に1分でバス停に着いた。





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