ricetta della vita

イタリア料理教室「COMODO」主宰 
美味しい話をしましょう

カーニバルの街 ビアレッジョ

2016-02-11 | まち歩き

イタリアの料理学校でのこと、その日は朝からとても天気がよかった。ほとんど雨かどんより曇った晩秋を過ごしていた中で貴重な晴天のその日、午前の実習を終えてから生徒皆プラスイタリア語の先生でビアレッジョまで電車で出かけた。 


汚れた車窓からトウモロコシ畑を眺めつつ、海までの散歩に向かう私たちは、十分にオトナだったが、まあ日本じゃ考えられない時間の使い方をしましたね。
 
カーニバルで有名なビアレッジョの街並みは、大きな道路沿いに観光客向けの土産ものを扱う店などが海まで続いている。中世の街並みや建物を見慣れていると現代っぽさに驚くかも。いや、実際現代だし!

 
ただ、観光地とはいえ完全に時季外れで人もまばら。海のそばのどことなくひなびた感じはどこかで見覚えがあるような……
そう、熱海

主役はあくまで海。なので、そこまでの道は単なる舞台装置かのような、、、やっぱり熱海っぽい(笑)

 
カーニバルの時はすごい人出なのよ~!大きな山車が出て、去年のカーニバルはこんな感じ。

 


政治の風刺とか、スキャンダラスなネタとかを表しているらしい。
解説してもらわないと何を意味しているのかさっぱりわからないね(笑)


私たちが訪れた時はもちろんふつーの日ですから、カーニバルの事なんてこれっぽっちも感じられなかった!(ちなみに、今年のカーニバルが今、まさに開催中14日までよ~
 

さて~、私たちは駅からまっすぐの道を海辺まで歩き、さらに砂浜をの~んびり歩いていた(これって、イタリア人にとって最高の贅沢な時間なんです。特に何をするでもなく日光浴をしながらのお散歩が!)のですが、いつの間にか女性と男性が分かれて行動して、駅で合流しました。メンズたちはいったい何をしていたかというと、日光浴&散歩の後はバールでおしゃべり!って女子か‼
じゃあ、私たちはというと、ホンモノの女子はどこへ行こうとも買い物なんです(^_^;;;  服を買う人、雑貨を買う人、そして売店で料理本をまとめ買いの私(笑)いやしかし、帰りの電車では皆でその料理本を見ながらやはり料理の話になる。。。正直なところ、海辺のお散歩だけじゃあ物足りない。ってことはまだまだイタリア人には遠いけど、料理の話で少しは近づけた、かな


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