紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

私の好きな撮影スポット…北海道大学構内

2009-05-29 09:00:26 | 写真
北海道大学は、JR札幌駅から歩いて5分くらいで、街の真ん中にあります。北大は元々農学系の大学でしたから、農学部の広い実習用地を所有しています。敷地の端は、JR札幌の隣である桑園駅近くまであります。キャンパスは、誰でも自由に出入りできますので、散策している市民の姿も多く見かけます。

先ず北大というと、ポプラ並木と銀杏並木がすぐ思い出されます。標記の画像は、農学部の敷地入り口にあるポプラ並木です。創学当時に植えられたもので、現在は倒壊の危険もあって、立ち入り禁止になっています。

次の画像は、北大付属病院横の銀杏並木です。この画像は9月のもので、イチョウはまだ青々としております。やがて10月も中旬を過ぎると、あたり一面黄色の絨毯を敷き詰めたようになります。下段の画像です。

 

 

さて、5月のキャンパスは、新緑が目に痛いほど鮮やかです。樹木の名前は分かりませんが、一斉に緑となり、ツツジをはじめ春の花が咲き乱れます。また芝生も、緑鮮やかとなります。そんな画像が下の二枚です。

   

10月の下旬から11月にかけて急速に紅葉が進みます。下の画像は、まだ木々の葉が青々としていますが、一部奥の方では確実に、黄葉が広がっております。それにしても疎水に映り込んだ木々がとても美しく見えます。なお、この疎水は、北8条の正門近くにあります。

  

Boys Be Ambitiousという言葉で有名なクラーク博士の銅像は、この疎水の奥のクラーク会館の前にあります。そして、11月にはいると、キャンパスは一面燃えるような紅葉に包まれます。

 

そして、初雪が降るキャンパスも見逃せない美しさです。

  
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写真に動感を…瞬間ズーミング

2009-05-27 09:08:08 | 写真
写真に動感を出す方法として、流し撮り、スローシャッターによる方法について述べてきました。ここでは、静止している被写体に動感を出す方法として、瞬間ズーミングという手を説明しましょう。

標題の画像は「ねぶた」です。このねぶたは青森のねぶたではありません。立川市に住んでいた頃(H12-14)、東立川商店街で撮影したものです。ここの商店街会長が、青森の木造町出身であったため、木造町で使用されたねぶた数基を借り受けたものです。

毎年この商店街で、夏のひと時ねぶた祭りが行われるのです。この時展示しているねぶたを瞬間ズーミングで撮影したものなのです。具体的には、シャッタースピードを、1/30~1/60に設定します。ワイド側でピントを合わせ、シャッターを切る瞬間にズームリングを望遠側に回転させるのです。(H13年東立川商店街ねぶた写真展一等賞)

そうすると、画像は中心部から放射状に外側に流れます。同じようにして撮ったのが下記の機関車です。この機関車は、旧三菱大夕張鉄道を走っていたもので、周辺の炭鉱から石炭を運んでいたものです。

 

この鉄道は、炭鉱の閉山と共に廃線となりました。かつて放置されたこの鉄道車両も今は、旧南大夕張駅に大夕張鉄道保存会の手で、北海道産業遺産として保守管理されています。

次の画像は、平成15年の小樽うしお祭りで、YOSAKOIソーランのの踊り子を撮影したものです。激しい踊りの中で瞬間ズーミングですから、何十カットも撮影して、成功は1-2枚でした。当時はフィルム撮影でしたから、出来上がりの予測がつかなく、無駄なコマを大量発生させました。

 

踊り子の中でも、可愛い娘を中心にして撮るのは当然です。この画像の場合、右手前の男性の顔は、トリミングでカットしました。(H15年小樽うしお祭り写真コンテスト特選「躍動」)

さてもう一つ、同じYOSAKOIソーラン祭りの写真ですが、こちらは本場札幌で撮影しました。大通公園会場の沿道の桟敷席から、撮ったものです。北大の学生チーム「縁」の踊り手です。この時は瞬間ズーミングと同時にストロボを発光させております。ストロボによって踊り手の輪郭が出てくるからです。

 

躍動感が出ていい写真かなとは思いますが、右下に空白部分が出来たのが残念でした。H17年の道写真協会小樽支部写真コンテストでも、入選どまりでした。

次の画像は、平成19年に行われた「ツールド北海道」で、小樽市内が会場となった時に、歩道橋の上から撮影したもののです。失敗作かもしれません。

予想以上のスピードで坂道を駆け上がってきました。最初からブラして撮影するつもりでしたので、シャッタースピードをどう設定するか迷っていたのです。1/45に設定してズーミングしましたが、自転車のスピードが速すぎて、画像が流れすぎてしまいました。倶楽部の例会でも、講師からぶれすぎと指摘されました。

 

それを承知で、翌年H20年の「自転車いきいきフォトコンテスト」に応募したところ、努力賞となりました。
以上三回にわたって、写真に動感を出す手法を見てきましたが、デジタル写真が主になった現在では、流し撮りと瞬間ズーミングについては、ソフトで簡単に出来るようになりました。

下の画像は、青森支店に勤務していた(H3-6年)折に撮影したねぶたです。当時写真技術は全くなく、単純に撮影した画像を、PhotoshopCSを使って瞬間ズーミング風に加工したものです(一部トリミングあり)。余りにも上手くできすぎという感じがありますが、それでもボタン一つで、出来るのですから、楽な時代になりましね。

 
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写真に動感を…スローシャッターで

2009-05-24 09:06:17 | 写真
前回は、流し撮りについて書きましたが、同じ動感を表現する方法として、スローシャッターで撮る方法があります。標題の画像は、立川市の昭和記念公園で撮影したものです。

昭和記念公園は、旧立川飛行場跡地に作られた国立公園で、広大な面積を持っております。ここに、1週5㎞のサイクリングコースがあります。ここで行われた自転車レースを撮影したものです。

コース脇に小型の三脚を設置し、ワイドレンズで、60分の1位のシャッター速度で撮影しました。見事に先頭集団が、流れました。次は、皇居北の丸公園で撮影したものです。

若いカップルが、写真を撮っておりました。単なる記念写真では飽き足らないのか、女性の方が、片足立ちで、ポーズを取り始めました。これは面白いと思い、三脚にセットしたカメラを急遽、彼らに向けました。シャッタースピードを、20分の1にセットして、切りました。

画像が小さくて、分かりにくいかもしれませんが、周囲の通行人がぶれて、彼ら、二人だけの時間が止まった様に、写りました。(H15年 O-Net愛のフォトコンテスト入選「私を撮って」)

 

下段の画像は、浅草三社祭のお神輿を撮ったものです。浅草寺正面で、神輿の担ぎ手が、掛け声と共に、神輿を上下に揺すっているところを、スローシャッターで撮りました。担ぎ手と神輿の上部が揺れております。一方、周囲の見物人はぴたっと止まっております。

 

この浅草三社祭は、ものすごい人出で、一日数十万人の人出があるといわれています。境内は人また人で、立錐の余地もありませ。とても三脚を立てる余地はありません。この時は、本殿の階段の上からやっと撮影しましたが、手振れ補正レンズの効果を認識したカットでもありました。(CANON EOS7+EF75~300mmIS S=1/20)

次は、風の強い日に、積丹町の神威岬で撮影したものです。遠方で記念写真を撮っているカップルを入れて、風を表現してみました。シャッター速度を30分の1にセットし遊歩道の柵にカメラを固定するようにしてシャッターを切りました。

 

手前の草が風になびいている様子がよく分かると思います。(H20年積丹観光写真コンテスト優秀賞「風の強い日に」)最後の二枚は、動感を現すというよりは、光跡を捉えるといった方がいいかもしれません。

上段は、美瑛マイルドセブンの丘で撮影したものです。周囲が暗くなりかけて、撮影を終了しようとしていた時に、一台の車がライトをつけてやってきました。この車のテールランプを撮れば面白い画像になると、一瞬ひらめきました。

慌ててシャッター速度を、バルブにセットし、レリーズで10秒ほどでしょうか、露光してシャッターを閉じました。後日写真屋さんから戻ってきたポジフィルムを見て、思い通りの出来上がりに、納得でした。なんせ、一発勝負でしたから。(CANON EOS7+EF28~105mm ダイナEBX)

 

最後は昨年撮影した画像で、星出さんが乗ったシャトルが、国際宇宙ステーションとドッキングした時のものです。二分ほどの露光でしたが、光跡が上手く捕らえられました。(CANON EOS KissDigiN+SIGMA15mm ISO=800 WBオート F5.6 113秒露光)

 

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新緑の羊蹄周辺めぐり

2009-05-22 09:06:00 | 旅行
先日の5月20日、写友とニセコ神仙沼に行きました。神仙沼に上がる朝日を撮るために、午前3時出発です。国道5号線を岩内方面に向けて走り、共和町から農道を通り抜け、ニセコ連峰に入ります。高度が増すたびに道の両側に、残雪が多くなります。

果たして、神仙沼にたどり着けるか、不安がよぎります。午前4時半頃、神仙沼入り口の駐車場に着いたところ、売店はロープで閉められておりました。沼へは遊歩道を歩いて20分ほどかかりますが、一面の残雪で入ることが出来ません。

やむなく、雪秩父温泉、五色沼温泉に向かいましたが、道道が一部閉鎖されたままでした。ここも全面開通には、まだ数週間かかるようです。一旦ニセコ町に出て、道の駅ビュープラザに立ち寄りました。まだ6時前です。当然開店はしておりません。

天気は快晴ですが、ここからは、羊蹄山が、逆光になります。芝生においてあるディスプレー用の農機具と羊蹄山を撮影しても、上手く羊蹄山が写りません。しかし朝露にぬれた芝生を見ると、逆光に照らされた朝露が色とりどりに輝いています。

標題の画像がそうです。原因は分かりませんが、手前が青く輝き、奥のほうが金色に輝いています。何と言うきれいな朝露でしょう。夢中になってシャッターを切り続けました。下の画像も新緑の草と朝露を撮影したものです。

 

次は羊蹄山の映り込みを撮影するスポットである、倶知安町郊外の十割蕎麦店裏の沼に向かいました。この蕎麦店は美味しいと地元で評判の店ですが、開店が午前11時のため、一度も入ったことがないのが残念です。

 

この日は、快晴でおまけに無風状態で、この小さな沼に冠雪した羊蹄山がくっきりと映り込んでおります。写友によれば、何度も来ているが、無風で、このような綺麗な映り込みは初めてのことだそうです。下のカットは、沼の奥の白樺並林の映り込みを撮ったものです。

 

そして更なる撮影先は京極町の噴出し公園です。ここは羊蹄山の雪解け水が噴出しており、多くの人がポリタンクで水を求めに来ます。ここの噴出し水を使った「京極名水コーヒー」も地元特産品として売られております。

 

地下から溢れ出した水が、公園内に落ちるところを、超スローシャッターで撮影したのが、上の画像です。下の画像は、公園内の池に映り込んだ羊蹄山ですが、運よく桜が咲いておりました。5月も20日だというのに、数本の桜が、散るのを惜しむかのように咲いています。

これと羊蹄山を組み合わせて撮らない手はありません。まだまだ掲載したい写真があるのですが、いくらでも、というわけにも行きません。十分納得できる写真を撮り、次の撮影地に向かいました。

 

次は、尻別川の、ラフティング撮影です。残念ながら、今日は平日で、ラフティング隻数が少なくて、到着時には、午前の部が終了しておりました。午後の部までは時間があるため、次回撮影ということにしました。

帰路は、昨年開通した倶知安~赤井川線を通ります。そこでキロロによることにしました。キロロは、スキー場として有名ですが、今は通年観光として、色んなイベントをやっております。滝を撮影しましたが、画像はカットして、下の画像を上げて起きます。

 

一見して、おやっと思われた方も多いかもしれません。そうです、山の上方部には残雪があり、新緑の季節なのに、紅葉が混ざっているのです。「春紅葉」と呼ばれる現象です。詳しくは分かりませんが、新緑になる前の一時期、こういう現象が起こります。

北海道では、蝦夷山桜などでも見られる現象です。蝦夷山桜は、桜の花びらと茶色の葉が同時に咲きます。桜が散ると、茶色の葉は、徐々に、緑色に変わっていきます。多分これと同じ現象だと思います。
 
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写真に動感を…流し撮り

2009-05-20 09:07:21 | 写真
画像に、動きを表現する手段として、よく流し撮りが使われます。高速でサーキットを走るレーシングカーを、流し撮りで撮影した画像を見たことがあると思います。私は、レーシングカーは撮りませんが、よく人力車を、流し撮りします。

上の画像は、小樽運河沿いの臨港線を、余市方面から札幌方面へと走る人力車を流し撮りしたものです。撮影場所は、運河工芸館という、ツインドームの建物の屋上展望台(4F相当の高さ)です。人力車のスピードに合わせて、カメラを左から右に振ります。

この時大事なのはシャッタースピードです。シャッタースピード優先にして、1/60、1/45、1/30など事前に何回か試し撮りして、最適スピードを選択します。この時は、確か1/45だったと思います。平成17年6月の撮影で、当時はまだフィルムを使っておりました。

ちなみに、この画像は翌年18年の毎日写真コンテスト・ファミリーの部で優秀賞「俥屋さん走る」となりました。
さて、これから運動会のシーズンに入ります。この時季の運動会は、北海道だけかもしれませんが、子供さんの走る姿を流し撮りしてみてはどうでしょうか。

次の画像は、孫が通学している小学校の運動会で、当校名物大バトンリレーを撮ったものです。かなり遅いシャッター速度ですのでバックが大きく流れました。別の組を含め、20~30カット撮りましたが、成功したのはこの画像を含め2~3カットでした。後はブレブレでした。(キャノンEOS Kiss Digi N、F9.6 1/15 H19年学校大好きフォトコンテスト入選「大バトンリレー」)

 

最後の画像は、小樽市内の観光名所を走る、小樽ロマン号を流し撮りしたものです。この赤いロマン号は、いつも絶好の被写体になってくれます。この時ロマン号を撮影していたら、偶然反対側から、自転車に乗った観光客が通りました。カメラを振った逆方向に自転車は走ったので、自転車は大きく流れました。

 

最後に二つ画像を上げておきます。小樽はやはり人力車が似合う街です。上段は、全国でも珍しい女性の俥夫です。聞くところによると、名古屋の大学を卒業して、周囲の反対を押し切って、俥夫になったといっておりました。加奈さんといい、人気者でしたが、昨年名古屋に帰ってしまいました。

下段は、チャリンコタクシーです。通称「チャリタク」といいます。人力車ほど数は多くありませんが運河周辺を中心に数台が走っております。人力車は真冬でも、吹雪の日でも走っておりますが、流石にチャリタクは、冬季間休業です。
 

 
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子供を撮る…その2

2009-05-17 09:08:17 | 写真
子供を撮るときは、出来るだけ子供の目線で撮るは、鉄則ですが、時として違う角度から撮ってみるのもおもしろです。上の画像は、小樽潮祭りで、中央ステージでYOSAKOIソーランを踊った直後に、引率の先生のそばに集まった子供たちを撮ったものです。

踊りのスタート地点から、2キロほどを踊って来て、最後に中央ステージで演舞した直後ですが、疲れたと言う表情と同時に、最後まで踊りきったという満足感が読み取れます。

この時は、カメラを高く持ち上げ、ノーファインダーで、ストロボを発光させたものです。一発勝負の撮影でしたが、結果OKでした。ちなみに、潮祭りのフォトコンで推薦となりました。

 

次の画像は、高幡不動尊で撮影したものです。小学校高学年の生徒が数人境内を走り回り、水を掛け合ったりしておりました。カメラを向けると、撮って、撮ってと合図をしてきました。それではと、山門に並んでもらい好き勝手なポーズをしてもらったのがこの画像です。元気のいい、明るい子供たちでした。(H14年日野市観光協会フォトコン・高幡不動尊賞)

 

これも同じく高幡不動尊の境内で撮影したものです。あいにくの雨でした、雨が降っているからこそ撮れた一枚なのです。親子連れで来ていた子供が、なにが気に食わないのか、雨傘の柄の部分に噛付いて、離さずに歩いているのです。それをミニーちゃんがしっかりと見ております。子供って、なにをしだすか分からないところに面白さがあると思います。

    

最後の二枚のうち左は、帯広郊外のグリュック王国で撮ったものです。子供が、「カエルさん、ここで何しているの?」と言う会話が聞こえてきそうです。右は、滑り台の前の方がつまっているのに、後ろから上がってくる子に、クレームをつけているように見えます。

とにかく子供たちを撮るのは面白いですね。子供の動作、表情は予測の付かないことがおおいので、じっと追いかけているととんでもない場面出くわします。それが傑作を生むことにもなるからです。
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子供を撮る

2009-05-16 09:27:24 | 写真
子供はいい写材になります。でも最近は、個人情報の保護とか、肖像権が厳しくなって、迂闊に撮っては後で問題となる事もあります。特に意思表示の出来ない子供の場合は、保護者の承諾が必要になります。

一声、「可愛いですね、ちょっと撮らせてください、後で写真をお送りします」とことわれば、たいていはOKが取れます。勿論、後日写真を送ります。さて、私の場合は、二世帯住宅に住む三人の孫たちがいい被写体になってくれます。

上の写真は、家内と娘(孫たちの母親)が、韓流ドラマの一シーン(題名は忘れました)を真似して、孫たちにタヌキのメイクをしました。孫たちをソファーに三人並べて、コンパクトカメラで撮ったものです。(FUJI Fine Pix F11、ナチュラルモード、WBオート)なお、この写真は、平成19年の写真道展に入選しました。題名「我が家の小狸・孫三兄妹」

子供の写真を撮るときは、出来るだけ子供の目線にまで下げるようにといわれています。常に、この言葉を思い出しながら撮るようにしております。

次の画像は、我が家の横小路で、孫娘二人と飼い犬のスナップです。出来る限りカメラを下げて、表情のいいときにシャッターを切りました。(明治安田生命道央支社フォトコン銀賞「ソリ遊び」)



なお、スナップ写真を撮るときは、「一に表情、二に動作、三四がなくて五に構図」を心構えとしております。この言葉は、スナップ写真家のそえじまみちおさんの「実践・右脳写真」に述べられております。

   

上の画像左は、真ん中の孫娘が三歳くらいの時のものです。不二家のペコちゃんの耳に抱きついて振り返った時のものです。孫娘は、大きな耳だねといいましたが、私には、「ペコちゃんの目も、キミの目も大きいぞ」と思いました。

画像としては、プレスト400を1600に増感しておりますので画像が荒れております。また左が多少窮屈ですが、人物が入り込んでいましたのでこういう構図になってしまいました。 

右の画像は、一番下の孫娘で、二歳前の頃です。魚眼レンズにフードをつけて近寄ると、孫娘は、なんだろうこの穴はといわんばかりに覗き込み、小枝を差し込んで来ました。子供の心理が表れていると思います。

最後の画像は、一番下の孫娘が三歳時の七五三の時のものです。貸衣装屋で、晴れ着を来て、盛んに、「私可愛い?」とたずね、写真撮ってとせがみます。大きな鏡の前に立たせて、後ろから撮影しました。ついでに私自身も写りこませました。

 
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八重桜満開

2009-05-14 09:06:03 | 写真
今小樽では、八重桜が満開です。運河の手前の舗道には新緑の松に挟まれる様にして、八重桜のピンクの花びらが風に舞い踊っております。街中の一般家庭の庭でも今が盛りと八重桜が満開です。エゾ山桜やソメイヨシノと違って、色が濃く、ボリューム感があるだけに、一層八重桜が目立ちます。

さて、今回は東京に勤務していた折の話を二、三したいと思います。平成13年3月31日に、忘れられない現象に出会いました。前日の天気予報で、今夜(30日)から急速に冷え込み、明朝(31日)には雪が降るかもしれないというのです。

桜満開の折に、何と桜と雪の組み合わせが撮影出来るかも知れないのです。案の定、31日は早朝から小雪が降っております。早速カメラにストロボをセットし、近くの桜並木に行きました。

当時、住宅が立川の錦町3丁目にあり、桜並木は、市役所・立川病院裏の道路両脇にあって、JR西国立駅まで続いておりました。雪を画面に取り込むために、ストロボを発光させて、36枚撮りフィルム一本撮り終えました。内心傑作が取れた、珍しい写真が撮れたと自己満足しておりました。 
 

写真が出来上がるまでの間、タイトルには「桜満開、ところにより雪」とつけようなどとにんまりしておりました。しかし、出来上がった写真を見てがっかり。確かに雪は写り込んでおりますが、雪なのか、花びらが散ったものか区別がつかなかったからです。

上の画像からも分かるように、小雨の中を桜が散りかけているとしか見えないからです。というわけで、傑作はものに出来ませんでした。

しかし諦めてはいけません。それではと、夜桜を撮りに早めに昭和記念公園に出かけました。そこで、疎水を流れる花びらが渦を巻いている場面に出会いました。それが下の画像です。

 

この疎水は人工的に作られたものです。水深が3-5cmと浅く、なおかつ底が凸凹しているために、あちこちで渦が出来るみたいです。このように、数箇所で渦を巻く現象は始めて目にしました。

次の画像は二枚とも、そのときに撮影したものです。昭和記念公園は、わたしのお気に入りの撮影スポットでもあります。

    
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八重桜の季節

2009-05-12 09:00:18 | 写真
桜前線は、あっという間に小樽を通り過ぎてしまいました。そして、一昨日の5月10日には、日本最北端の稚内と、最東端の根室に同時に到着し、桜前線の北上は終わりとなりました。

ところが桜は今、道央では最盛期なのです。そうです、八重桜が満開を迎えているのです。八重桜の名所は何と言っても北海道庁でしょう。道庁の前庭には数十本の八重桜があります。新緑の季節とあいまって、八重のピンクが一段と映えます。

下段左は池を背景にして撮りましたが、新緑が反射した池に映りこむ桜も見事です。右の画像は、満開の八重桜をもう少し大きく撮って見ました。

    

北海道庁は、観光ルートにもなっていて、毎日多くの観光客が来ます。下の画像は、数人の若者たちが記念写真を撮ろうとしているところです。ただ並んで撮るのは面白くない。カメラを構えている仲間に向かって全員が走り出して、一斉にジャンプしたところを撮影しようというものです。

 

なかなかポーズが決まらず、彼らは3回もジャンプしました。お陰で、私も撮影のおこぼれに預かりました。
次の画像は、道庁の職員でしょうか、散り行く桜を惜しんでいるかのようでした。

 

散り終わってもなお、桜の花びらは、子供にとっては遊び道具になります。桜色のウエアーを着た女の子が、散った花びらを高く放り上げ、風に舞うのを楽しんでおりました。

 

なお、これらの画像は、今年のものではありません。過去に撮影した画像を編集致しました。
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GWと桜

2009-05-08 09:04:41 | 日記
 

GW真っ只中に、小樽は桜満開となりました。今年の桜は何かおかしな感じがします。例年であれば咲き始めてから満開になり、散り始めるまでにゆうに一週間はありました。ところが今年はあっという間に満開になり、満開になった途端に葉桜になってしまいました。猛烈なスピードで、桜前線が通り過ぎていったという感じなのです。

ゴールデンウイーク中は、小樽も交通渋滞が激しく、市内を走るだけでも大変でした。というわけで、今年は6日に手宮緑化公園で、7日に小樽水源地で桜を撮ってきました。

上記の二枚の画像は、小樽水源地で撮ったものです。水源地の内側は、6月第一週の水道週間にしか開放されていません。桜の時季は、水源地の外側からしか見ることが出来ません。残念なことに、周りには立ち木がとても多くて、なおかつ立ち入り禁止区域も多く、撮影スポットはおのずと限定されてしまいます。

一枚目は、取水塔と桜を撮ったもので、二枚目は水源地の水が溢れて流れ出すところです。二枚目の画像は、NDフィルターを使い10秒間ほど露光しています。桜がぶれているのが分かります。なお、次の画像は、ここから溢れ出た水が、段差を一気に降りていく所を撮ったものです。地元では、これを「川すだれ」と呼んでおります。

 

さて、6日に撮影した、手宮緑化公園ですが、やはり公園近くでは花見の車で渋滞していて、身動きできないような状態でした。早くに到着して正解でした。

下の画像は、午前10時半に新潟行きのフェリーが出航しますので、このフェリーと桜をかみ合わせて撮影したものです。小樽港から出るフェりーは、このほかに午後11時に出航する、舞鶴行きがあります。

 

公園内には、色んな桜が咲いております。ソメイヨシノなどとは違って、少し小ぶりで、白っぽい桜が目に留まりました。案内板にはチシマザクラとあります。名前からも分かるように、道東や北方領土で咲く、寒冷地の桜です。青空に映えてとても可愛く見えました。

 

下は幹に張り付いた桜です。よく見ると、花びらが風に揺れています。これを表現したくて、ND400フィルターを装着して、1-2秒の露光で撮影しました。とても可愛く撮れたと思っております。

 

GW中に撮影した桜は以上ですが、もう一箇所私の好きな撮影スポットがります。それは水天宮の桜とお宮の組み合わせです。画像は去年のものですが、お気に入りの一枚です。

 
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鉄道…あれこれ

2009-05-06 09:21:47 | 旅行
3月中旬のブログで、SLについて取り上げましたが、今日はそれ以外の鉄道について取り上げてみたいと思います。なお、私自身は、鉄道マニアではありませんので、写真がどうしても、スナップの域を出ませんのでご了承願います。

平成12-14年の二年半ほど八王子に勤務していたことはすでに述べたとおりです。立川市に住宅があり、中央線で八王子に通っておりました。乗車時間は10分ほどですが、車窓から富士山が見えるので、いつも先頭車両の運転手の後ろに陣取って、進行方向を見ておりました。

日野市を過ぎるあたりから、左右に富士山がちらちらみえてきます。いつもコンパクトカメラを構えては撮影しておりました。しかし、ブレたり、ガラスへの映り込みがあったり、架線と重なり合ったりして満足な写真が取れませんでした。

そこで、高感度フィルムに、一眼レフ、PLフィルターをつけて撮った一枚が上の画像です。正面に冠雪した富士山が写り、手前の黄色い保線用車両も良いアクセントになったかなと思っています。お気に入りの一枚になりました。

さて、私の利用している中央線は、殆どが高尾どまりです。高尾というと、東京都民のハイキングコースとして有名です。3月にはこの高尾山の火渡りが行われ、珍しい儀式のせいか外国人が多く見学に来ます。火渡りについては別の機会に譲るとして、高尾山の中腹までは、登山電車が出ています。

下の二枚の画像は、車内から映したものです。単線のために、途中で下りの列車とすれ違う瞬間です。もう一枚は車内の様子です。結構急勾配を登りますので、車内が階段状になっております。

 

 

次の画像はいずれも八王子駅の北口で撮影したものです。私の勤務先は駅正面口にありましたので、滅多に北口に行くことはありません。たまたまふらりと行ってみると、線路が複雑に絡み合って、絵になりそうだと思い、撮影したものです。

   

東京にいる折に、鉄道関係の写真をかなり撮っていると思ったのですが、いざ調べてみると、フィルムからCDに取り込んでいないものも多く、5枚に留まりました。撮影はいずれも、H12-14年で、フィルムによるものです。

最後に上げた二枚は、このゴールデンウイークの4日に、小樽市総合博物館(博物館、交通記念館、青少年科学館の三つが統合された)で撮影したものです。

ご存知のように、小樽手宮~幌内間の幌内鉄道は明治18年に出来た、日本で3番目の鉄道です。小樽築港駅にあった機関区がここ手宮に移され、手宮~南小樽間が廃線になった後も、色んな車両が保存されております。

明治の頃に石炭を牽引したであろう弁慶号、しづか号が、当時のまま保存されていますし、かつて活躍した機関車、車両が数多く保存されております。右の画像は、明治の頃アメリカから輸入された、アイアンホース号です。

いま、格納庫から出て、回転台で方向転換しているところです。これから、ちびっ子たちを載せた客車に連結され、敷地内を走るのです。

     
  

 
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道南桜紀行…松前

2009-05-03 09:19:14 | 旅行
翌日29日は、朝から快晴でしたが、とても気温が低く肌寒く感じました。前日の天気予報では、最低気温が1度ということでした。

函館から松前に向かう途中の渡島当別には,男子修道院トラピストがあります。なお、函館観光で有名なトラピスチヌ(女子修道院、上湯の川町)とは違います。午前6時頃に着いた時には、日陰に霜が降りていました。

やがて、陽が当たって霜が溶けた時には、朝露となり、きらきらと輝いておりました。(上記画像)
さて、松前城の桜についても、五稜郭公園と同様に、桜は殆ど咲いておりませんでした。早咲きの桜が数本見られる程度でした。(下記二枚の画像)

下記左の画像からも分かるように、お堀の両岸に植えられている桜の木も、蕾のままです。ここでも桜の撮影を諦めて、公園内や隣接する数箇所のお寺巡りをすることにしました。

   

お城の裏側は、丘陵地帯が続き、いくつかのお寺があり、最後に、武家屋敷へと繋がっております。丁度桜祭りが開催されていて、今日は祝日ということもあって、花見の客も増えだしてきました。

 

 

蓮池の蓮が、青空に映えてとても綺麗に見えました。また、光善寺の境内では、壊れかけた石仏像が、とても印象的でした。

最後に、武家屋敷に立ち寄ってみました。勿論、江戸時代からの建物ではなく、当時の屋敷や、商家などを観光用に復元したものです。入り口の近くで数人のカメラマンが盛んにシャッターを切っています。よく見ると、忍者を撮っていたのでした。

桜祭りということで、事務局の職員でしょうか、水あめ売りの格好をした娘さんがおりましたので、橋の欄干でポーズを取ってもらいました。モデル代として、一本50円の水あめを5人全員が買ったのは勿論です。

 

 

最後の画像は、小樽への帰り道、乙部町のドライブインで昼食を取っていた時に、見つけたディスプレイです。広い庭には、船を模した子供用の遊具があり、浮き玉とマッチしたかなと思っております。

 

今回の道南桜紀行は、思わぬ、大雪の影響で、桜奇行になってしまいましたが、それはそれで、また写真としての収穫もありました。ここに上げた以外の画像については、別の機会に紹介したいと思います。


 

 



  

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道南桜紀行…函館

2009-05-02 09:09:41 | 旅行
4月28-29日と函館一泊で、写友5人で五稜郭、松前城の桜撮影に行ってきました。25日(土)に五稜郭の桜が開花したということでしたが、26-27日にかけて、北海道に低気圧と寒気団が同時にやってきました。何と27日には道内全域に季節はずれの大雪に見舞われてしまいました。

そのために、五稜郭の桜は、開花した途端の状況でストップしてしおりました。1分咲きにも達しておりません。28日も時々晴れ間が出ましたが、風が吹いて寒いこと、体感温度は、確実に氷点下の感じでした。それでも一部、早咲きの大山桜が、寒そうに咲いておりました。(上記画像)

五稜郭での撮影を、早々に諦めて暖かいところをということで、湯の川の熱帯植物園に行くことにしました。ここにはサルもおります。サルも寒いのか、団子状態になっております。一頭だけそっぽを向いているのがおります。団体行動から外れる奴がいるのは、人間の世界でも同じですね。
 

次の二枚は植物園のブーゲンビリアを撮ったものです。一枚は、逆光状態で露出を+1.5オーバーにして撮影しました。もう一枚は、ブーゲンビリアの密集しているところを、あえてヴィヴィッドにして撮影しました。標題をつけるとすれば、「ブーゲンビリア咲乱」でどうでしょうか。


   

夜は、函館山に上がりましたが、寒いこと寒いこと屋外で数カット撮るのがやっとでした。街並みの夜景のカットもありますが、定番ですので、ここでは駒ヶ岳を中心に撮影した画像を上げました。(下記画像)

 

この時季これだけクリアーに駒ヶ岳が見えるのも、前日の大雪の影響でしょうか。空気が澄んで、駒ヶ岳も真っ白になったためかと思います。画面右の、赤い鉄のアーチは函館ドッグのクレーンです。最後の画像は、函館ベイサイドの金森倉庫群です。

 
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