紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽思い出の一枚…ダンスダンスレボリューション

2024-03-27 08:20:28 | 今週の一枚


かつて、マイカル小樽(現WingBay小樽)のゲームセンターで「ダンスダンスレボリューション」という踊りが流行っていたのをご存じでしょうか? コナミが1998年9月に発売したアーケードゲーム(と言うらしい)で、画面に出てくる画像に合わせてステップを踏むゲームです。台座には、上下左右4枚のパネル板があって画面の指示通りステップを踏んで得点を競うゲームです。言葉で説明するより、表題の画像を見ていただければ、ああ、あれかと思われるかもしれませんね。
(画像はいずれも、H11.4.18撮影です)




すぐそばで見ている坊や、次は僕の番だと言っているのかな?




華麗なステップで、ノーミスでした。「次は、私たちの番よ」とでも言っているのかな?順番待ちができるほどでした。




上の画像で順番待ちしていた彼と彼女、さすがうまいこちらもノーミスでクリア。彼女の足に注目、厚底ブーツを履いています。



私だって、ステップ踏めるわよと飛び出してきましたが、マシンの画面を見ていない。残念ながら途中でリタイアでした。



順番待ちが出来るほど、人気のあるゲームでした。



☆話は変わって、平成11年3月マイカル小樽が開業すると同時に、小樽築港側の1番街にできたのが、ビブレ(スーパーマーケット)、小樽側の5番街にできたのがポスフール(スーパーマーケット、のちのイオン)でした。ダンスダンスレボリューションの画像でも厚底ブーツの少女たちが写り込んでいますが、厚底靴流行の末期ごろでした。




ビブレ内を闊歩する彼女たち。10cmほど背が高くなる。(H12.4.30撮影、次の画像も同日)




厚底ブーツも流行末期で、画面右母親に手をひかれた坊やが、ブーツを見ているのが、なんとも面白い。


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小樽思い出の一枚…「運河工芸館」

2024-03-21 12:06:33 | 街中ウォッチング
          ilPONTE(旧運河工芸館)の入り口に飾られた作品(水槽のように見える?)




小樽思い出の一枚として、今回取り上げるのは「運河工芸館」です。この建物は、昭和63年(1988年)に運河を一望できる臨港線沿いに開館。(株)小樽工芸社が運営するガラス製品製作会社で、建物は煉瓦造りで、地下1階がガラス製作工房で、当時珍しかったガラス職人の実演を間近で見られる工房として人気を集めました。ガラス製作体験メニューも用意されており、入館者がガラス製作を楽しむこともできました。

また1階では、地下で製作した製品や道内各地から取り寄せたガラス製品を販売。2階はレストランと見学者が小物ガラスと製作を体験製作できるコーナー。中でも人気があったのは屋上のツインドーム。そこから見ることのできる小樽運河や小樽港の眺めが抜群。そして天気のいい日には遠く石狩湾越しに増毛や暑寒別連峰が見えました。

開館3年目を迎えた平成2年(1990年)には、小樽有数の観光施設となり、その後、最盛期には個人旅行客や修学旅行生など、来館者数は年間2万人に達しました。ガラスの街小樽を代表する施設として人気を集め、中山美穂主演映画「Love Letter」の撮影に使われたのがこの施設。
(注)「Love Letter」については、6回目の小樽思い出の一枚「ひな巡り」の項で取り上げ済み。クリックするとFacebookにジャンプします。

しかしながら、平成20年(2009年)の金融不安、翌23年(2011年)の東日本大震災以降は、集客が落ち込み、来館者が激減。ピーク時の8~9割減となり、同年8月に遂に閉店に至りました。

その翌年(平成24年)、小樽市内の別の町内にあった革製品・ガラス製作体験スタジオの「ilPONTE(イルポンテ)」がこの建物に移転しました。経営主体が変わったものの、現在も営業中。ただ屋上のツインドームについては、残念ながら立ち入り禁止となっています。

という事で、今回は昭和63年の開館から平成23年の閉館迄の間の画像と、現在のilPONTEの状況を取り上げました。ilPONTEについては、3月16日撮影です。なお、千歳空港の売店に「小樽運河工藝館」なるコーナーがありますが、運河工芸館とは、全く関係がありません。




二つのドームは行き来出来ます。この日は修学旅行生が大勢来ておりました。(H19.6.13撮影)




チャリタク3台流し撮り(H19.6.2)



臨港線を走る人力車(H16.6.6撮影、ネガフィルム、毎日新聞フォトコンファミリーの部優秀賞)



隣接する小樽博物館の屋根瓦修理、小樽で屋根瓦の修理は珍しい。(H19.5.31撮影)



地下1階の工房でガラス製作中の職人。天窓から差し込む日が床に反射している。(H19.5.31撮影)




炉でガラスを熱する作業中(H19.5.31撮影)



(H20.9.4撮影) ツインドームの屋上から札幌方向を見る。奥にドームが見えますが、小樽駅前通り(中央通り)の「ホテルノルド」です。現在も午後6時のNHK 札幌放送局の天気予報は、ここノルドのドームから、小樽運河を映し出しています。



(H20.9.4撮影) 大型船が入港していますが、遠方に増毛等がかすかに見えます。



☆最後にH24年に、ここに移転して来たilPONTEについて見ておきます。撮影日はいずれも3月16日です。なお、移転前は中央通り小樽運河プラザの1本裏通りに工房があった記憶があります。




店舗前面に、大きな垂れ幕が出ています。



画面中央の階段(4段)の向かいにあるのが、表題の画像の金魚の水槽です。階段の奥は地下1階のガラス工房に通じます。




1階は、自社製品他のガラス製品が並べられていました。昼休みらしく、店員は1名しかおらず、最近入社したばかりで、解りませんとのこと。



屋上のドームへは立ち入り禁止となってました。



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小樽中央市場のガンガン屋台

2024-03-12 06:05:43 | 写真
                      市場内で飲食歓談する方々



「小樽思い出の一枚」と題して、今までTwitter(X)とFacebook(以下FB)で掲載してきましたが、Twitterでは文字数や画像数に制約があって、載せ切れませんでした。またFBでも画像の順番が不安定なため、今回からブログで紹介することにしました。


思い出の一枚の第1回目は「小樽中央市場のガンガン屋台」です。現在ではガンガンと言っても聞きなれない言葉かもしれませんね。昭和40年代頃には、醤油や油などの食料品を詰め込んだブリキの缶のことを言います。現在でもスチール缶として使われています。(詳しくはブリキ缶で検索のこと)
なお、小樽中央市場第2棟には、竹篭やブリキ篭に日用品を詰め込んで背負い、地方に売り歩く行商人のおばさん達が描かれています。これをガンガン部隊と呼んでいました。
<参考>



ガンガン屋台は、平成16年頃中央市場の第2棟と、第3棟で行われていたようです。新聞等で記事を読み、平成16年に撮影に行ってきました。当時はフィルムからデジタルカメラへの転換期で、この時はモノクロフィルムで撮影しました。


H16.6.17撮影  市場内のあちこちに「ガンガン椅子+テーブル」が置かれている。現在の閑散とした市場内とは雲泥の差。




二人で歓談、ビールもつまみも話も進む。




H16.6.17撮影 つまみ等の総菜を造っている。



さて、ガンガン屋台が旺盛を極めた当時とは違い今の現状を見てみましょう。3月11日(月)昼頃中央市場第2棟、第3棟、そして念のため3月末で閉鎖が決まった中央卸売市場も見てきました。
中央市場は、海側から山手の国道5号線に向かって第1棟、第2棟、第3棟という名称が付けられています。第1棟は、店舗が市場内ではなく外側四面にあります。第2棟から店舗が市場内にあって真ん中の通路を挟んで両側にあります。




第2棟の海側から入ると…



昭和30年代の間があります。裕次郎のポスターや炉端、それに前段でも見たガンガン部隊の写真等があります。




通路から奥(3号棟)を見ると昼時なので買い物客は少ないですが、なんとなくガラ~ンとした感じがします。




出口には海鮮丼で有名なガンガン亭があります。観光客らしき若い女性二人が海側に向かって降りて行きました。さて第2棟を出て、第3棟に入ります。




海側から第3棟に入ります。




一般客の買い物時間帯ではないと言え、ガラ~ンとした感じがします。空きスペースも多いようです。




ガンガン屋台は、第3棟で行われていたのかな?その名残りがあちこちに伺えます。




過去の隆盛が…今はギャラリーも閉められたまま。




中央市場第3棟を出て、小樽中央卸市場に入ります。この卸売市場は、今年3月末で売却閉鎖されることが決まっています。この建物は昭和32年の建物で、築67年老朽化が進み、また市場の利用者も激減、昨年10月に、札幌の不動産開発業者に売却されました。



3月11日訪れた時には、数店舗が営業中でしたが、どの店も在庫処分中でした。




卸売市場を出て、国道5号線を渡って見ると、小樽駅に近く立地はいいのですが、こちら側には観光客がこぞって立ち寄る、三角市場の出口と向かい合う状況。





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田中酒造亀甲蔵のひな祭りを撮ってきました

2024-03-02 21:19:29 | 祭り・イベント



3月2日(土)、猛吹雪の中を我が家から徒歩6~7分の所にある、田中酒造亀甲蔵のひな飾りを撮りに行ってきました。よりによって当日はまれにみる猛吹雪。臨港線沿いの亀甲蔵までは、石狩湾海岸から直接風雪が吹き付けるので、数m先が見えないありさま。もう少し前に撮りに行けばよかったか…10分ほどかけて到着。

ところが猛吹雪に関係なく観光客が続々とやってきます。車であれば、風雪は関係ないか。観光バスもやってきた。早速雛飾りのある2Fへ。例年に比べ飾りの規模が縮小したように思いました。数年前であれば琴の演奏会もありましたが…




亀甲蔵入り口扉に貼られていた案内板です。




2Fにあがって左側から、コの字型に並べられています。




中央奥には3組のひな壇が…以前はこの前で琴の演奏会が行われていました。今回は、2日、3日ともに特別なイベントはないようです。





中央のひな飾りの奥に、左側(列)のひな壇があります。




「京雅雛」と題名にあるとおり、雄雛と女雛の並び方が違っていますね。




並び方の違いは、上記の説明通りです。




コメント (2)
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