紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽商科大学「翔楽舞」第8回演舞披露会

2017-09-30 06:00:00 | 祭り・イベント

                                                 <翔楽舞演舞の一コマ 影が踊る>

 

9月9日土曜日午後1時30分から、小樽マリンホールで、商大「翔楽舞」のYOSAKOIソーラン披露会がありました。当日受付で配られたチラシによれば、今年は翔楽舞が結成されて10年目に当たると言います。6月に札幌で行なわれた「第26回YOSAKOIソーラン祭り」では、北海道知事特別賞と一次審査委員賞を獲得しております。振り、衣装、地方車(じかたしゃ)、曲、小道具などすべて学生達の手作りです。小樽という地域に根付いた団体を目指し、ボランティア演舞など多岐にわたって活動しているチームです。(翔楽舞HPを参照)

 


受付横には、今年のYOSAKOIソーラン祭りで着用した「慶陽=よろこび」の衣装が2点飾られていました。

 


最初は、今年の演舞「慶陽=よろこび」から始まりました。

 


動きを表現するために、シャッタースピード優先で撮りましたが、45~60分の1で撮ると、動きとシンクロせず、殆どがぶれぶれ(動きの方が早い)。結局は絞り優先モードで撮ってみると、案外流れるように撮れることも…

 

次はスライドで、今回の演舞披露に向けての練習風景が、上映されました。


順序は入り繰りしてますが、体育館での練習風景が見られます。従来の披露会とはちょい違った紹介で、良い企画かと感心しました。

 


面白いですね、このようにして練習に励んでいるんですね。後ろの文字を読むと、稲穂小学校の体育館を利用しているんですね。

 


披露会まであと〇日と書かれたボードを示してますが、画像の外になっちゃってる(笑)。

 


白飛びして、何が書かれているのか不明。でも彼女、彼らの表情がとても明るくて、見ている方は癒やされます。

 


さて、演舞は続きます。

 


演舞の前には、画像のように彩囃子(いろどりばやし)というように演目が示され、司会者が概要を解説してくれます。

 


彩り囃子の演舞

 


この衣装の純和風のデザインが最高に良いと思いました。

 


演目とは順不同ですが…

 


影も踊る。

 


演舞の順序が前後しますが、男子学生が頭上で振り回す法被が上手く流れました。

 


決めのポーズ。

 

途中で、これも恒例のスポンサーからの寄贈品の抽選会もありました。最後の演舞は観客をも巻き込んで「よっちょれ」


舞台上から客席の通路におりてきて、観客にも踊りを勧めます。

 


観客の中に、知り合いがいたのかな。

 


最後は全員舞台上に集合。

 


よっちょれ、最後の決めポーズ。

 


約1時間30に及ぶ披露会は終わりとなり、その後2017年と次期2018年のチームリーダーの挨拶で締めくくられました。

 


お疲れ様でした。

 

とにかく見ていて気持ちの良い演舞に拍手喝采を送ります。来年はもっと上位を目指して頑張れ、「翔楽舞」!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今年のだいどんでんは…

2017-09-24 06:00:00 | 祭り・イベント

                                                    <新芸能集団「乱拍子」の獅子舞い>

 

今年のだいどんでんは、9月16日~17日の土日二日間にわたり、札幌駅前通の南1条から狸小路にかけて歩行者天国で行われました。「だいどんでん」とは聞き慣れない言葉ですが、「大(だい)道芸で、街をどん(どん)でん(でん)返しする」という意味です。いわば、街の文化祭です。ジャグリングやマジック、パントマイムなどの大道芸のほか、音楽に演劇、ダンス、伝統芸能など、多彩なジャンルのパフォーマンスが勢揃いします。

事前にだいどんでん事務局のホームページで、タイムスケジュールや、出演パフォーマーの情報を確認するのですが…今回はどこを探してもなかなか出てこない。やっとタイムスケジュールを探し出してプリントしてみて、唖然としました。今までに比べ、会場数が約半減、出演パーフォーマーも大幅減。撮影に行く予定日の17日(日)には、セ三味ストリート、乱拍子など名前を見つけて一安心。早速写友と撮影に行ってきました。

 


4丁目交差点会場で(1番会場)は、オープニングセレモニーの真っ最中、キッズダンスチームによる演舞中でした。大勢の観客がいるので、観客の少ない後方からカメラを向けると、係員から「後方からの撮影は不可」と言われ、立ち退くも、前方は立錐の余地がない。やむなく、隣の4番会場のシャワー通(なぜシャワー通りというのか不明)会場へ移動。

 


上下左右に飛び跳ね、回転する演技を披露中の若者達、なお3組がここで演舞披露中。

 


バスケットボールを自由自在に操る若者。この妙技で全道大会で優勝しているとか…

 


わお!目の前でミニスカートの女性ポリスが、足を高く上げて…何とも刺激的。目のやり場が…いえいえじっくり撮りました。

 


この会場横では、JRバスのコーナーがあって、幼児がバスのお絵かき中。

 

シャワー通り会場のプレーが終わったので、注目パフォーマーの一つである「セ三味ストリート」のパフォーマンスを見るために6番会場セントラル前にいきます。近づくと津軽三味線が大音量で響いてきます。
<セ三味ストリート…紹介記事によると肉体派津軽三味線とのこと>
「押忍!我々は、常識を覆し、前例を打破し、数々の記録を塗り替え、そして恥の上塗りを重ねる肉体派津軽三味線大道芸パフォーマンススーパーアイドルユニット『セ三味ストリート』でR! 萩原遼とピエール小野が驚異の三味線パフォーマンスを繰り広げる!おまえらの会いと勇気、そして拍手と声援、さらに花束と札束が我々のパワーの源だ!」(2011年チラシ、原文のまま)

 


三味線を奏でるのは何も「バチ」だけではない、三角定規、キューピー人形の指、卵焼き用フライ返しなどを使って演奏

 


落語なら二人羽織というところか、通行人も思わず目をとめる。

 


観客にアンコールを要求し、正調津軽三味線をまじめに弾く二人。周囲から大きな拍手がわき起こる。

 

さて次は、今日の北海道新聞朝刊に紹介されていたパフォーマーKANAさんのフラフープの演技を見に、狸小路付近の3番会場アルシュ前に行きます。演技が始まるのを待っていると、変なオジさんがやってきました、一瞬パフォーマーかと思い、声をかけると一般人だという。


どう見てもこのオジさん、一般人には見えない。胸に掲げた菱形のメダルを見ろという。六つ葉のクローバーだぞと自慢する、四つ葉はよく見るが六つ葉は…見たことないだろう、もっとよく見ろ、茎が二本ある、写真撮っておけよと行って遠ざかっていった。ん?茎が二本で葉が6枚、あれれ、一杯食わされたか?

 


KANAさんの鮮やかな手つきに、金の輪が空中に止まってるように見える…

 


あざやかなのは、輪を回すだけでなく、帽子を次から次と回転させて、頭にすっぽり、

 


両手両足で輪を回転させて…見事しか言い様がない。衣装も次から次と脱いで…一瞬下着一枚に、なんて思わせる。

 


輪と体の動きに目が釘付けになる。

 


最後に、にこっと笑顔で帽子を差し出されると、わたしも写友もつい千円札を入れてしまった。

 

さて最も期待している「乱拍子」の演舞の時間がやってきました。彼らの演舞を撮ったカットで色んなフォトコンで入賞させてもらいました。特に太鼓をたたくリーダーらしき二人の老人(といっては失礼かも)の表情がとてもユニークで素晴らしいんです。
<新芸能集団「乱拍子」…2014年パフォーマー紹介記事から>
乱拍子は和太鼓演奏を中心に、日本古来より伝わる芸能を土台として、現代に息づく「北海道芸能」を創造している団体です。子供から大人まだ縦につながり家族のように芸をしています。年間数回海外公演もこなしています。

 


この方が代表の村場辰彦さん(乱拍子HP団員紹介から)

 


顔が百面相のごとく、変わる。

 


舞台美術制作担当の亀田厚彦さん。この方の表情も絵になる。

 


オカメ・ヒョットコ踊りもユーモラスで、周囲の笑いを誘う。

 


3体の獅子がユーモラスに絡み合い、周囲の観客が大笑い。

 


跳んだり、跳ねたり、回転したり、まさに獅子奮迅。

 


アップで撮ると、ユーモラスな中にも、迫力ある獅子の顔

 

演舞の最後は、観客を回って、縁起がいいとされる獅子の一噛み、観客の頭をがぶり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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芸術の秋(3)~写真展巡り

2017-09-18 06:00:00 | 写真

                                            <第64回写真道展 小樽支部審査会員・会友作品の一部>

 

小樽市立美術館の市民ギャラリーでは、7月から9月上旬にかけて様々な写真展がおこなわれました。主要な写真展は、ほとんど見に行ってきましたが、今回はそれらの中から五つの写真展について取り上げたいと思います。とりわけ高校の写真部員が撮った作品には目を見張る写真が少なくありません。もちろん私自身素人に毛の生えた程度ですので、文中のコメントについては個人的な感想にしか過ぎませんのでご了解ください。なお鉄路展は旧手宮線跡地で24時間屋外展示です。

☆小樽写真研究会第26回堂堂展 7月12日~17日 
☆2017小樽フォト虹彩写真展 7月26日~30日 なお、小樽工業高校写真部の作品展と同時開催
☆平成29年度北海道高等学校文化連盟(高文連)後志支部写真展 8月25日~27日
☆2017小樽・鉄路・写真展 8月28日~9月10日
☆第64回写真道展巡回展(第34回学生写真道展も同時開催) 9月6日~10日

 

☆小樽写真研究会・堂堂展
この写真展は例年小樽の特定の町を対象に撮影された作品を展示しています。今回は清水町・梅ヶ枝町が被写体になっています。


プロの写真家でもある志佐公道さんの写真

 


宮崎早智子さんの写真が目を惹きました。モノクロ写真の一部のみが青や赤の色味が残っているからです。

 


清水町・梅ヶ枝町とは別に、企画展として、各自出展されていますが、その中で目を惹いたのが「消えていく倉庫群」。小樽の情景を数十年にわたって、モノクロで撮り続けている佐藤通晃さんの作品で、かつて活躍した運河周辺の倉庫が徐々に取り壊され消えていく様子が映し出されています。

 

☆2017小樽フォト虹彩写真展・小樽工業高校写真部展
会員の押切吉紀さんが工業高校写真部の顧問をされておられることから、今回同時開催となったようです。

 


中島史江さんの「炭鉱跡」が目を惹きました。ここ三笠市の奔別炭鉱跡には、縦坑櫓が当時のまま残っています。小樽から富良野美瑛方面にゆく際にはここを通りますので、何度か廃坑跡に寄って撮ったことがあります。

 


小樽工業高校写真部の作品ですが、左の薄茶の作品は、写真部顧問の押切吉紀さんの作品です。デジタルで撮影した画像を、塩と硝酸銀を用いた古典的な手法でプリントした作品です。右側は部員である生徒の作品。

 


その中から特に目を惹いたのが、右端中段のマラソンランナーが給水を受けている瞬間の画像。小さくて分かりにくいですが、受け取ったコップから水が飛び跳ねています。選手のつらそうな表情とコップの水、見事な一瞬を切り取ってます。

 

☆高文連後志支部写真展
後志地区大会に出品された439点が一堂に展示されています。上位入賞作品のほかは、学校別に展示されています。これだけの数がそろうと、壮観です。

 


最優秀賞1作品、優秀賞4作品がまずギャラリーの入り口近くに展示されています。白黒プリントが多かったので、あえてモノクロで撮りました。画像が小さくてわかり図雷ですが、上位5作品はいずれも、小樽工業高校の生徒の作品でした。最優秀賞は「ZOU」というタイトル、像の肌をモノクロで撮影した作品でした。

 


これだけあると見応え十分。

 


選外でしたが、中央の縦4枚組み写真に注目です。シャボン玉を吹く女子高生を撮ったものですが、モデルがかわいいだけに、最下段の画像、顔が重なったのが残念。友人なら取り直しができたはず…

 


これも惜しい作品、ボールを受け損なった友人の手を見ていただきたい。なんと両手にサンダルをはめて受けようとしている瞬間。手のひらが返って、ボールをはじく寸前(もちろん人物の顔がはいって)ならば…最高のカットになったかも…

 

☆2017小樽・鉄路・写真展
例年この時期旧手宮線廃線跡地で開かれます。24時間オープンですので、この間雨が降ったり、風が吹いたり、その都度手直し作業が大変なようです。

 


会場入り口に立つ案内板。

 


鉄路展を見に行った9月3日は、ちょうど「小樽アニメパーティー」開催日でもあったので、鉄路展を訪れるコスプレの方々も大勢いました。

 


当別町の坂本史顕さんの作品に、毎年見入ってしまいます。今まではA4サイズ写真でしたが、今年は二枚つないでA3サイズにしています。

 


出展者のお名前を忘れてしまいましたが「Akiko 20歳」と題されたこの作品に魅了されました。モノクロとカラーがありましたが、被写体の目線に魅せられてしまいました。

 


ここ旧手宮線跡地で撮影されたようですが、淡いトーンのなかに、真っ赤な唇と、黒い瞳が強烈な印象を放っています。ただポーズ不自然なのが気になります。むしろ左側から胸の膨らみを見せる方が自然のような気がしました。

 

☆第64回写真道展(審査会員・会友作品展を含む)・第35回学生写真道展
全作品340点ほどが一堂に展示されると、とてもゆっくり鑑賞できませんが…

 


会場入り口には写真道展自由の部の1席~3席の入賞作品が展示されています。

 


入選作品ですすが、一瞬赤っぽく光るものがなんだかわかりませんでした。よく見ると浜辺を漂う昆布が日に照らされている写真でした。

 


もう1点は、赤い沼地に咲く水芭蕉です。「褐色の沼に生きる」とありますが、オンネトーの少し手前にある「鏡沼」で撮影されています。

 


学生同展の入選作品から。夕日の浜辺で逆立ちするポーズの写真がいい感じでした。

 


同じく学生道展の作品から、右上と左下の写真がいいですね。いずれも水たまりの影を主題にしている点が光りました。

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沼田町の夜高あんどん祭りを撮りに

2017-09-11 06:00:00 | 祭り・イベント

                                          <台車を上下に揺らして、見得を切り、気合いを入れます>

 

8月26日(土)写友と沼田町の夜高(ようたか)あんどん祭りの撮影に行ってきました。空知管内の沼田町は、札幌から北にほぼ130kmにあって、蛍の里としても有名です。古くはNHKテレビ小説「すずらん」の舞台となった架空の駅「明日萌駅(あしもい)」があります。実際は留萌線の恵比島駅ですが…

この時期台風が襲来することもあって、天気が心配でしたが、南海上で停滞していた超大型台風13号は、北海道をそれて熱帯低気圧に変りました。それでも余波は大きく、当日も晴れたり曇ったり、時には大雨と目まぐるしく変化します。金曜・土曜の両日に開催されるあんどん祭りは、金曜は無事開催されたと新聞報道で見ましたが、土曜はどうなることか予測がつきません。行ってダメならしょうが無いと言うことで、午後から車で小樽を出発。途中浦臼の鶴沼公園、北竜のひまわり畑にも寄ってみました。

<夜高(ようたか)あんどん祭りの由来>
詳しくは2016.9.6付当ブログ「夜高あんどん祭りを撮りに」を参照してください。

 


国道275号線を北上、石狩当別、中小屋をぬけて月形町に向かう途中では怪しい雲行き。稲光も遠くで…廃屋と併せて撮ってみました。

 


浦臼町の鶴沼公園に着くと雲の割れ目から強日が差し、時折小雨も…沼の中央の樹木が際立って美しく見えました。

 


奥の赤い屋根の建物がひときわ強烈に見えました。

 


新十津川町の田園地帯を走ると、日差しが降り注ぎ、稲穂が金色に輝いて見えます。奥の赤い屋根に日差しが来れば…と30秒もしないうちに曇り空。

 


北竜町のひまわり畑は、ピークをかなりすぎてますが…奥の方(画面反対方向)はまだまだ最盛期。

 


中国人カップルの承諾をとって、彼女の方ばかり、カシャカシャ。彼氏の方は彼女をスマホでパシャリ、撮っては二人で画像を確認。

 


幸せ家族の見本のようなカットが撮れました。TVのコマーシャルにも使えそう。こういうカットが撮れると、あんどん祭りはどうでもいいや…いやいやっぱりあんどん祭りも、撮りたい。

 

依然空模様は不安定、途中土砂降りにも出会うが、数キロ走ると日が差してくる。何という気まぐれ、台風の余波か?四の五のほざいているうちに午後5時頃沼田町に到着。駐車場はどこも満車、と思いきや公共施設の駐車場から数台出てきた。それ、そこに駐車しようと急ぐ。祭りの期間中、公共施設はどこも駐車場を開放してくれている。地方はこれだからうれしくなるね。大きな都市の料金ぼったくりとは無関係。

 


沼田中学校の生徒製作のあんどんが練り歩く。

 


午後5時半が過ぎて薄暗くなると次々とあんどんが繰り出して来る。時折小雨も一緒にやってくる。どのあんどんも透明ビニールがかぶせられていて…興ざめにも思えるが、近づくとそれがソフトフォーカス効果になってくるから、わからないものだ。

 


<夜高あんどんに関する一口メモ>
☆高さ7m、長さ12m、幅3m、重さ5トン。
☆竹細工で龍や御所車を型どり、電球を仕込んで和紙を貼り、ロウ引きをして秘伝の色で彩色した、迫力満点の巨大なあんどん。
☆台車の中央部にあんどん本体を設置し、本体下部の前後に「釣り物」と呼ばれる小型あんどんがある。
☆この釣り物の小型あんどんをぶつけ合いで、潰します。

 


各あんどんには、10人前後の女性を主とした手持ちあんどんの露払いが付きます。

 


雨が上がって、あんどんを覆っていたビニールが外されました。極彩色が目に飛び込んできます。拍子木を打ち鳴らし、若衆が大声で「夜高節」を歌います。

<夜高節>
☆1 今年や世が良て 穂に穂がさがるよ
   枡いらいで ささ箕で量る
   サッサドッコイサノサ
   サ ヨイヤサ ヨイヤサ(囃子言葉以下略)
☆2 高い山から 谷底見ればよ
   瓜やなすびの ささ花盛り

☆3 沼田自慢の 夜高あんどんよ
   お月様さえ ささまぶしがる(以下5番まで続く)

 


会場の一部では、おわら同好会による「越中おわら踊り」が披露されていました。沼田町開拓者の出身地が越中砺波地方であったことから「おわら踊り」が引き継がれてきました。

 


当然屋台や即席の売店がたくさん出ていて、いい香りに誘われ、つい、つい、手が出てしまう。

 


オオ、偶然見つけたアートらしき光。よく見ると横断歩道の白帯に、おもちゃのライトが反射。

 


さてぶつけ合いの定刻(午後7時45分)になって、B会場では、自衛隊と役場のあんどんのぶつけ合いが始まりました。まずは自衛隊の先棒部分が高く持ち上げられ、役場のあんどんの釣り物あんどんをグシャリ。

 


第2戦目は役場の先棒が高く掲げられ、自衛隊の釣り物あんどんをグシャリ。

 


潰された釣り物あんどんは即座に取り替えられます。

 

まだまだあんどん祭りは続くのですが、時間も経過、深川西インターから高速道に乗り、午後10時半過ぎに小樽の自宅に戻りました。

 

 

 

 

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さようなら裕次郎記念館

2017-09-05 06:00:00 | 日記

                              <今年2月の「小樽雪あかりの路」に参加 そのときのオブジェがこれ、中央の3体の雪だるま、う~んよく似ている>

 

8月31日をもって、小樽港マリーナの「石原裕次郎記念館」が閉館しました。昭和の大スター石原裕次郎ゆかりの品々を展示し、1991年にオープンした同館が、来館者の減少と施設の老朽化を理由に、25年余で閉館しました。最終日の31日には開館前から数百人の列ができ、閉館の午後6時には、妻のまき子さんや西部警察の面々が来館、ファンと名残を惜しみました(下記新聞記事)。

閉館の話を聞いて、昨年の9月29日に久しぶりに訪れてみました。詳細は2016.10.12付け当ブログ「裕次郎記念館が来年8月で閉館に…」を見ていただくとして、初めて訪れた平成8年当時と、展示内容はほとんど変わっていませんでした。10月12日付のブログにも感想を述べましたが、これでは小樽市民はリピーターにはなりませんね。石原プロワールドが企画実施した施設は、これ以外に、隣接の大型商業施設WingBayに『西部警察』(H11.4開業、2年で閉鎖)、また小樽運河そばに『面白撮影館』(H24.4開業、同年9月閉館)を設置するもののいずれも早々に撤退。う~ん、マーケティングがなっていない…そんな感じがします。

ともあれ、閉館が決まると、各種のお別れイベントが小樽市内で催されました。それらを含めて取り上げてみたいと思います。

☆裕次郎と小樽の関係
周知のように石原裕次郎は昭和9年に神戸市に生まれ、山下汽船に勤める父親の転勤(初代小樽支店長)に伴って3歳から9歳(昭和12~18年)までの幼年期を小樽で過ごしました。この間小樽市稲穂(国民)小学校に通学し、昭和18年父親の転勤に伴い、逗子市に転居しました。小樽で過ごした幼少期の思い入れが強かったのか、この地に記念館が建てられました。


記念館正面に立つヨットの帆を模したメモリアル

 


閉館当日、別れを惜しむファンが大勢詰めかけた。(H29.8.31道新夕刊)

 

☆市立小樽文学館企画展『石原慎太郎と裕次郎展』(H29.8.5~9.10)
写真やポスター、小学校時代の絵日記など、ほかフィルム原版などが展示されています。


 


左上の4F建てビル(小樽運河そば)は、山下汽船小樽支店で、初代支店長として父石原潔が勤務していた。同ビルは現在中華料理店「好(ハオ)」として営業中です。

 


当文学館には、小樽ゆかりの有名人のフィギュアが数多く展示されていますが、その中から裕次郎の分だけが別個に飾られていました。

 


ポスターに使われた写真と原版のネガが展示されています。

 


石原慎太郎原作の裕次郎主演映画のポスター(カラーポスター)

 

☆JR小樽駅と石原裕次郎
小樽駅4番ホームは、別名『裕次郎ホーム』として市民に親しまれています。かつてテレビドラマの撮影でこのホームに降り立ったことから裕次郎ホームの愛称がつけられました。8月24日から9月3日まで『裕次郎メモリアルルーム』の展示が行われました。


4番ホームには、等身大のポスターが常設されていて、右手に旧駅事務室が二部屋あって、そこに展示されています。

 


8月24日の新聞に掲載されました。

 


主演映画のポスターとビデオテープが展示されています。

 


壁一面にポスターが貼られている。

 


見学者が自由に記念写真を撮れるように、小樽運河をバックに等身大のパネルが設置されている。

 


JR南小樽駅にもポスターが展示されていました。

 

☆石原裕次郎記念館と関連施設
裕次郎記念館は、国道5号線東小樽トンネル手前から海岸線に出て、手宮方面にぬける「縦貫道」の小樽築港駅付近に位置します。海側は小樽マリーナ、山側は大型商業施設WingBayがあります。WingBayに『西部警察』が、札樽道から続く「臨港線」(道道17号線)の小樽運河付近に『面白撮影館』ができたことは、前にも触れました。いずれも短命に終わりましたが…。当時の画像を含めて紹介します。

 


WingBayの前身であるマイカル小樽が平成11年にオープンするとほぼ同時にできた石原プロワールド・西部警察。スタッフの格好よさに惹かれつどつど撮りに行きました。入ったことはありませんが…。

 


当時はポジフィルムで撮影。いい色が出ています。

 


2年も持たずに、閉館となりました。正面奥に「さようなら西部警察」の文字が見えます。子供が立つ床に文字と数字が書かれていますが、壊した車両4000台、使用したダイナマイト300トン等…

 


こちらは平成24年にオープンした石原プロワールド・面白撮影館、この建物は直前までオルゴールで有名な「海鳴楼」が使っていました。現在はニトリのステンドグラス美術館になっています。

 


オープン当時話題になりました。内部は撮影が自由でした。孫達を連れて行ったこともあります。

 


こんなオブジェもありました。

 


昨年9月に裕次郎記念館を訪れた際に撮影。正面ホールには西部警察で使われた車両がずらりと並んでいます。

 


手前の異星人は、面白撮影館で使われていました。

 


パチンコにも使われていたんですね。

 


今年2月の「小樽雪あかりの路」に参加、マリーナ会場としてオブジェを制作。

 

 

 

 

 

 

 

 

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