紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽潮祭りを撮る

2010-07-30 06:00:00 | 祭り・イベント
先週23-25日は小樽最大のイベントである潮祭りが行われました。初日23日(金)は生憎の雨でしたが、翌日24日(土)以降は好天が続き、過去3番目の入り込み数105万人を記録したとありました。同期間には旧小樽手宮線で小樽ガラス市が行われ、又最終日には、大型客船飛鳥Ⅱ号が、潮祭り会場近くの埠頭に寄航すると言うことがあったためかと思われます。

なお、小樽ガラス位置の様子については、別途このブログで報告したいと思います。今回は、①潮祭り練り込み(踊り)、②中央ステージで行われたYOSAKOIソーラン、③大型客船飛鳥Ⅱ号寄航、④最終日の花火大会について紹介したいと思います。先ずメイン会場は小樽駅から700mほど海側に下りた埠頭近くの広場です。


(駅前の中央通から会場を見たもの センターフォーカスフィルター使用)

①潮音頭による練りこみ(踊り)の様子


(花園銀座街を通って、サンポール一番街のアーケードに入って来る梯団)


(上光証券は浴衣美人が多い 団扇につけた赤白の流しも浴衣にマッチ)


(潮音頭以外のオリジナル曲を踊る梯団 10数箇所でダンスを披露する)

②YOSAKOIソーランを踊る


(北海道大学「縁」も中央ステージで踊る 札幌YOSAKOI時に比べ少人数だが…)


(出ました!赤フン 観客はこれを待っている!最後は柵を超え観客の中へ飛び込んで演舞)


(トリは地元小樽商大「翔楽舞」の演舞)

③大型客船飛鳥Ⅱ号の寄航


(潮祭り会場の後ろに着岸した飛鳥Ⅱ号 小樽駅前中央通から見る)


(午前11時着岸 大型客船歓迎倶楽部会員他関係者100名近くが来ていた)

④祭り最終日の花火大会
国際テロ対策条約(SOLAS)によって、普段は埠頭への立ち入りが禁止されています。この花火大会の時刻のみ開放されましたが、入り口が一箇所しかなく、入り口付近は立錐の余地も無いほど込み合っていました。しかし、埠頭の約100mほど先はがらがらの状態でした。


(埠頭の先端部はがらがら)


(瞬間フォーカス移動で夜空の華を撮りたかったが、距離が近すぎて撮れず、やむなく瞬間ズームで撮りました)


(花火が開いた瞬間にズームリングをワイド→望遠側へ回転させる)
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日銀旧小樽支店(第22回ブログdeフォトコンテスト応募作品)

2010-07-28 10:00:00 | フォトコン関係


赤レンガの東京駅の設計で有名な、辰野金吾の手により明治45年に建てられたこの日銀小樽支店は、全国の日銀の建物の中でも一番美しいと言われている。当時「北のウォール街」と呼ばれた日銀を中心とした銀行街も、小樽の商業の衰退と共に都市銀行の撤退が相次ぎ、2002年9月に日銀小樽支店が廃止され、その後日銀金融資料館として生き残った。
今でも、小樽観光名所のひとつとして多くの観光客が訪れている。とりわけ夜間ライトアップされた日銀の姿に、多くの小樽人がかつての繁栄を懐かしんでいる。

撮影機材:CANON EOS40D+TAMRON18-200mmXRⅡDi
データ:2010.7.24PM7:30撮影
    F6.7 1/30 絞り優先 -0.5補正
    WB=オート ISO=3200 手持ち撮影
使用ソフト:CANON ZoombrowserXE
撮影者:紅露雅之

この作品は第22回ブログdeフォトコンテストに応募しております。
 
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雨竜沼湿原に登る~2

2010-07-26 06:00:00 | 写真
一昨年に比べ、エゾカンゾウの群落がかなり少ないように思えました。ところどころに残雪があることから見て、花の時期が早いのかも知れません。とにかく一周4kmほどの遊歩道に沿って写真になりそうなところを探しながら歩きます。いたるところに白いワタスゲだけが目立ちます。朝露に濡れてとても綺麗です。


(朝露を含んでそよ風に揺れる様は、何とも可愛く…)

トンボもちらほら見えますが、なかなかカメラに収めるのは難しいものです。じっとしておらず、近づくとすぐに飛んでいってしまいます。遊歩道の脇を良く見ると、何と小さな糸トンボらしきトンボが止まっています。青色に目玉が輝いております。


(なんと言うトンボか分かりませんが、瑠璃色に輝いています)


(朝露に濡れたエゾリンドウ)


(やっと見つけた形のいいクモの糸 レンズ逆付けで超クローズアップで撮って見た)


(所々に黄色く見える小さな花がコウホネ)

三時間近く遊歩道上で撮影し、湿原入り口近くの湿原テラスに戻りました。写友4人とも、やや不満顔でした。いい画像が思ったほど撮れなかった為でしょうか。中には、いっそうの事早く下山して美瑛に行きたいと言う意見も出ました。下山に1時間かかるとして雨竜を出るのが昼頃になります。美瑛までさらに2時間、結局は無理だということで、ゆっくりとテラスで早めのの昼食を取る事にしました。

昼食を取っていると、晴れ間が広がり気温が高く汗ばむ感じがします。それにしても、次から次と登山者がやってきます。三連休ということもあり、本州からの登山客も多いようです。


(雨竜沼湿原を抜け、暑寒別岳を通って増毛に出る方々でしょうか)


(気持ちのいい青空が広がってきました 右端に残雪があります)

以上で今回の雨竜沼登山のレポートは終わりますが、一昨年登った時の写真が今年の建設広報協議会「第15回住みよい国づくりのフォトコンテスト」に佳作として入りました。


(暑寒別岳登山入り口の展望台から撮影 「湿原の小路」)
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雨竜沼湿原に登る~1

2010-07-22 06:00:00 | 旅行
先週の土曜日17日に雨竜沼に登りました。例によって写友4人で、小樽を午前1時に出発しました。午前4時頃雨竜沼登山口であるゲートパークに到着しました。すでに3-4台の車が来ており、登る準備をしているようです。その前に予め雨竜沼湿原について話しておきたいと思います。


(雨竜沼登山案内をコピーしました)

雨竜沼湿原は標高850-900mにある、日本有数の高層湿原で、東西4km南北2kmの約100haの広さです。そのなかに約700に及ぶ池糖と呼ばれる沼があり、沼の高さがばらばらなんです。遊歩道を挟んで右と左の僅か1mほどしか離れていない沼の水面の高さが違うのです。

さて概要はそのくらいにしておき、登山の準備が出来ましたので、入山届けを出していざ出発です。午前4時半丁度にゲートパークを出発です。5分ほど進むと正面に大きな岩山が見えます。


(中国の写真で見かけるような山が…)

さらに進むと第一の釣橋があります。ここまでは一部アスファルトと砂利道で平坦な道路です。午前4時45分、第一釣橋を通過しました。ここから少し急な坂が続きます。岩と瓦礫、木の根っこが入り混じった登山道です。



午前5時第二釣橋の少し手前の白竜の滝に到着です。ここで10分ほど休憩し、滝の撮影です。日が差していないので、滝に虹が出ることもなく、早々に撮影を済ませ、第二釣橋を渡ります。ここに標識が出ていて、ゲ-トパークの南暑寒荘まで1500m、湿原入り口まで1500mとあります。ここが丁度中間地点になります。ここからが、険しい登山道になるんです。大きな岩と、朝露や湧き水で泥だらけで滑りやすい路を、笹藪や木の枝に掴まりながら登っていきます。


(午前6時 二度目の休憩 こんなメタボでよく登れるものだ、と自分でも思う…)

登り始めて1時間30分、通常であれば湿原入り口に着いていますが、なんせ写友4人とも、メタボを自認する連中。休み休みでないと伸びてしまいます。休憩中にも何組もの登山者に抜かされました。あと30分ほどです。今までのような険しい登りはありません。


(午前6時20分 あと一息 湿原入り口は近い)

午前6時30分、スタートしてから2時間でやっと湿原入り口に到着しました。ヒオウギアヤメが出迎えてくれます。湿原には一面朝もやが立ち込めています。


(ヒオウギアヤメはアチコチに咲いていますが、エゾカンゾウが前回着た時よりも少ない気が…)

入り口のテラスで休憩&朝食です。ザックの中をおにぎり一個分でもいいから軽くしたい、みんなそういう思いで、おにぎりにぱくつきました。食事中には、朝日が時おりモヤを割いて湿原に陽を照らします。15分ほど休憩してから、それぞれ思い思いに湿原の遊歩道を歩き、写真撮影しながら進みます。


(ワタスゲはいたるところに咲いていますが、エゾカンゾウ、チングルマなどが極端に少ない…)


(葉のぎざぎざに沿って水滴が規則正しく…)


(カタツムリが二匹 逆光に透けてとても綺麗に見える)


(時折暗い雲が地平線を走る)

後半に続く(7月26日予定)
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古い話、古い写真

2010-07-18 06:00:00 | 写真
17日(土曜日)に、延期していた雨竜沼登山に行ってきました。詳細については後日ブログで紹介いたします。今回は、生まれ育った雨竜でカメラを始めるきっかけとなったことなどを中心に、古い画像を交えてお話したいと思います。



雨竜町は、三方を石狩川、尾白利加(オシラリカ)川、恵岱別川に囲まれ、もう一方の奥を暑寒別岳連峰に囲まれた水田地帯です。現在は転作で半分は畑作地帯になっているようです。親父は役場に勤めており、住宅は役場裏の官舎でした。官舎と言っても、木造の古い建物で、隙間だらけ。冬は新聞紙で目張りをしていたものです。


(住宅前で遊ぶ付近の子供たち、モノの無い時代、遊びは自分達で考えた 小西六製のKoniletteで撮影、S33年頃)


(住宅横の空き地で遊ぶ子供たち 後ろに肥え汲み取り用のひしゃくが見えるのが笑える S33年頃)

このような田舎町にも、昭和30年代にはカメラブームがやってきました。欲しいと思っても当時高価なカメラなど中学生の私には、買えるはずがありません。同じ思いを持っている中学仲間に豆腐店のT君がおりました。

いつも彼とカメラのパンフレットを取り寄せたは、これが良い、あれが良いと話し合っておりました。そこで思いついたのが、彼の店の豆腐を自転車に乗せて二人で町内を売り歩くことでした。一丁売れば、〇円の手数料が入るから、一日○十丁売れたとして、数ヵ月後には、おおカメラが買える、はずでありました。



(中学校同級生のT君(左)と小生 なお、T君は20歳頃病死されました 合掌)


毎日学校が終わると同時に自転車の荷台に豆腐桶をくくりつけ、町内はもとより、遠く田んぼ路を走り、農家にも売り歩いたものでした。しかし、一日に売れたのは数丁で、殆どが売れ残りました。と言うよりは、なんせ当時の田舎道は砂利道です。がたがた揺れる度に豆腐が崩れ、売り物にならなくなってしまったのでした。

取らぬタヌキの皮算用であえなくこの作戦は失敗。そうこうしているうちに、役場の職員の間にもカメラブームが広がり始め、親父も大枚はたいてパールⅢ型の蛇腹カメラを購入したのです。当時は、二眼レフカメラや蛇腹カメラが全盛の頃でした。

これ幸いとカメラを持ち出し学校でも取りまくりました。同級生のマドンナ達を追い掛け回した記憶がよみがえります。これが、カメラを始めるきっかけとなりました。写歴だけは、50年以上になります。

次の二枚の画像は、中学の遠足の際に撮ったものです。上段は尾白利加川にかかる吊橋で遊ぶ友人を撮ったものです。下段は、遠足時の集合写真ですが、男子生徒の一割以上はカメラを持っていたようです。


(S33年頃の画像 小西六製のParlⅢ型で撮影)


(隣町の新十津川玉置神社へ遠足に行った時の集合写真 卒業アルバムから複写)


最後の画像は、中学校の勤労動員(懐かしい言葉です…)で農家の稲刈りを手伝った時の風景です。秋には稲刈り、春には田植えの動員がありました。またこれらの時期には学校も数日間休みになりました。田園地帯特有の事情なんでしょうね。故郷を離れて以来50年近くたちます。今も続いているかどうかは分かりません。


(卒業アルバムから複写 制服・セーラー服で作業していますね)

ともあれ、カメラをはじめたのは、中学生頃はやったカメラブームがきっかけで、同級生のマドンナ達を追い掛け回したのがはじめての写真撮影になります。昭和33-34年頃です。なお、中学校以降の話は、別の機会に触れたいと思います。
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浴衣美人

2010-07-14 06:00:00 | 写真
北海道も本格的な夏に入ってきました。内地は梅雨真っ盛り、特に西日本では例年この時期に集中豪雨で多大な被害が出ているようで、お見舞い申し上げます。北海道は、梅雨も台風も殆どありません。これから各地で夏祭りが行われ、浴衣を着る機会が多くなります。そこで今回は浴衣美人を特集してみました。

時代と共に和服を着る機会が減ったこともあり、今では、成人式や夏祭り以外では撮る機会は殆どありません。あとはモデル撮影会くらいです。先ず最初の二枚は、古い画像ですが、浅草鬼灯市で見かけた浴衣美人、高校生でしょうか、撮らせて頂いたものです。


(「ほおずき市の娘」GalerieGrandPari 「新日本百景」H13入選)


(「夏の少女達」東京織物卸商組合浴衣フォトコンH18入選)

次の二枚は小樽市内のお祭りで撮影したものです。上段は例年7月下旬に行われる小樽潮祭りの会場で、演舞が終わった小樽双葉高校の生徒達が、三々五々散りかけた時です。下段は青山別邸で行われる牡丹・芍薬祭りで、地域の伝統芸能とも言える「高島越後盆踊り」の一シーンです。


(「何がおかしいの?」H15道写協小樽フォトコン準特選)


(H20.6.5撮影 中央で踊られているのが「高島越後盆踊り」 踊り手は老人が多い)

次の三枚はモデル撮影会での撮影です。正直どうとって良いものか分かりませんでした、言わば、むやみやたらに撮ったものの中から選んだものです。ポートレートやモデル撮影は、大の苦手分野です。


(「浴衣の女」小樽市展H15入選 憂いのある横顔に惹かれて…)


(「晩夏」H18年度道写協小樽支部撮影会第一席 開拓の村での撮影会)


(「誘惑」H19.9支部撮影会 ニッカウィスキー工場内にて、ちょっとエロチックに…)

最後に同じ和服と言うことで番外編を二カット上げておきます。上段は十数年前の画像になります。成人式を終えて、降りしきる雪中で帰る途中を撮らせて頂きました。下段の画像は、見ていただければ…お笑いということで…


(「雪の日の成人式」Fotonoma×ニューカレドニア「美しい日本の風景フォトコンH20」 準グランプリ)


(小樽観光街にあるディスプレイ H20 PicMate(LUMIX CLUB)フォトコン第一席)
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積丹町美国神社の火渡り

2010-07-10 07:46:33 | 祭り・イベント
7月5日(月)積丹町美国神社で行われた火渡りを撮影して来ました。美国神社例大祭最大の呼び物が火渡りの儀式です。町内を練り歩いた先導役の天狗(猿田彦)をはじめ神輿三基が火渡りで清めお宮入りする行事です。例大祭は90年以上続いていると言われています。

例によって写友3人で小樽を5時頃出ました。小樽を出るときから霧雨が降ったり止んだりの状態で、海は結構荒れていました。美国町に入る手前で、激しく岩場に打ち寄せる荒波を見て、一瞬長時間露光のことが頭をよぎりました。幸い岩場の上にカモメが休息しています。この時撮影したのが下の二カットです。


(積丹ブルーならぬ積丹グレーの海です 天候が悪いと一転荒々しくなります)


(荒々しい波も、6秒の露出で雲海のように カモメはなかなかじっとしていない)

午後7時頃美国町に着き、美国町の積丹観光センターで確認すると、午後8時に火渡りが始まるとのこと。ただ神輿が町内を練り歩くので例年遅れるとのこと。そこで町内の食堂で夕食をとり、会場に向かいました。

最初に猿田彦役の天狗が渡り、次いで三基の神輿がわたります。火は本殿への通路上に一の鳥居と二の鳥居の間に二箇所焚かれ、その二箇所を一気に突ききります。二の鳥居の前でターンして再度一の鳥居前に戻ります。そして再び、火つき切ってそのまま本殿に向かいます。要は二箇所×3回、計6回火を渡る事になります。


(先ずは天狗・猿田彦の火渡り)


(神輿が火を渡る)


(二の鳥居前で回転した神輿は再び一の鳥居前に戻っていく)

最後の二カットは二の鳥居に向かって来る神輿の担ぎ手をアップで捉えてみたものです。炎が顔面を襲うので、手ぬぐいでガードはしているものの、それでも熱いのか、顔が歪む様子が伺える。よくぞ火傷をしないものと感心します。



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マクロワールド~2クモの巣と水滴

2010-07-06 06:00:00 | 写真
クモ自体はたいていの人は、気持ち悪いと思うかもしれません。しかしそのクモの巣に雨などが降った後に水滴がつくと、これまた別の世界になります。これをマクロレンズなどで切り取ると、宝石を並べたように見えるから不思議です。今回はクモの巣に付いた水滴の世界をご紹介します。

最初は、自宅の物置の黒いドア付近のクモの巣です。夏の早朝巣にびっしり露が付着していました。二枚目も同じく自宅付近で撮ったもので、小雨の降る日でした。


(まるで「真珠の首飾り」のよう PARTIAL CROSS FILTER使用)


(シャッタースピードを遅くして雨脚を取り込む)

次の二枚は、自宅から割りと近い、小樽勝納臨海公園で撮ったものです。この公園にはイヌの散歩によく行きます。この公園の右手にフェリーの発着場が、左手の埠頭ではロシア船が中古自動車を積み出ししております。


(早朝梅雨がびっしり付着、朝日で七色に輝く)


(大きな水滴がオレンジ色に…松の実(種)であろうか)

次の二カットは、昨年7月に支笏湖の自然休暇村で早朝赤い橋の欄干で見つけた水滴です読売風景写真大賞入選の副賞としていただいた休暇村一泊の旅行時のものです。バックが赤いのはいずれも欄干の色です。


(今にも落ちそうな大粒の真珠が、いえ、水滴が…)


(水滴の付いたクモの巣を横から見ると、またがった感じが…)

最後の三枚は昨年8月に神仙沼に行った時のものです。前の晩に出発し、神仙沼の駐車場で深夜星空を撮り、駐車場にて車中泊しました。翌日日があけると同時に神仙沼に向かいました。いたるところにクモの巣があり、水滴が張り付いて、きらきら輝いております。


(エゾリンドウとクモの巣 いたるところに朝露の付着したクモの巣が…)


(今にも崩れ落ちそうなほど… PARTIAL CROSS FILTER使用)


(水滴に閉じ込められた風景)
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マクロワールド~1タンポポの綿毛と水滴

2010-07-02 06:00:00 | カメラ
本州ではすでに梅雨の時期で、湿気が多く毎日が大変かと思います。東京勤務時代(S46-58,H12-14)は、朝夕の通勤時にワイシャツの首から背中がぐっしょり濡れた事を思い出します。その点北海道には梅雨がなく、過ごしやすい時期でもあります。

さて、今回は梅雨にちなんで、水滴の撮影を取り上げたいと思います。タンポポの綿毛のシーズンはすでに過ぎてしまいましたが、5-6月に撮影したものからピックアップしてみました。先ず最初は、TAMRONのマクロレンズで撮影した画像です。


(バックに暗いところを選んで撮影)

さらに超マクロで撮るべく、レンズ逆付けで撮影してみました。すでに、このブログでも何度か紹介しているように、一眼レフのレンズを取り外して逆付けすると、超マクロレンズになります。普通のマクロレンズですと1倍までが限度ですが、逆付けですとワイド側にすれば、1倍以上の超マクロになるのです。具体的な方法は、2009.3.20及び3.21付けブログを参照してください。


(WBを白熱光にすると、全く別の世界が…)


(水滴の付いた綿毛を下から覗くと…)


(今まさに飛立とうとする 燃料タンクを挟んだ綿毛が宇宙へ旅立つ…)

次に、タンポポの綿毛の撮影時に、バックを変えて撮って見ました。最初は芝桜のピンクをバックにしたものです。次いで、CD-Rの裏面の反射を利用してみました。


(バックを色々変えてみると、色んな世界に…)


(バックに水滴のついたCDを置いて、日の光りを反射させてみると…)

最後の二カットは、バックにブツ撮り用の黒い布幕を置いてみました。この布幕は、ハクバのブツ撮りフォトコンテストで賞品として貰ったものです。さらにタンポポの綿毛に、下からCD-Rの裏面を鏡として太陽光を反射したものです。CD-Rを日にかざしますと、七色に輝く事はご存知のとおりです。この七色が水滴に映りこんで、幻想的な水玉ワールドが出来ます。


(「2100年宇宙への旅」を連想させるような過激な水滴ワールド)


(「2020年暗黒宇宙への旅」 光の当てよう次第でこんなワールドも)
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