紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

春の花たち…最終

2023-05-08 15:00:51 | 春の花

         <午後の陽射しを受けて金色に輝くポプラ並木 前田森林公園>

 

このところ日中の最高気温が、23~4度と夏日一歩手前まで上がる日があると思ったら、翌日には一桁台と、不安定な天候の連続です。小樽市内のエゾヤマザクラは8割方散ってしまいました(5月5日現在)。例年であれば、GW後半が開花のピークなのですが…

それも、地球温暖化のせいなのかどうかは、解りませんが、今回は、4月下旬の小樽市内と札幌市新川沿いの前田森林公園のサクラ等をレポートいたします。撮影日がバラバラですので、その旨ご了承ください。

 

☆小樽桜MAPに掲載されている7カ所のうち、①天上寺、②小樽公園の2か所を取り上げます。

 


<4月25日撮影> 境内には約30本の桜(ソメイヨシノが多い)があって満開でした。この日は強風で、一部散り始めていました。山門を出て行く女性のコートが強風であおられています。

 


<同日撮影> 本堂近くから撮影、よく見ると右奥で何かが(下の画像)…

 


トレーにピンクの瓶をのせて、撮影していました。飲み物か化粧品かはわかりません。桜をバックにピンクの商品を…、出来上がりを見てみたいものです。

 


<4月25日撮影> 小樽公園駐車場向かいの「見はらし亭」はここ数年、人がいる気配はありますが、営業している様子がありません。
私が学生時代(S37~41年)、ここでコンパ(今でもコンパというのかな?)を何度かしました。あれから60年ほどたちますが、外観は当時のままですね。
なお、店先に咲いているのはウメの花です。

 


駐車場から海に向かって降りると、ところどころにサクラの木があります。葉桜になりかけていました。

 

☆桜MAPには掲載されていませんが、①二段公園と②奥沢水源地のサクラを取り上げます。

 


<4月25日撮影> JAZZ喫茶「フリーランス」に接している二段公園の桜も満開でした。二段公園というのは、通称であって「良い子の遊び場」が正式名称です。公園が海側と山側で1m程段差があるためです。

 


公園と道路1本挟んだ海側にある「レストラン・マンジャーレ」のサクラが秀逸。夜間ライトアップされるので、夜間撮りたいところです。電線や奥の建物(旧運河工芸館)が闇に沈むので、サクラが際立ちます。

 


<4月30日撮影> 小樽奥沢水源地ですが、平成23年までは中央の取水塔の下まで水がありました。しかしダムの土手が陥没し、市は改修費用が捻出できず、給水用のダムは廃止されました。詳しくは市のレポート「奥沢水源地」を参照のこと。
<参考画像>

奥沢水源地はこのようなダムでした。H17年6月5日撮影。コダックの赤外フィルムで撮影しているので、新緑が白くなります。
当時、サクラの開花に合わせて、解放されておらず、6月の水道週間に開放されていました。サクラとダムのセット写真は、ほとんど撮れませんでした。
人物は、家内と孫娘(2番目の孫で、1歳半)

 


源流から流れてきた水は、水源地から「水すだれ」と呼ばれる階段を流れ落ち、下流に下り、勝内川として臨海公園を抜け海に流れ出ます。
水源地で撮影中に、家内から連絡が入り、次女と孫の4人で、札幌新川の前田森林公園に急遽行くことに。

 

☆前田森林公園では、サクラが満開、水路(カナル)沿いのポプラやシラカバが新緑の葉を出しつつありました。(以下すべて、4月30日撮影)

 


先ずは、公園案内図を見ていただきます。小樽からくると、新川で右折して新川通を走ります。5分もすると、駐車場場が見えてきます。車を止めて、水路に向かいます。このカナルは600mほどあって、反対側に渡ることはできません。

 


カナルに出ると、なんとウエディングドレスと白い軍服姿の男女が、結婚の前撮りであろうか、写真撮影中でした。

 


こちらではアニメのコスプレ撮影であろうか?撮影者は木陰に入ってますが…


この日は天気も良くて、こちらの方々はキャンプ中かな?

 


我が家の4番目の孫(1歳8か月)も、600mのカナル沿いを歩きとおしました。

 


午後3時40分過ぎ、斜光に照らされカナルに映り込んだポプラやシラカバ林がとてもきれいに見えました。
画面中央の展望ラウンジには特に立ち寄らず、カナルの縁を歩いて戻りました。
帰りは銭函で、アイスの有名店で、ソフトクリームを購入、車内で、もぐもぐタイム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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春の花たち…その3

2023-05-02 17:35:15 | 春の花

           <共和町郊外に広がる農地 北海道らしい風景かな?>

 

小樽市内は、桜がほぼ満開から一部散り始めましたが…、愚図ついた天気が続き、1日としてスカッと晴れた日がありません。そんな中、天気予報で4月27日(木)に、一日晴れマークつきました。ただ風が強く吹くとの予想ですが…

久しぶりの好天なので、写友F氏と相談し、ニセコ町有島のミズバショウとカタクリを、真狩村の羊蹄山と鯉のぼりを撮ろうという事で、行くことにしました。

 

☆先ずは、ニセコ町有島のミズバショウ、カタクリ、エゾエンゴサクの群生地へ向かいます。国道5号線を進み、道の駅ビュープラザの1㎞ほど手前の地蔵尊を左折して進むと…

 


開けた牧草地が現れます。

 


道路沿い左側に100m程小川のような湿地帯が続き、ミズバショウが白い花を咲かせています。なおここは、個人の私有地なので、むやみに花々を踏み荒らさないようにとの看板があります。

 


春先のミズバショウは、一冬過ごした枯れ木や腐敗した枯葉などが絡みついていて、必ずしも、絵葉書のようにきれいではありません。

 


小川を超えて、奥に進むと、カタクリとエゾエンゴサクが群生している場所があります。

 


カタクリはみな下向きなので撮影は一苦労。覗かないでと、言ってるのかな?

 


ところどころに、猛毒を持つというバイケイソウの群落もあります。

 

☆黄色い円形校舎の、近藤小学校
有島から、国道5号線に戻り南下すると、周辺にモダンな住宅が立ち並んでいます。ニセコに移住してきた方たちの住宅とか…

 


車窓から撮影。モダンな住宅があちこちに見える。全国的には人口減少に悩む自治体が多い中、ニセコは人口が増えています。近藤小学校も児童数が増えていると言います。今時児童数の増えている小学校は珍しいですね。

 


実にユニークな形の小学校です。右手前のコブシが満開(見づらいですが)。左手の踊っているように見える木は、ハルニレ。周辺にはコブシの花が一杯。

 


国道1本向かい側にも、コブシが咲き乱れています。

 

☆真狩村の羊蹄山と鯉のぼりを撮りに…
小樽市を含む後志(しりべし)管内でも真狩村は最も寒い地域です。雪解けが遅れているのか、日陰や川べりにはまだまだ残雪の多いこと。

 


国道5号線の橋の下を流れる真狩川の両岸を結んで鯉のぼりが泳ぐ。両岸の土手にはまだ残雪があちこちにあります。

 


川では親子連れが魚釣りを楽しんでいました。
町中および周辺を、車で走って見ましたが、桜はいまだ一輪も咲いていそうにありません。(4月27日現在)
なので「羊蹄姿見の池」に、水汲みに行くことに。

 

☆倶知安町富士見の「羊蹄姿見の池」湧水池でF氏が水汲みに…

 


この日は風が強く、池面に羊蹄山の映り込みはありませんでした。よく見ると奥右手に2棟建築中で、ネットが張り巡らされていました。どのような建物ができるのか、周辺の景色に合うのであればいいのですが…

 


F氏が湧水を汲んでいる間に、周辺を散策。奥の建物は「農家のそばや羊蹄山」(注)クリックすると、農家のそばや羊蹄山の公式ホームページにジャンプします。


さらに奥に回り込んでみると、正面にニセコ連峰が望める畑地に出ます。以前は遊水池のこの付近に、何かの体験教室があったらしく「体験教室水車小屋」の看板がかかった小屋があります。ガラス越しに覗くと、内部はがらーんとしていました。

 


さて再び湧水場所に戻ると、F氏はまだ作業中。「そばや羊蹄山」の隣にあるレストランじゃが太は、過去数年営業しているのを見た事がない。ガラス窓から、中を覗いてみると、がらんとしていて設備類は撤去されていました。

 

☆岩内漁港で、水産加工品を買い、帰樽しますが、途中共和町風景写真を撮りながら…

 


共和町福祉センターの前を通りかかると、広い庭園(?)に数百本の桜が風に揺れている。つむじ風のような強風に揺られ…
NDフィルターを使い、シャッタースピード10分の1で撮ったのが上記の画像。それにしても風が強すぎる。

 


おなじ庭園の外側の桜をモノクロで撮って見ました。

 


国道276号線沿いにある「スープカレーの店 ゆうじ」の駐車場に車を止めて、撮影。茶色の畑に畝が走り、これから何かを植えるのかな?すがすがしい風景に暫しうっとり。

 

快晴には恵まれましたが、一日中強い風が吹いておりました。さて、次回は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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春の花たち…その2

2023-04-26 08:49:51 | 春の花

                       <カタクリとエゾエンゴサク>

 

4月も下旬に入っても、好天は三日と続かず、雪やあられが降る日もあるなど…でも、春は着実に進み、道内各地で、例年に比べ10日も早く桜が開花したという報道が、なされています。

不規則な天候の中で、4月21日は晴れマークが出ていましたので、写友F氏と、札幌の豊平公園と大通公園に春の花を撮りに行ってきました。豊平公園では、カタクリとエゾエンゴサクがややピークを過ぎた感じでしたが、大通公園では桜とコブシが満開でした。

 

☆豊平公園は、花、樹木に加え、テニスコートや温水プールを併設した公園です。広さは7.4haで、東京ドーム球場の1.6倍の広さがあります。加えて隣接して、プロバスケットチーム「レバンガ北海道」の本拠地でもある道立総合体育館「きたえーる」があります。

 


札幌市営地下鉄東豊線で、札幌駅から10数分のところに豊平公園駅があります。出口を出ると目の前が豊平公園の「緑化センター」があります。
(注)上記をクリックすると、2020.7.29付け当ブログ「公園巡り(1)…」にジャンプし、緑化センター内の花が見られます。
さて、緑化センターを出て、右手に回ると、桜と梅が咲き乱れています。さらに野草園方向に進むと、お目当てのカタクリとエゾエンゴサクの群生地があります。

 


カタクリはややピークを過ぎて、幾分枯れかかっていました。

 


その中で、最も生き生きしていた部分を探し、撮ったのがこの画像です。

 


さらに奥に進むと、チューリップやムスカリなど春の花があちこちに群生しています。
クリスマスローズってなぜ下向きに咲くんでしょうね?時季外れで恥ずかしい(笑)?

 


おや!一斉にダンスしている樹木に出会いました。これは秋に葉が紅葉する「ノムラモミジ」の若木です。アンダーライン部分をクリックすと、2020.11.11付け当ブログ「ノムラモミジを撮りに…」へジャンプします。

 


さらに奥に進むと、ピンクの色鮮やかな花が目に飛び込んできました。近寄ってみると、桜ではなく、ツツジのようです。

 


公園の広場では、保育園の園児たちが先生の話を聞いています。数組の園児たちがあちこちでサクラ見学(?)をしていました。

 


最奥のフェンスを出ると、目にとまったのがこの黄色の光景です。黄色の消火栓、黄色いレンギョウの花たち、電柱の黄色い標識、おっと、マンションの物置小屋も黄色いぞ(本当は茶色、笑)。

 

☆大通公園は桜、コブシが満開

 


西6丁目をふらついていると、桜、コブシ、レンギョウのそろい踏み。通行人も観光客も盛んに写真を撮っています。

 


今どきは、99%が、スマホでパチリですね、カメラをぶら下げているのはジジイたちだけです。

 


公園の両側とも桜は満開で、一部強風で散りかけているところもありました。好天のわりに午後から風が強まるとの天気予報通り、結構吹いてきました。(午後1時半ころ)

 


何の花も咲いてない、って?そうです踊りくねった大木よりも、右下の赤いスカートに目が惹かれてパチリ。

 


6丁目のトイレの横の掲示板に「ライラックまつり」のポスターが張られていました。

 

☆西6丁目と言えば、富士フィルムフォトサロンがあります。事前に調べると、4月21日~26日まで、山本一写真展「五島列島・残しておきたい風景」が展示されています。なお、北海道新聞本社の1Fギャラリーで、看板(表札?)展が行われていますので、これも見てきました。

 


道新1Fの小さなギャラ―ですが、木彫りの看板(というのか表札というのか?)数十点展示されていて、結構味わい深い作品もありました。

 


中でもこの「雲竜風虎(うんりゅう、ふうこと読むのかな?)」はとても気に入りました。

 


富士フィルムフォトサロン内部は撮影禁止でしたので、パンフレットと富士フォトサロンのHP に掲載されている山本氏の出品写真を引用いたしました。

 


サロンに展示されている数十点の写真も、すべて全景的な写真で、特にこれは!と、印象に残るものは…(個人的見解)。

 

なお次回は「春の花たち…その3」として、小樽観光協会で出している「小樽桜マップ」などを参考に、桜情報を取り上げる予定ですが…。あるいは、ニセコ・真狩方面にも行く予定なので…

 

 

 

 

 

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春の花たち…その1

2023-04-20 18:47:33 | 春の花

                     <メルヘン広場のエゾヤマザクラ>

 

3月に入って、気温がぐんぐん上がり、瞬く間に雪は解けて、4月に入ると初夏と間違えるような日も幾日かありました。TVの気象報道でも、今年は桜の開花が10日から2週間早まるとのこと。

札幌市では、14日に桜開花宣言が出て、例年より10日ほど早いとか。我が家の横小路にある狭い花壇でも、3月下旬にクロッカスがいち早く咲き始め、スイセンの芽が膨らみ始めました。そしてメルヘン広場では、エゾヤマザクラが4月11日には開花、例年より10日~2週間も早く咲き始めました。

と、早い開花に喜んでいると、17日(月)には一転冷え込み、雪が降り、日中吹雪という日も…。また4月下旬、23~24日頃にも道央で雪になるとの予報もあります。

異常気象がこれ程身近で起こるとは…。ともあれ近場で、春の花々を撮ってきましたので紹介します。と同時に、外に出歩いてみると、色んな変化に気づきました。合わせてレポートします。

 

☆早くもメルヘン広場では春真っ盛り…

 


正面は洋菓子店「ルタオ」の塔です。ピンク色のエゾヤマザクラが咲いています。(4月18日撮影)

 


広場の横の植え込みには、エゾヤマザクラ、松、シラカバなどの植え込みがあります。木の根元には残雪があります。(4月12日撮影)

 


和服の娘さんが桜をバックに記念写真を撮っていますが…和服に帽子、う~ん、ついて行けません。

 


エゾヤマザクラは、ピンクの花と茶色の葉が同時に咲きます。葉は、まだ光合成が進んでおらず、葉本来の色である茶色なのです。1週間から10日ほどで、光合成が進み、葉緑素がたまると緑色になります。(画像は4月18日撮影)
詳しくは、2010.6.1付け当ブログ「春紅葉」参照のこと。

 



メルヘン広場に面した民家の横に咲いていた黄色い花が逆光に透けてとても美しい。春に咲く黄色い花は、レンギョウ、サンシュウ、マンサクがありますが、この花は…?花音痴の私にはどれも同じに見えてしまいます。(ペコリ)

 

☆メルヘン広場から、堺町郵便局の横を通って、水天宮に登ってみましょう。境内の縁には桜の木々がたくさん植えられています。(以下はすべて4月18日撮影)

 


銀の鐘2号館(休業中)の前を通り、日東印刷のビル(移転?)の角を右に曲がって、急坂を上がります。途中に梅の木を植えた洒落た民家があって、数輪花開いてました。梅の木がある民家は珍しいです。
この坂道には特段名前がついておらず、両側は大半が空き家になっていて、半壊した建物や、家電など大型機器の廃棄場所になっている民家もあります。

 


坂の途中にある民家の、この白い花はコブシ。昭和52年に大ヒットした千昌夫の「北国の春」を思い出しますね。

 


さて境内に上って最初に目につくのが、啄木のこの歌碑です。明治40年9月啄木は小樽日報社に勤務しますが、わずか3か月で意見の相違などで、退社。妻と子を残して釧路に向かいます。小樽の自宅は、妻の姉の夫の官舎でした。姉の夫は、初代小樽駅長でした。
明治41年1月、釧路に向かう際、雪降る小樽駅で詠んだのが
「子を負ひて/雪の吹き入る停車場に/われ見送りし妻の眉かな」
小樽駅前にこの歌碑があります。
余談が多くなりましたが、境内の桜はまだ蕾です。

 


さて、水天宮から山田町の職人坂を降りてくると、カラフルなマンションの前の桜が目にとまりました。

 

☆JR南小樽駅に近い「住吉公園」の桜も満開…
この公園にはかつて商工会館という建物がありました。余談ですが、半地下の店舗には「ニュー豊楽」という老舗の支店があって、いつもウナギのかば焼きのにおいが立ち込めていたのを思い出しました。

 


4月12日にはまだ蕾でしたが、

 


18日にはほぼ満開でした。

 


親子連れが遊んでいました。

 


23日投開票の小樽市議会議員選挙のポスターと桜。

 

☆JR南小樽駅の桜はあと数日で…(4月18日撮影)

 


蕾が膨らんで、今にも弾けそうな感じです。

 


金網から覗くと…(4月18日撮影)

 


日に日に色が濃くなって、膨らんできます。

 


(4月18日撮影)南小樽駅の壁を背景に撮ると、幾分雰囲気が…

 

☆その他の春の花など、自宅周辺

 


我が家の横小路奥には空き地があります。雪が消えるとまず咲き始めるのがフキノトウです。地元ではフキノトウを食べる習慣がありません。キタキツネの持つエキノコックスが怖いからと言われています。

 


4月11~12日は、小樽でも黄砂が降り空がどんより黄色っぽくなりました。

 


ええ!三矢サイダーでコーラーも出しているの?つい、110円投入して買っちゃった!ああ失敗した、コーラ大嫌いだったんだ。ガラナのつもりで買った自分の間抜けさにアハハのㇵ。

 


お口直しに、我が家の手入れしていない花壇を。それでも毎年黄色い花を元気一杯に咲かせるスイセンに大拍手。後ろの茶色の木はアジサイです。緑色の芽がぽつぽつ出てきました。アジサイは例年8月ころ咲くんですが、今年は早くなるのかな?

 

 

 

 

 

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ミズバショウを撮りに…その2

2023-04-10 13:34:38 | 春の花

 

ミズバショウの群生地は、小樽なえぼ公園内のほかに、塩谷の通称伍助沢(現塩谷3丁目?)にもあります。前回3月30日(木)になえぼ公園に撮りに行った際には、1週間ほど早すぎたと感じました。そこで、ほぼ1週間後の4月5日(水)に塩谷の群生地に行ってみました。

小樽駅前を走る国道5号線を、余市方向に進み、砂留、長橋の二つのトンネルを抜けた直後の、信号を左折します。その急坂の小径を進むと、変電所があります。そのまま細い砂利道(アスファルトが補修されていない)を下ると、左側の疎水沿いに、ミズバショウの群生が見えてきます。

この砂利道沿いには、ところどころに建設業者の資材置き場や事務所がありますが、町名や道路標識等の案内板は、一切ありません。したがってこの辺りが塩谷何丁目なのかはわかりません。

 


変電所の前を過ぎると、最初に目につくのが、このバスです。もうすでに数十年放置されたままで、内部は枯れ木が絡まり、バスの面影もありません。やがて土にかえっていくのでしょうが、今後数百年あるいは千年以上かかるのかな?
なぜここに放置されているのかわかりません。目印になるのは確かですが…(笑)

 


さらに進むと…、湿地の中が一面ミズバショウだらけ。その奥の白いのは、残雪です。

 


一部を引き寄せてみると…、湿地には腐敗した枯葉や枯れ枝が散乱していて、絵ハガキで見るミズバショウとは大違いです。

 


さらに下流の群生地を見ても、周辺に枯れ枝などが大量に散乱しています。

 


疎水の流れが合流する地点。結構流れが早い。さらに下流の別地点に行くと…

 


おなじ緑色の大きな葉はミズバショウに似ているけれど…、これは「バイケイソウ」という猛毒(アルカロイド)を持つ植物です。5-6月ごろには1mほどにまで成長し、白い小さな花が咲きます。

 


同じくバイケイソウですが、スローシャッターで流れを撮影してみました。

 


疎水の周りに咲くのはミズバショウやバイケイソウだけではありません。フキノトウもあちこちで咲いています。
フキノトウは、湿地に限らず、どこにでも咲きますが、北海道ではこれを食用にする習慣はありません。キタキツネが小便を巻き散らかすからで、「エキノコックス」という恐ろしい病原菌が付着している恐れがあるからです。
(注)クリックすると、国立感染症研究所「エキノコックス」にジャンプします。

 


ミズバショウの疎水が合流するあたりに、1軒の使われていない納屋があります。何度も訪れていますが、戸口が開いているのを見た事がありません。それにしても屋根が塗り直された形跡があるけれど…、道路には鎖が張られていて、「立ち入り禁止」の注意書きがありました。

 


さらに坂を下ってゆくと、JR函館本線「小樽~余市間」の踏切に出会います。短いトンネルがありますが、ここを通る電車も、新幹線が開通すると、廃線になるようです。

 


さて、再びミズバショウ群生地を横目に、変電所方向に戻ります。途中の建設業者の敷地に、コカ・コーラの自販機を見つけました。なんとドクター・ペッパーの細缶100円が目にとまったのです。早速コインを投入して…、取り出す際に目にとまったのが、「ここは塩谷3丁目です」の表示でした。
市内の大型スーパーでも、ドクター・ペッパーは見かけないしね。

 

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桜は、瞬く間に…

2022-05-04 11:36:59 | 春の花

 

4月下旬に入るや、暖かい日が続き、あっという間に小樽市内の桜名所は、開花、満開になりました。市内で最も早かったメルヘン広場はすでに散り、葉桜状態になりました。例年ですと、小樽市内のサクラは、GW後半にかけて咲き始めるのですが、去年と今年は1週間ほど早く開花したようです。

小樽観光協会が出している「おたる さくらまっぷ」には、市内8カ所が名所として載っていますが、その見どころ情報によれば、標高の高い天狗山を除けば、いずれも開花は5月上旬~中旬となっています。去年今年と大外れ。

さて例年にも増して早まった開花、撮り歩く方も大変、好天ばかりとは限りません。できればせっかく咲いた桜、陽が燦燦と射す中、青空をバックに取りたいものですが…。

 

☆小樽運河の最北端の向かいにある運河公園(4月28日)
前回「水天宮」の項でも触れましたが、日露サハリン割譲会議が行われたのが、この公園の向かいにある旧日本郵船小樽支店。現在補修中で工事用シートで覆われている。
なお、この公園には「赤い靴の少女」の像もあります。

 


運河沿いの道路から1歩公園内に入ると、桜とシラカバの木がたくさん。右奥白いシートで覆いかぶされているのが、旧日本郵船小樽支店。

 


公園の隅にたたずむ「赤い靴の少女」の像。「赤い靴履いてた女の子…♪」の童謡は、小樽日報社に勤めていた野口雨情が作詞しました。なお、小樽日報社では、石川啄木も2か月ほど新聞記者として雨情と机を並べたとか。
赤い靴の少女>その経緯にはとても悲惨な事情が秘められている。詳しくは、クリックでWikipediaにジャンプ。

 


運河公園全体は、このように中央に噴水があります。夏にはその一角でバンド演奏会なども行われます。

 


小樽運河北の端で撮影。中央右端に桜が見えているのが運河公園、緑の屋根の大きな建物はトイレ。ここ運河公園では、大きなイベントが行われるので、施設も大きい。

 

☆小樽住吉神社のサクラ(4月28日)
本数は多くはないが、国道から本殿までの長い階段の両側に桜がある。

 


正面に石狩湾が望め、気象条件次第で、対岸の暑寒別連邦が見えます。
鳥居が3本建っていて、鉄ちゃんなら、3重連というところか(不謹慎だったかな)。

 


本殿前の狛犬の近くに数本の桜。種類が違うのか、咲き方がバラバラ。

 


手水鉢は現在修理中、と言うより新しい竜土水が取り付けられるのかも。
なお、副参道(赤い鳥居)が、この手水鉢のさらに後方に取り付けられるようだ。図解入りのパネルが掲示中でした。

 


社務所横のこの古木が、最も見事。奥に残雪が見える。

☆「さくらまっぷ」No.5の天上寺へ(4月28日)
境内が傾斜地で日当たりのせいなのか、開花が他所よりも遅い。という先入観があったが、来てみると満開の木もある。

 


最初に目につくのが赤い頭巾の六地蔵。あれ、1体かけちゃった。奥の市建設部庁舎前のピンクのサクラに気を取られ…

 


門の両側に建つエゾヤマザクラも見事、満開に近い。

 


本殿下の駐車場から見ても見事。右下に、残雪が黒っぽく残っている。

 

☆「さくらまっぷ」No.3の小樽公園(小樽市民公園、中央公園と言うこともある)(4月28日)
エリアがとても広く、マップによれば、桜は650本あるとのことだが、点在しているため、撮影しにくいのが難点。

 


裁判所側から道路を進むと、正面に見える老木があるが、これは梅の木。車は小樽市内、石狩湾が一望できる駐車場へ停める。

 


見晴らしのいい休憩場にはイステーブルが数脚設置されている。この時期桜、コブシが咲き誇るも、点在していて撮りにくい。

 


総合体育館の前はグラウンドになっていて、この日も野球の練習が行われていた。向こう側に5-6本の桜が咲き誇っていた。

 


前前掲の梅の古木横は「桜が丘野球場」、その近くで真っ赤な桜を発見。枝から見ても桜の木に間違いなし。グーグル図鑑で検索しても、バラとしか出てこない。バラじゃない、桜だとPCに毒づいても反応なし。色に惑わされたか、人間と似ておる…

 


園内をふらついていると、カタクリを発見。あちこち、枯葉の隙間から可憐な姿を見せているものの、かたまっているのはこの3本だけだった。

 


小樽市建設部庁舎(旧松枝中学校校舎)横は八重桜が満開だ。桜越しに天上寺の緑色の屋根が見える。

 


同所の八重桜、八重桜は1~2週間遅れで咲くはずだが、品種の違いかな?エゾヤマザクラと同じころ咲くとは??

 

☆その他の公園など(4月28日)

 


JR南小樽駅そばの「住吉公園」 エゾヤマザクラが満開、小樽駅行きの電車が踏切を通過中だった。

 


再度掲載しますが、二段公園。左奥のおじさんは、桜を撮り歩いてフラフラ、ベンチで休むペアがいい感じなので、パチリ。

 

次回も桜撮り歩きを紹介します。

 

 

 



 

 

 

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小樽長橋なえぼ公園の水芭蕉を撮りに

2022-04-21 08:02:19 | 春の花

 

街中の雪はすっかりけて、あとは小路に僅かに残るだけ。日によっては、日中20℃近くまで上がり、はや初夏の陽気に近いことも、でも朝夕はしっかりと肌寒い。

そんななか北海道新聞小樽後志版に、長橋なえぼ公園のミズバショウが見ごろ、との記事と写真が載っていた。もっとも記事の有無にかかわらず、ここ10年近く毎年春先に訪れているが…。4月14日(木)、塩谷伍助沢沿いとなえぼ公園に撮りに行ってみた。17日(日)にもなえぼ公園に行ったので合わせて紹介したい。

 

☆塩谷旧伍助沢(現塩谷4丁目)へ
国道5号線を余市方面に進み、二つ目のトンネルを抜け左折、変電所の前通って坂道を下ると左側に疎水が流れ、ミズバショウ、フキノトウ、バイケイソウなどの群落が見えてくる。

 


疎水の流れに沿って、ミズバショウが続く。

 


バイケイソウ(手前)とフキノトウ、手持ち5分の1秒のスローシャッターで撮影。今時のカメラ手振れ補正がよく効いている。

 


バイケイソウは、葉、根、花の全体に猛毒のアルカロイドを持っているので、要注意だ。
なお、バイケイソウは、夏には小ぶりの花が密集して咲き、高さ1mちかくになるという。見た事はないけれど。

 


以前にもこの老人の注意書きをこのブログに載せたが、相変わらずポイ捨てする輩がいるんだ。

 


この建物十数年来空き家のままだ。屋根の塗装が真新しく見えるのが不思議。

 


踏切の警報が突然なりだした。と思ったら余市方面から電車が1両やってきた。目の前を通ってこのトンネルを抜け小樽方向に走り去った。
新幹線ができると、小樽~余市~長万部間のJRが廃止となるので、この短いトンネルも廃止となるのかな?

 

☆長橋なえぼ公園へ向かう
旧伍助沢の通りを下っていくと、国道5号線にぶつかる。右折して小樽方向へ。途中オタモイ信号から旧道に入り、長橋十字街の1本手前を左折すれば、なえぼ公園に突き当たる。

 


公園の管理棟「森の自然館」に入ると、すでに前年の森の自然館・写真展のさいに顔見知りとなった管理員Y氏と遭遇。現在の「ミズバショウの湿地」のさらに150m程奥に、群生地があるという。目印に、ピンクのリボンが途中の木々に結んであるという。
案内するというが、あちこち撮影するのでと、丁重に断り、中央園路沿いをまずはビオトープ沼へ。
(注)ビオトープとは、生物生息空間のこと(Wikipedia)。

 


中央園路沿いの小川には、ミズバショウとフキノトウが列をなしている。

 


ビオトープ沼、手前のロープ下から撮影。この沼にはオタマジャクシがあちこちにいたが、今年は見当たらない。
ビオトープ沼を囲むロープの端には「お母さんカエルより。私の子供を連れて行かないでネ!」という看板があった

 


水路に沿って進むと、ミズバショウの湿地に出る。

 


昨年の4月11日付北海道新聞朝刊「くらし」のページ。杣田美野里さんの記事「花と語れば」に水芭蕉についての解説が掲載されていましたので、紹介します。
白い花びらに見えるのは「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれ、葉が変化したものだ。中の鬼の金棒みたいのが、花です、緑色がめしべ、黄色がおしべ、下から、上へと咲き昇る。


ミズバショウの「湿地」から、目印のピンクのリボンをたどって、5分ほど上流にさかのぼると、水芭蕉の「群生地」が見えてきた。周囲のささやぶは刈り取られ、樹木の枝葉も取り払われ、歩きやすく整備されている。
(注)公園案内図に基づいて、「ミズバショウの湿地」と水芭蕉の群生地」とを使い分けた。

 


ここ群生地は、両端が高い土手になっていて、ミズバショウは小川に沿ってあちこちにかたまったり、散らばったりしながら咲いている。

 


小川は倒木にせき止められたり、段差になっていたり…

 


水面の映り込みを主体に、と思ったものの陽の加減もあってか、上手くいかず。
再び戻って、ミズバショウの湿地、中央園路に出る。ザゼンソウの群落の方向に向かうが、途中に水溜まりがあって、例年ここにオタマジャクシの群れがいくつもあるのだが…

 


このひと固まりだけだった。

 


中央園路の途中に案内板がある。腰掛けるところは…無いか。

 


湿地一面にザゼンソウが生えているものの、そのほとんどが通路の反対側を向いていて、絵にならない。
ザゼンソウ>仏像の光背に似た花弁が、僧侶が座禅を組んだ姿に見えることから、名称の由来となっている。(Wikipedia)

 


こちら向きのを見つけても、中が暗くて見えない。周辺に新芽らしき葉がいくつもあるが…

 


あちこちにツルアジサイの枯葉が落ちているが、泥やごみがついて穢い。

 


駐車場に戻る途中、シラカバの小道を通る。

☆4月17日(日)に再びなえぼ公園に寄ってみたが、撮りたかったエゾエンゴサクやカタクリはまだ芽を出していなかった。あと1週間ほどかかると園内ですれ違った方が言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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