紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ぐるっと積丹1周

2019-09-26 08:57:41 | 旅行

                    <赤井川村の雲海 OLYPUS E-M10のアートフィルター・ラフモノクロ使用>

 

9月2度目の三連休、中日の22日(日)、写友と赤井川、共和、積丹、余市とひと回りしてきました。この日は、台風17号から温帯低気圧に変わったとはいえ、依然広範囲にわたって勢いの衰えないまま北海道通過の予報(23日)も出ておりました。天気予報ではこの日が快晴、翌日からしばらく雨模様でした。赤井川村では、向日葵が広範囲に作付けされていますが、地元の方に聞くと、ほぼ終わりかけていて、いまはコスモスが満開とのこと。

当日は、未明にかなりの雨が降りましたが、午前4時半、出発するころにはすっかり晴れ上がっていました。まずは小樽第3埠頭で、折から寄港中の大型客船「ザワールド」を撮ってから、雲海で有名な赤井川村の冷水峠に向かうこととします。

 

☆大型客船「ザ・ワールド」は、通常のクルーズ船と違って…分譲マンション型客船です。といってもピンときませんが、マンションごと船に積んで世界各地を回る、といえばわかるかと思います。

 


43千トンと、客船としては大きな方ではありませんが(ちなみに「D・プリンセス号」は11万トン)、入居者は超富裕層とか…。寄港先、日程とも入居者の自治会で決めており、非公表が原則。

 

☆赤井川村の冷水峠へ…ここは雲海が発生することで有名。村自体がカルデラ盆地の中にあって寒暖差が激しい…

 


普通に撮影すると、こんな感じになります。

 


WBを4000ケルビン(波長の単位)で撮ると、多少青みが強くなります。この一つ上の画像は、WB=オート(5200ケルビン)で撮影しています。どちらでとるかは、撮影者の好みによりますね。

 


アートフィルター「ラフモノクロ」で撮影すると、ざらつき感が強くなります。

 

☆ひまわり畑、コスモス畑を撮りに…事前に農園に電話で確認したところ、例年であれば今頃がヒマワリの最盛期なんだそうですが…9月の異常高温でピークが早まり、枯れてしまったとのこと。代わってコスモスが最盛期ですとのことでした。

 


国道から少し奥に入ると「エンジョイファーム ゆめ」があります。

 


ヒマワリはピークを過ぎて、申し訳なさそうに、うつむいてました。

 


一部は、種が落ちかけている。

 


代わってコスモスが一面に咲き誇っています。

 


それよりも目を惹いたのは、道端の雑草です。未明の大雨で、雨粒がキラキラ輝いていました。カラーで撮るより、モノクロのほうがキラキラ感が強く出る。

 


雑草猫じゃらしが、朝日を浴びて、輝いてました。

 


こうなると、雑草もアートらしく見える。ばっくの丸ぼけは雑草に着いた雨粒の反射。

 


農園のおばちゃんは、カボチャを持って行けと各人に一たま、くれました。

 

☆共和町、神恵内村を経由して積丹町(しゃこたん)の余別へ…
共和町で、メロンを買いたくて、メロン農家を数軒回りましたが、出荷のピークはお盆頃で、いまは端境期。そのまま積丹町の神威岬方向に進みました。3連休の中日とあって、岬に続く駐車場はほぼ満杯に近いほどの込み具合。積丹といえば即「積丹ブルー」といわれるほどの美しい海が自慢の町。時期的には6月下旬から8月くらいまでで、中でもエゾカンゾウの咲く6月中下旬が最も美しい。

 


今の時期花は終わっているので、過去の画像を参考までに掲載。(撮影日2010.6.22)

 


ここの名物は、積丹ブルーアイス。駐車場横のレストラン・土産品店内に張られてあったポスター。

 


出がけにふと見ると、積丹ブルーのジャケットを着たおじさんがいたのでパチリ。

 


駐車場わきのアイスクリーム販売所で、積丹ブルーのアイスを注文。ミント味です。

 


駐車場から岬の先端までは、アップダウンの激しく、かなり距離があるので、この碑の画像をもって行ったことに…代えます。

 

☆神威岬から、美国を通ってさらに古平町に向かいます…街中を通り抜け古平川をまたぐ橋に来ると、河口付近に大勢の人々がいます。川を遡上する鮭を釣っているの人々です。

 


鮭釣りの人々。

 


古平川の両岸に、釣り人が実に大勢います。鮭の遡上を狙って釣り糸を垂れていますが…。川の左端のオレンジ色の浮きがめじるしで、そこから上流は、禁漁区域になります。なお禁漁区域は河川によって異なります。

 


女性の釣り人のようです。何度も釣り糸を投げて、手繰り寄せていますが…、一向にかかりません。30分以上見ておりましたが、誰ひとりとして釣り上げた方がおりませんでした。それもそのはず、鮭は、産卵のために、必死で遡上しようとしていて、餌には食いつきませんからね。なおオレンジブイの左(禁漁区)に円形の波が立ってますが、鮭がぴょんと飛び跳ねたからです。

 

この後、途中で忍路湾に立ち寄りましたが、とりわけ撮りたい画像もなく、小樽に直帰です。


忍路湾から塩谷方面の出口に、記念撮影用の花壇があり、コスモスが植えられていました。う~ん、赤井川まで行く必要がなかった?いえいえ、コスモスだけを撮りに行ったわけではありませんので…

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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写真展巡り…道展巡回展ほか

2019-09-20 16:51:19 | 写真

                         <写真道展 学生の部入選 左下の女子学生の表情に惹かれました>

 

9月11日から16日まで、市立小樽美術館にて第66回写真道展の巡回展が行われました。第1部(自由)120点、第2部(観光産業)52点、第3部(ネイチャー)98点、第4部(学生)36点の計306点に、小樽支部の審査会員・会友6名6点の計312点です。1Fの多目的ホール3部屋にびっしり展示された作品は見事でした。

これ以外に、過日紹介した小樽鉄路展(9月2日~15日)の一部と、8月28日~9月1日に市立小樽美術館で開催されたフォト虹彩写真展およびヒマラヤの青いケシ写真展、そして最後にニトリ小樽芸術村で展示された、第3期「幽霊・妖怪・血みどろ浮世絵、月岡方年を中心に」を紹介いたします。

 

☆第66回写真道展~小樽巡回展から

 


左が、自由の部第1席・文部科学大臣賞となった「蒸溜酒を作る女」です。画像が小さくわかりにくいのですが、大きな窯で原料を手動で撹拌している場面です。竈から立ち上がる紫煙と燃盛る火が対照的で、撹拌する女性の重労働さが伝わってきます。その右、中央下は2席の作品で「昭和のかおり」、昔懐かしいポンプがあります。

 


全入選作品が展示されています。

 


観光産業の第2部で国土交通大臣賞となった「雪中作業」ですが、養殖ホタテがクレーンで水揚げされている様子でしょうか、小雪がちらつく中、大変な作業かと思います。

 


ネイチャーの第3部写真道展大賞・環境大臣賞の「風紋のタイミング」です。多分摩周湖の中島を朝焼けの中、逆光でとらえたのでしょうか、見事に赤く輝く湖面に風紋が写り込んでます。

 


学生の第4部で最優秀賞になった「時節」ですが、小雪降る中、店先に草鞋と藁の長靴が並べられ、奇妙な、時代錯誤の感じがします。

 


道展小樽支部の審査会員・会友による作品も展示されておりました。

 


第1部入選作品の中から、目立ったのがこの作品でした。水着ではなく普段着のまま飛び込む瞬間ですが、スカートの下の薄い肌着が、妙に色っぽく、絶妙のタイミングでとらえられています。


第2部の入選作品では、この画像が秀逸と思いました。作品は縦長ですが、上半分だけのほうが迫力が出るかも…。馬の目と御者の口が、見るものをひきつけます。

 


第4部ですが、右下の写真に注目です。題名「ぺったん、ぺったん」、女子高生の表情がとてつもなく明るく、いたずらっぽいのが好感持てます。

 

☆小樽鉄路展…その他の作品

 


線路わきの物置の壁一面に張られた小樽に関する写真。これだけ貼られると見事というほかない。

 


最後尾から入口方向を見ると、右手にちらりと旗状のものが見えますがこれも布に印刷した写真です。風が吹くと揺れ動くし、風がないとだらりと下がるし、見せる写真としては、どうなんでしょうかね。

 


雪国ならではのカットですね。

 


網に張られた写真。実はこのタンポポ文庫(何屋なのか不明)、入船十字街にあって、車で通る都度目にしてますが…、

 

☆フォト虹彩写真展(小樽未来創造高校写真部写真も含む)&ヒマラヤの青いケシ写真展

 


フォト虹彩・佐藤通晃さんはモノクロ撮影、しかもフィルムにこだわった作品作りをされています。今回は積丹町と神恵内村の境にある「賽の河原」の組み写真を展示しております。国道から岩場の波打ち際沿いを、上り下りしながら徒歩30-40分ほどかかるところにあるのが賽の河原です。数回訪れたことがありますが、ここに至るまでが一苦労。とても懐かしく思いました。

 


フォト虹彩の展示風景。会員それぞれ自分のテーマで展示しております。

 


東京ぶらり旅とのテーマでの組み写真、東京の裏町が切り取られています。中でも次の作品が目を惹きました。

 


公園の一角でしようかね、あちこちにオブジェらしきものがあります。左側の猫でしょうか、舌を出して、睨む作品が目を惹きます。目の部分をもう少し下から空に向けてとると、目が強調されより印象深い作品となったかもしれません。

 


フォト虹彩は小樽未来創造高校と合同展示ですが、高校生のこの作品がとても印象的でした。

 


ヒマラヤの青いケシ写真展は、いろんな種類があるようで、青一色ではないようです。

 


左がよく見かける「ヒマラヤの青いケシ」。

 


地域によっては必ずしも、青だけとは限りません。

 

☆ニトリ小樽芸術村(旧三井銀行小樽支店)では、浮世絵展の第3期「幽霊、妖怪、血みどろ、おっかない浮世絵」展(7月25に~9月3日)が行われており、訪れた9月2日(月)は、小樽市民無料デーでした。通常500円の入館料が無料とあっては…浮世絵についてはよくわかりませんが、つい入館してしまいました。幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師「月岡芳年」の作品が中心に展示されていました。

 


月岡義人については上記を参照してください。

 


タイトルが、四谷怪談となっていますが…私が知ってる四谷怪談は、お岩さんが井戸から、ひゅーどろどろんと出てくるシーンですが…

 


う~ん、よくわかりません。

 


別の絵には、大蝦蟇に乗った児雷也の絵がありましたが、これは大蜘蛛に乗った…よくわかりません。

 


この絵はよく見かけます。タイトルは…見落としました。

 


30分ほど浮世絵を見た後、中央ホールに戻ると、プロジェクションマッピングが行われていました。天井が高く、大きな館内は、さすが元都市銀行だっただけあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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札幌・小樽街中ぶらり…

2019-09-13 10:51:41 | 街中ウォッチング

             <札幌山の手高校吹奏楽部、札幌後志地区予選、北海道予選を連覇、10月金沢市で行われる全国大会に出場が決まる>

 

春先以降、腰痛による体調不良が続き、加えて寒暖差の激しい異常気象が頻発、とても体がついて行けません。そのため、カメラを担いで出歩く機会がガタ落ち。毎朝の犬の散歩さえも満足にできないありさま。高島・祝津の花火大会も、小樽アニメPTも撮りに行けませんでした。後期高齢(75歳)を過ぎ、ボケを伴いながら人生の終着駅にまっしぐらとは、こういうことなのかと、日々通感。時折体調と相談しながら撮り歩くのが精いっぱい。

ということで、今回は数少ない機会に、札幌・小樽の街中で撮った写真をいくつか紹介します。

 

☆孫娘(高1)でかした!
二世帯住宅に住む孫娘が通う札幌山手高校が、札幌地区吹奏楽コンクール(地区予選)で、見事金賞(25~50人のB編成の部)となり、全道大会に進出。8月31日に行われた北海道大会でも同高の吹奏楽部がB編成で優勝。10月に金沢市で行われる全国大会に出ることが決まった。
フルート担当の孫娘は、早朝6時半の電車で土日なしで通学。朝練、授業、夕錬とこなし、帰宅は毎夜9時半ころ。泣き言一言も発せずよく頑張った。

 


中学校、高校、大学、一般まで各クラス編成ごとに地区予選が行われる。大編成(51人以上)、中編成(25~50人)、小編成(24人以下)に分かれるが、中高学校と一般では人数が違ったり、都道府県によっても違いがあったり…とても複雑。

 


キタラの中央ホール。奥がコンサート会場になる。

 


会場内ではカメラ、スマホでの撮影、録画・録音は禁止されている。休憩場のテレビに映し出されるモニター画像を撮ったもの。画像の学校名は不明。

 


上記画像(8月3日の地区予選)の後の8月31日の全道大会においても、札幌山の手高校が優勝して、全国大会への出場が決まりました。10月12日~14日に金沢市で行われる全国大会には、交通費、宿泊費、機材の運搬費が膨大となり…出場できるのか否か、さてどうなることか。

 

☆札幌駅前チカホは…
いつ行っても何らかのイベントが行われています。このところ気になったのが地下鉄南北線の上のフロアー(B1)の一部に椅子・テーブルが設置され、ここで飲食・読書したりあるいは休憩している人が多いのが目立ちました。以前は歩行空間になっていて、休める場所もありませんでしたが…。

 


全体の作りがアイヌ民族の模様っぽい感じです。

 


いくつかのテーブルには天井から文字模様風のメッセージが投影されていました。画像はマイナス補正されていますので、実際はもう少し明るくなっています。

 


何かのキャラクターが、タスキには「ていぬ」とあります。一瞬「手稲(ていね)」のミスでは?と思ったので、係員らしき方に聞くと「て・い・ぬ」ですと、手+犬らしいのですが…何を意味しているのか?チラシをいただくと高齢者雇用の促進云々とありました。でも、手と犬と高齢者の組み合わせが理解できぬまま移動しました。

 


8月初めの撮影ですが、最近はお盆の仏壇の飾り物も、エレクトロニクス化が進んでいるんですね。生花より、きらきらして奇麗で、枯れませんが…

 


チカホには、時折産地直送の農産物販売コーナーが設けられることもあります。ただここを目当てに買い物に来たわけではないので、重たいメロンや米を持って歩くわけにはいきません…

 


隣のコーナーにはキノコが売られている。と思ったら、毒キノコと食用キノコの見分け方のコーナーでした。実際に手に取って匂いや触感を確かめる実演会でした。

 


これは有名な毒キノコ「ベニテングダケ」ですね。私の住んでいる近くの勝内臨界公園にも、秋になるとテングダケが生えることがあります。現在は完全に駆除されましたが…

 

☆小樽駅構内でジャズピアノが…
小樽市内でも小中学校の統廃合が進み、ピアノが余っているとか、ピアノの有効活用として、ストリートピアノ演奏会が幾度か開かれています。8月24日マリンホールに行く途中、JR小樽駅で見かけました。

 


有名な若手ピアニストということですが…

 


JR駅出入口には大勢の観客が集まっていました。このあと、午後には花園アーケード街の、サンモール一番街で、ストリートピアノの実演が行われるということです。

 


都通の入り口には、こんなポスターが貼られていました。はてな、TAKE OUT OK!なのかな?それとも、駄目なのかな?Oの文字を見ると、駄目とも受け取れるし…

 

☆旧国鉄手宮線跡地で鉄路展が開かれています(9月2日~16日まで)
2000年に第1回目が開催され、今年で19回目を迎えます(途中跡地整備で開催できない年が1回ある)。毎年この時期開かれている鉄路展も、すっかり市民に定着してきたようです。

 


小樽駅前から中央通りを海側に降りると…もう恒例となった写真べたべたのこの案内板が目に飛び込んでくる。手宮側に進むと、出店者が思い思いの工夫で作品を展示しています。

 


畳一枚ほどの大型パネルを4面使った女子高生二人組の写真が目を惹きました。

 


4面の中でこのジャンプの写真がとても印象的です。若々しく、はつらつした感じで…

 


藤女子大写真部の方の作品も目を惹きました。中でも特にこの作品が目を惹きました。

 


線路わきの倉庫の壁に張られた無数の写真の中で目に留まった写真。

 


当別町の坂本さんの作品はいつも秀逸。出展者の中でも例年ずば抜けているような気がします。中央下から2番目の「すってんころりん」などは狙って撮れる写真ではないですね。右下の雪道を行く犬ずれの写真、雪国ならではの秀作かと思います。

 


同じく坂本氏の作品、鹿が川を飛び越える瞬間

 


同じく坂本氏の作品、これはキツネが雪の中で、ネズミなどのえさを見つけ、とびかかる瞬間でしょうか。見事なショットです。

 

 

 

 



 

 

 

 

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余市のニッカウヰスキー工場へ

2019-09-05 11:07:09 | フォトコン関係

                                  <建ち並ぶ赤い屋根の石造り工場群>

 

8月27日(火)、酒好きの知人にウイスキーを送るべく、余市のニッカウヰスキー工場に行ってきました。工場に立ち寄るのは数年ぶりです。ご存じの通りここは平成26年9月から、翌年の3月まで、NHK朝の連続ドラマ「マッサン」のロケ地であります。ニッカウイスキーの創業者である「竹鶴正孝」とスコットランド人の妻「リタ」のモデルとなる、ウイスキーづくり奮戦記です。(詳細は当ブログ「H26.6.5付NHK朝の連続ドラマ…」を参照してください。

今までの例ですと、ドラマが終わると同時に、観光客も潮を退くように減少してしまいます。ところがここ余市のニッカウヰスキー工場(注)を訪れる観光客は、減るどころか増えているのです。そういう話しはさておき、当日車で訪れました。駐車場は、工場正門とは反対側にあります。
<注> 工場名は旧カタカナの「ヰ」が使われていますが、こちらの発音が、より英語のwhiskyに近いからだそうです。

 

 


ニッカウヰスキー工場MAP 駐車場は右最上段のP マーク、正門(JR余市駅、国道5号線方面)は、MAPの下側にあります。自家用車で来た場合駐車場は、正門と反対側になります。ガイドツアーに参加する場合は正門受付で登録しますが、何度も来ておりガイドツアーに参加しない場合はフリーです。画像のアップと解説は多少順不同となります。

 


ガイドツアーに申し込んだわけではありませんが、工場内の説明のため正門から順のほうが解りやすいと思うので…アーチの門を抜けて左の見学者待合室に入ります。

 


待合室に入った途端に目に飛び込むのが、このブラックニッカのウイスキーおじさんのステンド。実はこのおじさん実在の人物とか…「キング オブ ブレンダー」と呼ばれ、19世紀に実在し、いくつもの香りをかぎ分けることができたブレンダーの王様です。

 


待合室を出ると目の前にあるのが、MAP2の「乾燥棟(キルン塔)」です。原料となる大麦の発芽を、ピート(草炭)や無煙炭を炊いて乾燥させ、芽の成長を止めて、モルト(麦芽)を作ります。燻したピートの香りがモルトに移り、ウイスキー独特の香りが生まれます。

 


MAP4の蒸溜棟内部です。MAP3で発酵させた発酵液(もろみ)をここで加熱して、コクのあるモルト原酒ができます。

 


さて、ウイスキーづくりに欠かせないのが「樽」です。

 


樽は、画面にかかれている通り、樹齢80-100年のホワイトオークが使われます。

 


MAP7の貯蔵庫で、数年間あるいは数十年間熟成させることで、味わい深く香り高い琥珀色のウイスキーへと変化していきます。熟成中に蒸発などで目減りしますが、それを「天使の取り分」と呼んでおります。

 


工場敷地内には「リタハウス」と呼ばれる建物があります。竹鶴正孝の妻・リタが利用していた建物ですが、現在は耐震設備基準に届かず、立ち入り禁止となっています。窓が大きく作られています。数年前までは一般解放されており、モデル撮影会で何度か利用したこともありました。


<参考>H19.9道写協小樽支部モデル撮影会 左がリタハウス内部の出窓に腰掛けたモデル嬢。

 


竹鶴邸正面入り口 ニッカウヰスキー創業者「竹鶴正孝とリタ夫妻」の私邸の一部を、余市町山田村から、工場敷地内に移築したものです。建築は昭和10年、移築は昭和21年です。

 


上の画像の左側面になります。ナナカマドの実が赤くなりつつあります。

 


私邸の周りには真っ赤なハマナスの実がなっています。奥の黄色はタンポポの花、白いのはタンポポの綿毛です。

 


私邸の庭には、まだ紫陽花が咲いております。手前の樽は、見学者の記念撮影用です。

 


ツアーガイドの方が、私邸の説明をしています。

 


さて、試飲会場、お土産品売り場、駐車場の方向に進むと、ウイスキー博物館があります。

 


入り口の蒸溜窯とブレンダーおじさんを通りぬけて奥に入ると…ウイスキーの歴史や、有料試飲バーがあります。

 


こんなミニチュアセットも…

 


正孝とリタの出会いから、日本への移住の歴史が書かれています。

 


二人のウイスキーづくりにかける情熱と夫婦の愛の物語が…

 


NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の物語も…

 


ウイスキー博物館を出るとすぐ隣が、試飲会場、レストラン、お土産品店となります。画像は新会場です。

 


アルコール類にとどまらず、地元の菓子類も置かれています。ここでお土産品を購入し、小樽市内に戻りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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