紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

川辺に咲く蕗のトウ(ブログdeフォトコンテスト応募作品)

2010-04-28 06:30:34 | 日記
小樽ももう蕗のトウのピークは過ぎましたが、どうしても小川の流れと蕗のトウを撮りたくて余市川の上流に行って来ました。先ずはタムロンのマクロ(SP90mm)で蕗のトウの先端部分を切り取ってみました。バックは余市川の流れです。


H22.4.26撮影 EOS40D+TAMRON SP MACRO90mm F2.8 1/2000
使用ソフト CANON ZoomBrowser

次に、このブログでも何度か取り上げましたが、レンズ逆付けによる超マクロ撮影したのが次の画像です(2009年3月20日付当ブログ「超マクロ撮影~レンズ逆付けの荒業」)。上の画像の白い胞子のようなものを切り取ってみました。


H22.4.26撮影 CANON EOS40D+リバースアダプター+TAMRON18-20mmXRDiⅡ F0.0 1/250 18mm側で撮影
使用ソフト CANON ZoomBrowser レベル補正自動

さて最後にあげた画像は、これもレンズ逆付けによる撮影なのです。通常逆付けの場合は広角側を使います。しかし望遠側でもピントがあうのです。下の画像は手いっぱい伸ばして200mm側で撮影しました。強烈な色収差が出て、ソフトフォーカス気味になります。小川の流れのきらめきがとてもきれいに出たと思っております。なお、蕗のトウをテンプラにすると美味しいということをよく聞きます。しかし、北海道では蕗のトウを食べる習慣がありません。


H22.4.26撮影 CANON EOS40D+リバースアダプター+TAMRON18-20mmXRDiⅡ F0.0 1/125 200mm側で撮影
使用ソフト CANON ZoomBrowser

なお、このブログは、第21回「ブログdeコンテスト」に応募しております
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大沼・函館撮影旅行記~その1

2010-04-25 06:00:00 | 旅行
4月19-20日に道南の大沼、函館に撮影旅行に行ってきました。発端は、先輩写友であるO氏が、NHKTVで大沼の水芭蕉、福寿草が今が盛りであることを知り、写友に声かけをしたものです。19日は朝4時出発です。途中岩内漁港で魚の水揚げを撮影するため早朝出発となりました。

どうも天候が不安です。予報では、一週間前の晴れマークが曇りマークに代わり、20日は何と雨マークに変わってしまいました。岩内漁港の入口に、浮きドックが係留されています。今しもドックの向こう側の雲間から日が顔を出すところでした。更に太陽の両側に短い虹が見えます。変わった光景に思わず何枚もシャッターを切ってしまいました。


(EOS40D AM5:30 雲間から太陽が上がってきた、思わずラッキー!)


(太陽が三個?両側に短い虹が…珍しい現象に息を呑む)

さて、岸壁を見渡すと、漁船が入港して、今しも網から魚を引き離す作業をアチコチでやっています。6-7人の老人達が手際よく網に絡まった魚を引き離し、プラスチックの箱に投げ入れていきます(上段の画像)。下段の画像は、更に函館寄りの寿都漁港で見かけた水揚げ風景です。こちらの方は、すでに発泡スチロールに雑多に放り込まれた魚を岸壁で選別しているところでした。


(岩内漁港AM5:40 今日の水揚げはカレイ 商品にならない雑魚はカモメの餌)


(寿都漁港AM7:00 オヒョウは、飛び跳ねているのを頭を踏んづけて箱にポイ!)

寿都から更に海岸沿いを瀬棚方面に進みます。途中横滝、藻岩の滝を撮影しましたが画像は別の機会にアップします。江差の手前乙部町から函館方面に向かいます。本日の最終目的地大沼公園には2時頃到着です。早速宿泊予定のペンションの主人に福寿草や水芭蕉の情報を得て、再度撮影に出発です。福寿草は車道から5分も山中に入ると、あたり一面群生しております。


(OLYMPUS PEN E-P1 POPARTフィルター)


(EOS40D+TAMRON SP90mm)

水芭蕉は、大沼周辺の湿地であればどこにでも咲いているようです。時間が余ったので車で周囲を一周しましたが道路縁に群生しております。やはり前々回のブログでも話したとおり、枯れ朽ちた湿地に咲いていて、周囲には枯葉や枯れ枝が散乱しております。また花自体葉の縁が汚れて(朽ちて黒く)いて、全体像は決して綺麗ではありません。モノクロで撮ったのが下の画像です。駒ヶ岳についても何度か取り上げておりますので、今回はモノクロ画像を上げておきます。


(OLYMPUS PEN E-P1 ラフモノクロ)


(OLYMPUS PEN E-P1 ラフモノクロ)
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羊蹄山麓~京極編

2010-04-21 06:00:00 | 写真
すでに何度かこのブログで、羊蹄山麓に湧水を汲みに行く、と書いたことがあります。山麓周辺部には何箇所もの噴出し口があり近隣や遠くから車でこの湧水を汲みに来る方もおります。こうした湧水噴出し口の中で、最大規模を誇るのが、今回ご紹介する京極町にあります。噴出し口を中心に、付近は京極公園として整備されています。

公園内には、道の駅「名水の里京極」があり、さらにキャンプ場、パークゴルフ場、京極温泉などが併設されています。孫達を遊ばせるには、遊具なども揃っていて、十分なのですが、噴出し口が、低いところにあって、車の乗り入れが出来ないという難点があります。しかし、木々に囲まれ自然が一杯のところで、飲む冷たい水には、何物にも変えがたい値があります。また写真撮影にも、絵になるところがたくさんあります。


(噴出し口付近 名水100選に選ばれている お茶・コーヒーに最適)


(噴出し口わきの水のみ場 ペットボトルやポリタンクに詰める人が後を絶たない 勿論無料)

湧水は一旦下の画像の池に流れ込みます。この池の周囲には遊歩道が設けられていて散策できるようになっております。途中には東屋もあり、ここでおにぎ等食事を楽しむ風景も見られます。新緑の頃には、池に映りこむ若葉がとても美しく、写欲がそそられます。


(深さは50-60cmほどですが、水が綺麗で底の石や落ち葉がゆらゆら揺れて音楽を奏でているような錯覚に…)

湧水はこの池から更に1mほどの落差を経て、再度大きな池へと流れていきます。下の二枚の画像は、1mほどの落差を落ちる湧水をスローシャッターで撮ったものです。さすが冬の間は岩に張り付いた苔や草もすべて濃いセピアカラーとなっています。


(H22.3.30モノクロ撮影 EOS40D F32 15秒 ND400フィルター)


(H22.3.30撮影 上段のモノクロ画像は、この落差の右側部分を切り取ったものです)

さて、この二番目の池には色々と写欲をそそられるものがあります。最後に次の二枚の画像を上げておきます。上段のモノクロ画像は、先の二枚と同じ日に撮影しております。この日は、太陽が雲間に入ったり出たりはっきりしない天候でした。日が照って木の影が雪面に映った瞬間に撮りました。


(残念、雪面のデティールがやや不足しました)


(H21.5.20撮影 早朝全く風がなく、羊蹄山がくっきりと水面に…)

最後の画像は、5月20日に撮影しましたが、珍しく桜がまだ残っておりました。普通はゴールデンウィーク明けには散ってしまうのですが、遅咲き品種だったのでしょうか。それとも羊蹄の冷たい湧水で冷やされて、開花が遅れたのでしょうか。なお、桜を美しく取り込むために、内臓ストロボを-0.5調光して発光させました。
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小樽苗穂公園散策

2010-04-17 06:00:00 | 日記
なかなか暖かい日が長続きしませんが、晴れの合間を見て小樽苗穂公園に二度行ってきました。最初は孫を三人同伴です。二度目は一人で、じっくり撮影です。苗穂公園には孫達も何度か来ておりますが、この時期に来るのは下の孫は初めてです。公園に着くなり、先ずは記念撮影です。


(撮影は小三の真ん中の孫 4月5日時点では周囲はまだまだ雪が多い)

暫らく雪解けの泥道を進むと水溜りがあります。一番上の孫が蛙の卵を見つけたようです。去年もここで卵を見つけております。去年より卵の量は少ないようです。そういえば近くの小さな池に鴨が一羽おりましたので、鴨の餌になってしまったのでしょうか。


(去年はもっと多かったのに…と小五の孫がパチリ)

さらに進むと、小道の側に枯れた木が二本あります。木の周辺には小鳥やリスの食べ残した餌が散らばっています。ここに散策に来る方々が、撒いた餌のようで、小鳥達が盛んに寄ってきます。慣れているのか、人の手からでも餌をついばんでいました。


(切り株からダイブする直前)


(餌をついばむ小鳥、その様子を撮影するご主人か)

小路の両側には、雪解けと共に雪に埋もれて冬を過ごした落葉や木の実がアチコチに顔を出しております。そんな実を見つける都度、孫達が歓声を発します。冬を越した枯れ落葉等を二枚あげておきます。一枚目は、種が飛ぶ朔花の一種オオバユリに似ていますが詳しくは分かりません。二枚目も、アジサイの枯れ葉だと思っておりましたが、散策中の方に尋ねますと、この公園ではアジサイは見かけませんとのこと。彼方此方にこの枯れた、アジサイに似たドライフラワーが落ちております。

    
(秋の忘れ物?)

さて肝心のザゼン草と水芭蕉ですが、ザゼン草はまだ寒いのか、小ぶりなものが多く窓を閉めたまま花芯を覗かせているものはほんの数本です。一方、水芭蕉は公園内にも群生しておりますが、公園を抜けて100mほど右手に行くと湿地状の沢に数千本が群生しております。


(花芯を見せているザゼン草は数本のみ、ちょっと時期が早かった?)

一般的に、水芭蕉というととても綺麗なイメージを持っておられる方が大半かと思います。しかし現実にはそれほど綺麗な状態のものはありません。殆どは枯れ枝や汚れた枯れ葉に埋もれていて、水芭蕉の葉の先端や下部は朽ち欠けて汚い色をしております。大半の方が見ておられる写真は、最高の状態でのカットなのです。私も、少しカモフラージュしてアップしてみました。


(ソフトクロスフィルターで、細かいところは見えないように…)


(露出オーバー気味にして、シミソバカスを隠しました)

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オリンパスPEN E-P1~長時間露光、多重露光編

2010-04-13 06:00:00 | カメラ
長時間露光と多重露光について、早速試し撮りをしてきました。4月11日(日曜日)は天気晴朗なれど波高し、どこかで聞いた台詞ですが、早速塩谷海岸へ一番上の孫を連れて、行ってきました。余談になりますが、塩谷の海岸は砂鉄を含む黒っぽい砂浜で、いつも波があります。

この日は結構風があって、4月も中旬に入るというのにとても寒い日でした。カメラを操作する手も痺れてきます。三脚にツインブラケットを差し込んで、EOS40DとE-P1の二台をセットします。砂地のため足場に苦労しましたが、途中で強風で三脚が倒れ、E-P1が砂まみれになるというハプニングもありましたが何とか撮り終えました。


(E-P1 F22 20秒露光 ND=400フィルター ISO=100 WBオート 明暗・コントラスト微調整)


(E-P1 F16 5秒露光 ND=400 孫がモデル、少しぶれました)

なお、この浜辺の砂は、砂鉄が混じっているので、こげ茶色に見えます。EOS40Dでも撮影しましたが、EOSの場合は露光時間と同じ時間ノイズ補正にかかり、その間ビジー状態となり、次の撮影が出来ません。でも、このE-P1はビジー状態がなく、即モニターに撮った画像が確認できます。この点は、夜間の星空の長時間露光に有利になりそうでう。

次に多重露光を行ってみました。E-P1の場合はRAW画像で撮ったものを、モニターで確認しながら合成します(二枚の多重であれば、JEPGでも可能)。そこで、三色フィルター(スペクトラ=SP)で浜辺に押し寄せる波を撮って見ました。


(E-P1 F7.1固定 S各オート)


(E-P1 上に同じ)

上の二枚を比較すると、特に砂浜の色調が幾分違っております。これはモニター画面で各三色のRAW画像を合成する際の、露光調整の差でしょうか。各色の露光配分調整が結構難しいようです。フィルムカメラで撮影する場合は、緑色のフィルターが基準値となります。先ず、オートで出た露出を-1.5して、これをマニュアル露出にして三カット撮れば、自動的に三色の配合が出来ます。技術的な話はここまでとして、参考までにフィルムで撮影した画像を下に挙げておきます。同じ塩谷の浜辺です。


(Canon EOS55 データー不明)

最後に、12日(月曜日)メルヘン交差点で多重露出した画像を二枚挙げておきます。上は、三色フィルターで三回の多重露光をしたもので、下は、JEPGで2回の多重露出したものです。とにかく便利な機能が備わったもので、長時間露光、多重露光の出番が増えそうです。


(E-P1 SPカラーフィルター F7.1固定 Sオート メルヘン交差点)


(E-P1 JEPG多重(2回)露光 メルヘン交差点)
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4月12日(月)のつぶやき

2010-04-13 03:07:35 | 写真
17:01 from web
新一年生の孫娘、入学式からまだ一週間も経っていないのに、早速忘れ物。
授業で使う国語と算数の教科書を忘れていった。かばんにはノートと鉛筆だけしか入っていない。二時間授業なのに。先が思いやられる。
by m_kouro on Twitter
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オリンパスE-P1を試す

2010-04-09 11:13:42 | カメラ
欲しい、欲しいと思っていたマイクロフォーサーズ機が、ひょんなことから転がり込んできました。4月1日、宅急便でカメラが届きました。袋を見るとオリンパスイメージング社のものです。送り主は交通新聞社とあります。果てな、記憶がない、まさかエイプリルフールでもあるまい。と思いつつ梱包を解くと、何とオリンパスE-P1が出てきました。

更に同封の表彰状を見ると、トレ旅フォトコンテストで、トレ旅大賞云々とあります。やっと思い出しました。以前応募したトレ旅(鉄道旅行)フォトコン大賞の景品だったのです。普通は事前に入賞のメールが入るのですが、今回は景品が先になったようです。以前某フォトコンで、大賞の電話を受けながら、翌日入選に格下げされた苦い思い出が、一瞬頭をよぎりましたが、今回は、EP-1絶対に手放さないぞと思いました。


(OLYMPUS PEN 三機種勢揃い 右がデジタル化されたPEN E-P1 17mmレンズ、ビューファインダー付き)

ハーフサイズのオリンパスペンは一時大いに流行しました。フィルムカメラのペンは3台持っております。PEN EEシリーズ(上記左)が2台に、レンズ交換のできるPEN F(中央)です。デジタル化されたPENは以前のPENとはがらりとスタイルが変わっておりますが(画面左)、ペンタ部分のミラーが無くなった事により、小型軽量化され、その上一眼レフ同様の機能を備えております。先ずは試し撮りです。


(一番上の孫・小五に飛び上がってもらい、しゃがみこんで撮りました)

上は、4月4日ニセコに羊蹄の水を汲みに家族全員で出かけたときの画像です。ニセコの道の駅ビュープラザの駐車場で、孫に羊蹄山をまたぐように飛び上がってもらいました。色調は「ニュートラル」ですので派手さはありませんが、レリーズの感触も「カシャン」と機械音を発し、手ごたえもあります。

ただ、カメラの裏面にダイヤルやボタンが集中して配備されており、親指でホールドするスペースが狭いので、強くホールドするとダイヤルを動かしてしまうことがあります。何枚か撮影し、次に撮った時に、モニター画面に超露出オーバーの画像が出てきました。どうやら、ISO感度ダイヤルに触れたらしく、確認するとISO=6400になっていました。またシャッターレリーズするのにやけに時間がかかる思っていたら、2秒後タイマーになっていました。いずれも親指が強く触れたことが原因だと思われます。

これらの失敗は4月5日以降発生しておりませんので、或いは、セット時の誤りかもしれません。次の画像は自宅で、孫達が家内の手伝いをしているところを撮りました。手振れ補正が働いている上に、ISO感度をオートにしておくと感度が自動的に上がります。


(おばあちゃんのお手伝い、時々味見)

E-P1にもオリンパス独自のアートフィルター機能が付いております。また多重露光機能も付いておりますが、多重露光については別の機会に取り上げます。今回は六つのアートフィルターの作例を紹介いたします。下の二枚の画像は、その中で、「ポップアート」と「ラフモノクロ」で撮影したものです。


(ポップアート 原色が濃く出ている)


(ラフモノクロ 諧調が飛んでコントラストの強いモノクロ なぜか昔懐かしい感じがします)

最後に、これら六つのフィルターを使って、小樽運河を撮影した画像を上げておきます。下の6枚の内、2~4枚目はソフトフォーカスっぽい仕上がりで、個人的には好みの範囲ではありません。ポップアート、ラフモノクロについてはこれからの出番が多くなりそうです。


(ポップアート)


(ファンタジックフォーカス)


(デイドリーム)


(ライトトーン)


(ラフモノクローム)


(トイフォト)
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ネコ天国~街中の猫たち

2010-04-06 06:00:00 | 日記
ネコは日本全国どこにでもいます。不運にも野良となった猫たちも厳しい北海道の冬をしたたかに過ごしております。さすが真冬には余り見かけることはありませんが、春になって暖かくなると、どこからか顔を出してきます。

今回は小樽近郊の猫たちを取り上げて見ました。先ず最初は小樽観光街のど真ん中、堺町通りで見かけた猫たちです。多喜二亭というお寿司屋さんで、お客の残した寿司ネタをもらっているグルメ猫です。一枚目は、使い古した昔の金庫の上で気持ちよさそうに眠りこけています。勿論野良ですが、慣れているのか、側に寄っても物怖じせず、グー、グー高いびきです。


(おい、おい、金庫番が寝ておってどうする、鉄パイプを用意しているから大丈夫だって?)

同じく、ここの寿司屋からおこぼれを頂いている白いネコです。勿論野良ですが、警戒心ゼロ、カメラを向けると覗き込んでくる。好奇心旺盛なネコである、


(喧嘩ネコ、連戦連勝とか、それもそのはず、寿司ネタ食って体力十分)

次は飼い猫です。最初は我が家の13才のオスネコです。我が家にはこのオスネコの外、もう一匹14歳のメスネコもいます。さらに5歳のイヌがいて、イヌとオスネコがよく絡み合っています。仲が良いのか、悪いのかよく分かりません。


(イヌ突然の玉突き攻撃、不意打ちを食らってネコ、たまらんニャ~)

次の二匹のネコは同じ家に飼われているようです。それも室内で買われているのでしょうか、外出はひも付きのようです。上段は、外が気になるのでしょうか、郵便受けの隙間から盛んに外の様子を眺めています。下段は、なんとなく瘋癲の寅さんに似ているような気がしました。


(下界の様子はどうかな~)


(蟻がトウなら、芋虫ハタチ…ほれそこのオヤジ粗忽モンだね~、フードがずれているよ)

次のネコは、祝津日和山灯台の麓、青塚食堂付近で見かけた野良です。余談すすが、ここ青塚食堂の焼きニシンは脂が乗っていて絶品です。そんな鰊の残り物にありついているのでしょうか、まるまる太って貫禄があり、まるで親分が歩いているように見えました。


(鼻黒の親分闊歩する。俺はこれから、かっぽれの練習に行くのよ)

次は札幌の北大で見かけた真っ黒い猫です。多分教職員や学生達が餌を与えているのでしょう。窓下で盛んに泣き声を発して、餌をねだっているようでした。


(昼の時間はとっくに過ぎたよ~、腹減ったニャ~とでも言っているのでしょうか)

旧手宮線付近にも数多くの野良が住んでおります。この手宮線に沿って一杯飲み屋が数多く営業しております。多分残り物を貰うことが多いのでしょう。子猫も多く見かけますので、餌が豊富で繁殖に適しているのでしょう。


(この一家は5-6匹で集団を組んでいます。近くの飲食店の職人さんがソーセージを与えていました)

次のネコは、水天宮で良く見かけます。或いは神社の飼い猫かもしれません。天気の良い日は、階段でよく日向ぼっこをしています。しかしカメラ嫌いなのか、レンズを向けると、プイとそっぽを向いて立ち去ります。


(賽銭泥を見張る、ガードマンニャンコ)

最後の画像は、我が家の隣の動物病院に集まってくる野良猫たちです。開院前から玄関口に数匹のネコが来ては、餌を催促しているのです。院長が毎日定時にキャットフードを与えているからなんです。


(今日は、腰の調子が悪くてね、診てもらいに、先生まだかな~、なんて会話が…)

この猫たちは、院長が勝手に名付けた「権三」というボスネコが、撒いたタネなんです。あっという間に代を重ね膨れ上がりましたが、そこは野良、交通事故で数匹がなくなり生き残ったのは6-7匹でしょうか。院長も、餌の時に捕まえては避妊手術をしているということでした。権三?根っからの野良で、すばしこく、捕獲は無理、相変わらず、メスネコ見つけてはタネを撒いているのかな。
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ニセコ連山~雪秩父編

2010-04-02 06:00:05 | 旅行
3月下旬になって、30日(火曜日)に久しぶりに快晴マークの予報が出ました。早速ニセコに、今季最後の雪景色を撮影しに行こうと写友3人で相談、当日朝4時に出発しました。先ずは、一番奥の五色沼温泉付近で朝日の撮影予定です。夏であれば倶知安から道道58号線で直接来ることが出来ますが、冬季間交通止めのためぐるっと遠回りをします。

小樽を出た時は雲はありませんでしたが、現地では予報に反して朝日が雲に隠れ見えません。時おり小雪が舞います。やむなくここでの撮影を諦め雪秩父に向かいます。雲の流れが速く青空も見えてきました。途中で、ニセコ連山の山々に雲の割れ目から日が差し込む光景が見られました。下の画像がそうです。


(雲の割れ目からニセコ連山の頂に朝日が射す)

そして後ろを振り返ると道路わきの樹木の間から朝日が見えます。朝日の周囲の薄雲が青やピンクに輝く、いわゆる彩雲が見られます。樹木が踊るように入り乱れ、シルエットで描き出す姿がとても不思議な感じがします。


(道路わきの樹木のが、まるで躍っているようで…)

やがて雲は次第に遠ざかり、真っ青な空が広がりました。そしてニセコの山々全体に朝日が当たり始めました。更に雪秩父(温泉旅館名で、正式には湯元温泉郷という)方面に下がると、山の斜面に立ち木が影を長く下ろしております。それが下の写真です。


(山の斜面のいたるところで見られる)

雪秩父は、ニセコ連峰のチセヌプリスキー場に隣接している鄙びた温泉旅館です。その敷地内には、温泉の吹き出し口(大湯沼)があります。冬季間でもスキーヤーやカメラマンが歩いた道が付いており、近くまでいけます。半径20mほどの小さな沼です。




(冬眠から覚めた蛙が飛び出してきた?いいえ、源泉噴出しの模様が偶然…)

この大湯沼の周囲には、絵になる景色がいくらでもあります。下の画像は、ここからあふれ出したお湯が隣の沼地に流れ出しています。水面の一部には氷が張っておりました。風が吹くたびに細かな漣が立ち、光に反射してきらめいています。


(ところどころで源泉が、ポコポコ噴出し、その周囲だけ氷が解けて、画像のような面白い形になっています)

写友二人は、更に面白い風景がないか、山側を進みます。周囲にはゲレンデから外れて降りてきたスキーのシュプールがいくつも残っています。チセヌプリスキー場のゲレンデと源泉噴出し口の間に曲がりくねった川が流れ、そこに積もった雪が幾重にも曲線を描いております。その一部を切り取ったのが二段目の画像です。


(このあたりはゲレンデから外れていますが、何本ものスキー跡が…)


(美しい曲線模様が目を惹きます)

更に周囲を見渡すと、キツネがいました。曲線のくぼみで何かを食べているらしく、暫らくするとくぼみから出て来て、雪原の中を、悠々と横切って行きます。どうやら、食料が豊富なのでしょうか、丸々と太って見えました。


(われわれには目もくれず、悠々と50mほど先を横切っていきました)
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