紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

クルーズ客船寄港のシーズン到来

2013-06-29 06:00:00 | 写真
今年もクルーズ客船が小樽港に寄港するシーズンとなりました。6月1日の「ブレーメン号」を皮切りに、10月15日の「ル・ソレアル号」まで9客船、17回の寄港が予定されています。加えて、昨年寄港した「レジェンド・オブ・ザ・シー号」の69千トンを上回る77千トンの「サン・プリンセス号」が初寄港します。小樽港への寄港回数では、昨年の20回には及びませんが、それでも過去2番目の多さです。さらに来年は20回を上回ることが予想されており、しかも116千トンという「ダイヤモンド・プリンセス号」が寄港するといいます。

大型船としては、客船ではありませんが、平成9年9月5日に寄港した米軍の空母「インデペンデンス号」(80千トン、兵員3950名)や平成18年7月1日に寄港した米軍空母「キティホーク号」(83千トン、兵員5624名)があります。もしダイヤモンドプリンセス号が寄港するとすれば過去最大の大型船となります。

ともあれ、6月には5客船、6回の寄港が予定されています。小樽クルーズ客船歓迎倶楽部のメンバーとしては毎回「出迎え」「見送り」にはせ参じたいところですが…諸般の事情もあり、6月6日の「クリッパー・オデッセイ号」の出迎え、18日の「ぱしふぃっくびいなす号」の見送り、19日の「サン・プリンセス号」の見送りに行ってまいりました。今回はこれらのクルーズ客船の画像等を含めて紹介します。


(1) クリッパー・オデッセイ号(6月6日11時入港)

現在は米国船籍ですが、1989年に日本の昭和海運が建造した小型高級クルーズ船でした。当時は日本国内では高級クルーズのブームには至っておらず、1998年にやむなく米国のクリッパー・クルーズ・ラインに売却されました。
総トン数:5218t
全長:103.6m
全幅:15.5m
定員:乗客128名、乗員52名


予定よりも幾分早く10時40分に着岸しました。あいにくの曇り空で…


前日に入港予定時間が当初の12時から1時間繰り上がったことが、周知されなかったのか、あるいは平日の午前中ということもあって、会員の出迎えは少なかったようです。なお青いジャケットは市の関係者。


心なしか乗客も少ないようでした。


乗客数名がデッキから手を振っていました。


手を振る金髪の女性が目立ちました。


午前10時半過ぎ、新日本海フェリーの新潟行きフェリーが沖を通って行きました。

室蘭港から来たクリッパー・オデッセイ号は、このあと11日の午前11時に次の寄港地釜山に向けて出港しました。


(2) ぱしふぃっくびいなす号(6月16日15時出港)

ぱしふぃっくびいなす号 (Pacific Venus) は、日本クルーズ客船 (Japan Cruise Line.Ltd.) が運航するクルーズ客船です。 同社が運航していた「おりえんとびいなす」の姉妹船(同型ではない)として1998年に建造・就航した日本籍で2番目に大きなクルーズ客船です。ちなみに日本船籍で最大は飛鳥2号の50124トンです。ぱしふぃっくびいなす号は、ミドル、ショートクルーズが中心ですが、世界一周やオセアニアクルーズなどのロングクルーズも定期的に行います。
総トン数:26594t
全長:183.4m
全幅:25.0m
定員:乗客644名、乗員220名


日中所用で外出した折、小樽駅前の中央通りから接岸した船が見える。CASIOのコンデジでHDR撮影してみました。


接岸している3号埠頭に行く途中、スカーフ姿の女性がぱしふぃっくびいなす号を盛んに撮影していました。


午後2時過ぎ3号埠頭に行くと、青空が出てきて絶好の撮影日和となってきました。


出港10分前には、小樽潮太鼓保存会のメンバーが太鼓を打ち鳴らして見送り。乗船客から紙テープが投げられる。船は、次港ロシアのコルサコフに向かいます。


紙テープが舞いあがります。客船特有の見送り風景ですが、この紙テープの見送りは日本だけだそうです。外国船籍の船の場合はないということでした。


中央で子供を抱えた家族は、身内の方がクルーズ船に乗っているのでしょうか、最後まで手を振っていました。


埠頭の先端で船は、港内から外洋に向けて進んで行きます。


灯台を過ぎて北海道の沿岸を北に進むと、サハリン州のコルサコフは間近です。

このあと、ぱしふぃっくびいなす号は、19日朝8時にコルサコフに到着し、同日午後7時にコルサコフを出て、20日再度小樽に戻ります。その後は小樽港発着で、3泊4日の利尻島・礼文島のクルーズに出発します。


(3) サン・プリンセス号(6月19日18時出港)

1995年にイタリアで竣工されたこのバミューダ船籍のサン・プリンセス号は、当時現役・廃船となった客船の中で世界第4位の大きな豪華客船でした。米国のプリンセスクルーズによって、当初はバミューダ海域を次いでアラスカを、2007年からはオーストラリアやロシア、日本を含む極東クルーズも行われています。プリンセスクルーズは、この客船7万トンクラスのほかに、来年小樽寄港が予定されているダイヤモンド・プリンセスの11万トンクラスの客船等17客船を運航しています。
総トン数:77441t
全長:261.3m
全幅:32.3m
定員:乗客最大2250名、乗員900名


船体(喫水)が大きすぎて、通常接岸する第3号埠頭に着岸不能で、新日本海フェリー隣の勝納埠頭に横付けされました。

19日午前にその容姿全体をカメラに収めるべく、ウイングベイの屋上駐車場に行ったり、東小樽の防波堤に行ったりしましたが、早朝からの濃い霧で見えません。結局直接勝納埠頭へ行きました。本来国際ソーラス条約で、入れない区域も、到着遅れの混乱と多くの見学市民が押し寄せる混乱もあって船体の近く以外はフリーパス状態。なんせ警備員が一人では…。当初小樽港到着が朝の6時予定でしたが、前港のコルサコフでの出国税関の3時間遅延で、到着が午前9時になってしまいました。


なんと珍しい光景に出くわしました。長年クルーズ客船を見てきましたが、錨の泥落し作業中でした。こんな光景は滅多にないとバチバチ激写。


下がっても、下がっても全容が入りきらない。ということでいったん自宅に戻り、午後6時の出向見送りに再度来ることにしました。


出向見送りのため小樽港縦貫線を通って、中央埠頭付近から見ると、フェリーターミナルビルからお尻だけが突出している。


午後5時半見送り広場に到着すると、金髪美人が前を歩いている。


線方向に、小樽観光協会の土産品販売のテントが見えますが、テントが小さく見えます。何でも海面からの高さは11F建のビルの高さとか。


午後6時になっても出港の気配がない。関係者に聞くと、入港遅れのため、出向も1時間遅れの午後7時とのこと。貨物船が出ていく。


午後6時45分出港の汽笛が鳴り、次港の函館港に向けて出発します。


見送りの潮太鼓の演奏も、見送りエリアから離れていて撮影できない。


夕やみ迫る中、タグボートに引かれバックで離岸していきます。


船首付近の扉では、こんな大きな手を振って見送りにこたえていました。


帰りにフェリ-ターミナルビルに行ってみると、ここにも見学客が集まっていました。

今回初寄港のサン・プリンセス号は、「北海道道周遊とサハリン9泊10日のクルーズ」の途中小樽港に寄港したものです。7月の19日に再度同じクルーズで小樽港寄港が予定されています。そのおりには、クルーズ船歓迎倶楽部実施の船内見学会が予定されており、私も参加OKをいただきました。後日その様子を報告いたします。







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商大と北大の応援団対面式

2013-06-25 06:00:00 | 祭り・イベント
6月23日(日曜)小樽花園グリーンロードで、恒例の小樽商大と北大の応援団の対面式が行われました。商大と北大は学校設立当初から、色んな面で好敵手としてお互い切磋琢磨してきました。野球部をはじめ各部活動で北大との定期戦が行われるようになって、これを盛り上げようと両校の応援団によって、定期戦を前に開催されるのが対面式なのです。この対面式を皮切りに多くの部活が定期戦に突入していきます。(当日配布された「平成25年商大/北大応援団対面式」冊子から抜粋しました)

なお対面式は、小樽市内(花園グリーンロード)と札幌市内(大通公園)で、交互に行われます。一昨年(H22年)は、花園グリーンロードで行われましたが、小樽商大97代目に初の女性応援団長が誕生したことで大いに話題となりました。

さて新聞情報や商大応援団のHPによると、当日11時40分に商大正門を徒歩で出発し、12時15分に小樽駅前に到着、小樽駅前で団長、副団長の下駄上げ式が行われるとのこと。そこから都通商店街、サンモール一番街、花園銀座商店街を通ってグリーンロードに到着というスケジュールになっています。そこで小樽駅前で撮影し、その後グリーンロードまで追っかけ撮影しましました。

<一口メモ>

商大の応援団の活動って何をするの?
(1)競技応援:応援団の基本。主に各部活動の北大との定期戦に赴き、勝利を勝ち取れるように応援します。
(2)壮行会:大会が近い部活を大学構内で送り出す。
(3)行事での応援:入学式で新入生に檄を飛ばしたり、小樽でのイベントに呼んでもらいイベントを盛り上げたりします。
(4)イベントの開催:学内を盛り上げるために、応援団主催のスポーツ大会を開催します。そのほかにもさまざまな活動があります。

応援団の役職紹介 商大応援団には下記の通り、五つの役職があります。
(1)団長:団のリーダー。片足20㎏にもなる大きな下駄を軽々と上げてしまう。式中は相手団長を静かに睨みつけている。
(2)副団長:団長を補佐し、演舞長も兼ねる。寮歌「若人逍遥」の前口上を切るのも副団長。
(3)参謀:団の頭脳の役割を持つ。式の段取りや北大との調整は参謀が行う。式中では白い羽織袴で司会進行役を務める。
(4)団旗長:団の命ともいえる団旗を持ち、団の先頭を歩く。今年は団旗長が鼓手長を兼ねている。
(5)鼓手長:太鼓をたたく。太鼓がなければ式が始まらない。わき役だが、縁の下の力持ち。

以上は、商大/北大応援団対面式冊子からの抜粋です。ほぼ原文のまま引用しました。


小樽駅前に到着、ここで下駄上げを披露し、さらに駅正面口方向に進みます。左手前の学生服の女性は97代応援団長のM(4年生)さん、今回は応援団OBとして後輩たちを指導しています。


都通商店街を進む応援団。


オーセントホテル前で一休み。小樽ゆかりの榎本武揚も見ている(上部垂れ幕)、けっぱれ!(小樽弁)。


サンモール一番街で再度下駄上げを披露し、しばし休憩。

その後花園銀座商店街を通り、対面式開始予定の14時前の13時15分にはグリーンロード到着しました。そこで対戦相手の北大応援団を待ちます。北大応援団一行も13時40分に到着しました。定刻前に対面式が始まりました。白装束(羽織袴)の参謀が式次第を述べます。それによって、両校の校歌が合唱され、参謀によるエールの交換が行われます。それが終わると、両校の副団長と団員の3名による演舞が披露されます。これらの儀式のあいだじゅう両校からヤジが飛び交うのも例年通り。北大に対しては「白豚」、商大に対しては「山猿」等のフレーズを含めユーモアにあふれたヤジが飛び交い、その都度観客から大きな笑いが起こります。


北大の応援団長、つぎはぎの羽織袴と鹿の角の杖がトレードマーク。すかさず野次「杖がないと歩けないのか!」(爆笑)。なおつぎはぎの羽織袴をよく見ると、グリーンを中心に上手く配色されているようです。


挑戦状を胸に差し込み、足を高く上げる。すかさず野次「去年みたいにこけるなよ!」(爆笑)。何でも去年は下駄上げで、腰がふらついたらしい。


挑戦状を読み上げる北大団長。去年は懐の挑戦状を落としたらしい。


商大団長による応戦状の読み上げ。


一昨年は、応戦状を放り上げたときに途中で切れてしまい、北大側から大きなヤジが飛びました。しかし女性団長のMさんが何事もなかったように冷静に読み上げました。


対面式の様子を高いところからパチリ。

無事挑戦状、応戦状の読み上げが終わりました。通常ならこの後両校の寮歌・校歌を歌い、団旗によるエールの交換で対面式が終了します。しかし今年は新趣向として、小樽のB級グルメあんかけ焼きそばの早食い競争と綱引き競技が新たに加わりました。あんかけ焼きそばは、市内5店舗から提供され、両校5名づつの対決となります。綱引きは両校10名づつで行われます。


応援団員が前から後ろから「早く食え!」と励まします。北大は鯉のぼりを振り回しています。


まずは一組目、向こう側の北大が勝ちました。二組目は商大の勝利。


三組目は商大が勝ち。結局早食い競争は、3対2で商大の勝利。


次いで綱引き、北大チームの先頭は果敢に赤ふんで参加。会場から大きな笑い声と励ましの声。しかし二度とも商大の勝利。

最後は北大、商大の順で寮歌・校歌の合唱と団旗によるエールの交換です。


大きな団旗を振り回すには、相当の腕力が必要。


最後に商大側から北大にエール。これにて対面式のすべてが終わりました。会場から両校に大きな拍手が沸き起こりました。


なお、商大応援団及び第97代女性応援団長による対面式等については、当ブログにも載せておりますので参照してみてください。クリックすると当該ページにジャンプします。
2011.7.8日付記事「今週の一枚~商大97代目初の女性応援団長対面式に臨む」
2011.7.14日記事「大学祭を撮る~道薬科大学と商大&商大応援団対面式」の(3)項

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今週の一枚~小樽運河ロードレースに参加して

2013-06-21 06:00:00 | 今週の一枚
あっ、ロードレースに参加したのは私ではありません。孫たちなんです。メタボを自慢する私は30mも走ればひっくりかえってしまいます。娘婿と孫3人の4人がエントリーしたのですが、真ん中の小6の孫娘は、運動会の練習中に怪我した足がまだ完治しておらず、エントリー取り消ししました。娘婿と中2孫の紀斗(キリト)は5kmに、一番下の小4孫の綺里(アカリ)が2.5㎞にエントリー。

運河レースは6月16日(日曜)に実施されましたが、翌日の道新朝刊(小樽版)によれば、過去最多の3100人余が参加したとのこと。小樽市外からの参加者が多く、中には関西から駆け付けた愛好家も多かったようです。当日は、朝濃い霧に覆われ肌寒い感じでしたが、レースの始まる午前9時には青空も見えて絶好のコンディションでした。まず、最長のハーフ(21.09㎞)が午前9時にスタート、次いで娘婿と中1の孫が走る5㎞、3番目が小4の孫が走る2.5㎞、最後が10㎞がスタートしました。


旧日本郵船前を走るハーフのランナーたち。右上に桐の花が咲いています。


旧倉庫群の前を走るハーフのランナーたち。


30分の1のスローシャッターで流し撮り。

次いで、娘婿と孫の走る5㎞のランナーたちが駆けて行きますが…あれっ、中1の孫が来ない。何と大幅に遅れて歩きながらふらふらやって来ました。もちろん最後尾、ダントツの最後尾。まったくやる気なし。どうしたと尋ねると、出たくないのに無理に走らされる上に、眠たいのに朝早くから起こされて…。ということで不名誉な写真はなし。5㎞コースから5分後にスタートした2.5㎞の小学生のランナーが追いついてきました。さて孫は…


2.5㎞コースの小学生の先頭集団。孫娘はいない。


かなり離されて6-7人がやって来た。綺里、頑張れ。


どうやらビリけつではないようだ。後ろにまだいる、一安心。


最終スタートの10㎞コールのランナーがやってきました。


こんなパフォーマンスのランナーも、走ることを楽しんでいるようです。


スタートから8分後、早くも2.5㎞コースの小学生の先頭集団がゴール前の入り口に差し掛かってきました。


孫娘無事2.5㎞コースを完走。タイム14分4秒、小学生女子の部で28位(38人中)でした。練習なしの初めての長距離走にしてはまずまずか。

ん?中2の孫はまだゴールしていない。途中棄権かな?2.5㎞、5㎞ランナーの入賞式が済んだ頃やっとゴールしたらしい。タイム44分、もちろんダントツのビリけつ。最初の一言が「腹減った、早く帰ってBBQにしょうよ」

ということで自宅に戻り車庫でBBQと相成りました。


A型親子3人組。
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YOSAKOIソーランの季節~その2

2013-06-17 06:00:00 | 祭り・イベント
大通公園西6丁目の「北のフォードパーク」で昼食を済ませ、再び9丁目、10丁目のフリースペースに戻ります。過去何回かの観覧で注目すべきチームの出番が始まっているからです。前々回のYOSAKOIソーラン大賞の夢想漣えさし、前回の大賞の平岸天神に加え、粋~北海学園大学、名古屋学生チーム「鯱」が北コースにやってきます。なお、チーム名<>以下のコメントは、公式ガイドブックによるチーム紹介記事のほかに、私のコメントも一部含まれています。


<粋~IKI~北海学園大学>
札幌市豊平区にある北海学園大学の学生たちによるチーム。チーム結成から17年間受け継がれてきた「和と粋」のコンセプトを胸に毎日の練習に取り組んできました。今年のテーマは「お祭り謳歌」、チーム全員お祭りに懸ける熱い思いと楽しさを歌と踊りに込めた作品です。粋といなせな男子学生と、笑顔はじける女子学生がお祭りへの思いを込めて演舞します。
なおこのチームは、第20回(2011年)に準YOSAKOIソーラン大賞を受賞しています。


金色の扇子がとても目立ちます。


女子学生のはじける笑顔が印象的です。


まわるまわる金色の扇子が。


あっという間に衣裳がカラフルに変化。


笑顔がとても素敵です。


<名古屋学生チーム「鯱」>
私達は、主に名古屋の大学生で構成されています。『眠っている情熱を呼び覚ませ』という永続コンセプトのもと、夏に名古屋で開催されるにっぽんど真ん中祭りなど、たくさんのお祭りに参加させていただいてます。今回は新1年生を加えさらにパワーアップした演技を見せます。


去年は緑色の法被を着用していましたが、今年は黄・茶系で統一。全員リボンを掲げるのもこのチームの特色。


リボンも数色使い分ける。


髪を振り乱して咆哮。


<夢想漣(ユメソウラン)えさし>
道北は宗谷管内の枝幸町を本拠地とするチーム。海の町に生まれ育ち、海の町を語るチームとして、小さな北の町を拠点に、大きな志で道内外、海外へと幅広く活動し「見せるよりも伝わる」チームを目標に励んでいます。今年のテーマは「海生志導」、漁師として海に生きてきた父親の遺志を受け継ぎ、命を懸けて家族を守り、生きてゆく、その姿と思いを次代に伝えることを表現します。
なおこのチームは、第19回(2010年)に続き、第20回(2011年)にも二年連続でYOSAKOIソーラン大賞を受賞しています。


男性も丈の短い衣装で…


女性には和装の衣装がよく似合う。


激しい踊りに裾が乱れて…、そこもまた見せ所となっている。


決めポーズ、決まった。


<平岸天神>
ご存知YOSAKOIソーランを代表するチームのひとつ。第1回目のYOSAKOIから連続22回目の出場となる。札幌市豊平区平岸を本拠地にするチーム。スピード、シャープ、ストロング、スマイルの「4S」をモットーに若さあふれる踊り子がエネルギッシュに舞います。最多大賞受賞チームとして、感動と勇気を皆さんにお届けします。今年のテーマは、パワフル、エネルギッシュな踊りを、笑顔の持つ力とともに表現します。20年を経て進化した平岸天神の演舞を期待してください。
なお、このチームは第2回(1994年)YOSAKOIソーラン大賞をはじめ、前回21回(2012年)の大賞をまでに、過去8回受賞し、準大賞も7回受賞しています。


大きなスピーカを積んで荷台で指揮を取るこの車を「地方車(ヂカタシャ)」と呼んでいます。この地方車を先頭に踊り子たちが演舞しながら進んできます。なお、台上で指揮を執る女性は、Twitter友の「桂(ケイ)」さんです。


男性陣とのぼりを先頭に…やがて入り乱れて…


大漁旗にも似たカラフルな法被はこのチーム特有。


ソーラン節のリズムに乗せて舟をこぐ。


鳴子を打ち鳴らして…


南北コースともにまだまだ演舞チームがやってきますが、事前に公式ガイドブックで調べて見ましたが、注目のチームが一番街丸井前会場で演舞する時間が迫ってきました。そこでいったん西9丁目会場から南コースを逆行して西4丁目方面に抜けます。途中南コースで撮った画像と、一番街丸井前会場での面白そうなカットをいくつか挙げておきます。


積丹町&高知県香美市ヤーレンソーランチームに外人が鳴子を振っていました。頭一つ高いだけにとても目立っていました。多少踊りがぎこちないけれども…


一番街会場では室蘭市のチームが踊っていましたが、小さな女の子が鳴子を振っていました。


よく見ると踊り子のピアスが…そうです鳴子の形をしています。

<北海道大学「縁」>
北海道大学の学生によるチームで、なんといっても演舞終了間際に男子学生が全員赤ふん姿になることです。会場からは大拍手と歓声が上がります。公式ガイドブックによれば「周りを巻き込み、ご機嫌な流れを作る」をコンセプトに、学生の持つ若々しいエネルギーで、会場の観客一人一人に元気と感動を届けるという。
なお、このチームは過去何度もベスト10入りの優秀賞には輝いていますが、いまだ大賞、準大賞を獲得したことがありません。


学生が咆える!


気合を入れて、


演舞開始と同時に飛び跳ねて…画面からはみ出してしまった。


女子学生も咆える。女子学生は赤い腹巻。


演舞終盤、法被、袴を脱ぎ捨てて…


ついに出た、赤ふん姿。観客はこれを待ち望んでいたとばかり、大拍手が沸き起こる。


あとは観客席にまで飛び込んでいく…ここでは禁止されていました。


<青森花嵐桜組>
青森県弘前市に本拠を置くチームです。このチームの見どころは演武中に10回ほど衣装替えをして観客の目を楽しませることです。今年のテーマは、青森の火祭りねぷた祭りです。五所川原の立佞武多、弘前のねぷた、そして青森のねぶた。東北の短い夏を体いっぱい楽しむ「津軽三大火祭り」。一緒に「じゃわめぐ」感覚を、ラッセーラ!


火祭り三連発!その1、ラッセーラ


火祭り三連発!その2、ライオン丸咆える…


火祭り三連発!その3 豪快に舞う


9日(日曜)YOSAKOIソーラン最終日にも撮影に行きたかったのですが、所要があり行けませんでした。午後8時から最終審査の状況がTVで実況放映されたので、見ておりました。それによると、大賞に「粋~北海学園大学」が選ばれ、「平岸天神」と「北海道大学・縁」が準大賞に選ばれました。注目していたチームが見事上位に入賞したことは嬉しい限りです。
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YOSAKOIソーランの季節~その1

2013-06-13 00:00:00 | 祭り・イベント
今年もまたやってきました。札幌初夏の風物詩YOSAKOIソーランのシーズンが。今年で第22回目となるこのYOSAKOIソーラン、札幌市内21の会場で6月5日(水曜)から9日(日曜)までの5日間にわたって繰り広げられます。メインとなる会場は札幌の中心街である大通公園です。公園の両側道路を開放し、北コースと南コースになります。演舞は両コースともに、西5丁目をスタートして、西10丁目が終点です。途中西8丁目のメインステージ付近は演舞なしです。西5丁目~7丁目は有料及び無料の桟敷席が、南北両コースともに設けられています。西9丁目、10丁目がフリースペースとなります。

西8丁目のメインステージ前にもフリースペースがありますが、狭いのと順番待ちが多くてとても入れません。また西5丁目~7丁目にも無料桟敷席がありますが、対面の桟敷席の組み立てパイプが映り込んでしまいます。ということで撮影は西9丁目、10丁目で行いました。また事前に公式ガイドブック(有料200円)及びYOSAKOIソーラン公式ホームページで、出場チームの演舞時間、演舞会場がわかります。今年は大通の南北会場及び、そこから歩いて10分ほどの一番街丸井今井前会場で撮影することにしました。

JR札幌駅を出ると、南口広場会場から、YOSAKOIソーランのリズムが聞こえてきます。またここの会場で演舞する予定のチームが広場前に集合しています。


どこのチームでしょうか。踊り子たちが会場わきに向かっています。


JR札幌駅前南口会場で演舞し終わったチームでしょうか、次の会場に向かうようです。


大通公園ではライラックの花が満開。公園の木々の新緑が目に染みてきます。


会場内をどこかのゆるキャラが向かってきました。


さて、西9丁目会場に来てみると、気を引くような演舞が始まっていました。太鼓に傘は沖縄のエイサーや盛岡のさんさ踊りにも似ていますが、傘はあったかな?プログラムによれば「夢鼓動大地21」とあります。YOSAKOIソーラン公式ホームページからチームについての一言コメントを添えておきます。(以下各チームとも、すべて公式HPからの引用・紹介並びに私が手を加えておりますです。)

<夢鼓動大地21>
石狩市が本拠地のチームですが、茨城、福島、岩手、北海道のメンバーが、本祭にて一緒に演舞します。この日を願い『3.11』より2年の月日が経ちました。ニュージーランドからの参加は叶いませんが、のぼりを掲げ、気持ちを一つに演舞します。魂の響…希望・愛・絆・平和への感謝を忘れずに活動しています。踊り子全員が沖縄太鼓を持ち平和への思いを音に込めて演舞します。


一瞬沖縄のチームかと勘違いしました。


9丁目会場では、5-7丁目の3回目に続いて4回目の演舞で、疲れているように…見えませんね。皆元気いっぱい飛んだり跳ねたり。


やはり大きなのぼりが気になります。後ろののぼりの「絆」は東北大震災からの復興を願ったものでしょう。頑張れとつい拍手したくなります。



どこのチームでしょうか、背中の天狗のお面が自己主張しているようで…


後ろのビルのガラス面が青空を反射しています。その前を赤い着物を着た道内東神楽町の「ひがしかぐら東神酔華の舞」チームが次の演舞の準備中でした。青に赤は目立ちます。


<関西京都今村組>
京都府木津川市を本拠地にするチームで、平均年齢は14歳とほとんどジュニアチームとも言える。だが決して大人チームにはひけをとらない。夕張支援ライブは6年目、東北復興支援活動は3年目を迎える。各種ジャンルを取り入れた踊りは「今村組系」と呼ばれるほど。毎年ファイナル進出を目指していたが、今年は踊りの出来栄えがよくグランプリを目指しているという。


これまたのぼりの数がとてつもなく多いチームです。若いぴちぴちギャルが中心のチームです


中学生、高校生が中心メンバーで、とにかくはつらつとしている。


飛んだり跳ねたりそのエネルギーはすごい。


見ている側を圧倒する勢い。


終盤、全員が復興への希望の花、桜を掲げ踊る。


最後は東北大震災を写した大きなの写真の幕をバックに、桜ののぼりを掲げ終える。とてもメッセージ性の強い印象に残るチームでした。


公園内に目を移すと、すでに演舞を終え一息ついているチームがあちこちに見られます。また時間的にも昼が近いので弁当を食べているチームもあります。


さすが、大通りコースを5丁目から10丁目まで、都合5回演舞すると相当エネルギーを使います。演舞後に芝生に倒れ込むのも理解できます。


同じ衣装でそろって食事をする姿も、また迫力もんです。


南コースのほうでは演舞を終えた台湾チームの女性たちを見かけました。残念ながら演舞を見る機会を逸してしまいました。去年は体育大学の学生たちが金色の衣装で飛んだり跳ねたり、体育競技のようなユニークな演武を披露してくれました。


<横浜い~じゃん>
横浜市を本拠地にしたチームで今回初出場。昨年横浜に、よさこい総踊り曲「横浜い~じゃん」ができた事を機に、10チーム合同100名で参加です。衣装も10パターン、良い世さ来いと唄い踊り、思い切りYOSAKOIソーランを楽しませていただきます。


このチームものぼりがやたら多いのが目につきます。Tシャツの背中にチーム名が見えます。横浜い~じゃんとあります。


衣裳もカラフル、見ていて楽しくなります。


大きなのぼりが5旗続くと迫力満点。


い~じゃん、い~じゃん、笑顔満点だ。

午後を少し過ぎて空腹が気になり始めました。9丁目、10丁目会場内には札幌観光協会のとうきび売りの屋台のほかは、食べ物の屋台はありません。5丁目、6丁目の北のフードパークまで戻る必要があります。南北両コースのほうも、次から次と切れ目なく演舞が続いていますが、しばらく有名チームの登場はないようです。この後は、「粋~北海学園大学」、一昨年の大賞受賞チーム「夢想漣(ユメソーラン)えさし」、前年の大賞受賞チーム「平岸天神」などのチームが北コースに登場します。



西6丁目の北のフードパークに向かう途中で、インディアンたちに遭遇。出番が近いのか、化粧に熱心なインディアンの娘さんが多い。


YOSAKOIはいいね、ひと声かければ、大概写真撮影がOK。長老に話を聞くと、宮城県から参加しているという。衣装代、飛行機代、宿泊代、総計で一人当たり10万円、各自が負担していますとのこと。ご苦労様です。

午後の部は次回(6月17日)に続きます。
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八重桜とライラックの咲く季節

2013-06-09 06:00:00 | 日記
5月上中旬の冷え込みが影響して、桜の開花が例年に比べて10前後遅れました。八重桜も同様でピークが5月下旬となりました。また5月下旬には一気に気温が上昇し、日によっては、札幌の最高気温が、東京、福岡を上回るという珍現象も起きました。春を通り越して一気に初夏になったような気候が続いている今日この頃です。

いつもであれば、5月の20日前後から咲きほころぶライラックが、5月22日~26日の第50回さっぽろライラック祭りが終わってやっと開花するという番狂わせも起きました。なおライラックは札幌の市花に指定されていて、市民にもなじみの深い花です。なお、フランス語風にリラと発音することもあります。この花は割と冷涼を好みます。この花の時期に寒さが戻ると「リラ冷え」というほど生活に密着しているともいえます。

そこで今回のブログでは、八重桜とライラックを取り上げてみました。小樽市内では八重桜として有名なスポットは手宮公園と旧手宮線沿いです。5月30日に旧手宮線沿いで、また翌日の31には札幌で、北海道庁の八重桜と大通公園のライラックを撮ってききました。6月4日には手宮公園の緑化植物園で八重桜を撮影してきました。


(1) 小樽旧手宮線沿い

小樽市では、旧国鉄手宮線の中央通り(駅前通り)から寿司屋通りまで、延長約510メートルの区間を、平成13年度にJR北海道から購入し、オープンスペースとして整備しました。オープンスペースは、普段は市民の散策路として利用されています。さらに「小樽がらす市」の会場や、小樽市の冬の代表的なイベントとなった「小樽雪あかりの路」のメーン会場の一つとしても活用されています。この散策路の両側には数十本の八重桜が植えられていて、季節になると見事な景観を呈します。


散策路のほぼ中間の日銀通りから手宮方面を見たもの。観光客が桜の下で記念写真を撮っている。


同じく手宮方面を望む。


日銀通りから寿司屋通り(札幌方面)を見ると…あれれ、スーパーマリオが写真を撮っている。


おい、おい、列車に轢かれるぞ!愛知県から来たという陽気な高校生たち。
ここで一句、「八重桜満開、笑顔満開、青春の一ページ」


(2) 手宮緑化植物園

春は桜で有名な手宮公園内の一角に、緑化植物園があります。ここの植物園は高台にあるので桜と海が一緒に見ることが出来ます。詳しくは5月28日付ブログ「小樽市内桜めぐり~その1」で紹介しております。5月28日のブログでは、エゾ山桜の開花を取り上げましたが、今回は八重桜を取り上げます。


植物園内の道路の海側に沿って八重桜が数十本植えられています。画面左手が高台になっています。左手奥は葉桜になったエゾ山桜の木々です。


この日は風が強く、時折吹く強風に桜が揺れています。


満開の八重桜をバックに写真を撮っていたのを横からパチリ。念のため人物の手前の桜の枝にピントを合わせました。


天気がよいと対岸の増毛連峰の残雪が綺麗に見える。


緑化植物園内は、今エゾ山つつじが満開。内蔵ストロボ発光させて日陰のつつじが黒くつぶれるのを防いでいます。


(3) 北海道庁の八重桜

北海道庁には100本以上の桜が植えられていますが、千島桜やエゾ山桜よりも八重桜が圧巻です。道庁の前庭には2つの池がありますがそれらの池の周囲に植えられていて、例年5月下旬に満開となります。今回は5月最終日の31日に撮影に行ってきました。幾分葉の緑が目立ち、満開のピークはやや過ぎた感じでしたが、八重桜特有のボリューム感がいっぱいでした。


太陽が中天にあって、桜の下は影になります。そのまま撮影すると、桜が黒くなってしまうので、ここは内臓ストロボ発光させました。


こちらも内臓ストロボ1発。


新緑と相まって、八重桜のピンクが一段と綺麗に見えます。


ちょうど昼休みの時間で、池の周辺では休息する人が多い。


東南アジア系のカップルが、iPhoneで自分撮り。


青空だと池に映る八重桜もきれい。


池のほとりの木陰に、新緑の葉が日を受けて輝く。


(4) 大通公園のライラック

大通公園には約400本のライラックがあって、例年5月中~下旬に花が咲きます。5月31日に札幌に出向き撮影いたしましたが、いまだ3-5分咲きというところでした。ただし白いライラックは満開です。この分ですと、6月5日(水曜)から始まる札幌YOSAKOIソーラン祭りは、ライラック満開の中で行われると思われます。


紫色のライラックは3-5分咲き。


白いライラックは満開。


大通公園はチューリップ、パンジーなどほかの花も咲き乱れている。


木々も新緑に染まってきた。


時計台の前にもライラックがあります。画面では日陰になっていて分かりずらいですが…


ライラックは日陰になっているので、このまま普通に撮ると、黒くなってなんの花かわからない。内臓ストロボで、花に光を与えると上のような画像になります。参考までに内蔵ストロボ発光なしの画像は、下のとおりです。


これでは何の花かわからないですね。
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運動会のシーズン

2013-06-05 06:00:00 | 祭り・イベント
5月中旬まで寒い日が続いていましたが、下旬に入ると一転して暑い日が続きだしました。中には北海道内の気温が東京、福岡を抜いて全国一暑い日があるなど、それまでの寒さを取り戻すような…、何とも不思議な現象が。おかげで、今年は春を飛ばして一気に初夏の陽気になってしまいました。例年ですとこの時期、残雪が見られる、南側の毛無山も、西側の天狗山も残雪が見当たらず、新緑が濃くなっています。

さて5月の末から6月の初めは、北海道では運動会のシーズンです。内地では、10月の体育の日(3週目の月曜日、今年は14日)を中心に運動会が行われます。暑くもなし、寒くもなし気候的に一番安定しているからですが、梅雨のない北海道では、これが5月の末から6月の初めに当たります。札幌初夏の風物詩と言われるYOSAKOIソーランも6月10日前後に毎年開かれます。

余談はさておき、我が家の孫たちが通う花園小学校の運動会が6月1日(土曜)に行われました。昨年4月に旧量徳小学校を吸収し児童数が増えたために、父兄の場所取り合戦が激しくなり、前年は前日の夜から並ぶという事態になりました。朝6時の花火とともに並んだ順番に会場に走り出す父兄、大きなシートを抱え走り出すと危険です。そこで今年から場所取りの順番を、くじ引き制にしました。事前に、6年生の児童から順番にひいて行きます。これなら公平で前の晩から並ぶ必要もありません。我が家は、なんと3番目という超ラッキーな順位。

ラッキーな順位の一方、アンラッキーなことも…。5月20日の運動会の練習中に6年生の孫娘・悠里が、左足ハムストリー筋断裂、いわゆる肉離れをおこし、医者からは2週間の安静を言い渡されてしまいました。6月1日の運動会参加は無理と思われましたが、回復が早く10日目から車の送り迎え付で登校。幸い校内の放送委員長であったことから、運動会でも競技には参加しませんが放送係を一日務めることになりました。


小学校最後の運動会、組体操ぐらいは出たかったのに、と残念がる悠里(6年生)。


競技項目中にやたら「110」が目立ちます。それは花園小学校が今年6月1日で、創立110周年を迎えたからです。

幸いこの日は快晴。天気予報では最高気温が25度でしたが、実際は30度近くありました。しかし空気が乾燥しているので、蒸し暑さは全くなし、最高の運動会日和です。優勝旗の返還、校長先生のお話、全校生徒による準備体操、紅白応援合戦と続いて、競技開始です。


紅白応援合戦。我が家の孫娘(小6・悠里、小4綺里)は二人とも白組。


全学年による大玉おくり。低学年の前ではグランドを転がし、高学年では頭上を転がす。


徒競走はセパレートコースを走るので、4コーナーあたりで団子状態となる。


3-4コーナーの中間付近。


1-2年生の玉入れ競技。下のかごに入ると1点、上のかごに入ると2点。


3-4年生の「ぐるぐるUFOキャッチャー」 2か所のコーンポールを左回り、右回りをするが、遠心力がついて結構まわりにくい。


2か所を回りきると、シーソー台の片側に乗せたドッジボールを、反対側の台の端を踏んでボールを空中にあげる。それをバケツで受け止めると、スタート地点に戻る。ボールが弾んでなかなかバケツで受け止められない。


次の出場予定の児童が、応援している。


北海道出身の民謡歌手・伊藤多喜男の訛ったソーラン節に合わせ、YOSAKOIソーランを踊る。なぜかカメラ目線の孫綺里(アカリ)。家族の見ている前で踊るのは恥ずかしいのか?右手が十分に上がってないよ。


今年もやぐらの上で決めポーズ、クラスでも小柄なため、毎回上になる。


5-6年生による組体操。体がっしりの小6悠里は毎回土台になるが、今年は台上で解説役(中央最奥)


低学年リレーが終わって丁度お昼時間。子供たちは観客席の父兄と昼食を取る。1-2年生は午前で全競技終了。午後の最大競技は、5-6年生による騎馬戦と最終競技のの高学年(3-6年生)紅白対抗リレーです。騎馬戦は花園小学校伝統の競技で、去年は旧量徳小学校との統合で、量徳小学校伝統の「蟻の棒引き」が採用されました。今年は蟻の棒引きに変わって「騎馬戦」となりました。騎馬戦は3回行われます。1回目と2回目は、5年生、6年生の紅白1チームづつ争い、残った帽子の数で勝敗が決まります。3回目は大将戦で、全チーム入り乱れ、大将騎を守りながら、相手の勢力をそぎ、大将の鉢巻を取った方が勝ちとなります。


昼食時間中の父兄の席。


まずは一騎打ち、女の戦いの始まりです。


赤が白を押し潰してしまいました。


3回目の大将戦は、総力戦です。大将騎を後方に守りながら相手をつぶしていきます。


白は劣勢、二組に同時に襲われては… 結局、白の大将は周囲が皆赤い帽子、四方から攻撃されてあえなく撃沈されてしまいました。


午後2番目の競技は、3-4年生による「運命走」です。プログラムでは「燃えろ110(百獣)の王」となっていますが、走っている途中で拾ったカードに書かれているものを携えゴールする競技です。ボールを抱え、平均台の上を走り、ゴールに向かう孫娘・綺里。孫娘が唯一入賞(二位)した競技でした。


最終競技の紅白4組による対抗リレー、アンカーにバトンが渡った時点では、赤が3-4mほどリード、黄色(白組)が2番手。


3-4コーナーで逆転、3-4mの差をつけて黄色がゴール。


今日は朝から好天、絶好の運動会日和でした。小6の孫娘・悠里にとっては小学校最後の運動会で、競技に参加できなかったのは残念でしたが、放送係を一日務め、進行役の一端を担いました。小4の孫娘・綺里も運命走で入賞、YOSAKOIソーランではタワー役を務めました。いつまでも記憶に残る一日になったかなと思いました。



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イヌの散歩道~勝納臨海公園編

2013-06-01 06:00:00 | 街中ウォッチング
街中からは、すっかり雪は消えてしまい、南側の毛無山や西側の天狗山にわずかに残っているだけになりました。冬の間は閉鎖れていた(というより冬は積雪で入れない)、勝納臨海公園も清掃されてきれいになっています。雪解け直後は、心無い利用者によって棄てられた、空き缶やビニール袋、弁当の食べ空などが雪の下から現れ、まるでゴミ捨て場状態です。それにカラスの悪戯かと思われますが、岸壁に密生するムラサキ貝の貝殻が散乱しています。

それらも清掃されて、すっかり綺麗になり、新緑になりつつある臨海公園。ここも我が家のイヌの散歩道のひとつになっています。前回4月18日付ブログ水天宮編の続きです。5月も第4週以降になってやっと暖かい日が続き、八重桜が満開となり、木々が本格的に緑色となってきました。


久しぶりの好天。50mほど坂を下ると、メルヘン広場です。奥に見えるドームは「洋菓子のルタオ」。それにしても足の短いイヌだな、なに、飼い主にそっくりだって?


メルヘン広場は、9時前後から観光客がちらほら


この土産品店は去年までは小樽家という…、あれ、れ、同じ小樽家だけれども店舗名を「なまら屋」に代えたらしい。取扱い品も以前はごく普通のお土産品店だったに…

昨今テレビ等でタレントが盛んに「なまら」を連発しますが、道産子の私でさえ「なまら」には違和感を覚えます。まして女性タレントが口にする言葉ではないと思うんですが…。北海道の方言というよりは、いわゆるスラングで、昭和30-40年代男子高校生が突っ張った感じで使っていたのを覚えています。道産子でも一般の方が使う言葉ではありませんでした。まあ、言葉は生き物と言いますので、時代とともに語用が変わるのでしょうが…

オルゴール堂の横を進んで埠頭方面に歩くと、高速道路小樽インターから余市方面へ向かう臨港線にぶつかります。この臨港線は片側3車線あります。どういうわけか、臨港線を挟んで海側は運河付近をのぞいて、観光客がほとんど立ち寄りません。尤も観光土産品店がありませんので当然と言えば当然なんですが…。以前は観光客を目当てに飲食店等が出店してきたことがありますが、数か月で閉店撤退を何度か繰り返しています。


今回は中華料理店、というかラーメン屋さんが出店したようです。ここは2年ほど前にロシア・インド料理店が出店しましたが、その直後に「シェフが研修中で休みます」という張り紙とともに閉店してしまいました。確かその前は回転ずし店でしたが数か月もたなかったような…。


中華料理店側から運河方面を見ると、手前の空き地には、以前「こだまタクシー」の社屋がありました。現在は工事中のようですが、駐車場でもできるのでしょうか。

さらに海側に進みます。本来ならば道路に沿って臨海公園に向かうのですが、遠回りになります。そこで中央ふ頭港内を横切って、小樽港縦貫線道路に出ます。さらに勝納大橋を渡りきると、そこが勝納臨海公園です。公園からは右手に日本海フェリーの連絡船が見えます。左手の中央埠頭には、時折ロシア船が入っています。今日も古びたロシア船が1隻入港していて何やら作業中のようです。


よくこぼれ落ちないものだと思うくらい中古車を山積みにしています。数年前までは埠頭に並びきれないほどのロシア船が来て、中古車の積み出しを行っていましたが、ロシア側の輸入規制強化で、近年は埠頭もがらんとしている。


ここの公園は平日は釣り人以外おらず、イヌのリード線を離して自由に走らせても構わない(と自分で思っているだけ)。時々ほかのイヌの散歩と鉢合わせしますが、その時はリード線をしっかり持って…


この日は土曜日、親子連れれが釣りを楽しんでいました。奥のロシア船は数日前にも、中古車を積み込んでいましたが…


公園駐車場側の松の木の下4分の1ほど枝が取り払われて今した。切り払われる前は、枯れ枝等が重なり合って、そこに空き缶や食べ物のかす等を捨てる不心得者がおりました。また夏になると、この松の根元に、直径20~25㎝ほどもある巨大なキノコが発生します。なぜ誰も採らないのかと思って、図鑑で見ると、天狗茸、猛毒のキノコでした。


5月も下旬になるとレンギョウがまぶしいほどになります。奥は白樺の木、枝が緑色になってきました。


公園の芝生も一面タンポポが咲き乱れています。1~2週間もすれば、綿毛になってしまいます。


パノラマで撮影。右手のフェリーは午前10時半に新潟に向けて出港します。左の茶色のオブジェは、かつて岸壁が整備されていなかったころに使われていたブイです。このブイは実際に使われていたもので、2000トンクラスの船が係留できたそうです。


上のパノラマ写真を、超魚眼レンズ風に加工してみました。360度超魚眼風の加工についてはFacebook友の江田さんの教えて頂きました。


勝納大橋の下には公園と勝納川河口の遊歩道を結ぶ地下歩道があります。この壁面のいたずら書きはなかなかアートっぽい。「おい、イヌ、そろそろ帰るぞ」と言うと戻ってきました。

さてイヌも散歩を十分楽しんだところで、そろそろ帰宅時間です。勝納川の河口付近はボートの練習場にもなっていて、この日は数艘のボートが沖から戻ってきました。


ロシア船の傍を通って勝納大橋の下をくぐります。


こちらは一人乗りのボート。この画像のオレンジ色の橋を渡って戻ります。

朝来た同じ道を通って自宅に戻ります。約30分間の散歩でした。
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小樽桜めぐり~その2

2013-06-01 01:17:22 | 日記
前回小樽桜めぐり~その1(2013.5.28日付当ブログ)では主に5月中旬に撮影した「長橋苗穂公園の桜」「手宮公園・緑化植物園の桜」「JR南小樽駅の桜」「色内町二段公園の桜」を見てきました。あいにく曇天の日が多かったこと、5月上旬のが異常に寒かったことなどから、エゾ山桜と染井吉野の開花が大幅に離れたことなどから、どこの桜もボリューム感にかけて、冴えが今一つありませんでした。今回ご紹介する「天上寺の桜」「水天宮の桜」「朝里ダムの桜」は好天に恵まれたこともあって、青空との対比が綺麗でした。


(5) 入船町の天上寺の桜

このお寺は、明治13年、奥沢十字街近くに浄土宗函館中教院小樽出張所を開いたのがはじまりで、明治15年に天上寺を公称しています。この本堂は、明治23年に入船十字街近くに建立され、その後、大正4年に現在地へ移築されました。当寺は、信州長野の善光寺グループに属し、本堂等の作りも善光寺を模した入母屋妻入り、軒下に裳階を付けています。平成6年には小樽市の歴史的建築物に指定されています。


山門の前をどこかの幼稚園児たちが通って行きます。


ここのお寺には六地蔵が祭られています。


エゾ山桜も花よりも茶色の葉っぱが例年に比べ多いような気がします。5月上旬の寒さのせいかもしれません。


つつじも今が盛りです。上の3カットは5月20日撮影(曇り空)、以下のカットは5月24日撮影(快晴)。


桜はやはり青空がマッチする。エゾ山桜は葉が緑色に変わって来ています。


染井吉野(だと思うのですが…?)は4分咲きくらい。


山門の外側から撮影、WBをミスってしまいPCソフトで補正しましたが、青味が残ってしまいました。


(6) 小樽公園の桜

小樽で最も古く明治29年に開設された公園で、市の中心部にあってしかも高台にあるため石狩湾が一望できます。天気の良い日には対岸の増毛連が望め、残雪の山々が対岸いっぱいに広がります。園内はとても広く、市民会館、総合体育館、公式野球場(桜ヶ丘球場)、野球練習場等が併設されています。公園内には約900本のエゾ山桜、染井吉野、八重桜があり、また小樽市の花つつじが約7000本あって、この時期は多くの市民が散策に押し寄せます。


海側の斜面にはつつじが多く植樹され、桜は数えるほどしかありません。桜は総合体育館と緑小学校との間の道路わきに数多くあり、この日も満開でしたが、あいにく腰痛で近くまで歩いて行けませんでした。


青空が出た時を狙って撮影。


上の撮影とは別の日に行きましたが、すでに桜は終わってました。桜ヶ丘球場横の老木の梅が満開でした。

なお、小樽では梅は桜ほど数はありませんが、津軽海峡を渡ると梅と桜の開花が逆転することもあります。内地、特に関東以西では、2月梅、3月桜と、花札通りですが、北海道では5月が桜と梅になります。


(7) 水天宮の桜

安産の神様と言われる水天宮は、福岡県の久留米市の水天宮が総本営で、全国各地に末社があります。小樽市内中心部の高台にある水天宮もその一つです。小樽の水天宮の歴史は古く、1919年(大正8)に建立。急な石段を上ると境内からは、小樽港や堺町、東雲町などの昔ながらの情緒が残る家並みを見渡すことができます。周辺には旧寿原邸や旧板谷邸など、往時の面影を残した、小樽の繁栄を偲ばせる歴史的建造物が多くあります。境内には石川啄木の歌碑(悲しきは小樽の人よ…2013.4.18付ブログ「イヌの散歩道~水天宮編」後半参照)も立っています。


電線は邪魔ですが…


エゾ山桜の葉が緑に変わってきました。


水天宮境内は小樽市眺望地点のひとつになっています。


赤い服の女性がスマートホンで撮っているようです。奥に黒く見えるのが啄木の歌碑です。


青空をバックに…


(8) 奥沢水源地の桜

大正3年から約100年近くも小樽市民の水道水として親しまれてきた奥沢ダム(奥沢水源地)も、老朽化から堰堤の一部に陥没が見られ、補修費用の捻出不可能から平成23年にダム閉鎖が決まりました。この水源地は市民にも親しまれており、その後の活用が現在検討中です。ダムの閉鎖にもかかわらず、季節が来れば桜が咲きます。堰堤が取り払われましたが、周辺にはマムシが出るということもあって内部への立ち入りは禁止されています。早く市民が楽しめる公園として整備してほしいものです。


入り口付近がらゲート方向を見ると、かつての取水塔が空しく突っ立っている。


かつては対岸の木の根元付近まで水位があった。


周辺の山々には、春紅葉が見られる。

春紅葉については、2010.6.1付ブログ「春の紅葉」に詳しく載せておりますので参照してください。


(9) 住吉神社の桜

明治元年に創建された小樽総鎮守としての住吉神社は、市民に親しまれ、春は桜、秋はイチョウ、モミジが彩ります。5月26日撮影に訪れたときには、エゾ山桜はほとんどが葉桜状態で、八重桜はいまだ蕾のままでした。例年であれば、時をおかずにエゾ山桜とともに咲くのですが、今年は八重桜は大幅に開花が遅れています。


リンゴの花にも似た白い桜、種類はわかりません。


おみくじが結び付けられています。


手水鉢の桜の花びら。後ろの三色は、九星運勢の立て看板の色が映り込んだもの。


(10) 朝里ダムの桜

平成5年に完成したこのダムは、小樽~定山渓を結ぶ道道1号線沿いにあります。ダムの完成に伴い道道1号線のルートが変更となり、ループ橋となりました。またダム周辺には朝里ダム記念館のほか散策路や展望台が設けられました。更にダムの直下には広場が整備され休憩所やテニスコート、駐車場などが作られ、市民の憩いの場ともなっています。とりわけ秋になると周辺の山々の紅葉が綺麗で、多くの市民が散策に訪れます。また桜もダムの周辺駐車場付近の湖畔に植えられています。散策する市民がちらほら見られます。


駐車場から続く湖畔の散策路に、エゾ山桜が20本ほど植えられている。


この二本のエゾ山桜がとてもバランスよく見える。


撮影位置によって、湖面の色が変わる。このコバルトブルーが一番きれい。


エゾ山桜の茶色の葉が、何かをアピールしているようで…つい撮ってしまいました。


まだまだご紹介したい画像がありますが、機会があれば取り上げたいと思います。
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