紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

フォトコン入選作品2020年

2021-01-26 15:23:43 | 写真

                              <雪面に不思議な跡が…?>

 

一向に収まる気配の見えないコロナ騒ぎ。この先どうなるんでしょうか、不安が増すばかり。外出自粛が声高に叫ばれ、近くの床屋さんに行くにも周囲の目が気になります。おまけに、一昨年4月の沖縄旅行以来腰痛が続き、時には不安定な気候からか痛さが増し、このところ自宅にこもりっぱなし。運動不足でさらに体調悪化と悪循環。

という訳で、写真撮影に出かけることも、めっきり減少。自分の特技が先細り、人生のゴールが…と思っている今日この頃です。今回は、めっきり減少してきた2020年の入選作品、紹介することにします。

 

☆第3回小樽商大「北に一星」フォトコンテスト 応募者はほとんどが現役の学生のようですが、規定にはOBも応募可能とありましたので、ここ数年毎回応募しています。ただ2021年は中止なのか、今のところ不明です。

 


副学長賞「影も踊る」 踊りの主人公「翔楽舞」は、例年9月に小樽市民ホールで発表会を行っています。その際に撮影したカットです。なお、令和2年9月の発表会はコロナの影響で、中止となりました。

 


ブログ賞「全員集合」 緑丘祭のメインイベントの一つYOSAKOIソーラン演舞ですが、近隣の大学のチームも一緒になって行う演舞は圧巻です。

 

☆第76回シニアコムカップフォトコンテスト「年始年末風景」

 


銀賞「外国人も興味津々」 中島公園入口付近でしめ飾りを売る屋台に見入る外国人。ちょいと距離を置いて見いる姿に、日本の正月についての戸惑いがあるのか…

 

☆LUMIXマンスリーフォトコンテスト「冬の光景」 女性写真家・佐藤仁重先生が選ぶフォトコンテスト。機材問わずなので応募しやすい。LUMIXのコンテストには、マンスリー以外にも、機材問わずのフォトコンがあって、応募しやすい。

 


銅賞「風雪模様」 東北北陸地方の湿気の多い雪と違い、北海道の雪は極めて湿気がなく軽い。道路上の雪はご覧の通り、少しの風で舞い上がる。まるで路上でダンスをしているようにも見える。

 

☆MAPカメラ「私のお気に入り」フォトコンテスト テーマは毎回変わる。

 


入賞「フィルムの空箱を集める」
当初は中古カメラの収集が趣味でした。その数100台以上集めて本棚に飾っておりました。結構レアものもありました。中には昭和11年の六桜社(後の小西六、コニカ)製のリリーと言う箱型のカメラも…。しかし家内の一言「2F部屋の床が抜けるのでやめて」と言われ、収集は中止。ならば、フィルムの空箱であれば問題なかろうと言うことで収集したのがこれ。
なお中古カメラは、半分以上、燃えないゴミの日に廃棄してしまった。

 

☆USBレンズフィルター「蔵出し」フォトコンテスト 信越地方のカメラ関係部品メーカーのフォトコンテストです。

 


入選「美女と観覧車」
トライアンフの文字が逆?窓ガラスにポスターが写り込んでいるのです。女性下着の「トリンプ」ですね。同じ綴りで、東ドイツ製の車がトライアンフ、一部ベニヤ製だったという噂も…
後方の観覧車は、撮影場所「小樽マイカル(現ウイングベイ)」が完成した数年後に、出来ましたが、利用客はほとんどおらず、空車でむなしく回転していました。7‐8年前に解体され、台湾企業に売却されたとか…。
賞品として、レンズ曇り止めヒーター頂きましたが、いまだに使う機会がなく箱詰めのままです。

 

☆北海道写真協会小樽支部フォトコンテスト2020 

 


入選「若者達」 旧手宮線で、支部のモデル撮影会があった折、近くにいた若者たちが、興に乗ってこんなポーズをとってくれました。

 

☆FUJIFILM Facbook日めくりカバーフォト 下記以外にも入選しております。

 


2020年10月21日分カバーフォト「晩秋の美瑛の丘」

 


2020年3月11日分カバーフォト「厳冬の朝」 倶知安町郊外の農家を撮影したものですが、-20度の朝、樹氷が見事だったのを覚えています。

 

☆小樽カレンダーフォトコンテスト2021   小樽市民会議主催のフォトコンテスト、採用(入選)が6点のみの狭き門です。以前は+表紙で7点でしたが、6-7年前に表紙は水彩画になりました。

 


入選11-12月頁「青の小樽運河」 審査員の先生からは、右の欄干のLEDがもう少し欲しい、運河をこちらに向かって来るクルーズ船がもう少し手前に来るまで待ちたかった、等のアドバイスを頂きました。

 

☆第3回赤井川村雲海フォトコンテスト2020 カルデラ盆地の赤井川村は、雲海が発生することで有名ですが、フォトコンテストでは、雲海に限らず村内で撮った写真であれば、応募が可能。

 


入賞「秋には紅葉が楽しめるスキー場」 キロロのスキー場ですが、紅葉の時期に限って、ゴンドラが運行されます。

 

☆第3回サイエンスフォトコンテスト 科学技術団体連合が主催する「身近な科学の驚きや不思議」をテーマにしたフォトコンテスト。

 


サイエンス賞「雪面に不思議な跡が…?」 ニセコ町と蘭越町の境にある雪秩父温泉で見かけた光景。前日の異常な気温上昇で雪肌が溶け出し、筋状になって流れ落ちた。ところが翌日は一転寒気になったため(冬期間は-15~20度が普通)、このような筋状のひだが残ったものです。ニセコアンヌプリ全体がこのような筋状になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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小樽はガラスの街

2021-01-19 21:43:00 | 日記

               <H11年12月撮影 湿式温度計という説明があったような…珍しいガラス製品と思い…>

 

一向に収まる気配がなく、むしろ広がりを見せている新型コロナウイルスの影響、医療崩壊もささやかれている今日この頃。自粛自粛で、自宅にこもりっぱなし。カメラを持って出歩くことに、多少の罪悪感すら感じる今日です。

となれば、過去に撮り溜めた画像を引っ張り出してくるしかありません。今回は、今や小樽を代表する運河とガラスのうち、ガラスについて、取りまとめてみました。

資料によれば小樽で最初にガラス製造工場を始めたのは、明治24年(1891年)に井上寅蔵と言う方でした。貿易港として小樽が栄えて来たころ、日用品ガラス小物を製造していたとか。その後、行燈に代わって石油ランプが普及し、ランプの製造が盛んになりました。

大正期に入ると、漁業用の浮き球づくりが盛んになってきました。石油ランプのほや(ガラス部分)と浮き球づくりが、小樽ガラスのルーツと言われています。明治34年(1901年)創業の浅原硝子(後の北一硝子)も当初はランプや浮き球を作っておりましたが、やがて、電灯とプラスチック浮き球の普及で、ガラス製造は衰退します。ところが小樽運河が観光地として脚光を浴びるや、ランプや浮き球が、小樽観光の土産品として人気が高まってきました。
(注)アンダーライン部分は、ウイキぺデイアによる。

 


H11年12月撮影 北一硝子三号館 天井から、笠の付いたランプがたくさん吊るされており、商品棚に笠の無いほやだけのランプが並べられています。
なお、現在は店内撮影禁止となっています。

 


本来漁業用に使われる浮き球が、飾り物としてクリスマスツリーのオーナメントとして利用された例です。毎年運河プラザ前の広場に飾られます。ただし今年度はコロナ禍もあって、展示が中止されました。画像はR2年11月12日撮影したものです。

 

☆話変わって、1月一杯まで、JR小樽駅改札口前広場では、ガラスアート展が行われています。例年小樽雪あかりの路のイベントの一環として行われます。12月中旬に撮影に行ってきました。その一部を紹介します。

 


JR小樽駅ホームは2Fにあって、改札口は1Fにあります。2Fのホーム側から1Fの改札口広場を見ると…窓には沢山のランプが飾られています。画面右側の虹色は2重窓による色収差のためと思われます。

 


改札広場には7‐8か所の小樽市内のガラス工房作品が展示されていました。

 


大きな宙に浮いたような作品は「浮遊」という題名が付けられてました。

 


昆布のようにも見えるこの作品には「群来~kuki」という題名が…よく解りません???

 


この作品の題名も「群来(くき)」、「春が近づく頃、小樽の海に鰊の群来があらわれる。そんな小樽の春をイメージして…」と解説されていました。う~ん、アートは難しいしいね。

 


「ヨットの見える風景」これは至極明瞭。小樽築港のヨットハーバーですね。

 


これは明快、黒猫が握り寿司を前にして、ネギは抜いてください、と言ってます。ネギよりもワサビを抜いてくださいと言ったほうがいいのかも。

 

☆小樽オルゴール堂で見たガラス製品の数々。最近は木箱のオルゴールは姿を消し、ほとんどがガラス+オルゴールとなっています。

 


オルゴール堂入り口のステンド風のドアガラスがすごい。正面入り口ではなく、左手のバーガー店ビクトリア側の出入り口です。

 


さらに奥に進むと、ぬいぐるみ等を扱う別館への出入り口のステンド風ドアも、日が当たると、磨き抜かれた床に、色の映り込みが…目を奪われます。

 


オルゴール堂2号館で目を惹くのは、この人形と大きなモノクロパネルです。人形の目の前にあるランプのほやが、目につきます。なお2号館は一定時間ごとに、パイプオルガン風の演奏が行われます。ただし10数年前に入ったきりで、今も演奏が行われているか否かは、定かではありません。

 


竜のガラス細工が付いているオルゴール。音に合わせて竜が回転すると、竜の色が赤、青、緑などに変化します。

 


葉の先端に金粉を吹きかけたような…とてもガラス細工とは思えない。

 

☆堺町通りにはガラス工房が数多くあります。20年ほど前の画像ですので、どこの工房で撮影したかも記憶が定かではありません…

 


北一硝子で撮影したのは覚えております。H12年12月5日撮影。商品名は確か湿式温度計(だったかな?)。詳しい説明は忘れました。なお現在は店内での撮影は禁止されています。

 


フクロウ型の置物ですが、瑠璃工房だったな?

 


堺町ではなく臨港線沿いの運河工芸館で、10年ほど前に見たガラスです(H22年1月撮影)。当時は工芸館の奥半分が半地下になっていて、ガラス工房があり、外から製作過程が見ることができました。現在は代替わりと言うか、店舗が入れ替わっていて…入ったことがないので、運河工芸館が何屋さんなのかよくわかりません。

 


臨港線沿いのホテル「ふる川」のロビーで見かけました。ガラスと言うか陶磁器のひな人形です。(H24年2月撮影)

 

☆ガラス工芸と言うより窓ガラスに写り込んだ反射が絶品…

 


ウイングベイ5番街のネイチャーチャンバー広場の湾曲したガラス窓に、クリスマスツリーに飾られたイルミネーションが写り込んだものです。(H15年12月撮影)

 


さてこれは何でしょうかね、日中でも氷点下10度以下になると、窓ガラスに氷が走ります。氷の結晶が広がっていく途中の絵です。小樽市内では氷点下10度を下回ること滅多にありませんが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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7~8日は、どんど焼きの日

2021-01-12 10:06:23 | 祭り・イベント

           <正月の縁起物を燃やして、無病息災、家内安全を祈る神事「どんど焼き」が市内各神社で行われました>

 

正月明けの7~8日は、小樽市内の多くの神社で、どんど焼きが行われました。新型コロナウイルスの影響で、日程や時間を短縮した神社も多かったようですが、我が家から徒歩10分ほどの住吉神社では、例年通り二日間にわたって行われました。7日の午後2時ころ、役目を終えた輪締め数本を携え、どんど焼きに行ってきました。

近年小樽市内の一般民家では、しめ縄、しめ飾り、繭玉を飾る風習が少なくなりました。商店や工場等でも、門松やしめ飾りを印刷された紙で代用するところも見られます。時代の変遷でしょうか。

なお、どんど焼きについては、本州では小正月の15日行われることが多いようですが、旧暦の風習がない道内では7~8日に行われるようです。また呼び方も全国地域によって様々です(下図参照、出典:WNIウエザーニュース)。


関西の「とんど焼」と東北の「どんと焼き」、なんか笑っちゃいそうになります。北陸近畿の左義長はよく目にします。
左義長とはもともと平安時代の宮中行事で、正月15日の夜に正月飾りや御札などを炊き上げるものでした。 青竹を束ね毬杖(ぎっちょう)3本を結び、その上に扇子や短冊などを添えて、陰陽師が謳い、はやしながら焼いていたとのこと。 これが民間にも広く伝わり、今のどんど焼きに至るという説があります。(出典:同じ)

 


繭玉を持ったご婦人が投げ入れようとしています。昭和30年代終わりころ、私が学生の頃下宿していた親せき宅が建築業でしたので、茶の間に神棚があり、正月には繭玉を飾っておりました。その当時でも、門松はありませんでした。門松に使う竹は北海道では函館が生育の北限で、手に入らないという事情があったのでしょうね。

 


繭玉や破魔矢が燃えています。

 


しめ飾りが勢い良く燃えております。

 


どんど焼きのすぐそばには、賽銭箱が置かれ、何やら注意書きが書かれています。不鮮明ですが、「どんど焼きの分別には多大な費用がかかります。三百円以上の御浄財を賜ります様お願い申し上げます。宮司」とあります。私が燃やしたのは輪締め2本でしたが…三百円賽銭箱に入れました(笑)。コロナの影響は神社の賽銭にも大きく影響しているのでしょうね。

 


後方の参道には3店の出店がありましたが…立ち寄る方もまばら。

 


おや、熊手が燃やされていました。熊手は正月飾り?細かいことはいいか。

 


こちらは太いしめ飾りが…

小一時間ほど撮影し、自宅に戻ることに…


前回と同じ場所から撮影。今日は予報に反して好天、対岸の暑寒別連邦がくっきり見えました。灯台の光も赤青がくっきりです。コロナ騒ぎも一刻も早く、収束して賑わいのある街に戻ってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

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あけましておめでとうございます

2021-01-05 10:04:51 | 今週の一枚

 

昨年は、コロナにあけ、コロナにくれた1年でした。新型コロナは変異種の出現でさらに危険度を加速、年末にかけて関東方面でコロナの罹患者が急増し、医療崩壊もささやかれる状況に陥りました。道内は旭川市のクラスター発生で、一時は自衛隊の看護師チームが派遣されるなどでしたが、どうにか危機的な状況は、回避できたようです。

前置きはさておき、4日、久しぶりの好天に誘われ、住吉神社に初もうでに行ってきました。外出は、自宅の雪かきをのぞいて、半月ぶりかな?何はともあれ、このコロナ騒ぎ、一日も早く収束してほしいものです。

 


住吉神社に向かう途中、我が家から坂を上がって5分ほどのところに、海が一望できるところがあります。紅白の灯台が見えて、沖には貨物船が1隻、もう少し天気がいいと対岸の増毛連峰が見えるのですが…
さて、住吉神社へ急ぎます。

 


神社入り口ですが、例年であれば、左手に、干支が描かれた大きな看板が初もうで客を出迎えるのですが…今年は初もうでも密を避けて分散してくださいとのことで、看板が設置されませんでした。

<参考>

昨年の看板です。横4mほどあります。

 


参拝コースを進みます。階段の左端は、ヒーテイングマットが敷かれています。高齢者にはありがたいですね。

 


社務所の壁には「悪疫退散 除災招福」の文字が書かれていました。

 


中央の拝殿で、賽銭を投じ、柏手をうって、家内安全、腰痛完治をお願いしました。

 


何と手水鉢は、ガチンガチンに凍っています。正月は例年にない寒波だったので…

 


お御籤は、元日に初もうでに行った次女夫婦が購入してくれました。相変わらず、ここ5-6年吉か小吉。一向に上向かない(笑)

 

 

 

 

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