紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

運河周辺をぶらりと

2009-08-31 12:13:48 | 街中ウォッチング
8月も下旬になると暑さも去り、涼しい風が吹いてきました。我が家のすぐ下のメルヘン交差点でも、観光客の多くは長袖姿となりました。そこで久しぶりに、堺町の観光街を通って運河へ行ってみることにしました。

北一ガラスの横では、人力車のお兄さんが盛んに客引きをしていますが、当たりが悪いせいか、缶コーヒーを飲んで一息ついておりました。(標題の画像)

更に堺町を進むと、この辺は古い石造りの建物が多くなります。歴史的建造物に指定されているものもあります。大正浪漫館の前に大きな黒光りのした大型バイクが数台止まっております。一番先頭に駐車しているバイクは、ハーレーダビットソンでした。通りがかった人々も珍しそうに覗き込んでは、一台400万円もするんだよなーなどと話しておりました。



更に進むと色内交差点です。この辺はかつて都市銀行が林立していたところです。今は運河ターミナル(中央バスのターミナル)、ホテルなでに変っています。この交差点を左折すると小樽運河、浅草橋広場です。(下の画像)



この時間(午後2時頃)、団体客が少ない様で、写真屋さんも手持ち無沙汰のようです。運河沿いの石垣の土手では、数人の、絵画倶楽部の方でしょうか、運河を描いておりました。



運河沿いの遊歩道には、絵を描いて売る方、その場でアクセサリーを加工して売る方、音楽を奏でるミュージシャンなど、沢山おります。カモメも昼時に餌をもらうせいか、人懐っこく、近ずいても逃げません。(下の画像)



運河に一枚の枯葉、秋が近いことを思わせます。秋になると、運河沿いの倉庫に張り付いた蔦が、真っ赤に燃えたような色になって、それは見事です。もうすぐ、見られそうです。



更に、運河を後にして、中央通り(別名セピア通り)を小樽駅のほうに登ると、途中に旧手宮線の線路跡があります。ご存知の方もあると思いますが手宮(小樽)~札幌~幌内間の鉄道は、日本で三番目に施設された線路なのです。今は、南小樽~手宮間は廃線となり、鉄路を残して遊歩道となっています。

私が、政府系金融機関(小樽支店)に勤務したての頃(S41-42年頃)は、貨物列車が日に数回運転されていました。列車がガタゴトと通る都度、線路沿いにあった事務所の天井から、煤が帳簿の上に舞い落ちてきたものでした。

    

上の画像は海側を見たものですが、丁度大型船、パシフィックヴィーナス号が14番バースに入っておりました。また右の画像は、線路上で記念写真を撮っているカップルを撮影したものです。近くにある車輪のモニュメントの穴から撮って見ました。   
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同期会(続き)

2009-08-29 09:00:45 | 写真
前回のブログで、雨竜町に行ったのは、雨竜中学第12回卒業(昭和34年3月)の同期会出席のためといいました。同期会は二年ごとに開催地域を、雨竜町、旭川市、札幌市で、行われます。それぞれ地域の在住同級生が幹事となって、毎回趣向を凝らします。

今回は、地元の仲間が幹事となって、雨竜町「いきいき館元気村」で行われました。卒業生152名(内物故者8名)の内、恩師F先生を含め50名の出席でした。私自身は、H15年の還暦の年、札幌での同期会以来6年ぶりです。内地からも7名の参加がありました。遠いところご苦労様でした。

卒業依頼初めて合う方、前回合った方、みなそれぞれ年齢を重ね、それなりの風貌になっております。体に、ガタが来ている方もおりますね。座椅子が必要みたいで。仕方がないです、卒業以来数十年間も体を酷使したんですから。(標題の画像)

盛んに宴会の様子を撮影しているN君、ハレーション大丈夫ですか。前に座っているO君、H君、すません。そうこうしている内に、地元幹事団が演芸を披露してくれました。Y君のカラオケに合わせてMさんの舞踊が始まりました。盛んにフラッシュが浴びせられ、おひねりまで飛び出しました。(下画像二枚)





宴会は午後6時から始まり、9時過ぎまで続きました。話は尽きないようで、一旦中締めをした後に、会場を仕切って再び、駄弁りが始まります。寝静まったのは午前に入ってたようでした。

翌日は、9時から希望者だけ、貸し切りバスで、町内懐かしい処巡りです。早朝降っていた雨も、上がり日も差してきました。最初に着いたのは、旧蜂須賀農場跡地です。今は史跡公園に整備されています。雨竜町には、明治政府から払い下げられた広大な農地を所有する、蜂須賀農場と戸田農場がありました。

いずれも戦後の農地解放で、小作農に払い下げられた経緯があります。その蜂須賀農場の一部跡地が公園として整備されていました。それが次の画像です。



バスは更に何箇所か回ります。かつて尾白利加(オシラリカ)川に架かっていた吊橋は、今はコンクリートの橋に変わっておりました。この橋を渡ると隣町新十津川です。下の画像は、昭和33年頃中学3年生の遠足で来た時のものです。



バスは更に走り、尾白利加ダム(暑寒ダムとも言う)に到着しました。1964年竣工といいますから昭和39年完成ですね。なお最下段の画像は、昭和59年に撮影した画像で、赤外及び青色加工しております。

(現在のダム)

(昭和59年当時)

なおこの後も、数箇所を回り、昼頃、いきいき館に戻り解散となりました。地元幹事の皆さん、大変ご苦労様でした。とても楽しい思い出に残る二日間でした。帰りは、地元道の駅「田園の里うりゅう」で農産物を買い込み帰路につきました。
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生まれ故郷の雨竜町へ行ってきました

2009-08-26 09:00:56 | 旅行
生まれ育ち、高校時代まで住んでいた雨竜町へ行ってきました。実は、雨竜中学校第12回卒業の同期会が、雨竜町の「いきいき館元気村」であったからです。同期会の話については、後日後紹介します。

雨竜町は、道央の空知(そらち)管内にあり、滝川市と石狩川を挟んで隣接しております。小樽からは、国道275号線を通って、石狩~当別~月形~新十津川~雨竜へと入ります。約130km、車でゆっくり走って3時間弱で着きます。この間、空知平野の穀倉地帯が延々と続きます。

標題の画像は、新十津川と雨竜の間で見た光景で、赤い屋根と青い壁が目立った納屋でした。なお、新十津川町は、奈良県十津川郷からの入植者が興した町で、斉藤由貴主演の新十津川物語で、ご存知の方も多いかもしれません。次の画像も同じく新十津川で撮りました。




尾白利加(おしらりか)橋を渡ると、雨竜町です。かつては人口7000人を越えていた町も、今は3200人にまで減少しました。高校時代は、この路を通って、滝川までバス通学をしておりました。

雨竜町で有名なものというと、このブログでも取り上げましたが、雨竜沼湿原(2009.7.24「雨竜沼湿原に登る」)と、1996年に西田敏行主演の映画「学校Ⅱ」の舞台となった高等養護学校でしょうか。

でも最近は、暑寒メロンや雨竜米といった農産物が有名です。特に雨竜米は過去何度か全道一位になっております。中学校同期の仲間達が、一生懸命努力した成果でしょうか。この辺の話も同期会で聞いてみたいと思います。



昔よく釣りなどをした、丹波の沼に寄りました(上の画像)。かつては、満々と水を湛えていた沼も乾燥して見る影もなくなってしまいました。同級生のT君によると、沼の側に排泄土を置いたために、干上がってしまったそうですが、何度か浚渫工事を行い、やっとここまで回復したとのことでした。

次は、石狩川をまたぐ江竜橋付近に行って見ました。ここは、雨竜町と滝川市江部乙町を結ぶ橋です。かつては、渡船場があり、冬は結氷した川を馬橇が渡っておりました。現在新たな橋を作っている最中でした。現状の橋より10mほど高くなるとのこと。平成24年開通と表示されていました。眺めがよさそうで、開通が楽しみです。





上の画像は、江竜橋の袂から堤防沿いに広がる田圃を見たものです。同じ位置から夜間撮影したのが下の画像で、まさに星の降る里といった感じでした。最下段の画像は、翌日早朝いきいき館元気村付近で見かけたエゾユリです。朝露に濡れてとても綺麗でした。画面が小さくてわかりづらいですが、とてもいきいきしておりました。



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高島花火大会

2009-08-24 09:00:39 | 日記
先週日曜日(16日)に、小樽高島地域のお盆花火大会が行われました。地域の住民、企業がスポンサーの花火大会ですので、約2000発と規模が大きくありません。おぼんにあわせ、亡くなられた地域住民追悼の打ち上げ花火ですので、打ち上げの都度、司会者によって故人が紹介されます。

標題の画像は、高島漁港の打ち上げ場所を写したものですです。旧フィッシャーマンズハーバーという海鮮レストランと弁天島の間で打ち上げられます。なお、フィッシャーマンズハーバーは、漁師の店として、観光客にも人気の店でしたが、今は営業しておりません。

    

上記の画像は二枚ともフィルターを使いました。左の画像は青色フィルターを、右の画像は赤と青のフィルターを交互に入れ替えました。

次の画像は、水中スターマインを撮ったもので、その次の画像は、海面に写り込んだ花火の部分だけを切り取ってみました。

    

最後の二枚は、夜空に咲く華を意識して、ピントを調整して撮ったものです。詳しくは以前にブログで解説しておりますので、そちらを参考にしてみてください。(2009.7.8「花火を撮る…2」)





7月26日小樽潮祭の花火大会が、悪天候で撮れなかっただけに、今回の高島花火大会は、期待が大きかったのです。しかし残念ながら、バリエーションという点では、潮祭の花火大会には及ばず、これこそはという画像が撮れませんでした。来年の花火に期待します。
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小樽運河公園で万灯会

2009-08-21 09:00:44 | 日記
小樽北運河そばの運河公園で、8月19日(水)、第10回おぼん万灯会(マントウエ)が行われました。公園及び噴水の周囲に約6000個の灯篭を置き、噴水のある池に約200個の灯篭を浮かべると、新聞記事に出ておりました。

万灯会の儀式は、八王子に勤務していた折に、高幡不動尊で二度見ております。小樽でもお盆の時期に行われることは新聞記事等で知っておりましたが、見るのは初めてです。開始時間の午後5時少し前に会場に着くと、夜店、売店が公園の端に10店ほど出ておりました。

場内アナウンスによると、灯篭流しは、午後7時過ぎ開始で、その間大道芸人によるパーフォーマンスや和太鼓の演奏(下の二画像)、紙芝居、南京玉簾などが行われると言う事でした。

    
オレンジの独楽を見事キャッチ                     汗がほとばしる熱演

噴水のある池の周囲には数多くの先祖の霊を供養する灯篭がおかれ、火が入れられました。午後7時過ぎに、読経が始まり、噴水の周囲を蓮華灯が流れはじめました。

    
噴水周囲の灯篭に灯が入る                      流される蓮華灯(蓮華の形をした灯篭)

このあと、噴水前の祭壇では各宗派の僧侶たちによる読経が延々と続きます。なお、このあとも各種のイベントがあると、アナウンスがありましたが、最後まで見ずに、途中で帰りました。午後9時少し前でしたが、運河沿いを歩いて帰宅する途中で、撮影したカットが、最下段の画像です。



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余市郊外の蓮沼へ

2009-08-18 09:00:39 | 日記
北海道では、ハスは滅多に見かけません。内地ではポピュラーなハスも、道産子は殆どの方が、ハスと睡蓮の区別が定かでないと思います。そういう私自身、数年前までハスも睡蓮の似たようなものと思っておりました。

同様のものに、木蓮とコブシ、エゾカンゾウとエゾキスゲなどが揚げられます。これらの違いが分かるようになったのも、写真を撮るようになって、題名をつける際に間違わないようにと、植物図鑑で調べるようになってからです。

話はさておき、余市町の郊外豊丘にハス池があることは、写真仲間から聞いて知っておりました。何度か秋口に撮影に行ったこともあります。私の属している、PCサイトの「壁紙.COM/写真部」や「Freeml」にも、ハスの画像がたくさん投稿されています。

そこで、ふと思いついて、写友のS氏を誘って、撮りに行ってきました。当日は天気が悪く、予報では雨と言うことで、雨の中のハスというイメージだったのです。しかし遂に雨は振らず、イメージとは違いましたが、満開のハスを存分に撮ってきました。

標題の画像は、15mm対角魚眼レンズ(35mmフィルム用)で撮ったものですが、35mm換算24mm相当ですが、結構湾曲しています。左奥にS氏と私のカローラが見えます。

   

上の画像、左は15mm魚眼で、右は18~200mmズームレンズで切り取ったものですが、角度や撮り方を変えても、定番的な写真になってしまいました。思い切って花芯だけを切り取ってみました。



次に、以前秋口に撮影した画像をいくつかあげておきます。上の画像の黄色いくぼみにやがて実が出来ることが、下の画像から分かります。



次の画像は、初冬の風の強い日でした。風が収まる様子がないので、一層のことブラして撮ろうと、SS=1/4で撮影しました。



最後は、枯れたハスが水面に映りこんでいるのを、あえてPLフィルターを外して、パターンとして撮って見たものです。

  
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カメラ雑誌デジタルフォトに作品が…

2009-08-15 09:00:17 | デジタル
月刊カメラ雑誌「デジタルフォト」(ソフトバンク・クリエイティブ社)に、二月連続作品が取り上げられる予定です。デジタルフォトの写真投稿サイト(creative people)のDAILY PICKSに以下の作品が取り上げられました。

先ず、7月23日に取り上げられたのが下の作品です。元々はネガカラー作品ですが、作品のポイントである中央の二人の女性を強調するために、あえてモノクロ化してみました。

          7.23 DAILY PICKS  「秋空を撮る」
          (デジタルフォト8月20日号掲載予定)

<選評>
大胆にフレーミングするモニュメントは、かの有名な彫刻家野口勇による「テトラマンド」ですね。雲の表情がとても豊かで、美しいグラデーションを描いています。そういう意味では、モノクロに仕上げたことは正解ですね。
しかし、構図的には、もう一歩追い詰めることが出来たように思えます。右側を少しカットして二人を画面中央に配置(構図提案)、そうすれば二人の視線がモニュメントの頂点と重なり、さらに空の上へと導かれるように思います。(デジタルフォト:福島)

昨日8月14日に取り上げられた作品は、美瑛の青い池で、昨年7月に撮影したものです。

          8.14 DAILY PICKS 「倒木」
          (デジタルフォト9月20日号掲載予定)

<選評>
私も一度、訪れてみたいと思っている美瑛川の「青い池」。コバルトブルーとも、エメラルドグリーンとも言えぬ、何とも言えない素敵な色合いですね。浅瀬に倒れた倒木の姿が徐々に、その美しき色合いに染まっていく姿がとても印象的です。
そして、本作品のポイントは手前にいきいきとして草と小さな花を入れたことにあると思います。倒木を老人に例えるとすれば、草花は子供、その対比的な両者の競演が、この作品をより優れたものに押し上げているように思います。(デジタルフォト:福島晃)
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千歳基地航空際に行って来ました

2009-08-12 09:00:09 | 祭り・イベント
8月9日、読売バスツアーで、自衛隊千歳基地の航空祭に行って来ました。朝6時に、小樽駅前から出発です。千歳に入ると、航空祭に行く車両で、道路はものすごい渋滞です。何とか航空祭開始の9時過ぎに基地内に入ることが出来ました。

最初は、ヘリコプター三機による、救助訓練が行われました。次いで、政府専用機によるデモンストレーションが行われました。圧巻は、F15戦闘機四機による緊急発進や急回転などが披露されました、轟音と共に、バックファイアーと呼ばれる加速噴射が見ものでした。



航空祭のメインは、なんと言ってもブルーインパルスによる、曲芸飛行です。ただ残念なことに、当初40分間の予定が、上空気流の条件が悪く、危険が伴うと言うことで、時間が半分となってしまいました。

      

この千歳基地航空祭を見るのは三度目ですが、飛行機を撮るのも楽しみですが、ここには物凄い数の見物人が来ます。数万人の見物客です。彼らの表情を見てシャッターを切るのも、また楽しみに一つでもあります。

下左は、子どもが父親に肩車をしてもらっていますが、なんとなくその姿が不自然です。タイトルを付けるとすれば「特等席、でもちょっと座りづらい」でしようか。下右は、若者三人が笑い転げています。

      

話を聞くと、
何でおかしいのって?だって、
この娘ったら、ガム踏んづけてさ、
足が地面にくっついて
転びそうになったんだもん

若いって良いですね、箸が転げても可笑しい年頃なんですね。
なお、今回も割りと晴れ間の多い天気でしたが、去年は、もっと天気がよく、40分フルに、ブルーインパルスが飛びました。去年の画像を二枚上げておきます。



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早朝の神仙沼

2009-08-09 09:00:46 | 旅行
前回のブログで紹介しきれなかった画像を取り上げてみました。上の画像は、朝日に照らされた水草です。中には金色に輝く葉もあり、また画面には写っておりませんが、コウホネも咲いておりました。



花の名前はよく分かりませんが、竜胆でしょうか、一面に咲いており、朝露を含んで、きらきらと輝いておりました。また木道の横には、くもの巣が朝露を含み、網が重く垂れ下がり、ところどころ七色に光っております。









こうした美しい光景を目にすると、つい夢中になって、シャッターを押し続けてしまいます。寝不足も何のその、とても清々しい一日でした。
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ニセコ二本のサクランボの木を撮りに

2009-08-07 09:00:54 | 旅行
8月も第二週に入って、やっと夏らしい日がやってきました。5-6日と好天が続くとの天気予報を見て、急に写真を撮りに行きたくなりました。以前、このブログでも取り上げたことのあるニセコの二本のサクランボの木と羊蹄山をバックに、夜空に輝く星の軌跡を撮りたいと思っていたからです。(H21.2.27「冬の立ち木を撮る…3)

しかしながら、羊蹄山麓に近づくにつれて霧が濃くなってきました。現地に着いた時には残念ながら、満月すら見えない状況でした。標題の画像は、このような中で撮った一枚です。

暫らく、ニセコ大橋のパーキングで、霧が晴れるのを待つことにしましたが、一向に霧が引く気配がありません。下の画像は、遠くにニセコの街の明かりが、霧に反射して、オレンジ色になっております。



やむなく翌朝の神仙沼撮影のため、神仙沼の駐車場で野宿すべく向かいました。ニセコから昆布温泉辺りまでは、10m先が見えないほどの霧でしたが、標高が高くなると、霧は全くなく、満月が煌煌と輝いております。

次の画像は、神仙沼の駐車場で撮ったものです。実際以上に明るく撮れておりますが、露出を違えて撮った6枚の画像をHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)加工したものです。なお、HDRについてもこのブログで取り上げておりますので参考にしてください。(H21.3.4「HDRに挑戦」)



満月が出ていたために星の軌跡を撮るには若干不利でしたが、ここで明け方まで撮り続けました。デジカメでは勿論、フィルムカメラ二台を三脚にセットして、一時間ほどの長時間露光で数カット撮りました。

ただ、さすが標高が高いだけに、気温が急速に下がり、半袖ではおられず、ジャンパーを着込みましたがそれでも肌寒いほどでした。レンズに水滴が発生したのが気がかりでした。

午前3時半過ぎに東の空が明るみ始めたので、一旦撮影を打ち切り、車中で仮眠しました。毛布を一枚かぶりましたが、それでも寒く感じました。

午前5時過ぎに15分ほどの木道を歩き神仙沼に向かいました。途中で目にしたのが、下の画像です。山頂に、薄いベールを何枚も重ねたような雲が左から(太陽の上がっている方向)右に流れているのです。このような現象は、始めて見ました。



更に木道を進むと、一部視界が開けて、岩内方向が見えます。しかし雲海が地上を覆っております。普段であれば、左上方に岩内の町が見えます。



神仙沼に着くと、右から左に霧が流れ、陽の上昇と共に急速に霧が晴れていきます。下の画像はそのような状況の中での一枚です。また、木道の周辺には、クモの巣が数多くかかっていて、朝露をまといきらきらと輝いております。





なお、紹介したい画像が数多くありますので、次回取り上げたいと思います。
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我が家のイヌネコバトル始末記

2009-08-04 09:00:11 | 日記
我が家にはネコが二匹にイヌが一匹、室内で飼っております。メスネコは14歳の老猫ですが気性が荒く、気に入らないと飼い主にもふ~と逆毛を立てます。もう一方のオスネコはこれも13歳と年を取っていますが、とても鷹揚で尻尾を踏ん付けられても、ふにゃ~というだけです。

犬のほうは新参者で4歳のメスです。我が家では最低順位ということも理解しているらしく、5歳の孫に、ハウスと言われると、すごすごとゲージに入っていきます。

この犬とオスネコが時々大バトルをします。果たして両者は仲が良いのか、悪いのか、飼い主も分かりません。本日は両者の大バトルを紹介します。

標題の画像は、♂ネコが床暖に仰向けになり、股ストーブでくつろいでおります。
早速実況中継に入ります。

おい、おい、ネコ、そんなにノビこいておっていいのか?
喧嘩相手が隙をうかがっておるぞ。そら来た。



イヌ、噛み付き攻撃だ。ネコたじたじ。



ネコ一旦ロープの外に逃げた。



今度は場外バトルだ。イヌ執拗に噛み付き攻撃を繰り返す。



イヌ更に後ろに回って、玉突き攻撃だ。
ネコ、いくら玉無し(去勢済み)でも、これはたまらんニャ~
ルール違反だ、と訴える。



両者、ブレイク!ブレイク!
一旦水入り。



サ~、再度バトル開始。
イヌ噛み付き攻撃だ。ネコ防戦一方。



ネコ隙を見て反撃に出るか。
強烈なネコパンチが出た。
イヌ怯んだ。



そこを、ネコ羽交い絞めに出た。
強烈な羽交い絞めで、イヌも舌を巻いた。



イヌグロッキーだ。ギブアップした。

本日のバトル、ネコ一本勝ち!
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