紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

紅葉シーズン3~豊友会秋の撮影ツアー

2016-10-30 06:00:00 | 日記

                         <露出をオーバーにして、ファンタジックなモミジにしてみました>

 

10月23日(日曜)に、写団豊友会のメンバー7人で、秋の撮影ツアーに行ってきました。春の桜の時期と秋の紅葉の時期、年2回撮影会を実施しています。昨年の秋は、定山渓、支笏湖、苫小牧の北大演習林が撮影地でした。少し遠すぎたということもあって、今年は恵庭公園原始の森、エコリン村、恵庭渓谷の三つのダム、そして帰路に定山渓と言うルートに決まりました。朝7時30分にスタートし、高速道で恵庭に向かいます。曇り空ながら時折陽が射すという好条件でした。

恵庭公園の駐車場横のサッカーグランドでは中学校のサッカーの試合が行われていましたが、先ずは紅葉撮影のため、テニスコート場横の小道に入って行きます。すでにエゾ山桜の木は紅葉真っ最中。周囲の樹木も一面黄葉。

 


広場は落ち葉でびっしり。エゾ山桜の葉もオレンジから真紅になりつつあります。

 


小道の周囲の木には絡まった葉(樹木名不詳)が黄葉しています。

 


さらに奥に進むとメガネ橋の下を流れる幅2mほどの小川に出会います。この小川がユカンボシ川の源流です。この付近には1200年前の住居跡が見つかり、原始の森が手つかずで残っています。

 


小川に沿って湿地帯を下流に進むと、まるで異次元の世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。

 


地中から水がわき出ているのかな?

 


ふと、上を見ると、黄色い葉がリズムを刻んでいます。モノクロで切り取ってみました。

 


周囲の木々は紅葉真っ盛り。それが水たまりと言うか水面に映り込んで…

 


紅葉の映り込んだ水面を見つめていると、美しい模様に見えてきました。

 


おや、水紋が…と思っていると、アキアカネが産卵中だったのか、誤って水に落っこちて、もがいていた。樹の棒で救い上げ、側の木に置くと、一息ついて再び飛んで行った。

 


手つかずの森のため、あちこちに倒木があり苔むしていたり、キノコが生えていたり…

 


これは苔?それともキノコの一種?よくわかりませんが、倒木から目が出ていました。

 


おや、笹の葉に面白い模様が描かれている。理由はわかりませんが、自然はアートであることを実感しました。

 


川沿いの湿地を出て公園内の小道に戻ります。時折モミジ類が樹木の間に赤い葉をちらつかせています。

 

もっとこの森の中を歩き回りたいのですが…下流500mほど先には「ユカンボシ河畔彫刻広場」があって、アート作品が設置されています。また上流には源流となる水の吹き出しがあります。ただ一か所で長時間費やすわけにいきません。次の目的地である、エコリン村に向かいます。エコリン村は、農業と環境のテーマパークです。水耕栽培のトマトがあって、一本の苗から数千個のトマトが鈴なりになって…
<エコリン村について>当ブログ2011.8.26付「樽前ガローとエコリン村撮影ツアー」(その2) 参照してください。

 

残念ながら、オフシーズンが近いためか、果樹、野菜等の畑や栽培はほとんど終わっていました。水耕栽培のトマトも園内がクローズドされていました。見学客もすなく、外気温が低いためか殆どの客は室内で見学&購入していました。

 


過去何度か取り揚げたオブジェ。有名作家の手になるオブジェとか。

 


庭石として製作された石像があちこちに置かれていました。この石像も2年ほど前に見かけましたが…売れなかったのんですね。2年前に比べかなり痛みや黒ずみが目立ちました。せっかくアップするならお化粧直しを…PCソフトでおめかししました。うん、綺麗になった!

 

早々にエコリン村を後にして、恵庭渓谷に向かうことにします。漁り川(イサリガワ)に沿って、道道恵庭岳公園線(117号線)を進み、えにわ湖(漁り川ダム)の堰堤下にある桜公園に立ち寄ります。春先は桜が有名ですが、今の時期紅葉が見ごろです。

 


途中の漁り川沿いの紅葉。

 


公園内は紅葉真っ盛り。でも寒い。天気予報ではここ数日最低気温が4-5度前後の日が続いています。

 


カエデはオレンジ色に染まっている。

 


エゾ山桜の赤い落ち葉がびっしり。

 


バイクツアーの若者たちが数人、日向ぼっこをしていましたが、こう寒くては…温まらないのでは。

 


漁り川の支流に架かる大きな橋から、えにわ湖(黒くつぶれている)と橋の影を入れて撮影。OLYMPUS魚眼キャップレンズ使用。

 


上の画像の反対側。渓谷の樹木が色とりどり。暫し声が出ないほどの美しさ。

 

先に進むと、ラルマナイ川に三つの滝があります。最初が「三段の滝」次が「ラルマナイの滝」、最後が「白扇の滝」です。

 


ラルマナイの滝付近。午後2時過ぎですが渓谷の両側は陽が届かないので一層寒い。

 


ラルマナイの滝を含め3か所立ち寄りましたが、私自身は滝はこのラルマナイの滝、カット1枚のみ。空腹と寒さで、白扇の滝の売店で弁当を食べていて滝はほとんど撮影せずじまい。

 

その後札幌市内に入って簾舞から定山渓を通って帰路につきました。途中数か所立ち寄ったものの、防寒対策はしてきたものの、とにかく寒くて車から降りる気がしませんでした。ということで定山渓の雪(残雪)&紅葉のカットはありません。
なお、次回は、小樽市内の紅葉あれこれを取り上げる予定です。朝里川温泉の宏楽園の紅葉がとても綺麗でした。 

 

 

 

 

 

 

 

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紅葉シーズン2~羊蹄山麓と赤井川

2016-10-24 06:00:00 | 日記

                          <赤井川村の「白井川」沿いの紅葉 絶景かな!絶景かな!とつい声が出てしまう> 

 

10中旬、久しぶりに晴天の日が続きました。寒さは相変わらずですが…。周囲の山々も一段と紅葉が進んできました。そんな中10月15日(土曜)に、久しぶりに羊蹄山麓の紅葉撮影に出かけてきました。早朝4時過ぎに小樽を出て、メープル街道(国道393号)を進み、倶知安に向かいます。午前5時半頃には明るくなってもうすぐ朝日が出ます。道の両脇は霜が降りて雑草が真っ白になっています。陽が登って朝日が当たると霜は溶けてしまいます。あわてて下車して霜を撮ることにします。車から出ると、とにかく寒い、防寒対策はしてきたつもりだが…

 


一面雑草は白くなっています。

 


前日作業を終えたビート掘りのトラクターが畑に置かれたまま。ビートも白く霜をかぶっている。

 


クローバーの葉が、霜で棘を付けたようになっている。

 


富士見町の「農家のそばや羊蹄山」脇の湧水池・姿見の池、周辺の白樺の木も黄葉が進んでいる。

 


樹木名はわかりませんが赤い葉には、霜がびっしり。

 

日の出がまじかになりました。できれば羊蹄山の真後ろから陽が登る、いわゆるダイヤモンド羊蹄が撮れるかもしれません。倶知安からニセコへ急ぎます。いったん国道5号線に出て、半月湖に入る手前の信号から、廃校を利用した施設(宿&生活体験センター冒険家族)横の道道631号線に入ります。しばらく進むと、ニセコスキー場近くの、ホテル、ペンション、旅館、マンション等が立ち並ぶ区域に入ります。余談ですが、ここが日本一地価の高騰している地域です。外国人がつぎつぎと物件を立てており、建築ラッシュに沸いています。

余談はさておき、スキー場の方に上がって行き、羊蹄山の後ろから朝日が登る場所を探します。と言っているうちに頂上付近から太陽が顔を出してしまいました。

 


事前の下見失敗。道が途切れたり、マンションの陰になったり、工事現場があったり…もっともっと右、右、それ太陽を吊り上げろ!UFOキャッチャーのような画像も面白いかな?

 


高台から羊蹄山のすそ野の方を見ると…幻想的な風景が現れました。

 

ダイヤモンド羊蹄の撮影は失敗に終わりましたが、では次に紅葉撮影です。五色温泉近くの「お花畑」と呼ばれる付近に行ってみることにします。

 


秋特有の筋雲が出ています。

 


道路脇の赤くなった葉を透かしてみると…

 


お花畑と言われるエリアの道路わきを流れる小川は、水草(草名不詳)がとてもきれい。その縁には高山植物がびっしり生えている。

 


旭岳でもよく見かけるのですが、花の名前がわかりません。コケモモのような、姫シャクナゲのような…とにかく日が当たらず、5分もいると体の芯まで冷えてきます。午前8時半ですが、向かいの山に太陽が隠れ、まだ陽が射してきません。

 


五色温泉方面に降りてくると、周辺の山々は一面紅葉している。

 


さらに高台から降りると、農作業小屋の赤い屋根がとても綺麗。

 

黄葉も釣り尽くしましたので、再度393号線のメープル街道を戻ってキロロに向かうことにします。

 


羊蹄山の山頂はうっすらと雪化粧。

 


倶知安町出雲付近で見かけたビート堀の作業。一旦機械で掘り起こし作業をしますが、掘り起こしもれが結構あるらしく、手作業でビートを集めていました。

 

次は393号線メープル街道を戻って、赤井川村の雷音の滝に行ってみることにします。途中両側の山々の紅葉が目に飛び込んできます。

 


青い空と紅葉&黄葉、途中何度も車を止めて撮影。

 


赤井川の道の駅のかなり手前から右折して雷音橋に向かいます。この道は工事用の道路なのか道幅が狭くほとんどが砂利道。しばらく進むと左側の崖に色とりどりの紅葉が出てきます。岩肌&黄葉がとても美しく見えます。なお進むと、雷音橋(ライオンバシ)に出会います。

 

前方から咆えるような滝の流れの音が聞こえてきます。この咆哮がライオンの叫びに似ているところから雷音の滝となずけられたとか。橋の根元には5mほどの長さのロープが1本結ばれていて、急な崖を降りて、川から撮影できるようです。

 


滝には大きな落差はありません。それでも大きな音が聞こえるのは、狭い峡谷にあるせいなのかもしれません。もっとカメラを退いて撮影したカットもありますが、いかんせん狭い峡谷、半分は日陰です。明暗差が大きく、絵になりずらいのです。

 


周辺の枯草もよく見ると、フォトジェニック。

 

十分、白井川(赤井川村の、白井川と言います)沿いの黄葉を満喫しました。一旦この工事用と思われる砂利道から抜け出して、国道393号線のメープル街道に出て、小樽に戻ることにします。途中落合ダムとキロロ近くの黄金岩の滝にも立ち寄りましたが、これと言ったカットがありませんでした。以下の二つをあげておきます。

 


落合ダムは、ほぼ無風状態で、前回ブログで撮ったような落ち葉が渦を巻くカットは撮れませんでした。この日は数組の家族連れがカヌーを楽しんでおりました。了解を得て撮らせていただきました。

 


黄金岩の滝横のよどみで撮影したものの、今一つ納得のいかないカット、枯れ枝が多いし、川の流れが取り込めないし…再チャレンジ予定ということで切り上げました。

 

 

 

 

 

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紅葉シーズン1~Kiroroのゴンドラで

2016-10-18 06:00:00 | 日記

                            <一瞬スキーコースに陽が射した瞬間 H28.10.9>

 

今年は9月の残暑が長引いたことから、平地での紅葉は1週間程度遅れ気味だと言われています。10月に入って、一転寒い日が続いたので…どうなるか心配でした。例年10月の体育の日を含めた3連休前後に山間部で紅葉がピークを迎えます。小樽近郊の札幌国際スキー場やキロロのスキー場でも、この時期紅葉観賞のため、ゴンドラが運行されてます。隣村のキロロでも10月1日(土曜)~10日(祝)の間運転されるとのこと、新聞情報で見ました。

あいにく、このゴンドラ運行期間中は、天候が不安定で1日として晴天日がありません。ともあれ10月9日(日曜)に行ってみることにしました。当日の天気予報は曇りマーク。午前10時前に自宅を出たときには晴れ間もあり、幾分の期待も…。市内奥沢町から国道393号線(通称メープル街道)を進みます。

 


キロロスキー場方向に進むと、山はどんより厚い雲に覆われてます。、途中の樹木も今一つ紅葉が進んでいない。

 


ホテル旧「ピアノ」(現在はキロロトリビュートホテルと言う)向かいの広場では、子供のサッカー大会があるのか、大勢の保護者や関係者が集まっていました。手前4本の赤い樹は、多分エゾ山桜かと思います。

 


ホテル入り口付近の樹木はすでに赤く染まっています。この樹はカエデのようです。
 

さらに先に進んで、最奥の「マウンテンセンター」(スキー場の出入り口+レストラン棟)に進みますが、センター手前に「黄金岩の滝」があります。 ここで数枚撮影してからゴンドラに向かうことにします。なお10月15日にもこの滝に行っておりますので、詳しくは後日のブログで紹介予定です。

 


老木に絡まる蔦漆が真っ赤に染まっています。滝そのものは落差が6-7mで水量もそれほど多くはない。名前の由来は、滝から落ちる水滴が夕陽に輝いて黄金色に見えるからだという。さてセンター前の駐車場に行くと、すでに30台ほどが駐車中。

 


センター入り口わきのエゾ山桜(右手数本)とナナカマド(左1本)は真っ赤に染まっています。ナナカマドは風で葉が裏返しになって、白っぽく光ってます。

 


マウンテンセンター内は…がらんとしていて誰もいない。従業員の姿も見かけない。スキーシーズンには休むところもないほど混むんですが…。「ゴンドラ利用の方は先に進んでゴンドラ乗り場でチケットを購入してください」、との看板がありました。往復1200円との表示。

 


センターを出ると、ゴンドラとリフト(右側、停止中)が見えます。ところどころ樹木が黄色く染まっています。

 


リフト乗り場は閉鎖中。コース途中の樹木に陽が射して幻想的な光景になりました。

 

さてゴンドラ乗り場に着くと…、紅葉観賞者は誰もいない。まあじっくり鑑賞できるか。往復乗車料金1200円を払うと、+100円で、コーヒーが飲めますとのこと。つい1300円払ってしまった。コーヒーはそれほど好きではないけれど、おまけにつられて…。片道15分、全長3300m、標高1180mの朝里岳山頂へ。昔スキーをしていた頃はよくここにきて乗ったものですが…10数年ぶりかな?あいにく小雨模様で写真は撮れず。

山頂駅に着くとかなりの強風と小雨、しかも寒い。厚着をしてきたはずなのに…遠方に見える小樽港は陽が射していますが、後方の山は、霧というか雨雲で覆われ見えない。なんか最悪の状況かも。

 


う~ん、これでは山頂に上がった甲斐がない。残念。

 


しばらくレストルームで、中から周囲を見る。休業中ですが、ゴンドラ客のために開放されている。2-3人見えましたがすぐ出て行きました。

 


防寒用具を貸してくれますが、後から来た客も駅から数歩出て、すぐ戻ってきます。見るところがない、というより風と小雨で、寒いためかも。

 

 


一瞬の晴れ間、風の止んだすきに周辺を歩いてみる。山頂駅付近のダケカンバ。山頂滞在10分もせずに、下りのゴンドラに乗ることにしました。

 


下るにしたがって、視界がいい。

 


黄葉は3割程度と言うところか。

 


100円のチケットでコーヒ-を…

 

さて、時間もまだたっぷりあるし次はどこへ行こうか思案中。その折に、喫茶コーナーのテーブルで見つけたのが赤井川村の小冊子「住めばふるさと」。数ページペラペラとめくると、MAPが出てました。国道393沿いには落合ダムや雷音の滝が載っています。落合ダムを目指すことにします。ダムの管理事務所から先に10分ほど進むと広場があって、カヌー乗り場があります。

 


広場の駐車場はほぼ満車。聞くと今日と明日(10日、祝)は音楽祭が催されるという。周辺を見るとテントがいくつも張られていて、若者たちがあちこちにおります。スピーカーからは大音量の音楽が流れています。はてどのような音楽祭なのか数人に尋ねましたが、プログラムも出演バンドも不明とのこと。流れてくる音は、ロックでもポップスでもない、奇妙な宇宙を漂っているようなリズムでした。

 


美瑛の青い池に似たような立ち枯れ樹木が水の中に建っています。みれば見るほど青い池に似てますね。水がコバルトブルーではないですが、

 


渇水期なのか水位が2mほど下がっています。右奥がダムの突堤があります。

 

 


上流には枯れ葉のよどみがあります。風に吹かれて落ち葉がぐるぐる回っているのですが…三脚不携帯だったので、手持ち1/4程度が限界。

 


水量が少ないため、干上がった水たまりがあちこちにあります。

 

落合ダムは早朝または夜半に来ると幻想的な写真が撮れるのですが、なにぶん一人では危険なところ。ヒグマ出没注意の看板があち事に張られています。加えて今秋はクマの餌となるどんぐり等が極端に不作とか…

 

 

 

 

 

 

 

 

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裕次郎記念館が来年8月で閉館に…

2016-10-12 06:00:00 | 日記

                      <記念館前に建つヨットの帆をイメージしたメモリアル HDR加工済み> 

 

小樽マリーナそばに建つ「石原裕次郎記念館」が、平成29年8月末をもって閉館することが決まりました。平成3年6月にオープンした当初は年間100万人を超える入館者がありました。その後入館者数は右肩下がりで、最近は20万人前後と低迷し、加えて記念館の塩害による老朽化が進んで、対策維持が困難となったからと、記念館は説明しています。

周知のように石原裕次郎は昭和9年に神戸市に生まれ、山下汽船に努める父親の転勤に伴って3歳から9歳(昭和12~18年)までの幼年期を小樽で過ごしました。この間小樽市稲穂(国民)小学校に通学し、昭和18年父親の転勤に伴い、逗子市に転居しました。小樽で過ごした幼少期の思い入れが強かったのか、この地に記念館が建てられました。

地元小樽にいながら私自身同館を訪れたのは2回のみです。最初は平成8年に、知人が来樽した折に同館を案内したときと、今回閉館が決まったことから最後にもう一度見ようと、9月29日(木曜)に訪れてみました。なお館内は有料スペースは全面撮影禁止となっていて、僅かに正面ホールと無料スペースのみが撮影可能でした。ということで紹介できるカットも限られています。

 

☆記念館正面ホールには撮影に使われた車と等身大のパネルが…


右手奥にチケット販売窓口と有料スペースの入り口。白い車はGAZELLE、その隣はSUPER-Z(車に詳しくないので…)

 


この赤い車は「西部警察」で使われた車。スカイラインRS-1

 


壁には映画「嵐を呼ぶ男」のモノクロ写真が飾られている。奥に写っている女優はのちに結婚する北原三枝。映画のポススターは周囲に何枚も張られている。

 


正面ホール左壁に掲げられたポスター2枚。

 


正面ホール左側を進むと無料スペースがあります。撮影機材や西部警察のロケで使われた赤いスカイラインが2台あります。

 

 


西部警察のスナップ写真が飾られています。一見何のかかわりもないエイリアンが2人…Vサインをしている。実はこのエイリアン、石原プロワールドが小樽運河側に出展した「面白撮影館」の中のオブジェの一部です。詳しくは後程記述。

 


このような大型のパネルも展示されていました。

 


この無料スペースの壁には裕次郎主演の映画のポスターがずらりと並んでました。

 

☆有料スペースの中は…

写真撮影禁止区域ですので、画像は紹介できませんが…先ず代表的映画が9分ほどにまとめられた映像が観賞できます。さらに進むと、「黒部の太陽」の発破のシーンが再現されています。次いで裕次郎のヒット曲のレコードジャケット数百枚、レコード大賞受賞曲のプレートが並んでいます。さらに「栄光への5000㎞」で使用した高級車がずらりと展示されています。
さらに進むと、北原三枝との生活で使われた日常品、また裕次郎自身が使用した服飾品等が多数展示されています。

 

有料展示場を一回りした後、出口付近(2F)に小樽港マリーナが一望できる喫茶スペースがあります。名前もティーラウンジ「ハレ・コンテッサ」と裕次郎の愛艇の名前をそのまま付けております。初めて入りました。ここに喫茶コーナーがあることも今回初めて知りました。外部から階段を渡ってこの喫茶店に入れるのですが…階段に入り口には進入禁止のロープが張られている!


左側窓辺からは、小樽港がよく見えます。う~ん、雰囲気はかなりいいのですが、備品をよく見ると…椅子などかなり傷んだままとなっています。

 


全席海側なので、小樽港マリーナが一望できる。ちょっとHDRで変わった雰囲気を出しました。

 


オーダーは、裕次郎アンパンと緑茶のセットで500円。変な組み合わせ?まあ来観者が割と高齢者が多いので、こういうセットもありです。

 

平成8年に訪れた際と有料スペースの展示物は全く同じ。これでは地元の市民はリピーターにはなりませんね。しかも入館料1500円は…。よほどの裕次郎ファンでなければ訪れないかと思います。その裕次郎ファンも高齢化が進んでいるし。

2Fの喫茶店は好条件のはずですが、入館者しか利用できないとは…。喫茶店と外部の通路がつながっているので、喫茶コーナーだけの利用が可能です。しかし2Fに上がる外部の階段には、登り口にロープが張られ、「立ち入り禁止」の看板が張られている。

 

さて、先にも触れた関連施設についてみていきましょう。

 

☆石原プロワールド『西部警察』平成11年4月開業

平成11年に大型商業施設「小樽マイカル(現小樽ウイングベイ)」内に作られたミニパーク。オープン初年は46万人の観客を呼び込んだが翌年は半減。2年で閉鎖に至った。私自身入館したことはありませんが、マイカルに行った際に写真だけは撮っています。撮影日は平成11年6~11月。


オープン当初は行列ができるほどの人気ぶり。


入館口手前のフロアーにはドラマで使用した機材の数などが書かれていた。壊した車両4680台とある。


記念品売り場のスタッフ。

 

☆石原プロワールド『面白撮影館』平成24年4月開業。

小樽観光の中心である運河沿いにできた、面白い写真の撮れる施設。いわゆるトリッキーな写真が自分のカメラで取れることから結構観光客が入っていました。しかしこの施設も半年足らずの同年9月に閉鎖してしまった。


孫娘二人がETと仲良しになりました。(一部合成)


末の孫娘は素早く難を逃れたか。


ミラーボックスの中は…

この施設についてもいえることですが、展示オブジェが結構大型で場所をとること、かなり精巧でコストがかかることなどから、入れ替えが難しかったのではないかと推察できます。したがって一度入ってとってしまうと、展示物が同じですと二度目の入館は無いですね。維持費がかかり過ぎたのでしょうか。半年で撤退するとは…

撤退までにまだ期間があります、興味のある方は一度見られてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小樽商大『翔楽舞』~YOSAKOIソーラン演舞披露会

2016-10-06 06:00:00 | 祭り・イベント

                              <翔楽舞2016年テーマ「咲繋」 から>

 

先月の9月19日(日・祝日)に、小樽商科大学のYOSAKOIソーランチーム『翔楽舞』の、第7回演舞披露会がマリンホールで行われました。当日配布された資料によると、翔楽舞は『今年で創立10年目になります。振り・衣裳・曲・地方車・小道具をすべて一から学生が作り、毎年YOSAKOIソーラン祭りに参加しています。今年の祭りではケータイ投票部門で1位になりました。翔楽舞は、小樽に根付いた団体を目指し、ボランティアやイベントで演舞を披露するなど、多岐にわたって活動しています。』

翔楽舞が地元のイベント等で演舞を披露しているのは、小樽市民であれば周知のことですが、毎年この時期に、マリンホールで市民に演舞を披露しております。昨年は所用で見に行けませんでしたが、じっくり演舞を鑑賞できる機会を与えてくれるのは、市民にとってうれしいことです。さて当日はプログラムの沿って、「南中ソーラン」で始まり、2010年の「祭火」、そして過去の映像を流すなど工夫が凝らされていました。

 


翔楽舞の活動状況が、写真で紹介されていました。

 


先ずは、民謡歌手である伊藤多喜男が歌う、「TAKIOのソーラン節」をアレンジした「南中ソーラン」で始まります。
<南中ソーラン> 
稚内市立稚内南中学校の教員と生徒が考案発表した踊り。伊藤多喜男の「TAKIOのソーラン節」をアレンジしアップテンポと、訛の強い歌が特徴。
もとは昭和50年後半、稚内南中学だけでなく全国的に、授業崩壊、校内暴力、いじめ、生徒の犯罪などが吹き荒れていた時期。学校再生の土台としてできたのがこの南中ソーラン。現在では全国の小・中学校の運動会・体育祭で取り入れられている。なおTVドラマ「金八先生」でもこの踊りが披露された。

 

 


途中過去のビデオ映像も流れる。

 


影も踊る。

 


女子学生の笑顔がいいね。

 


2011年のテーマは「龍勢花火」、おたる潮祭りの花火大会をイメージした演舞。

 


法被の模様が花火をイメージしている。

 


笑顔が最高、

 


スローシャッターで流れるイメージを…

 


2014のテーマは、彩囃子(いろどりばやし)、

 


過去から現代へ受け継がれてきた小樽の活気をテーマにした演舞。

 


演舞がきちっと決まった瞬間。

 


衣裳も見事、

 


2016年のテーマは、咲繋(さきつなぐ)、花のような笑顔が、踊り子と観客が一体となるという願いが込められている。
☆(注)「咲繋」 は、「えみつなぎ」とのご指摘がありました。翔楽舞関係者からご指摘がありましたので、お詫びして訂正いたします。

 


この演舞では初めて傘や布などの小道具が使われた。

 


標題の画像

 


最終演舞は観客も交じって「よっちょれ」の演舞。

 


2016年の演舞の踊り子がそのまま「よっちょれ」に早変わり。

 


と思うや会場のあちこちに学生たちが現れました。

 


観客も拍手や音頭を取って盛り上がる。

 


翔楽舞全員がそろってお別れの挨拶。

 

あっという間の1時間20分でした。なお配布資料にはアンケートが添付されているのと同時に、学生がYOSAKOIソーランを卒業論文のテーマにしているようで、そちらのアンケートもありました。

 

 

 

 

 

 

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