紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

冬の北海道は『雪と氷の祭典』が続く~支笏湖氷濤祭りへ

2016-02-25 06:00:00 | 祭り・イベント

                                              <支笏湖ブルーの湖水をかけて作り上げた氷像が、色とりどりに輝く、ファンタジックワールド>

 

この時期真冬の北海道は、あちこちで雪&氷の祭典が行われています。札幌のホワイトイルミネーションや雪祭りを代表に、函館クリスマスファンタジー、知床オーロラファンタジー、おとふけ彩凛華、然別コタン祭り、層雲峡氷瀑祭り、ダイヤモンドダストin川湯、など数え上げればきりがありません。知床オーロラファンタジーだけは見たことがありませんが、30回続いたこの祭典も今年が最後の年とか、残念です。

さて数多い雪&氷の祭典ですが、その多くはこのブログでも取り上げていますが、今回10数年ぶりに「支笏湖氷濤祭り」に行ってきました。北海道中央バスの日帰りツアーがあって、料金も大人4000円と手ごろ、自分で運転していくよりも楽なので、2月18日に撮影に行ってきました。当日午後3時10分に札幌駅を出発、現地には薄暮の5時に到着。1時間30分の滞在でしたが、時間は十分余裕がありました。

 

先ずは、会場入り口にある案内板を確認します。 氷のゲートを抜けると、ブルータワーがお出迎えです。

広場の中央には巨大な氷柱が何本も起立し、色とりどりにライトアップされている。まだ空は明るい。

氷濤祭りの会場に入って最初に目につくのが、この氷のすだれ(シャンデリア)。

誰もがこの美しさに、カメラを向けます。

さて次はどこに行こうか。それほど広くないエリアなので、特段順路はありません。この日は木曜日の平日でしたので混んではいませんでした。

次は『苔の洞門』を模した通路に入り込みました。緑色のLEDを使っていますが、壁面には松の木が用いられ、この樹の枝に湖水をかけて作り上げられました。

天井からぶら下がるツララに肝をつぶします。ついつい尖ったツララが落ちてきたら…なんて考えちゃいます。このトンネルを抜けると、青い通路に出ます。

壁面には美味しそうなシャケの冷凍が…北海道で採れる魚が展示されています。この青いトンネルを抜けると、高い氷壁に囲まれた円形の部屋に出ます。

高さ5-6mもあるでしょうか。

早く撮って!う~ん、氷壁の上に出ている三日月も入れようとするんだけれど…

円形ルームから出ると…まだ西の空は多少明るい。

ここでは氷柱をバックに、実行委員会の方が、無料で記念写真を撮っておりました。私も彼女たちに断って数枚パチリ。フラッシュで明るくなった画像もありますが…、掲載は控えました。

もう少し奥に進むとこの氷像の上に出る階段があって…

階段の上部の高いところから会場を見渡すと…こういう塩梅です。さらに進んで行くと、螺旋階段で下の方に行きます。

螺旋階段を下りてゆくと、円形のホールに出ます。壁面には写真が飾られていて、一瞬フォトギャラリーと勘違いしました。

壁面の写真は写真のようにもイラストのようにも見えました。写真の右上に、このホール製作協力企業名が書かれていました。このホールを出ると、氷のリンクのような子供の遊び場がありました。

手前の少し高いところから全身滑降出来ます。あくまでも子供の遊び場です。

色とりどりな氷像をスマホで撮影する人が多い、今やカメラで撮る人よりもスマホ派が多くなっているかもしれません。

 

広場の中央には氷の滑り台があって、大人も子供も楽しめます。この二人は自撮り棒を構えながら滑り降りてきました。滑り台は大小3基あって、大人だって楽しめるんです。

滑り台を楽しむ家族連れでした。

 

小1時間ほどで氷のオブジェはすべて撮り尽くしました。土日にこの会場で花火大会があると、もっと混むのでしょうが、トイレも、売店も休息所もスムーズに利用できました。帰りのバス発車は6時30分ですが、十分ゆとりのあるツアーでした。

 

なお、北海道内で行われている『雪と氷の祭典』について、何か所か画像をアップしておきます。詳しくは各松実行委員会のHPを参照してください。

 

☆十勝管内音更町のおとふけ十勝川白鳥祭り『彩凛華(サイリンカ)』 

期間:2016.1.23~2.28  「光と音のファンタジーショウ」と言う名の通り、音楽に合わせ光が七色に変化・点滅を繰り返す。

 

☆十勝管内鹿追町の然別湖コタン祭り

期間:2016.1.28~3.21 湖上に氷のハウスを造り、様々なイベントを行う。画像はアイスバーの様子を2Fから撮影したもの。

 2013.3.29付当ブログ「道東厳冬の撮影ツアー~その3」

 

☆函館クリスマスファンタジー

期間:2015.1128~12.25  メイン会場は函館ベイエリアの金森倉庫群付近です。巨大ツリーの頭頂部が右側のビルの向こうに少しだけ見えます。この時期函館山の麓の教会群も、ライトアップされていて、山頂からの眺めが抜群です。

次回のブログ(3月2日)は、札幌雪祭りのその2を予定しています。 

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雪と氷の祭典・さっぽろ雪祭り~その1

2016-02-19 06:00:00 | 祭り・イベント

               <7丁目会場 大雪像・マカオ聖ポール天主堂跡に投影されたプロジェクションマッピング>

 

さっぽろ雪祭りは、2月5日(金曜)から11日(木曜、祝日)までの7日間行われました(つどーむ会場は18日まで)。メインの大通会場をはじめ、東区のつどーむ会場とすすきのアイスワ-ルド会場の3か所です。11日までの大通とつどーむ会場の来場者数は、2010年に次いで過去二番目に多い242万人に達しました。これはたまたま中華圏の旧正月『春節』と重なったことが大きな要因と言うことです。

2月7日(日曜)と最終日の11日に撮影に行ってきました。メインの大通会場には大雪像5基、大氷像2基が並び、4丁目会場の大雪像『進撃の巨人』、8丁目会場の雪像『3月26日開業!北海道新幹線(プロジェクションマッピング)」が目玉です。詳細は画像ともどもアップしますが、すすきの会場の『氷の世界』、そして雪祭りに合わせて行われた北3条広場赤レンガテラスでの『雪テラス』も合わせ、2回に分けてご紹介します。

先ずは西1丁目から12丁目までの雪像・氷像の配置及び案内図。プロジェクションマッピングは西2丁目会場の中雪像「サラブレッド&北海道新幹線」、7丁目会場の大雪像「マカオ聖ポール天主堂跡」そして8丁目会場の大雪像「2016.3.26開業!北海道新幹線」の3か所で行われています。

 

<西1丁目会場 北海道食の広場> 

当日は一時的に猛烈な雪が降り、展示商品が雪がかぶって…タラバガニのスープ、ザンギ、ロングサイズのポテトチップなど北海道の食べ物が売られています。雪に埋もれて見分けがつかない。

同じく1丁目広場は、ホワイとイルミネーションで使われた「Love Tree」の周辺にスケートリンクが作られ子供たちが滑っていました。

 

<西2丁目会場 道新氷の広場『いよいよ開業!北海道新幹線』> 

北海道新聞社の氷の広場で、北海道新幹線の大氷像が一番手前にあるのですが…透けてしまって分かりづらいですね。

この氷像の前で、長崎県西海市のPRがなされ、特産のミカンが配られていました。ハルカと言う品種のミカンで、皮が黄色で、中味は水分が少なくサクサクです。オレンジ色のミカンとは見た目も風味も違っています。西海市のブースで3個(300円)ほど購入しましたが、自宅で食べたところとても甘く美味しく、かつ手が汚れない。11日に訪れたときには完売後でした。残念。

中雪像「サラブレッド&新幹線、北海道を駆け抜けろ!」のプロジェクションマッピング。画面右に新幹線のレリーフがあります。

 

<西3丁目会場 白い恋人PARK AIRジャンプ台>

石屋製菓白い恋人のジャンプ台で、フリースタイルのスキー・ボード大会が開かれていました。会場は大混雑で、じっくり撮影ができませんでした。

 

<西4丁目会場 STV広場『進撃の巨人、サッポロ襲来』>

ここの大雪像は、ダンプ約2000台分の雪を運んできて作られたそうです。物語は少年ジャンプに掲載されたアニメですが、映画化もされていて、その一部をDVDで見たことがあります。

会場放送(解説+音楽)に合わせ、カラフルに色が変わり、巨人の目が点滅します。

 

<西5丁目広場 毎日新聞氷の広場『台湾 Qeen's Headと平渓派出所』>

氷像左のQeen's Head台北市近郊の野柳地質公園にある奇岩の一つで、女王の頭に似ていることから名づけられたといいます。

<参考 Qeen's Head 野柳地質公園 H20年撮影>

中央がQeen's Headと呼ばれる奇岩。野柳にはこのほかいろいろ奇岩奇石があります。すべて砂岩ですので、長年の風、波などの浸食で出来ました。なので将来的にはこれらの姿が消え去ることも…

 

<西7丁目広場 HBCマカオ広場『聖ポール天主堂跡、プロジェクションマッピング』>

1640年に建設された聖マリア教会ですが、1835年に焼失、現在は石造りの正面のみが残されている。

次々と変化する画像に圧倒されるばかり…

 

<西8丁目会場 雪のHTB広場『2016.3.26開業!北海道新幹線、プロジェクションマッピング』>

新幹線をかたどった大雪像をバックに、過去から現在までの列車等が投影されます。画像は新幹線が海底トンネルを通過するシーンです。

1968年頃の赤電が走ります。

最高時速316㎞で走る北海道新幹線。雪像は新幹線先頭車両と同じ長さとか…

 

<西10丁目会場 UHBファミリーランド『ドラゴンボール大雪像』>

ハワイから来たというTシャツ姿の外人さん、重装備の彼女の前で「寒くないよ!」といきがってました。

 

< 雪祭り大通会場 余話>

大通会場は西12丁目まで続きますが一部は第2回目にアップすることとして、1回目の最後に、大通会場で見かけた余話を取り上げます。

シシカバブを売っているブースで、変なトルコの若者が…、「頭の上どうしたの?」と聞くと…

「ちょんまげ」のつもりらしい…結い方が、何かおかしいね。でも本人はいたって「侍」気分満々。

西2丁目会場の札幌競馬のブースでいただいたパンフレットとおみくじ。なんとおみくじが…英語に、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語で解説されている。ついにおみくじまで外国語になってしまったか、それだけ外国人が来日していることですね。

ちょんまげと外国語のおみくじ…う~ん、まぁ~いいんじゃない、

 

 

 

 

 

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久しぶりに勝納臨海公園へ

2016-02-13 06:00:00 | 街中ウォッチング

           勝納臨海公園から見た夜明け前のフェリーターミナル 撮影は冬ではありませんが、とても美しい           

 

毎朝午前中にイヌを30分ほど散歩させるのが日課になっています。元来歩くのは苦手なのですが、家の中の床暖の上でうたた寝していると、トドみたいで掃除の邪魔だと家内に言われるし、医者からは散歩でもして体重を減らせと言われるし…やむなくイヌの散歩係を引き受けることになりました。

普段は自宅を出て、メルヘン交差点から入船ガード下へ、そこから双葉高校横の小路を登って、量徳橋陸橋に出ます。海側に向かい住吉町三本木坂のてっぺんからメルヘン交差点方向におります。約1㎞ほどの距離をイヌのペースに合わせて30分ほどです。イヌのやつは電柱や角ごとに立ち止り、匂いをクンクン…まぁ散歩と言ってもダイエットには程遠いのが現状です。

今日は天気がいいし、いつものコースではなく、夏場よく散歩に行っていた勝納臨海公園に向かうことにします。冬は公園内は積雪で歩けないほど積もりますので、滅多に行くことがないのですが、今年は雪が少ないようですし、何か目新しいことでもないかと、イヌと一緒に行ってみました。勝納川河口は、市の排雪指定場所にもなっていて、ひっきりなしに雪を積んだダンプカーが行き交います。

先ずはメルヘン交差点、1週間前に排雪されたため、道路脇の雪は殆どありません。右に進んで臨港線の信号を渡ります。

 

次々と大型ダンプカーが雪を捨てて行きます。それを重機で河口の水とかきまぜ、溶かしていきます。例年だと捨てた雪がうずたかく積もるんですが…ちなみに数年前の画像を見ると(以下、下の画像)…

 

河口の縁ぎりぎりに各ダンプは雪をおいて行きます。それを河口中央へロータリー車で跳ね飛ばします。こういう日が何日も続くと…

河口に小高い山が出来ます。

飛ばし切れなくなると、小高い山に重機が登り、山頂を広くしていきます。崩れる危険がないのだろうかと心配になりますが…

大きくなった雪山を重機で削り、溶かしていきます。

 

このまま河口から排雪が流れ出すと、海水が汚染されるので、一応流れ出さないように囲いがされています。

ブイがいくつも並べられ雪隗が海に流れ出さないようになっています。

溶かされた排雪は河口付近で、波に揺れ、数日間もすると、蓮葉氷となります。

カラーにすると排雪された雪の汚れが目立つので、モノクロにしました。時としてこの蓮葉氷は、アートに変化します。

自然にできた蓮葉氷…ならば綺麗なのですが、小樽ではまず自然に蓮葉氷ができることがありません。毎年できる釧路川と違って水温が高いからです。

この様に板氷になると…

板氷の周辺に薄い氷が流れて美しい絵になりました。

 

さて公園内はどうでしょうか。数人が足を踏み入れたようで、かすかに足跡が見えます。

中央奥に見えるのはフェリーターミナルです。雪の中を歩いて進んでみます。

喜んでいるのはイヌだけです。

 

数年前の画像ですが、広場には大正、昭和にかけて使われた大きな鉄鋼製のブイがあります。かつて岸壁が整備されていない時代、沖合にブイを浮かべ(鎖で海底に固定)、これに大型船を係留しました。沖合で荷卸しされた貨物が、艀に積まれ、その艀が小樽運河に係留されて、貨物が倉庫に保管されたのです。ですから今でも、運河周辺には石造りの倉庫が多く残っているのです。 

数年前までは、左向こう側に見える岸壁(中央埠頭)にロシア船がひしめいていました。中古車や中古タイヤがここからロシア極東部に輸出されていたからです。その輸出もロシアの国内法の改正(平成20年頃)でぱったり止まり、今ではロシア船が係留されている姿を目にすることが無くなりました。

平成20年ころ、それほど大きくない貨物船に、はみ出さんばかりに中古車が積み込まれます。最後尾の船は日本船籍のようで、中古車積み込みとは関係ないようです。

 

さて臨海公園で撮影中も天気はめまぐるしく変わり、青空が出たり雪雲に覆われたりしています。そん中一瞬陽が射したときに撮ったのがこれです。

どおってことないカットですが…

 

次回は、2月5日~11日まで開催されていた札幌雪祭りとすすきの氷の世界を、2回に分けて掲載を予定しています。

 

 

 

 

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冬の北大構内を散策

2016-02-07 06:00:00 | 写真

                <ボケが多くて何が何だか分からん?、…そうです、なんせ撮った本人も半ぼけですから…>

 

1月16日(土曜)札幌に出る用事があったので、ついでにカメラ持参であちこち撮影をすることにしました。当日は幸い好天に恵まれました。まず最初は北海道大学の構内の雪景色を撮ることです。春や秋口の撮影には何度も行っていますが雪景色の撮影は平成16年1月にポプラ並木を撮ったのが最後でした。

次いで札幌の市電の撮影です。平成27年12月20日(日曜)に、「西4丁目」と「すすきの」間約400mが線路がつながりループ化しました。新型の低床車両が導入されたとの報道があり、この撮影もする予定です。3番目は、札幌パークホテル主催のフォトコンテストの作品を返してもらうついでに、夜の中島公園を撮影することです。

 

 

小樽~札幌間の高速バスで北大13条門近くで下車し、北大構内に入ります。土曜日で学校は休みでしょうが、それにしても構内は学生数が少ない。 あちこちに腕章をした学生がちらほら。聞くと、今日明日はセンター試験があって、受験会場となっている講義棟の近くは、部外者立ち入り禁止とのこと。なるほど、センター試験の日であったのか。

昼近くいつもの学生食堂に入ってみると、今日明日は一部の学食を除いてすべて休業でした。大学生協は営業してますが、弁当類は売り切れ、サンドイッチが数個残っているだけでした。サンドイッチを買って、食堂に入るとガラ~ンとしていました。

昼時は座る場所の確保が難しいほど混むのに、この日は誰もいない。(この日、食事での立ち入りはOKでした)

通りに出ても、学生はとんど見かけず、周囲は真っ白で被写体がない…、ということでポプラ並木の方に行ってみることにします。

空は真っ青で、三日月が出ていました。

校舎のガラス窓に対面の建物が映り込んで面白い形になってました。

斜光で金色に輝いた校舎が映り込んでいたのです。

さらに進んでゆくと、ポプラ並木の近くにあるカーブミラーに建物が映り込んでいます。

奥に柵が見えますが、そこから先は立ち入り禁止です。ポプラ並木も老齢化が進んで倒壊の危険性があるためです。

近くの看板には、平成16年9月8日の台風で、このポプラ並木を始め構内の木々が多数倒壊の被害に遭ったこと書かれています。 当時54本のポプラは、19本が倒壊、8本が傾斜倒壊の危険あり、24本が正常であったとのことです。

<下の画像は平成9年10月に撮影したポプラ並木>

周辺も現在とはかなり違っています。 当時は車での通り抜けも可能でした。今はゲートにチェーンが張られています。

ポプラ並木の入り口横には、かつて5000円札の肖像に使われた新渡戸稲造の碑があります。敷地にはクロユリが植えられ、オオウバユリの枯れた実があちこちにありました。この枯れた花は…なんの花でしょうかね、

やはり気になりますね、冬の花その2、

 

やはり冬は被写体が少ないので、次の札幌市電の撮影に行きます。地下鉄札幌駅から南北線に乗って大通駅で降ります。少し南に進むと市電の西4丁目駅に着きます。ループ化によって通行が多少複雑になったためか、市電の停車場付近には交通整理の係員がたくさんいて、乗降客の案内・整理をしていました。とりあえず、新型車両の低床車が来るのを待ちます。30分に1本ほどの割合のようです。その間次々と在来型電車が過ぎて行きます。

在来型の緑色の市電、一部にラッピング電車もあります。

これが新型低床車両 、う~ん思っていたよりもスリムな感じがします。横幅に制限があれば当然スリムになりますね。低床車両の市電が走っている富山市の市電は、もう少し横幅があったような…

乗り込むと、乗客で満杯状態。後方に移動してカメラを構えるも…狭くて身動きが取れない。よくよく内部を見ると、中央に乗車口が、運転席横に降車口があります。車両は1個半になっている。1両+後方に半分連結した状態。

とにかく狭い、窮屈と言った感じです。従来型の市電ではそう感じなかったのですが…、混んでいては社内・窓の外ともに撮影は不可能です。ということで途中で折り返して再び西4丁目駅に戻ってきました。

降りると目の前に、ホワイトイルミネーション南1条会場が見えます。余り華やかではないので…

アートフィルターの一つ「油彩風」+センターフォーカスフィルターを使ってみました。車のテールランプが、イルミネーションよりも、俄然存在感が出てきました。

 

再度地下鉄南北線に乗って大通りから中島公園駅に出ます。公園内を撮影と思いきや、寒くて億劫になってきました。遊歩道に沿って街路灯が建って周囲を照らしていますが、特段絵になるような…ん?あった!

公園内の日本庭園方向に進むと、ノボホテルの近くに出ます。ホテルの前広場にイルミネーションがありました。単色ですが、十字や六角形の雪の結晶の様なオーナメントが、おいでおいでをしています。そこでグィ~と近寄って…

ん?何か似ているって?考え過ぎです。9角形の雪の結晶かも…

 

最後にお口直しにとびっきりのシャネルの美女を紹介します。

知り合いではありませんので念のため、札幌駅そごうデパートの広告でした。

なお、標題にあげた丸ボケ写真は中島公園入口から札幌駅方面を見たものです。

 

 

 

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今年の冬は暖冬・小雪のはずが…

2016-02-01 06:00:00 | 街中ウォッチング

            <メルヘン交差点 猛烈な吹雪に見舞われWhite Out状態 撮影は昨年の1月25日ですが、今年は…>

 

当初の長期天気予報では、今年の冬は、暖冬で小雪という予報が出ていたように記憶していますが…。確かに年末近くになっても雪が降らず、降っても暖気で溶けて、近年にない楽な冬になりそうだと思っていました。暖冬に加え、原油の値下がりで、暖房費がかなり節約できると思っておりました。

1月7日の住吉神社のどんど焼きの日、数日間の暖気・小雨で国道には雪がないし、道路縁に雪の壁もありません。例年ですと、歩道と車道の間に1.5~2mほどの高い雪の壁が出来ています。

暖かい日が続いたせいか、神社斜め向かいの阿久津病院の壁の植え込みに花が咲いていました。バラ?まさか冬に咲くとは思えないし…

現に正月が明けても、小雨の降る日があって、こういう現象は記憶にないことでした。このまま冬シーズンが終われば…我が家にとってはよいことづくめ。雪かきはせずに済むし、屋根の雪庇(注)降ろしもせずに済むし、暖房費が前年比30-40%節約できるし…

(注)屋根は雪おろし不要の平屋根(V字型の無落雪屋根)、屋内の熱で屋根に積もった雪が解け、中央のドレインを通して下水道に流れるシステム。現在はほとんどの家屋がこの方式です。ただ我が家の場合、道路に面して北向きなので、どうしても雪庇が出来ます。観光客が通る道路なので、コーンポールで「落雪注意」を呼びかけていますが、漢字の読める国の方ばかりではありません。なので雪庇が大きくなる前に業者に雪下ろしを依頼します。1回あたり5000円ほど、年数回依頼します。

 

さてさて、そうは問屋が卸さないのが自然現象。1月も中旬に入ると、俄然冬が本気を出して大雪を降らせてきました。う~ん、冬のやつ、帳尻合わせにきやがったか。1月24-25日には、今季一番の寒気が襲来、東北関東以西が猛烈な雪に見舞われました。奄美大島では観測史上115年ぶりに、沖縄では史上初めて雪が観測されたといいます。各地も同様でテレビ等のニュースでは、盛んに観測史上云々と報道されています。

我が家の前の道路も、今まで2車線楽々走れたのが、いまは交互通行になってしまいました。

画像は三本木急坂からメルヘン交差点方向を見ています。交通標識も雪の壁で見えません。歩道と道路の間には幅1~2m、高さ2mほどの雪の壁が出来ました。歩道も民家の途切れた部分(駐車場や倉庫など)では雪掻きされておらず、通る人も車道を歩かざるを得ません。画像は三本木坂上からメルヘン交差点方面を見ています。

坂の下から(メルヘン広場)から坂の上方向(坂の頂上から50mほど右にJR南小樽駅がある)を見ると…老人が車と雪の壁を避けながら上がって行く。

 

さて、イヌの散歩道に沿って近くを歩いてみます。

元印刷屋さんでしたが今は車庫としてしか使われていません。大きく雪がせり出して、落下は時間の問題。

マンションの駐車場に止められた車。敷地にはヒーティングが入っているので積もってはいません。

天気が良くて、風の強い日にはこんな現象が見られます。屋根(屋上)に積もった湿気の少ない雪が、雪煙となって舞い上がります。

こちらの3Fの民家の屋根でも雪煙が舞い上がってますが…注意してみると、雪煙に屋根に上る手すりの影が映っています。南から北に向けて吹く風が雪煙を舞いあがらせ、その雪煙に手すりの影が映ったのです。

雪掻き七つ道具。ジョンバ(グリーン、紫、青の道具)にスコップ、そしてスノーダンプ(手前の赤)です。

JR南駅に咲いた雪桜。エゾ山桜が雪を羽織って、見えを切っているようにも見える。

<5月中旬ころには、下のようにエゾ山桜が満開になります>

 

寒暖を繰り返すと、ツララがどんどん大きくなります。

久しぶりの冬晴れの日には遠く石狩湾を挟んで、暑寒別岳が望めます。

 

さて最後にメルヘン交差点広場を見てみましょう。

大雪の降った翌日は交差点内を何台も、何台も雪を積んだ大型トラックが海側(右手)へ走って行きます。100m程先の勝納川河口が雪捨て場になっています。

カラフルな傘の行列です。アジア系の外国人です。最近はタイからの観光客が急増しています。

ルタオの塔の前では「こんなポーズでいいかしら」と記念写真を撮っています。

雪の日だってソフトクリームは美味しいよ。それにしても目立つサングラス。

 

雪が積もったことから外に出ても、一時ほどの寒さは無くなりました。内地の方は不思議に思われるでしょうが、雪が少なく地面が出ていると、放射冷却で地熱が奪われ逆に寒くなります。まぁ、寒冷前線が降りてきた場合は別ですが…いずれにしても、冬眠の季節到来、床暖の上でネコと一緒に転がっているのが一番かも…極楽、極楽!

 

 

 

 

 

 

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