紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

多くの方々に訪問いただき…

2013-08-31 06:00:00 | 日記
Gooスタッフによって、当ブログ「夜空に咲く大輪の花」がおすすめブログとして推奨されたために、訪問者数がうなぎ上りで増えました。うれしい悲鳴を上げております。それにしてもGooブログおすすめ欄に小さく「普通に撮っても面白くない!花火をアートに撮る方法」と載っただけなのに、その反響の大きさに今更ながら驚いております。改めて、取り上げてくださったGooスタッフの方々並びに訪問して下さった皆様にお礼申し上げます。

またこの間に小生の拙いブログに、読者登録してくださった皆様にもお礼申し上げます。本来であれば、個別に訪問してお礼を述べるところでございますが、この場を借りてお礼並びに皆様方のブログの感想等を(登録順に)を述べさせていただきました。この1週間読者登録してくださった皆さんのブログを、10篇ほどさかのぼって、じっくり拝読させていただきました。最後に私自身のプロフィール欄記載以外の事項についても若干紹介しておきました。


☆ 00170227さん 写真師の「新カメラ日記」
石川県にお住まいで、HPも運営されておられ、プロの写真家さんとお見受けいたしました。小生の拙いブログに読者登録され、かえって赤面のいたりです。10回分ほど拝見させていただきましたが、ブログ毎日更新されており、大変ではないでしょうか、しかも素晴らしい画像のオンパレード。勉強になります。8月29日の「金色に光る猫じゃらし」身近な素材を見事アートの世界にしてしまう、見習いたいと思います。

☆ ladybug2574さん 天道虫の独り言
ブログを始められて日が浅いようですが、読んでいてブログのベテランかなと勘違いしました。身近な日常の出来事を深く掘り下げて分析されており、私自身見習うべき点が多いと感じました。交通事故にあわれたようですが、お体大丈夫だったのでしょうか。町内会の祭政一致の話はおもしろいですね。私の住んでいる地域では人間関係が薄く、そういう因習がいまだに残っているとは夢にも思いませんでした。そういえば昔小説で読んだような…気もします。

☆  49202811さん きいて!きいて!…トムG独り言…
ご夫婦で果樹園を営まれているんですね。結構な重労働のようですが、夏風邪完治されたのでしょうか。私も8月末で70歳となり、国保の自己負担が1割となりますが、3か月ごとに市立病院で降圧剤をもらっています。医者は漬物を食べなければ服用は無用と言いますが、漬物のない飯なんて考えられない。というわけで1錠を半分に割って飲んでいます。漬物バリバリ食べて…

☆  sa012345さん 青ちゃんブログ
名古屋ど真ん中祭りや大型クルーズ船の記事が出ており、つい目が惹きつけられました。ど真ん中祭りでは、北海道大学のチームが、演舞後半で赤ふんで踊り出すシーンがあったようですが、札幌のYOSAKOIソーラン祭りでは名物踊りなんです。白神山地に行かれたんですね、かつて青森に勤務したことがありましたが、岩木山の文字を見て、当時が懐かしく思い出されました。

☆  hiroko_happydayさん gooブログはじめました!
プロフィール欄の都道府県欄に北米とあったので、あれ?と思っていました。よく読み進んで行くと、カリフォルニア州に住んで居られるんですね。外国に住むって素敵なことのようにも思いますが、風習が異なる中で苦労も多いのではないでしょうか。それにしても外国も日本も同時にブログが読めるなんて、そんな時代なんですね。

☆  teruyoshi338さん  gooブログはじめました!
大手大企業を退社され車両販売の自営業をされておられるんですね。その間の決断は大変勇気のいったことでしょうね。転職の経験のない私には計り切れない勇気と決断があったことと思います。事業の成功をお祈りしております。

☆  moukozakura_1945さん 日々の思い
小学校時代を中国張家口で過ごしたと書いてありましたが、戦後引き上げに際しては大変なご苦労をされたんですね。今は青森市にお住いのようですが、私も勤務の関係で、平成4~6年までの3年間単身赴任をしていました。7月に入ると、ねぶたの準備一色、心うきうきしたことを覚えています。県内もよく歩きました。田舎館村の田んぼアート素敵ですね。伊奈かっぺいの放送をよく聞きました。腹の底から大笑いしたものです。これからも青森の話を聞かせてください。

☆  hiro4093さん もう困らない!初めての子犬のしつけと飼い方
ブログを拝見していて、イヌネコについて凄く詳しいのでびっくりしました。我が家にも老描2匹、犬が1匹おります。最初のしつけが大事ということ、よくわかります。我が家では犬の散歩当番が私、その他は家内と役割分担しています。どうも家内のほうが甘やかすせいか、食事時でも家内の傍で、人間の食べ物を欲しがります。ブログの記事を参考にさせていただきます。


<紅露のプロフィール等>
☆ブログのタイトル(紅露の写真日誌)通り、本名を使っております。珍しい苗字とよく言われますが、3代前の祖父の除籍謄本によれば、阿波郡桑野町(現四国の阿南市)が出身地のようです。明治の折に北海道に一族数名が移住したと聞いております。四国には紅露姓が多いようです。

☆私の出身地は道内の滝川市の隣町雨竜町です。冬は-20~30度以下になる極寒の地です。もう少し北には、-41度を記録した幌加内町母子里がありますが…。雨竜の隣町は、奈良県十津川郷の移住者が多い新十津川町があります。1991年に斉藤由紀主演でNHKドラマ「新十津川物語」が放映されましたので記憶のある方も多いのではないでしょうか。


昭和32、3年ころ中学生の頃です。右が小生。オヤジに買ってもらった小西六製(のちのコニカ)のkoniletteで撮影。

☆現在は、運河やガラスで有名な小樽市内に住んでおります。オルゴール堂や北一硝子は我が家から50-60mのところにあります。

☆昭和41年に商大を卒業し、政府系金融機関に就職しました。本店調査部、函館、横浜、小樽、青森、釧路、札幌北、八王子、札幌の各支店を経て、平成17年に再雇用を含めて定年退職いたしました。

☆札幌北支店勤務(平成9-12年)の折に、北海道新聞小樽支社の写真講座を3年間受講し、写真の基礎を学びました。それ以前から趣味でカメラをいじってましたが、家内から「あなたの写真には他人を感動させるものがない」と酷評され、それではと基礎から学んだ次第です。

☆受講し始めて3年目に、講師の先生に勧められて、小樽市展に初応募したところ、最高賞の推薦を得ました(下の写真)。家内いわく「これは偶然の産物、娘と猫に感謝しなさい」と。


初応募で推薦となった写真。小5の娘がエレクトーンを弾いているところを撮影しようとカメラを持って2Fに上がると、ネコも一緒について来ました。2Fの部屋の戸を開けた瞬間、ネコはエレクトーンに飛び乗り、さらに雛壇へ駆け上がりました。娘が雛壇を壊されると思い、怒り心頭、そこをパチリ。ネコは誇らしげにニャ~。

☆自分でも100%ラッキーな瞬間に出会えただけと、家内の言葉に納得。しかし翌月の北海道写真協会小樽支部コンテストにも続けて推薦、さらに観光協会のコンテストに準特選と、3件続いてはラッキーとばかりも言ってられない。やはり基礎から受けた甲斐があったのかと納得。

☆その後各種の写真コンテスト、フォトコンにも入選し、メインで使っている一眼レフカメラEOS40D、ミラーレスのOLYMPUS PEN E-P1他コンデジ数台も賞品としてGET。その他宿泊券多数。すっかりフォトコンマニアとなってしまいました。

☆ということで、写真撮影が趣味というより、フォトコン応募が趣味と言った方が早いかもしれません。長々と自己紹介させていただきましたが、今後ともよろしくご指導願います。ブログの感想、アドバイス等気軽にコメント欄に書き込んでいただければ嬉しく思います。



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運河に響け~真夏のサウンドエナジー

2013-08-27 06:00:00 | 祭り・イベント
                                    ☆☆ ちびっこロックンローラーが舞う、今年は北運河が熱い ☆☆


観光客が集中する小樽運河浅草橋(南運河)から、約1㎞ほど手宮よりの北運河公園(正式呼称は運河公園)が会場です。ここは小樽運河の北の端で、歴史的建造物「旧日本郵船小樽支店」があります。明治39年の建造で、同年11月にはポーツマス条約に基づく日露樺太国境画定会議がここで行われました。周囲には石造りの倉庫群が立ち並び、この公園には野口雨情の詩で有名となった「赤い靴」の少女の銅像もあります。しかし周辺が工場・問屋街ということもあって、浅草橋の運河ほどのにぎわいはありません。

この北運河界隈には、旧都小樽を忍ばせる面影が数多く残っており、北運河界隈の活性化を図ることを目的に、昨年試験的に「真夏の北運河サウンドエナジー」(主催は「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」)が開催されました。今年は2回目となります。北運河を目の前に、そして国の重要文化財である旧日本郵船をバックに、70-80年代のロックやフォークが8月17-18日の土日二日間響きわたりました。あいにく不安定な天候で、演奏中も雨が降ったり、晴れ間が出たりと目まぐるしく変わりました。


浅草橋オールディーズナイト実行委員会公式HPから

この17-18日は、小樽市内でも各種イベントがあり、写真撮影に行けたのは18日(日曜)午後3時~6時の3時間だけでした。当日11番目に始まるHiro氏率いる「RAD MACK」の演奏を撮るのが主目的です。Hiro氏とは、一昨年の浅草橋オールディーズの熱演を撮影したことで、Facebook友となりました。


18日(日曜)出演メンバー(18組の一部抜粋)「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」HPからで
 ⑤ 14:00-14:20 蝦夷FUNK! FUNK 札幌 初出演
 ⑥ 14:30-14:50 LongBoys オールディーズ、洋楽ポップス 石狩 初出演
  ⑦ 15:00-15:20 Age-Old-Stars ロック・ポップス 恵庭 初出演
 ⑧ 15:30-15:50 だっちーず Jポップ 苫小牧 初出演
 ⑨ 16:00-16:20 B.N.P(Brand-NewPops) ポップス全般  札幌 初出演
 ⑩ 16:30-16:50 Mr.EKB ミスチルコピー 札幌 初出演
 ⑪ 17:00-17:20 RADMACK Rock&Roll 札幌 2年連続2回目
 ⑫ 17:30-17:50 No FuseBreakers Jロック 小樽 2年連続2回目


クラフト工芸店も数店出店していましたが、あいにくの天候で人出も今一つ。


ぐづついた天気に、関係者相当やきもきされたことでしょう。



噴水前の特設ステージでは「だっちーず」がJポップを演奏中。


倉庫群をバックに歌声が響き渡る。


演奏者とともに観客も両手を振ってリズムを取る。


一番手前でビールをちびりちびり飲んでいた老人が、真っ赤な顔をして、急に立ち上がって…トイレかなと思っていると、体でリズムを取り出しました。きっと彼には思い出の曲なんでしょうね、拍手を送りたくなりました。どんな思い出だったのかな…


次は女性ボーカル二人を含めたバンドB.N.P(Brand-NewPops)


ステージ前のダンスエリアに人が集まりだしました。


時折気まぐれな空から大粒の雨も降ってきます。ニャンこのビニールシートよりも、空になったカップのほうが気になります。まさか一人で…ではないでしょうね。


次のバンドは、Mr.EKB、ミスターチルドレンのコピーバンドと紹介がありました。メンバー全員中央バスの関係者だそうです。


雨が一時激しくなってステージ上にビニールのテントがかけられました。


11番目が、Hiro氏率いるバンドRAD MACKです。1曲目の演奏が始まりました。全員黒の革ジャン姿は、7月12日(金曜)-15日(日曜)に行われた浅草橋オールディーズナイトの時と同じです。あれれ、リーダーのHiro氏が出てこないと思っていると、2曲目の始まりと同時に、白いスーツ姿で登場。


「うん、雨は降っていないな」と雨除けテントの外側の立って歌い始めました。


ぎっくり腰が完治していないというも、いつものエネルギッシュなロックンローラーの動き。


ベースとサブボーカルも熱唱。


Hiro氏の「次の曲からは前に出てきて踊ってください」との一声で、老いも若きも続々前列で足腰を振って…リズムを撮る。


リードギターがはずむ。ノリノリの中年オヤジが間の手を入れる。


小さなロックンローラーが、大人顔負けのリズムの取りよう。


Hiro氏の熱演。腰痛を抱えながらの熱演、お疲れ様でした。


最後にHiro氏ご家族とその友人たちにご挨拶。手前が奥様かな?中央黒い帽子がFacebookで時折お見かけするミュージシャンの夢村氏。皆さんお疲れ様でした。
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ブログがGooスタッフに紹介されました

2013-08-25 06:00:00 | 日記


8月18日付当ブログで公開した「夜空に咲く大輪の花」が、Gooブログのスタッフの目に留まり、過日Twitter及び「Gooブログおすすめ」欄でで紹介されました。その直後から当ブログへの訪問者数、閲覧ページ数がうなぎ上りとなり、驚いています。普段は、ブログ公開直後の日で、訪問者数が250~280人前後、閲覧ページ数500~700が普通でしたが、ここ数日は550人前後、2500頁数、ブログランキングも上昇し、今まではよくて2500位(約192万ブログ中)程度でしたが、1000位を切るほどに。Gooのブログを利用している方すべての1面のGooからの「お知らせ欄」に「普通に撮っても面白くない!花火をアートにする方法」というフレーズで載っております。

Gooスタッフのブログに取り上げられたのは、今年の2月の「東京ロマン飛行~その4名所めぐり編」以来です。この時もGooスタッフブログ欄に掲示されていた1週間はものすごい訪問者数・閲覧ページ数に驚いたものでした。ともあれ、当ブログ開始以来4年半、愚直に続けてきたご褒美かな、なんて勝手に思い込んでいます。スタッフのみなさんありがとうございます。そしてこのブログに目を通してくれました読者の皆さん、有難うございます。また拙いブログを読者登録してくださった皆さんにも感謝いたします。
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第4回小樽堺町ゆかた風鈴祭り

2013-08-22 06:00:00 | 祭り・イベント
歴史的な建物が多く残る北海道の小樽はガラスとゆかたが似合う町です。なかでも和の雰囲気が漂う堺町通りの夏は、浴衣と硝子風鈴の涼がぴったり。小樽の夏をゆかた姿で粋に満喫できるイベントが小樽堺町ゆかた風鈴まつりです。以上は第4回ゆかた風鈴祭りのチラシに述べられているフレーズです。まさに夏の小樽にはガラスとゆかたが似合う…というわけで今回は、7月13日(土曜)から8月18日(日曜)までの一月以上に及んだこの祭りを取り上げます。

第2回目の祭りまでは、8月上中旬の土日の二日間限定の祭りでしたが、前回から期間が大幅に延びました。ただはっきり言ってこの長い期間中のイベントはどのようなものなのか、よくわかりませんでした。8月の17-18日の土日にメインイベントが開催されるのは承知していますが…。ポスターやチラシによれば、次のようなイベントがあったようです。詳細については「ゆかた風鈴祭り」リンクをご覧ください。
 ☆フウリン坊を探せ 7月13日~8月16日
 ☆リアル謎解きゲーム 8月1日~18日
 ☆堺町ゆかたコンテスト8月17日、18日
 ☆クラシックカーの展示 8月17日、18日、両日とも16:00~20:00
 ☆お神輿 8月18日12:00~
 ☆ストリートライブ 8月17日、18日、両日とも14:00~21:00

メインのイベントは8月17-18日に集中していますが、この土日は、北運河のサウンドエナジー等、ほかのイベントとも重なっていて、じっくりゆかた風鈴祭りを観賞できませんでした。また天候が不安定で晴れ間が出たと思ったら一転雨が降るといった具合で、晴れ間を見ながら出かけることになります。ということで、メルヘン広場のストリートライブと、ゆかたコンテスト会場付近の画像を紹介します。


メイン会場のメルヘン広場で潮太鼓の演舞が始まります。


太鼓の演舞に台湾、韓国の観光客も盛んにシャッターを切っていました。


太鼓のリズムに、順番待ちの鼓手もついつい踊りだしてしまう。


もう、どうにも止まらない!体が勝手に踊りだしてしまう、といった風。


堺町通りはごらんの様なにぎわい。観光客とゆかた祭り見学者でごった返すような雰囲気。手前は、神輿を担ぎ終わった一団らしい。正面奥に神輿が鎮座しています。残念ながら神輿が出ることは知りませんでした。


会場の一つ「昆布館・利尻みのや」の駐車場前にも大勢の人だかり。このテントは札幌デザイナー学院の生徒たちのブース。駐車所広場会場で当学院の学生が企画デザインしたゆかたのコンテストがあるとか。あっ、17日に終わったのですか?


もう一つの会場「おい、こら交番広場(明治時代風の交番)」には昭和20年代後半に活躍した、薪(マキ)を燃料としたバス「まきたろう」が展示されています。ボンネットのあるバスは懐かしいですね。後ろに回れば、まきを燃やす窯がついています。このまきたろうは、現役で観光用に使われています。


まきたろうの運転席から見ると…


再び利尻みの屋の駐車場会場に来ると、小樽運河のユルキャラ「うんがっぱ」も祭り盛り上げに一役買っています。右手の2番マークの娘は午後4時からのコンテストに出場予定です。


コンテスト開始前の会場には素敵な浴衣美人が二人…子連れでした。


こちらは、可愛い双子。


これからゆかたコンテストが始まるようですが…北運河のサウンドエナジーの撮影予定があって、いったん自宅に戻ります。


あれれ、この店は手作りの箸工房だったはずだが…、いつの間にか戦国武将のイラストが描かれている。


金色の鎧の武者が出てきて…今一つ武将らしき締まりが…

メルヘン広場で行われているストリートライブのうち、歌や器楽演奏は、50mほどしか離れていない我が家にも、がんがんと響き渡って聞こえてきます。その演奏に魅かれて、夕食後カメラを片手にふらりと見物に行ってみました。ちょうどバンドがオールディーズを演奏している最中でした。


バンドマンたちもゆかた姿。不安定な空模様に、観客も少なめ。


水たまりの中を、久ロックスを履いた子供が、わざとびしゃびしゃと水をはねて遊んでいます。


子供用の玩具、うちわも色とりどりのLEDライトがついてとても綺麗です。


洋菓子店ルタオ主催の、スィーツ早食い競争の時間です。各8人二組の競技者の中から各4人が決勝に進みます。応援者が舞台袖まで来て応援しています。


二組目のチーム、この中から4人が決勝に進みます。決勝では、左奥二番目のオレンジの服の女性が男性陣を抑えて優勝しました。

スィーツの早食い競争は、昼の時間帯にも行われ、銀の鐘主催の新作スィーツが提供されたということでした。最終日18日にも洋菓子店あまとう(だったかな?)主催で行われるとのことでした。スィーツ早食い競争のあとは、再びライブが始まります。


なじみのない歌なので…


ふと会場横のルタオの店先を見ると、浴衣にたすき掛けの和服美人がこちらに向かってにこ~、素敵な笑顔につられ、ついふらふらと近寄ってパチリ、かき氷買わずに写真だけ撮ってすいませんでした。





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夜空に咲く大輪の花

2013-08-18 06:00:00 | 写真
全国各地で花火大会が行わる時期になりました。今年は天候が不安定で、日本で最大規模と言われる隅田川の花火大会も、開始直後に降雨が激しく中止となったというニューが流れました。一方、京都府の福知山の花火大会では、花火が直接の原因ではないですが、爆発事故が発生し、負傷者が60名も出たという痛ましい事故がありました。学校の夏休みも終盤戦、各家庭でも花火遊びの機会が増えます。花火は火薬を扱うという気持ちで、取り扱いには十分注意したいものです。

さて花火をカメラで撮影される機会も多いことかと思います。昨今のコンデジでは、シーンモードの中に花火マークがあって、手持ちでも撮影可能なようです。過日の小樽潮祭りの最終回の花火大会では、次女が私のコンデジ「LUMIX TZ30」で40カットほど撮影しておりました。1回のシャッターで数カットを撮影し、カメラ内で合成してブレを軽減するということです。しかし結果的にはこれぞと思うカットはほんの数カット、90%はブレがひどくて使い物になりませんでした。やはり三脚使用した方がベターです。

さて、撮影の方法論はそこまでとして、花火撮影というと、一般的には周囲の情景をからめて、花火を写し込むことが圧倒的に多いようです。それが普通の撮り方です。でも、周囲の情景をからめて撮るとどうしても同じパターンになりがちです。そこで、私の場合は、もちろんそうした撮影もしますが、夜空に舞う花火の一部を切り取ったり、ズームリングを回転させたり、あるいはフォーカスを移動させたり、さまざまな撮り方をしております。花火の部分を切り取ることによって、常識を超えたアートチックな画像になるからです。


(1) 花火の一部を切り取る

周囲の情景を捨てて美しいところだけを切り取る方法です。


花火が単色よりも、カラフルになるほど、美しくなります。










海に反射した部分も取り込んでみました。


(2) セロハン紙を使う

撮影中にセロハンをレンズの前に置いて花火の色を変える方法です。当初はセロハン紙を使っていましたが、その後カラーフィルターを使う方法に変えました。指の間に、赤と青の二枚のフィルターを挟み、露光中にレンズの前を移動させます。


赤から青にセロハン紙を移動させて撮りました。


赤いセロハンのまま、白い花火が赤くなりました。


露光後半に青いセロハン紙を使用。


前半赤いセロハン紙、後半青いセロハン紙を使用。


青と緑のフィルターを交互に移動して撮影。


(3) ズーミングとブレ

露光中にズームリングを回転させたり、あるいはカメラをわざとブラスト予想外の画像になることがあります。きわめて成功率が低くて、100カット撮影して、見栄えの良いカットが10もあれば御の字です。事前にどのような画像になるか全く予想がつかないからで、上手く行ったときはことのほか喜びも大きくなります。


菊の花のようになりました。


大きな花火と小さな花火が二つ映り込みました。


クラゲか流星のようにも見えます。


綺麗な花になりました。


青いバラの花のようにも…




クラゲのような…


(4) 瞬間フォーカス移動

この方法で撮影した画像が最も夜空の華というイメージに近くなります。撮影方法は至極簡単なのですが、タイミングが難しく、成功率は5%以下でしょうか。無駄打ちの連続になります。まず、ズームレンズですが、焦点距離間が長いものがベターです。短いとアウトオブフォーカスにしても、ボケが小さくなってしまうからです。例えば、18-200㎜のズームレンズの望遠側で撮れば撮るほど、最初の丸ボケが大きくなります。次に、カメラのファインダーーを覗いて、ピントを最短距離に合わせます。ぼけたファインダーで上に上がる花火を追いかけます。大きく破裂したところで、シャッターを開き、瞬時に距離リングを無限遠に戻します。無限遠になったところでシャッター切ります。このシャッターの切るタイミングが難しく、ずれると花火の先に糸が絡まったようになって失敗作となります。成功率5%以下でしょうか。


フォーカス移動直後にもう一つ花火が炸裂しました。




外側と内側の花火で炸裂の速度が違うことがわかります。


いくつもの花火が重なりました。予測のつかないところに面白味があります。


綺麗な円形になりました。


マンゴーの実が炸裂したようで…


これもきれいな円形になりました。これが花火?と思っていただけたら成功です。






瞬間移動フォーカスには、二種類の方法があります。今まで見てきたのは、近距離から遠距離にフォーカスを移動する方法です(ボケから合焦へ)。もう一つは、遠距離から近距離(合焦からボケへ)にフォーカスを移動させる方法です。夜空の華とは違った画像になりますが、過去何度かチャレンジしましたが、まだ一度も満足のいく画像が得られておりません。小樽はこれから、高島漁港の花火大会(8月18日)や祝津の花火大会(9月7日)があります。夜空の華を狙ってみたいと思っています。
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JAZZの季節がやってきた~北海道ジャズ2013 in 小樽

2013-08-14 06:00:00 | 祭り・イベント
8月の9日(金曜)~11日(日曜)の3日間、恒例のジャズフェスティバルが行われました。正式名称は、下記の看板にもありますが「北海道JAZZ 2013 in 小樽」と言います。毎年お盆前半の金曜から日曜日にかけて3日間行われます。昨年までは、小樽運河浅草橋を会場に行われていました。過日7月13日から15日にかけて行われた「浅草橋オールディーズナイト」もそうですが、会場が第3埠頭の旧合同庁舎跡地に変更になりました。観光客が集中する運河付近から、やや離れた場所に移転したこともあって、観客動員数では盛り上がりに欠けたように思われます。

さて、このジャズフェスティバルは10年以上前から続いています。いや正確には、運河埋め立てか、保存か揉めた頃の昭和53年の「小樽運河ポートフェスティバル」が第一回目ということのようです。運河保存運動の一環として生まれたこのフェスティバルは、当時8万人もの観客を呼び込んだと言います(注)。その後、サマーフェスタとか浅草橋ジャズフェスティバルと名称を変え、2009年(平成21年)から現在の「北海道ジャズin小樽」が正式名称になりました。
(注) 藪半店主小川原氏ブログ「もう一人の蕎麦屋親爺の独り言」(1995年1月1日)

今回は初日と二日目に見てきました。普段ジャズはあまり聴きませんが、「Take Five」とか「死刑台のエレベーター」程度は知っています。グレンミラー物語は何度か見たことがありますし、映画でヒットした「スィングガールズ」では、見ていて、聴いていてつい体が動いてしまいます。初日は、小樽商大のメッセンジャーがオープニングを飾ります。


雨の天気予報のせいと、平日の午後4時過ぎということもあって、観客はまばら。


そのうち小雨がぱらついてきました。


最後の曲目演奏時は、かなり強い雨。傘を持っていかなかったため、ずぶぬれ状態になりました。


ご覧のとおり観客は全員引き揚げて、スタッフが懸命に椅子やテーブルを拭いている。

やがて雨も小雨になり、次の出番は…と思っていても、次の奏者が現れない。入り口の門に掲げられている案内板を見ると、本日2番目と3番目の奏者の欄が空白になっている。ん?と思ってスタッフに尋ねると、19時まで休憩ですとのこと。2時間以上も小雨降る中待っていられませんので、引き上げることにしました。会場の周囲に目をやると、アジサイとエゾユリがとてもきれいに咲いております。


2番目と3番目が空欄。う~ん、初日から時間割の不手際が…


雨の中隣家のアジサイがとても綺麗に見えました。


品種はわかりませんが、雨に濡れて一段と綺麗に見えました。


さて二日目は、13時開始ですが、16時頃会場に行ってみました。この日も小雨のぱらつきそうな、あいにくの天気模様です。出入り口に立てかけられている案内板によれば、今日は空欄の時間帯はないようです。16時20分からKBA、17時からKBBと似たような名前が…


案内板の中で☆印の付いたアーティストは、「Audience」という音楽ライブ情報誌(今回聴衆に無料配布されたフリーペーパー)に詳細が載っています。


楽器4名+ヴォーカル1名で構成されたKBA。


あいにくの天候もあって、椅子席の6-7割が空いている。3軒の露店も閑古鳥。


続いて登場したのはKBB、KBとは有名なジャズギタリスト名の頭文字を取ったとの解説がありました。


この方がバンドリーダーで、ジャズ喫茶・ライブハウスの店主とか。


天候に恵まれず、ビールの売れ雪も、消費も進まないようでした。


こちらの女性の飲み物も、一向に減らない。


ショーンコネリー風のいかした中年紳士、黒い帽子の孫?を気遣っていました。


次いで登場したのは、なっき&ブライト札幌というゴスペルを専門とするシンガーたちです。

ゴスペルというと真っ先に思い出すのが、1992年のアメリカ映画「天使にラブソングを」です。主演のウーピーゴールドバーグ率いる聖歌隊が、それまでの厳粛なミサを、一転派手な歌と踊りに変え、町中の人気者になってしまう。ついにはローマ法王の前でコンサートを開くというものでした。


聴衆も手拍子。


年配のご夫婦も高々と両手をあげて…


本日7番目のアーティストは、ヴォーカリーズ2です。午後6時半にもなると、熱い雲のせいでもあるのでしょうが暗くなってきました。気温も下がり、肌寒く、ジャケットを着こむ聴衆が目立ちます。


ミキサー担当者は一人、大忙しで弁当片手で調整中。


大柄なロシア人でしょうか、最前列で撮影に熱中。


サイドに回って、モニターで確認してパチリ。いい写真が撮れたかな?


この曲を最後に、本日の撮影を終わりました。空腹を覚え自宅の戻りました。

この日二日目、市会議員の安斉氏がスタッフボランティアとして、チラシの配布、飲み物の後片付け等に精を出しておられました。市議会活動のレポートにとどまらず、各種ボランティア活動に従事し、小樽市活性化関係の各種団体に顔を出し活動している様子に接する都度、頭の下がる思いです。

三日目は割と好天に恵まれたようですが、この日は孫たちと海水浴を楽しみ、ジャズフェスティバルには行きませんでした。今年のフェスティバルは、天候に恵まれなかったこと、会場が観光客の多い運河から、幾分離れた海側に移転したことなどから、今一つ盛り上がりに欠けたような気がしました。最後に数年前の浅草橋で行われた時の様子を紹介して終わります。


通りがかりの観光客も聴き入り、立錐の余地がないほどの会場。





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余市縄文野焼き祭り

2013-08-10 06:00:00 | 祭り・イベント


縄文時代の素朴な土器を、現在も野焼きによって制作しているグループは全国にもあちこちにあるようです。道内では、函館市南茅部地区でも行われています。ここ南茅部では、縄文時代の遺跡から、中空土偶が発掘され国宝となったことが有名です。約3000年前の土偶が、農作業中に偶然発見されて、当時大いに話題となりました。ということもあって、縄文土器を再生しようというグループが、小樽にもあって、毎年余市の浜辺で縄文野焼き祭りを行っています。今年で15回目になるということです。昨年は写友の嵯峨氏が撮影に行っており、撮影を誘われ写友4人で行くことになりました。

焼き入れは日が落ちて8時頃という嵯峨氏の記憶でしたので、午後2時頃、少し早めに小樽を出て積丹まで足を延ばしました。美国の漁港で、観光客相手に魚の干物を販売している鎌田氏の売店を冷やかし、そのあと積丹岬ふもとの島武意海岸に寄り、撮影。さらに神威岬に落ちる夕日を撮影、そのあと余市に向かうというスケジュールです。美国漁港に着くと、鎌田氏の売店付近は観光客が大勢いて、干物を焼いてその場で食べているグループもおりました。


水中翼船出発までの待ち時間を利用して、スルメやホッケの生干しをその場で網焼きにして食べているグループもおります。


朝から観光客が大勢押し寄せ、半干しが間に合わないや、と店主嬉しい悲鳴。我々も、半干しのスルメとタコの足を購入しました。


水中翼船積丹号も多くの観光客が乗船中。

次に美国漁港から積丹岬の島武意に向かいます。駐車場から海岸に向かうトンネルや通路は一時通行止めとなっていましたが、観光シーズンを前に、仮の補修作業が終わったようです。駐車場から展望台までのトンネルは入り口、出口の双方に、補強工事が完全に終わっていなのか、鉄パイプが組まれていました。


トンネルを抜けると眺めのいい展望台に出ます。快晴ならば、積丹ブルーの海が見られるのですが、この日は晴れたり曇ったりの気まぐれ天気。海岸までは約20分近く曲がりくねった坂道を下りてゆきます。


かなりの観光客が海岸まで下りてきていましたが、空模様が今一つ…、写友二人は漂流物を撮るらしく、右端の奥にまで出かけました。


その間残った二人は、周囲のスナップ撮影に専念、と言っても何となく、いい被写体にも恵まれず、天気も今一つ。先に駐車場に戻ることにします。


岩場を彼氏がエスコート。ヒールの高い靴で岩場を歩くのは無理。

島武意をあとにして神威岬に向かいますが、だんだんと雲が分厚くなってきました。これでは夕陽が望めそうにもありません。一旦美国に戻って、夕食を取ることにします。余市の野焼き現場に早く行こうという意見もありましたが、陽の落ちた8時頃に火入れだという意見もあって、ゆっくり夕食を取るということになりました。


島武意から、日司、野塚に出ると、遠方に神威岬が見えます。雲が一段と厚くなって、夕日は望めそうにもありません。雲の割れ目から射した陽によって、波がキラキラと反射して見えます。

食事は例によって、美国のやま富で味噌ラーメンを食べるることに、このやま富は以前TV報道で、地元積丹町民が選ぶ「美味い店」のベスト3位にあげられています。他の写友は美味しいと言いますが、私には幾分なじめない味で…味音痴の私が言うのですから…信用は度外視してください。ゆっくり食事をして午後7時近くに余市の野焼きの行われているハマナス温泉裏の砂浜に到着しました。

なんとすでに野焼きは始まっていて、大きな火の手が上がっていました。午後8時開始というのは嵯峨氏の勘違いのようでした。私自身も事前に縄文野焼きのPC上のパンフレットに目を通していたのですが、開始時刻午後5時、火おこし午後6時、火止め午前12時という時間をうる覚えでした。(縄文野焼き祭り開催要項)


ハマナス温泉の裏手の砂浜に、縦に掘られた幅1mほどの溝の中に溝に、縄文風の土器が焼かれていました。


大きいものは高さ70-80cmはあるでしょうか、また子供たちが製作したのか直径10cm前後の飾り物や小物が溝の底部に置かれていました。


大きめの土器の中には、麦わらでしょうか差し込まれています。


火が均等に回るように、絶えず火加減を調整しています。


かなり周囲も暗くなってきました。右手奥のライトは国道5号線を走る車のものです。


海に向かって、縦に掘られた溝を道路側から海の方向を見たものです。三脚に据えられた小型ビデオカメラが回っていて、画面が見えます。

さて、余市縄文野焼き祭りの付随イベントとして、アンガソというグループが、野焼きのすぐそばで、民族音楽を奏でています。わずかに車のライトに照らし出されたステージでは、ステージと言っても特別な舞台装置は何もなく、砂浜の上で打楽器(ボンゴ?)に合わせてラテン音楽を歌っています。


始めは少なかった観客も…演奏が始まると…


野焼きの参加者や近くにキャンプに来た方たちが集まり、手拍子を取り始めました。


周囲の観客も踊りだしました。


波打ち際で遊ぶ親子、土曜日の夜は更けていきます。


短い北海道の夏を楽しむように、いくつものキャンプが砂浜に続いています。

なお、縄文焼きは個人的な愛好家が趣味で製作したり、体験工房として初心者や子供を対象に製作しています。したがって出来上がった製品が、一般に流通することはまずありません。今回の野焼き祭りでも出来上がった作品は個人に所蔵されてしまいます。翌日の表彰式も訪れて作品を拝見したかったのですが、都合で行けず残念でした。
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雨竜沼湿原に登る

2013-08-06 06:00:00 | 写真
先月の26日(金曜)に、3年ぶりに雨竜沼に行ってきました。平成21年、22年に続いて3回目の雨竜沼撮影になります。去年も写友に誘われたのですが、あいにく腰痛を発症していて、とても登れる自信がなくて断りました。体力的にも今回が最後のチャンスと思い、写友3人で行くことに決めました。

雨竜沼湿原は標高850-900mにある、日本有数の高層湿原で、東西4km南北2kmの約100haの広さです。そのなかに約700に及ぶ池糖と呼ばれる沼があります。中には浮島があったり、幅1mほどの木製の遊歩道を挟んで左右の沼の水面の高さが違うのです。右の池塘の水面が遊歩道ギリギリの高さにあるのに、左の池塘は、1mほど下がったところにあるという具合なのです。湿原ですから水がしみこむと思うのですが、不思議です。

ともあれ、午前4時頃小樽を出発して、国道275号線を北上します。2時間ほどで雨竜の街に到着です。さらに雨竜ダム(暑寒ダム)を右手に見て、市街地から30㎞程進むと、ゲートパークに到着します。あいにく天候が不安定です。事前の予報では午後から晴れるとのことでしたが、275号線を北上途中で雨に会い、ゲートパーク付近では霧雨状態です。午前7時頃到着した際には、登山客はの車は我らを含めて3台のみ。前回、前々回の時は平日早朝(午前5時前)にもかかわらず10-20台ほど駐車していました。入山届を出して湿原に向かいます。


ゲートパークから第二吊り橋までは割と簡単な登り坂。


入山管理棟、南暑寒荘(宿泊施設)を抜けてしばらくアスファルトの道を行くと川があって、その先からは砂利道。


砂利道が途切れて第一吊り橋を渡りきると、登り坂にかかる。岩を積み重ねた道で、折からの霧雨で岩が滑りやすい。ここで転ぶと、確実に大怪我をする。慎重に岩を選びながら進むが、まだまだ序の口。


アップダウンを繰り返し進むと、第二吊り橋手前の白竜の滝に出会います。楓でしょうか赤く色づいていました。ここで15分ほど休憩し、写真撮影。まだまだ体力十分。


ほどなく第二吊り橋に到着。湿原入口まで、距離的には約半分来たことになる。ゆっくり写真撮る余裕があります。


樹木名はわかりませんが、綺麗だと思っているうちはまだゆとりがある。


第二吊り橋を渡ったらこんな標識があります。湿原入口まで、ちょうど半分来たことになります…

途中の休息・写真撮影の時間を含め、ほぼ1時間が経過したでしょうか。ここからがきつい上り坂が続くのです。幅50-60cmの岩と木の根が絡まった斜度のきつい坂で、険竜坂が延々と続きます。途中何度も休憩しますが、霧雨で下半身が濡れて脚がひときわ重たく感じます。上半身は雨合羽で雨には濡れませんが汗でびっしょり。写真を撮る余裕は全くありません。ザックに一眼レフカメラは収納したまま。ジャケットの胸ポケットのコンデジさえ取り出すのが面倒です。登坂の終盤で撮った画像が数枚。


雨竜の市街地方向を振り返ってみると、霧と言うか雲に覆われている。


険竜坂を登り切って、出会うのが、おいでおいでの木(写友が勝手に命名)。ここからはきつい登りがないのでほっと一安心。

登山口のゲートパークを出発したのが午前6時50分、中間点の第二吊り橋を7時50分に通過、湿原入口に到着したのが9時10分でした。2時間20分で登り切ったことになります。雨竜沼湿原登山ガイドブックには、登山口から、湿原入口の少し先の展望テラスまでの3.5㎞を約2時間(登山家なら1.5時間程度)とありますので、まずまず、のペースで登ったということになります。湿原に足を踏み入れて最初に目にしたのが、これ、ヒオウギアヤメの群落。


ヒオウギアヤメは木道のあちこちに咲いていますが、かたまって咲いているのは、ここ湿原入口だけでした。


ぐっと近づいてみると、霧雨のためか水滴がびっしり。


湿原の中にはワタスゲが、滴を背負って皆下を向いている。晴れた日であったら、白い綿が風になびくのですが、今日はうつむいたままでした。


中央の大きな葉は、背丈70-80cmの水芭蕉。時期的に白い花は数個見かけただけですが、葉が非常に大きくなっていました。


これも水芭蕉の葉かな?


Y氏は何を撮っているのかな?水芭蕉らしいです。


エゾカンゾウ(内地で言うニッコウキスゲ)が至る所に咲いています。


霧雨で、エゾカンゾウの花びらに滴。


エゾカンゾウは今が開花のピーク。滴をまとった姿が美しい。


チングルマも水滴がびっしりついて、汗をかいたよう。


エゾノシモツケソウでしょうか、ところどころに群生しています。


こちらはハクサンチドリ、薄紫の可愛い花です。

今日はあいにく霧雨が時折強く吹き付ける、最悪のコンデション。天気が良ければ、トンボやハチなどが花に止まるシーンも見られるのですが、昆虫類が全く見当たりません。時折葉の間からカタツムリが顔を出す程度。


体長5mmほどのカタツムリ。何枚か撮影しやっと角にピントがあった一枚。


やたらと多い白っぽい花、と言うか、多分高山植物なんでしょうね。過去二回の登山では目にしたことがないような気がします。シャッタースピードを遅くして…あれれ、購入したばかりのヴァリアブルNDフィルターがない。持ってきたと思ったのに、おまけにCPLフィルターも忘れてきちゃった。

(注)雨竜沼登山ガイドパンフレットによれば、コバイケイソウと言って、7月上旬から下旬に咲くとあります。
  ただFacebook友の松本勝氏のブログによれば数年に一度しか開花しないとか。今年はコバイケイソウの当たり年だとか。


霧雨がまともに吹き付けてきて、レンズに雨粒がついてしまった。


気を取り直してもう一度、霧がひときわ濃くなってしまった。絵にならんな~。

霧雨が激しくなり、とてもカメラを構えられる状態でなくなりました。かけているメガネの両面に水滴がたまりメガネが使用不能状態になりました。午後0時半頃、一周4㎞程ある遊歩道の中間地点で撮影を断念。湿原入口に戻り、下山することになりました。湿原入口までの2.5㎞のなんて長いこと。足元が滑って木道が歩きにくい。途中の風のさえぎられる低地で昼食をそそくさと済ませ、下山します。ところが登り以上に下りが難しい。靴が泥まみれとなって、スキーでいうエッジが効かない状態。岩の上でも土の上でもよく滑る。岩や笹につかまりながら、休み休み下りてゲートに到着したのが、午後3時半。下りに3時間近くかかってしまいました。上り下りに苦労した割に、これぞというカットが得られなかったのが残念でした。体力的にも、限界。もう来ることもないかな、さようなら雨竜沼湿原!
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小樽潮祭りを撮る

2013-08-02 06:00:00 | 祭り・イベント
7月26日(金曜)~28日(日曜)の3日間、小樽最大の夏祭り第47回潮祭りが行われました。この3日間の来場者数は例年100万人を超えております。今年は3日間とも時折雨が降るという、気まぐれな天候にもかかわらず、108万人と前年を7万人下回っただけでした。JR小樽駅をまっすぐ下がった第3埠頭の、合同庁舎横の広場がメイン会場で、ここに中央ステージがあります。初日26日(金曜)のメインは「潮ふれこみ」と「道新納涼花火大会」です。二日目の27日(土曜)のメインは、市民約6000人が参加する「潮ねりこみ」、最終28日(日曜)は「神輿パレード」と「道新納涼花火大会です。

とても全部を撮影して歩くわけにはいきませんので、このうち、花火大会、孫たちが参加した潮ねりこみ、中央ステージで行われたYOSAKOIソーランに加え、潮祭りと同時開催された「第5回小樽ガラス市」の模様をご紹介します。


(1) 道新納涼花火大会 26日20:00~、28日20:00~

以前は最終日に行われていた花火大会が、数年前から初日と最終日の二回に分けて行われるようになりました。二回に分けるようになった詳しい理由は承知していませんが、多分あの時のことがあってからだと思います。その年の最終日、雨雲が低く垂れこめ、仕掛け花火以外は全部雨雲に遮られ、まったく見えませんでした。会場に集まった観客からは大きなため息が漏れました。しかも、この日過去最大級の尺玉が打ち上げられると、新聞等で報道されていたのです。最大級の尺玉もむなしく雲の上で散りました。下からは全く見えずに…

こういう反省に立って二回に分割されたと推測しています。1回の規模は多少小さくはなったものの、確実に花火を楽しむことが出来ます。今年も最終日の花火大会は、かなり強い雨でした。ただ雲が高く打ち上げ花火を見ることが出来ました。ということで、我が家の屋上から撮影できました。


我が家の屋上からは、メルヘン広場の洋菓子店ルタオの上に見えます。


堺町通りには祭りの提灯が飾られている。

28日の花火大会は、雨がかなり激しく降っていたので、中止かなとも思っていました。しかし午後8時に花火音が聞こえてきます。一旦一眼レフカメラに三脚をつけてとも思いましたが、この雨の中傘をさしては、カメラの操作が大変です。そこでTVの洋画を見続けることに決め込みました。家内と娘が屋上に上がり、傘をさして花火見物です。花火終了と同時に降りてきた娘が、私のコンデジLUMIX TZ30で花火を撮ったとのこと。え!と思ってモニター画面を覗くと…


手持ちで、花火のシーンモードに設定して撮ったとのこと。雨天時特有の周辺がオレンジがかっているのでモノクロ変換しました。


最後のフィナーレのカット。ルタオの塔の下部の光源がにじんでいます。雨の影響かと思います。それにしても驚くべきコンデジの威力です。

好天であれば、こういう花火が取りたかったんですが…


3年前の潮松で撮影。花火が破裂した直後に瞬間ズーミングしたものです。


(2) 潮ねりこみと会場周辺のスナップ

小樽潮祭り最大の呼び物が、27日(土曜)に行われる「潮ねりこみ」です。町内会や学校、企業などがグループを組んで、小樽市内の中心部の花園グリーンロードから、第3埠頭の中央ステージまで、「潮音頭」と「潮踊り唄」に合わせて練り歩きます。今年は82の梯団、約6000人の踊り子たちが参加。午後1時に最初の梯団が出発して、最後の梯団がステージにたどり着くのは、午後8時半頃です。我が家の孫たちは、花園町会+花園小の連合チーム(110人)で踊ります。孫娘二人(小6と小4)は3時半出発で、会場のステージ着が午後5時頃です。この日も一時的に雨が強まり、孫の傘や手荷物をジジが持ちながら撮影です。


花園銀座街の高架下を進む市役所チーム。先頭両端にはミス小樽が…


花園小学校は創立110周年の横断幕を携えながら進む。花園サンモール一番街、旧丸井今井・グランドホテル跡地はただいま工事中。老人ホームにリニューアルするらしい。


花園手学校の児童たち。


小樽駅前通りを、メインステージのある港のほうに進む。


風鈴が涼しげな音を立てていました。


中央ステージ会場向かいの露天コーナーは、人があふれかえっていました。


通りすがりのお兄ちゃんが演出してくれました。今年はこのお面がバカ売れとか。火付け役は、白戸家のCMにも出ている、あのエアーバンドのゴールデンボンバー。


28日(日曜)14:00~15:30の潮バラエティステージで、YOSAKOIソーランを熱演した小樽商大「翔楽舞」の、いや商学部のマスコットキャラクター「商大君」も会場に居りました。「ビールでも飲む?」と勧められましたが「なんせ飲酒事故の影響で…」と言ったかどうかはわかりません。


(3) YOSAKOIソーラン(潮バラエティステージ)

10年ほど前までは、潮音頭と同等な程YOSAKOソーラン節が扱われていました。潮ねりこみの一梯団に組み込まれ、10を超えるYOSAKOIチームだけが潮音頭とは別に、地方車を先頭にソーラン節で踊っておりました。その後、潮練り込みからYOSAKOI梯団は除外され、中央会場のステージとは別の特設ステージで演舞されるようになりました。しかしその後昨年までは、中央ステージで、最終日にYOSAKOIステージという枠が設けられました。

今年はさらに再編され、ダンスチームの演舞と合わせて、潮バラエティステージ(最終日14:00~15:30)となりました。事前に報道された北海道新聞の別綴りでも、潮祭りの公式ホームページにも、単に潮バラエティとあるだけです。出場チームや演舞の内容が事前に報道されませんでした。YOSAKOIフアンとしては不満やるかたないのですが…

ともかくほかの時間割を見てもYOSAKOIの演舞が見られる可能性がないので、この時間に会場を訪れました。YOSAKOIの衣装をまとった踊り子たちを見て一安心。どうやらダンスチームを含めて10チームほどが演舞するようです。ただ例年観客の大人気を得ていた北海道大学「縁」チームが直前にキャンセルになったとのこと。赤ふん姿が見られないのは残念ですが仕方ありません。何分「縁」は今年SOSAKOIソーラン準大賞に輝いたチームですから、イベントで引く手あまたなのでしょう。


商大翔楽舞が演舞をリードします。


髪を振り乱して演舞する女子学生。


このヒップホップダンスチームは、去年も演舞しておりました。


翔楽舞の演舞には、外国人留学生もいました。


衣装替えの瞬間、


新川天狗乱舞チームの演舞、


仁木舞仁咲乱チームの演舞、


一心不乱に踊る女子学生の笑顔が何とも言えないほど輝いている。


(4) 第5回小樽ガラス市

旧JR手宮線跡地を会場に、潮祭りと同時開催されて、今年で5回目となります。鉄路を挟んで両側に出店したガラス店は、37店あり、小樽市内や札幌、遠くは長崎市や大阪市、川崎市、東京都内からの参加店もあります。ガラス店とは別に、飲食コーナーを設けた出店も数店ありました。例によって、小樽美術館の広場では、吹きガラスの体験コーナーもありました。


この時期アジサイが満開です。


27日(土曜)は潮ねりこみを終えた浴衣姿の人たちも結構来ておりました。


右側の浴衣姿の女性たちも、潮ねりこみを終えた方々のようです。


長崎から出店したという「長崎クラフト」。孫娘が価格表を裏返すと…3個1000円の数字が書かれていました。表には1個300円と書かれている。店主は「今日は最終日、だんだん値段が下がってきます、全部売り切りたいので…」と言って、ハート型のコップ4個1200円を、1000円におまけしてもらいました。家内ホクホク顔。閉店の9時近くになれば、1個100円になるかな~、などとつぶやいています。


同じ長崎クラフトの店のコップ。このネコ、アニメで見たような顔だが…

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