紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

北海道を代表する冬の祭典~さっぽろ雪祭り

2015-02-26 06:00:00 | 祭り・イベント
                     <大通4丁目広場 2015年12月18日公開予定映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に先駆けて雪像として登場>



北海道の冬の祭典と言えば、さっぽろ雪祭り、支笏湖氷涛祭り、層雲峡氷瀑祭りなど色々ありますが、イベントの規模、来場者数で群を抜いているのはやはり「さっぽろ雪まつり」です。第66回さっぽろ雪祭りが、2月5日(木曜)から11日(水曜・祝日)の7日間にわたって行われました。この期間中に235万人(前年は240万人)が、大通会場、つどーむ会場、すすきの会場に訪れました。途中暖冬の日もあって、雪像が倒壊し、取り壊される事態も起きました。

最終日11日の前日10日(火曜)に撮影に行ってきました。せっかく札幌に出ますので、北3条広場(赤レンガテラス前)で行われている「雪テラス2015」の5条光のライトアップやチカホ(地下歩行空間)で予定されている音楽イベントも見てくるつもりです。4時過ぎにJR札幌駅に着き、まずは北3条広場の雪テラス2015を見ようと広場に行くと…なんとライトアップはPM7:00からとあります。が、丁度HBCテレビが天気予報の実況中継中でした。これは珍しいと暫し見学。


<テレビの実況放送は…このようにして行われているんだね>


NHKのニュース以外ほとんどテレビを見ませんが、このアナウンサー見たことがあります。


周囲にスタッフが5-6人いてあれこれ指示を出しています。

同じエリアで行われるはずの雪テラスの5条光ライトアップの時間までは、待てませんので、再びチカホに入ります。でもチカホ内が微妙にざわついてあちこちにテレビカメラが回っているようです。スタッフの一人に尋ねると…、今朝地下1Fの飲食店で火災があって、煙がチカホ内に充満し、一時立ち入り禁止になったとか。昼過ぎに解除になったばかりとのことでした。音楽イベントの開催が危ぶまれましたが、予定通りPM5:00開演とのことでした。


<My&Jennieのインストゥルメンタル演奏を聴いて…>

My&Jennieは、高橋麻衣子(piano)さんと藤田紗耶可(cajon)さんのインストゥルメンタル・デュオ・ユニットで、札幌、小樽を中心に幅広く活動しています。前回のブログ(H27.2.20「小樽雪あかりの路」)でも取り上げましたが、高橋麻衣子さんとはFB友でもあり、孫娘たちのピアノの先生でもあります。


バックの映像が音とともに変化します。


素敵な笑顔です。


My&Jennieのアルバムやシングルの中から演奏が続きます。

最後まで見て、聞いていたいのですが雪祭りの撮影もありますので、途中で大通会場に向かいました。


<西2丁目のプロジェクションマッピング「サラブレッドの息吹」は…>

前年好評だったプロジェクションマッピングが、今年は大通会場内の3か所で行われています。先ずは2丁目会場の中雪像サラブレッドの息吹では…


中央競馬札幌競馬場の様子が映し出されます。


雨の日のように…


色とりどりの模様が流れて…

5-6分で終わってしまいましたが、前年のプロジェクションマッピングの方が迫力があったような…気がします。春夏秋冬の季節に合わせてサラブレッドがターフを駆け巡る姿が映し出されていました(H26.2.14「プロジェクションマッピングを楽しんできました」)。

3丁目広場は、白い恋人で有名な菓子メーカーの石屋製菓主催のモーグルジャンプスキーが行われています。先に進んで、4丁目会場に向かいます。


<4丁目STV広場では、スターウォーズの雪像が…>

4丁目広場の大雪像は「雪のスター・ウォーズ」、雪像の右側には、世紀を超えて愛されているダース・ベイダー、稀代の悪役が持つ恐怖と迫力、苦悩と悲哀が同時に表現されています。左側にはダース・ベイダー軍の忠実なる歩兵ストーム・トルーパーが、後方には宇宙戦闘機隊ファイター、宇宙要塞デススターも並んでいます(公式ガイドブックから)。


今年の12月18日に劇場公開される「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に先駆けて、スター・ウォーズが雪像で登場しました。


午後6時から10時までは、スペシャル・ライト・パフォーマンス・タイムとして様々な色にライトアップされます。


<5丁目広場には二つの大氷雪像が…>

西側にあるのが、台北市にある「行天宮」です。三国志で有名な関羽を祭っています。この氷像の舞台上では「ジュエル・キッス」と言う、アイドルデュオが熱演中でした。


ジュエル・キッスの親衛隊が盛んに合いの手を入れていました。


気温は氷点下、アイドルが吐く息も真っ白。舞台前の親衛隊は半袖のTシャツで歌に合わせて掛け声を…

一方東側の雪像では、人形オペラ「雪の国のアリス」が間もなく始まります。このオペラは児童小説「不思議の国のアリス」と映画「アナと雪の女王」をもとに作られたオリジナルとの説明がありました。開演前に、脚本家が解説しておりましたが、本来1時間以上のオペラを、子供向けに8分ほどに短縮したとのこと。オリジナルの小説自体が理解不能部分が多いのに…それを短縮したら、ますますわけのわからないストーリになった…と笑っていました。

オペラ歌手の歌やバイオリンなどの生演奏と、全長7mのクリオネはじめ怪鳥が出てきたりと、何とも不思議な幻想的なステージでした。


左奥のバイオリンの生演奏をバックに子供たちの歌が始まります。


7mもあるクリオネが出てきて…


此方には大きなふくろうが…オペラ歌手が声を張り上げて…


寒い冬と雪が大嫌いと言うアリス


雪の国の女王の怒りをかったアリスは、裁判で有罪となる。


子供たちの嘆願とアリスの反省を汲んで、有罪は取り消し、


ハッピーエンド。


<6丁目市民の広場は…北海道の食をテーマにした味覚の広場>


ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、ホタテ焼きなどの店が数十点出ています。300~1000円以内とリーズナブル。


ザンギあれこれ、厳密にはから揚げとは区別されています。


7丁目広場でもプロジェクションマッピングが行われてますが、そのライトに降る雪がカラフルに反射してます。


<8丁目雪のHTB広場では、春日大社の雪像に…>

20年に一度社殿建て替え工事「式年造替」中の春日大社の中門の雪像です。ほぼ実物大のこの中門は、5トントラック400台分、約2万トンの雪を使ったとか。春日大社の四季をテーマに、プロジェクションマッピングがされていました。


カラフルな色彩に染められて…


もみじの葉が一面にちりばめられました。


フジの花が満開の様子が映し出されました。


<11丁目会場は…会場中心から離れ、倒壊した雪像も多く…>

11丁目会場では12か国からのチームによる雪像コンクールが行われ、それぞれの雪像に順位が張られていました。しかし2-3日前からの暖気で崩れた雪像が半分近くもあって、なんとなくわびしい感じの広場です。昨年同様「雪ミク」のコーナーだけは多くのの人が集まっていました。


初音ミクの冬バージョン雪ミクですが…う~ん、イマイチ魅力に欠けるかも…

初音ミクの物販コーナーには、そろそろ閉店の時間(午後8時)にもかかわらず長い列ができていました。仮設店舗の横には自販機があって、ひょいと見ると、自販機のボディーが一面「雪ミク」、ペットボトルも雪ミクバージョンです。


スマホで撮影する人が後を絶たない。さてボトルの中身は?と思ってコインを投入すると…カルピスソーダーでした。


自販機ボディーの図柄です。


以上の通り、会場内を駆け足で見てきましたが、全体にとてもカラフルになってきた感じがします。とりわけプロジェクションマッピングの人気は高く、開始時間前から大勢の観客がつめてきます。最後に一つ、北海道を代表する仮想空間アイドル「初音ミク、雪ミク」コーナーが後ろに追いやられている気がしました。道産の物販支援の一つとして官民挙げてPRに努めた「北乃カムイ」が、ワンステージの歌のみで、雪像も常設のコーナーもなかったことが残念でした。
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小樽雪あかりの路2015~その2

2015-02-20 00:10:00 | 祭り・イベント



2月6日(金曜)から15日(日曜)までの10日間にわたり行われた小樽雪あかりの路を、前回のブログでは運河会場と関連イベントの冬の小樽ガラス市について取り上げました。今回は、旧手宮線会場と都通り商店街会場を、そして関連イベントである小樽雪あかりの路ライブ(運河プラザ)と雪あかりの路フォトコンテスト入選作品展(小樽美術館ギャラリー)を取り上げました。

なお、当初今回のブログはさっぽろ雪祭りを取り上げる予定でしたが、次回以降に取り上げますのでご了承願います。


<旧手宮線会場では…無料でニシン汁もふるまわれ…>


日銀通りと、花園町の寿司屋通りの中間あたりにテントが設けられています。鰊の文字の赤い旗が揺らめき、無料配布に長い列ができてました。時間がかかると思いきや、すぐ順番が来ました。


寒い日にアツアツのニシン汁は、体が温まります。


美術館でフォトコンテストの作品を見た後、旧手宮線側に出ると、一面ロウソクの火に揺らめくオブジェがいっぱい並んでます。


オブジェと彼女をパチリ、


丸いボウル型のオブジェには内部にいくつもの亀裂があって、ローソクの炎で、それがまるで花火のようにも見えました。


美術館の庭と旧手宮線のあたりは、ワックスボウルが一面に…「天使の迷い道」と名付けられたコーナーです。


ワックスボウルの明を見ていると、気持ちもほんわかしてきます。


さらに寿司屋通り方面に進むと「雪の華灯り(第12回雪あかりの路オブジェコンテストグランプリ作品)」コーナーがあって、盛んに記念写真を撮っていました。


なおも進むと、韓国ボランティア(オコボ)の方々の作品群「ふくろうの森」があります。


<夜の都通りは…>

さてメイン会場を後にして、都通り商店街会場に足を向けます。


地方都市の商店街の例にもれず、客足減少に悩む都通りですが、この時間帯としては普段よりは多少人通りが多いかも…


通りの中央に置かれたオブジェを、ホップ、ステップ…


人通りが少ないと、どう撮っても華やかさが今一つ。


<女性アーティスト5名によるライブ演奏…>

当初の関連音楽イベントには載っていなかったようですが(公式ガイドブック)、小樽観光協会のTwitterをみて、14日(土曜)と15日(日曜)に小樽運河プラザでライブ演奏のあることがわかりました。ただチラシにも、Twitterにも詳細が載っていません。


チラシには、アーティスト名だけで、曲目も出演順も不明です。


チラシのトップには「高橋麻衣子」さんが乗っていました。FB友でもあり、孫娘二人のピアノレッスンの先生でもあります。


12時からの開始1番目が高橋麻衣子さんのピアノ演奏。カメラを取に戻る時間もなく、携帯でパシャ、あらあわてて壁紙モード。画像が荒くなっちゃった。


小樽運河のユルキャラ「運ガッパ」も共演。運ガッパの曲も高橋さんの手によるものとか、

後半はデジカメモードで撮影したので、何とか画質は保てましたが…数曲聞いたところで運河プラザをあとにしました。


<小樽市民ギャラリーでは…>

過去3回分のフォトコンテストの入選作品が展示されています。


ギャラリーの開場が16:00~21:00と、イベントの時間に合わせたようですが…午前中から来る観光客だっているのだから普段通りでもよかったのかも…


隣室のギャラリーでは、NHKドラマ「マッサンとリタ」のパネル展が行われていて、そちらの方がにぎわってました。


海外からのボランティアが会場運営の大きな柱となっています。彼らの様子も写真で張り出されていました。


昨年の雪あかりの路フォトコンテストの上位入選作品です。


なお、小樽美術館(小樽文学館ともいう)正面玄関わきに置かれたワックスボウル。小樽を代表する作家「伊藤整」の似顔絵も…


2月6日から15日までの10日間にわたって開催された小樽雪あかりの路の来場者数は、49万6000人で、前年比0.4%の微減となりました(2月17日付北海道新聞・小樽後志版による)。ここ4年連続50万人割れとなったようです。期間中に雨の日があったり、暴風雪の日があったりしたためらしいですが、冬のイベントはお天気次第ですから…
それよりもむしろ、マンネリ化していて、目新しさが薄れたこともあるのかもしれませんね。我が家は2世帯住宅で、家族7人ですがメイン会場に赴いたのは私1人でした。写真撮影のために…、家族を誘っても興味を示しませんでした。
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第17回小樽雪あかりの路

2015-02-14 06:00:00 | 祭り・イベント
                                         <水面に揺らめく浮き球キャンドル>


2月6日(金曜)から15日(日曜)までの日程で、小樽雪あかりの路が始まっています。小樽運河および旧手宮線をメイン会場に、天狗山、メルヘン交差点、塩谷ゴロダの丘、都通りなど市内40カ所をサブメイン会場として、雪あかりの路が繰り広げられています。また雪あかりの路関連イベントとして、第6回冬の小樽ガラス市が、運河プラザで、そのほかさまざまなイベントが予定されています。

今回は、メイン会場の一つである運河会場と、関連イベントの冬の小樽ガラス市を取り上げます。旧手宮線会場とその他の会場については、次回取り上げる予定です。


<運河会場の雪あかりの路~運河に揺らめく灯り>


7日(土曜)は温かく、風もなく運河は久しぶりに鏡面状態。


中央橋から浅草橋方面を撮影。

上記の画像のように、センターフォーカスフィルターを使うと、中央部以外の光源はすべて丸ボケになります。このフィルターとても役に立ちます。国際フィルターフォトコンテストで、3年連続、このフィルタで撮った画像が入選しました。今年も横浜パシフィコCP+のケンコートキナーブースに展示されているらしいです。通知がありました。


こちらは中央橋の北運河方面を撮ったもの。カメラの設定ミスで、多重露光を解除しなかったために、かえって面白い画像になったみたいです。


運河散策路沿いのオブジェ。


ナナカマドの実を入れたオブジェ。ナナカマドは全国どこにでもありますが、とりわけ北海道、東北で街路樹として活用しています。


中央橋交差点に立つホテルノルドの前には「LOVE OTARU 」と書かれた雪だるまがあって、カップルが記念写真を撮っていました。彼氏のおどけた顔に注目。撮ってあげてるのは東南アジア系の外人でした。


<運河プラザ三番庫では、冬の小樽ガラス市が行われています>

2月6日(金曜)~8日(日曜)まで行われました。体験・販売ブースが5店舗、展示・販売ブースが8店舗出店しておりました。またプラザ内では飲食店も出ております。


「ザンギ」と言う言葉を初めて聞く方もあろうかと思います。しいて言えばから揚げと同じです。から揚げが小麦粉をまぶすのに対して、デンプン粉(片栗粉)をまぶすのがザンギです。通常ザンギと言うと、鳥ですがタコの場合はタコザンギと言って、鳥と区別します。


三番庫内の展示・販売ブース。


KIM GLASS DESIGNの愛嬌ある店員さん。KIMとあるので、韓国ですかと尋ねると、木村のKIMですと…


こちらはバーナーワークに外人さんが挑戦中。


ガラス板に彫刻を施していました。

さて、プラザ内の中庭でも雪あかりが行われています。


係の方がろうそくに火を入れている最中でした。


外国人の方もワックスボウルを見いっていました。


プラザ前の広場にもさまざまなオブジェにあかりが点灯されています。


<小樽の街にはセピア色が似合う?>


セピアではなく、白黒で撮ってみましたが…ちょっと味気ないかな。


運河中央橋で、小樽駅方面から降りてくる人力車を撮ってみました。


同じく中央橋から運河を見ると、一昔前にさかのぼったような気が…
<参考>

昭和55年当時の小樽運河、この後運河の半分が埋め立てられてしまいました。中央黒っぽい4Fの建物は、現在中華料理店「好(ハオ)」ですが、かつては石原裕次郎の父親が支店長していた山下汽船の事務所が3Fにあったとか。


ん?何か変だって?カラー画像をネガフィルム風に反転してみました。


次回のブログは2月11日(祭日)に終わった札幌雪祭りを取り上げたいと思います。
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写真コンテスト入選作品の中から~その2・H12~14年7月まで

2015-02-08 06:00:00 | フォトコン関係
                                   <新日本写真協会全国公募展 入選「レインボウブリッジ夕景」>


前回は、平成10年の写真コンテスト初応募から12年の3月までの入選作品を見てきました。60歳の定年退職を数年後に控え、管理職として最後の赴任先が八王子支店でした。八王子支店には平成12年4月から14年7月まで、2年4か月余勤務しました。官舎は立川市の錦町でしたが、勤務先まではJR中央線で10分余り、八王子駅を出ると目の前に支店があります。この2年4か月単身赴任でしたが、写真三昧の日々でした。何といっても立川には昭和記念公園(東京ドーム約40個分ほどの広さ)があるし、八王子は交通の便が良くて横浜へも富士山の麓の河口湖や富士宮へも電車1本で行ける便利さ。単身赴任ばんざ~いと叫びたくなります。

さて、小樽を離れる際に、道新写真講座の先生に勧められるまま、全国規模の写真コンテストに初応募して、三席と佳作を得たことでかなりの自信となって、それ以来全国規模のコンテストにも応募してみました。そうそう簡単ではないですが、時折入選通知を貰ってニンマリ。以下八王子時代の入選作品を紹介しますが、小樽のコンテストにも引き続き応募しています。

☆小樽写真市展'00 上段・準特選「桜満開」 下段・入選「ミニーちゃんが見ているよ」


多摩川沿いの疏水の両岸には桜並木があります。3月末の赴任直後桜が満開でした。立川の自宅から自転車で10分ほどのところにあります。赤外フィルムを使いました。桜並木も緑の草地も白くなって雰囲気の違った写真となりました。


日野市の高幡不動尊で見かけた親子連れ。露店でほしいものを買ってもらえなかったのか、傘の心棒にかじりついた不満顔の子供がかわいい。

☆北海道写真協会小樽支部写真コンテスト'00 入選「墨田川暮色」


築地の聖路加病院ルーカスタワー47F展望台からの光景。ここの無料展望台も今は閉鎖されたようです。なおトワイライトレッドフィルターを使っています。

☆東立川商店街・ねぶた写真コンテスト 入賞・商店街賞(1等)「無題」


ここの商店街の理事長が青森の木造町出身で、商店街祭りとして木造町から持ち込んだねぶたを引き廻し、二日間にわたりねぶた祭りが開催されます。規模は小さいですが、ねぶたの前後を跳人(はねと)がラッセーラ、ラッセーラと飛び跳ねます。なお私自身、青森支店勤務の折(平成4-6年)ねぶた祭りの跳人として参加したことがあります。

☆京王百草園・梅のフォトコンテスト 入賞「梅見て一杯」


八王子の中心にありながら四季折々色んな草木や花が楽しめます。

☆日本コンクリート工学会・札幌大会フォトコンテスト 入選「夜の高速道路」


浜松町の世界貿易センタービルの展望台から見た光景。すぐそばを高速道路が走っていますが、現在は道路とこのビルの間に大きなビルが出来たためにこの光景は見られません。

☆Galerie GRAND PARIS・新日本百景写真コンテスト 入選「ほおずき市の娘」


浅草ほおずき市で出会った娘さん、高校生で三人連れで来ていましたが、三人同時に撮った画像も、別のコンテストで入選しています。このコンテストはパリのギャラリーが主催し、日本の風景等を募集したものでした。後日フランス語の賞状とパリのギャラリーで行われた展示会の様子の写真が送られてきました。

☆愛犬ふれあいフォトコンテスト 上段・中島真理特別賞(H12年)「お前も食うか?」 下段・佳作(H13年)「僕にも見せて」


初夏の暑い日、高幡不動尊のあじさい祭りでの一コマ。イヌのキャリーボックスを背負っているところを見ると…相当な犬好きかも。


鎌倉の稲村ケ崎に、夕景富士を撮りに行ったときに公園で見かけた一コマ。遠方は由比ガ浜、材木座海岸。

☆浅川サバイバルレースフォトコンテスト 佳作「空き缶拾ったよ」


多摩川の支流、八王子を流れる浅川で、サバイバルレースが行われます。仮装いかだレースです。この年は水量が少なく、途中で降りて空き缶拾いをしているチームがありました。

☆日本鉄鋼連盟・鉄のある生活フォトコンテスト 佳作「青い橋」


日本でもトップクラスの美しい橋と言われている永代橋です。橋自体が青い蛍光灯で飾られています。小西六製(コニカ)のパールと言うセミ判(45㎜×60㎜)カメラで撮影。青味を強調するためにタングステンフィルムを使いました。

☆北海道写真協会小樽支部写真コンテスト'01 準特選「光跡」


お台場のさらに先の船の科学館のある青海で撮影。ここは羽田空港に発着する飛行機の通り道にあたり、長時間露光で飛行機の光跡を写し込んでみました。

☆電気のある生活フォトコンテスト 入選「道路工事標識灯」


先にあげた日本コンクリート工学会の画像を撮影した日、別の窓から見ると、一般道が工事中でした。工事の標識灯が様々な形に設置されていて、おもしろいと思いました。

☆高幡不動尊あじさい祭りフォトコンテスト 上段・入選(H12年)「白いあじさい」 下段・佳作(H13年)「万灯会の儀式」


原版提出したために、連写した隣のカットです。ポジのタングステンフィルムを使いました。


三脚を持たず、感度400のフィルムだったので、映るかどうか不安でしたが、上手い具合にぶれてかえって効果的だったのかも。

☆八王子自然写真コンテスト 入選「落日」


立川もそうですが、八王子市内からは富士山が見える写真撮影ポイントがいくつもあります。PCで検索したところ浅川にかかる平山橋もその一つでした。早速三脚を構え富士山と太陽の点撮りに挑戦しました。時期を調整すれば、太陽が富士山の山頂に落ちるカットも撮れたかもしれません。そこまで凝ることもないので…このフォトコンは丁度転勤ともぶつかり、バタバタしましたが、その後毎年フォトコンの案内が来ますが…

なお上記以外にも多数入選作品がありますが、別の機会に紹介します。なお、その3では、最後の勤務3年間の作品を紹介します。平成14年7月に八王子から最終勤務地札幌支店に赴任しました。その1年後60歳の定年を迎え、2年間の再雇用を経て平成17年8月に完全退職となりました。勤務時代は、身近に感じていた札幌も、いざ勤務が無くなると(通勤定期券)…何か遠くなったような…
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写真コンテスト入選作品の中から~その1・H10~12年3月まで

2015-02-02 06:00:00 | フォトコン関係
                                 <H11年小樽潮祭りフォトコンテスト 推薦「踊り終えて」>


このところ天気の変化が激しく、1週間ほど前は3月上旬並みに暖かさだったのが、直後に台風並みの暴風雪が吹き荒れる。テレビの天気予報では「観測史上初めて」「台風並みに低気圧が…」などという言葉がひっきりなしに飛び出しています。本来なら晴れ間を見て運河周辺など撮影に行きたいとは思っているのですが…。天候の激しい変化に体調がついてゆけず、いつもであれば季節の変わり目に発症する腰痛が、1月下旬に出てしまい、カメラはおろか身動きも出来ないありさま。寒さが安定すれば…

ともかく愚痴になってしまいましたが、新しいネタ不足で、古い画像を引っ張り出してきました。何かの折にFacebookや当ブログで紹介しているかもしれませんが、ご容赦願います。

写真歴は長いのですが、本格的に始めたのが、平成9年に北海道新聞小樽支社の写真講座を受講してからでした。講師の故池田先生に勧められて始めて応募したのが、平成10年10月の小樽写真市展でした。なんと初応募で最高賞の推薦を取ってしまいました。これには、講座の受講を勧めてくれた家内もびっくり。これはあなたの技量ではなく、写真に映り込んでいるネコと娘(次女、当時小5)のお蔭だと。ふ~ん、そうかもしれないと納得しつつ、翌月の北海道写真協会小樽支部写真コンテストでも、推薦。さらに3回目の応募の小樽観光協会写真コンテストでも特選。まぐれも続くものだと…。

前置きはそのくらいにして、フォトコンテスト初応募の平成10年10月から八王子に転勤する12年3月までの入選作品22点の中から選んでみました。


平成10年小樽写真市展 自由の部 推薦「闖入(ちんにゅう)」
2Fでエレクトーンの練習をしている娘を撮ろうとカメラを持って上がると、後ろからネコがついてきました。部屋の戸を開けるや、ネコがエレクトーンに飛び乗り、さらに雛壇に飛び移りました。娘は雛壇を壊されると思い、怒り心頭。ネコはニャ~と得意のポーズ。


同写真市展 自由の部・入選 「お伽の国へようこそ」
帯広市郊外に作られたグリュック王国の園内での一コマ。このグリュック王国もその後数年で廃園となってしまいました。今もその廃墟が残っています(立ち入り禁止)。


北海道写真協会小樽支部写真コンテスト1998 推薦「浮沈」
北海道庁がまるで水に沈みかけているように見えます。当時道庁の不適切な事件が相次ぎ、新聞等で「道庁丸沈没か」などと言われていたころでした。この写真は上下が逆になっているのです。道庁のドームも、鴨も池に映り込んだ虚像です。実際の撮影カットは以下の通りなんです。
<参考>

この通りですと、なんの変哲もないただの写真になってしまいます。逆さまにすることによって視点が全く違ったものとなりました。

3回目のコンテスト応募は、小樽観光協会主催の小樽観光フォトコンですが、当時入選と同時に原版提出が条件でした。なので原版がないのですが連続カットがありますので参考までにあげておきます。


小樽観光協会写真コンテスト 特選「蒸気時計」
バックに見えるのはメルヘン広場にある小樽オルゴール堂の蒸気時計です。春が近いなと言う感じがします。


北海道主催「元気の出る北海道」フォトコンテスト 優秀賞「樹氷林を走る」
赤井川村のキロロスキー場では、山頂付近は氷点下20度を下回ることも珍しくありません。そんな日は一面樹氷に覆われます。このフォトコンテストの裏には、北海道庁は不祥事が相次ぎ、新聞マスコミにかなり叩かれました。心機一転と言う意味も含めて、元気の出る北海道と言うコンテストを実施したのかもしれません。1回こっきりで終わってしまいましたから…


写真道展'99 入選「フェリーが行く」
写真道展に初応募で入選しました。水天宮からフェリーターミナルに入港するフェリーをスローシャッターで撮影しました。


H11年小樽つつじ祭りフォトコンテスト 入選 「琴の音に聞きほれて」
平成10年代中頃まで、小樽市民公園で行われていたつつじ祭りも、市の緊縮財政のあおりを受け、祭そのものが中止となってしまいました。小樽市と道写協小樽支部共催でモデル撮影会も行われていましたが…


'99道の日フォトコンテスト 入選「跨線橋」
道内で行われていたこのフォトコンテストもいつの日からか、中止となってしまいました。なお、画像はJR岩見沢駅横の跨線橋です。今は、岩見沢駅の新築に伴い立派な跨線橋が駅に併設されています。
<参考>

ここにはあげておりませんが、駅舎本体もレンガとかつて使われた線路を組み合わせたとてもモダンな建物です。


北海道高齢者生き生きフォトコンテスト 入選 「笑顔でゴール」
小樽市内の高齢者施設内の運動会の一場面です。


平成11年小樽潮祭り写真コンテスト 推薦「踊り終えて」
花園小学校の児童たちが舞台でYOSAKOIソーランを演舞後集合したところをストロボ一発。後日小樽市の広報課から、次年度のポスターの一部に使うので、ネガを貸してほしいと申し出がありました。ネガを貸しましたが、ポスター製作中に印刷会社が倒産、ネガが行方不明になったと、市から電話一本の謝罪で済まされてしまいました。この画像はたまたまNET上で見かけたものを保存しました。


平成11年小樽市展写真コンテスト 自由の部・準特選「ちょっと失礼」
余市の某観光果樹園の仮設トイレで、果樹園の子供が用を達していました。


同小樽市展写真コンテスト ネイチャーの部・入選 「湖面結氷」
11月初旬寒い日に北海道庁の池が結氷していました。そこの枯れ葉と霜が絵を描いておりました。自然が描いたアートです。


H11年札幌ホワイトイルミネーションフォトコンテスト 入選「月下繚乱」
多重露光で月を取り込みましたが、月を90度ほど回転させればよかったかな…このフォトコンテストもいつの日か中止となってしまいました。


写真道展'00 入選「ジャンプ」
祝津漁港でカメラをぶら下げて歩いていると、地元の子供たちが、飛び込むから撮って、撮ってと言ってきました。このカットは、ビックカメラ札幌店のDPEコーナーに他の作品とともに10年間ほど展示されました。


建設省雪センター創立10周年フォトコンテスト 3席 「水辺のレストラン」
小樽運河雪あかりの路の時の一枚です。H12年3月八王子支店に転勤直前に応募・入選したものです。道新写真講座の先生に勧められ、初めて全国のフォトコンに応募したときの一枚でした。この時、同時に応募した下記の写真が佳作となりました。


同センターフォトコンテスト 佳作 「雪だるま」
実は見つめている子供たちもディスプレーなんです。


転勤直前に初めて全国規模の写真コンテストに応募し、入選したことが励みとなって、新任地東京在勤中もかなり応募しました。それらについては、次回ブログ(その2・H12から14年7月まで)で紹介したいと思います。
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