写真に動感を出す方法として、流し撮り、スローシャッターによる方法について述べてきました。ここでは、静止している被写体に動感を出す方法として、瞬間ズーミングという手を説明しましょう。
標題の画像は「ねぶた」です。このねぶたは青森のねぶたではありません。立川市に住んでいた頃(H12-14)、東立川商店街で撮影したものです。ここの商店街会長が、青森の木造町出身であったため、木造町で使用されたねぶた数基を借り受けたものです。
毎年この商店街で、夏のひと時ねぶた祭りが行われるのです。この時展示しているねぶたを瞬間ズーミングで撮影したものなのです。具体的には、シャッタースピードを、1/30~1/60に設定します。ワイド側でピントを合わせ、シャッターを切る瞬間にズームリングを望遠側に回転させるのです。(H13年東立川商店街ねぶた写真展一等賞)
そうすると、画像は中心部から放射状に外側に流れます。同じようにして撮ったのが下記の機関車です。この機関車は、旧三菱大夕張鉄道を走っていたもので、周辺の炭鉱から石炭を運んでいたものです。
この鉄道は、炭鉱の閉山と共に廃線となりました。かつて放置されたこの鉄道車両も今は、旧南大夕張駅に大夕張鉄道保存会の手で、北海道産業遺産として保守管理されています。
次の画像は、平成15年の小樽うしお祭りで、YOSAKOIソーランのの踊り子を撮影したものです。激しい踊りの中で瞬間ズーミングですから、何十カットも撮影して、成功は1-2枚でした。当時はフィルム撮影でしたから、出来上がりの予測がつかなく、無駄なコマを大量発生させました。
踊り子の中でも、可愛い娘を中心にして撮るのは当然です。この画像の場合、右手前の男性の顔は、トリミングでカットしました。(H15年小樽うしお祭り写真コンテスト特選「躍動」)
さてもう一つ、同じYOSAKOIソーラン祭りの写真ですが、こちらは本場札幌で撮影しました。大通公園会場の沿道の桟敷席から、撮ったものです。北大の学生チーム「縁」の踊り手です。この時は瞬間ズーミングと同時にストロボを発光させております。ストロボによって踊り手の輪郭が出てくるからです。
躍動感が出ていい写真かなとは思いますが、右下に空白部分が出来たのが残念でした。H17年の道写真協会小樽支部写真コンテストでも、入選どまりでした。
次の画像は、平成19年に行われた「ツールド北海道」で、小樽市内が会場となった時に、歩道橋の上から撮影したもののです。失敗作かもしれません。
予想以上のスピードで坂道を駆け上がってきました。最初からブラして撮影するつもりでしたので、シャッタースピードをどう設定するか迷っていたのです。1/45に設定してズーミングしましたが、自転車のスピードが速すぎて、画像が流れすぎてしまいました。倶楽部の例会でも、講師からぶれすぎと指摘されました。
それを承知で、翌年H20年の「自転車いきいきフォトコンテスト」に応募したところ、努力賞となりました。
以上三回にわたって、写真に動感を出す手法を見てきましたが、デジタル写真が主になった現在では、流し撮りと瞬間ズーミングについては、ソフトで簡単に出来るようになりました。
下の画像は、青森支店に勤務していた(H3-6年)折に撮影したねぶたです。当時写真技術は全くなく、単純に撮影した画像を、PhotoshopCSを使って瞬間ズーミング風に加工したものです(一部トリミングあり)。余りにも上手くできすぎという感じがありますが、それでもボタン一つで、出来るのですから、楽な時代になりましね。
標題の画像は「ねぶた」です。このねぶたは青森のねぶたではありません。立川市に住んでいた頃(H12-14)、東立川商店街で撮影したものです。ここの商店街会長が、青森の木造町出身であったため、木造町で使用されたねぶた数基を借り受けたものです。
毎年この商店街で、夏のひと時ねぶた祭りが行われるのです。この時展示しているねぶたを瞬間ズーミングで撮影したものなのです。具体的には、シャッタースピードを、1/30~1/60に設定します。ワイド側でピントを合わせ、シャッターを切る瞬間にズームリングを望遠側に回転させるのです。(H13年東立川商店街ねぶた写真展一等賞)
そうすると、画像は中心部から放射状に外側に流れます。同じようにして撮ったのが下記の機関車です。この機関車は、旧三菱大夕張鉄道を走っていたもので、周辺の炭鉱から石炭を運んでいたものです。
この鉄道は、炭鉱の閉山と共に廃線となりました。かつて放置されたこの鉄道車両も今は、旧南大夕張駅に大夕張鉄道保存会の手で、北海道産業遺産として保守管理されています。
次の画像は、平成15年の小樽うしお祭りで、YOSAKOIソーランのの踊り子を撮影したものです。激しい踊りの中で瞬間ズーミングですから、何十カットも撮影して、成功は1-2枚でした。当時はフィルム撮影でしたから、出来上がりの予測がつかなく、無駄なコマを大量発生させました。
踊り子の中でも、可愛い娘を中心にして撮るのは当然です。この画像の場合、右手前の男性の顔は、トリミングでカットしました。(H15年小樽うしお祭り写真コンテスト特選「躍動」)
さてもう一つ、同じYOSAKOIソーラン祭りの写真ですが、こちらは本場札幌で撮影しました。大通公園会場の沿道の桟敷席から、撮ったものです。北大の学生チーム「縁」の踊り手です。この時は瞬間ズーミングと同時にストロボを発光させております。ストロボによって踊り手の輪郭が出てくるからです。
躍動感が出ていい写真かなとは思いますが、右下に空白部分が出来たのが残念でした。H17年の道写真協会小樽支部写真コンテストでも、入選どまりでした。
次の画像は、平成19年に行われた「ツールド北海道」で、小樽市内が会場となった時に、歩道橋の上から撮影したもののです。失敗作かもしれません。
予想以上のスピードで坂道を駆け上がってきました。最初からブラして撮影するつもりでしたので、シャッタースピードをどう設定するか迷っていたのです。1/45に設定してズーミングしましたが、自転車のスピードが速すぎて、画像が流れすぎてしまいました。倶楽部の例会でも、講師からぶれすぎと指摘されました。
それを承知で、翌年H20年の「自転車いきいきフォトコンテスト」に応募したところ、努力賞となりました。
以上三回にわたって、写真に動感を出す手法を見てきましたが、デジタル写真が主になった現在では、流し撮りと瞬間ズーミングについては、ソフトで簡単に出来るようになりました。
下の画像は、青森支店に勤務していた(H3-6年)折に撮影したねぶたです。当時写真技術は全くなく、単純に撮影した画像を、PhotoshopCSを使って瞬間ズーミング風に加工したものです(一部トリミングあり)。余りにも上手くできすぎという感じがありますが、それでもボタン一つで、出来るのですから、楽な時代になりましね。
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